上 下
14 / 14
第14話(最終話)

スタートライン

しおりを挟む
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

俺を彩る君の笑み

幸桜
恋愛
高校総体を半年後に控えた冬の朝。 俺の上に〝飛び落ちて〟きたのは────彼女だった。 ────「はっあああああ────っ!!!」 「きゃあああああ────っ!!!」   顔が見えた。横顔? 否、全部見えた。   〝空に浮かぶ女の子〟────(本文より抜粋) 初対面から、なぜか距離の近い後輩の女の子。 いつしか隣に居るのが当たり前になっていく日常、でも気づいたら彼女は俺の前にいた。 背中が見えた。 男なら、女の子の前を走りたい。 その決意が俺の足を動かしていく。 互いに素直で、まっすぐな思いはいつしか平行に、互いを魅せていく。 これはそんな先輩と後輩の、ゴールを目指す青春ラブストーリー 小説家になろうでも公開しています

雨上がりに僕らは駆けていく Part3

平木明日香
恋愛
 1995年に起きたタイムクラッシュにより、世界は形を変えた。  存在しなかったはずの人が存在し、存在するべきだった人が、存在しなくなった。  「彼女」は、そのどちらにも属さない人間だった。  今日という日は、みんな誰もが知っている1日だと思う。  朝起きて会社に出かける人も、宿題に追われている夏休みの子供も、駅のホームに立つ街中の人や、部活帰りの女子高生も。  私もつい先日まではそう思ってた。  例えば今日が西暦の何年でも、夏でも冬でも、いつもと変わらない日常なんだってこと。  だってそうでしょ?  部屋の時計を見れば、顔色ひとつ変えずにアラームの音が鳴る。  カーテンの向こうに広がる街の景色も、雲ひとつない晴れやかな空の青さも、いくつも見てきた当たり前を連れて、今日という日がやって来る。  それが普通なんだって思ってた。  「今日という日」が来ることが。  いつもと変わらない景色を見ることが…。  タイムクラッシュの爆心地、1995年の神戸市の街で、世界の運命は揺らぎ始めた。  それまでにあった世界は失われ、起こるべきはずだった1つの「未来」は、永久にその行方をくらました。  全ては、1つの「過去」を変えたことが原因だった。  1995年1月17日、午前6時。  あの日、あの時刻から、世界のカタチは失われたんだ。

あなたがくれた翼

やまちゃん
恋愛
高校二年の夏、陸上部の神崎秋子は膝の怪我をした。 それ以来、彼女は走れない体となる。 走ることは鳥のように思えた。 そこに自由はあった。 それは全て過去の出来事。 今の状況を誰かに助けて欲しい。 そんな折、写真部の桧山達也からモデルを依頼される。 何度断っても引き下がらない。あまつさえ嫌味を言われる始末。 しかし、桧山の写真を見たとき神崎の心は揺れ動く。

[完結]心の支え

真那月 凜
恋愛
気持ちは変わっていく 周りの人の影響を受けながら少しずつ変化していく 彼女は自分に降りかかった出来事でそれを改めて実感することができた…

【完結】忘れてください

仲 奈華 (nakanaka)
恋愛
愛していた。 貴方はそうでないと知りながら、私は貴方だけを愛していた。 夫の恋人に子供ができたと教えられても、私は貴方との未来を信じていたのに。 貴方から離婚届を渡されて、私の心は粉々に砕け散った。 もういいの。 私は貴方を解放する覚悟を決めた。 貴方が気づいていない小さな鼓動を守りながら、ここを離れます。 私の事は忘れてください。 ※6月26日初回完結  7月12日2回目完結しました。 お読みいただきありがとうございます。

完結 若い愛人がいる?それは良かったです。

音爽(ネソウ)
恋愛
妻が余命宣告を受けた、愛人を抱える夫は小躍りするのだが……

【完結】愛も信頼も壊れて消えた

miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」 王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。 無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。 だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。 婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。 私は彼の事が好きだった。 優しい人だと思っていた。 だけど───。 彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。 ※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。

処理中です...