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17.狙われた少女~ユマ視点~☆☆☆
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「うち、聖女様の行方など知りません。やっ⋯⋯もう、帰って⋯⋯お願いします」
お城の兵士を引き連れた軍服の男は、しつこく聖女様のことを詮索してきた。
それに加えて、すんごくいやらしい目で、うちをじろじろ見てくる。
胸やお尻どころか、まるで、ねちぃっこく全身を舐め回すような目つきなので寒気がした。
「扉から、どけ。逃亡聖女を探す。家の中を検分する」
軍服の男の端正な顔が歪み、言葉の端々が冷たい。
ギロリとうちの顔を見るなり、片手を上げて兵士たちを下がらせる。
「ちょっと、待ってくだ⋯⋯」
「うるさい!」
軍服の男は制止を無視して、うちが閉めようとする扉に革長靴を挟む。
そのまま力任せに扉の主導権を奪うと、ズカズカと勝手にうちん家に入って来た。
「手間をかけさせやがって」
淀みない軍服の男の動作は、まるで他人の家に入り慣れているようだった。手革を外し、馬の長鞭と長剣をテーブルの上に置く。
「なるほどな、深青のミディアム髪で大きな瞳の少女。噂通り、この辺りで一番の器量よしだな」
「噂通りって!? わざわざ、うちを確かめるために来たの?」
軍服の男は扉を閉めると、勝手に打掛錠をかけた。
無言で右手を振りかぶると──
いきなり、うちの頰に何発も平手打ちを食らわせてくる。
「許可なく俺に質問をするな!」
「はうっ、痛い、痛っ、んぁ、っ⋯⋯っ!?」
全くの他人なのに、幼子折檻のように簡単に手を上げてくる凶暴性。
暴力で屈服させようとする軍服の男に、まともに反論もできなくなった。
恐怖と痛みで身体がすくみ、動けなくなってしまう。
「ふっ、ついムキになってしまった。悪い。俺は誰かさんと違って、ポイ捨てしないから安心しろ」
「⋯⋯ううぅ⋯⋯っ」
ほんの数瞬後には、床に押し倒されていた。
背中の下の冷たい感触が、これから起こることを暗示するかのように薄気味悪い。
(⋯⋯ロンダル王国、親衛隊の紋章⋯⋯)
頭がくらくらする中、瞳に映る紋章。
王国正規の親衛隊員による乱暴。
規則や法を守る側なのに意味分かんない。このどうしょうもない状況に涙が流れた。
「へっ、俺は親衛隊のネイホフ様だ。大人しく観念したか?」
「ひゃっっ!」
軍服の男は耳もとで名前を囁くと、叩かれて熱を持った耳に熱い息を吹きかけてくる。ねっちょり舐めるように噛む。
うちがキッと睨みつけても、ヘラヘラして耳を唇で挟んでくる。
「さぁ、ワイルドにいこうか」
「きゃぁぁああああ!!」
親衛隊のネイホフと名乗った男は、うちの紺色のチュニックに手をかけると、ビリビリに引き裂いた。
ゾッとする悪寒と、急に素肌に触れる外気も襲ってくる。
「いい声だ。小ぶりなおっぱいもいい」
「やっ! 見ないで! 見ないでぇぇ! お願いっ!」
うちがおっぱいを隠すよりも早く手を掴むと、両手首を持ち、ネイホフは不気味な笑みを返してくる。
おっぱいをブラごと揉み上げられちゃう。
恐怖と喜悦の荒波が、身体の芯に電流のように流れた。
「バニラのように甘くて、いい匂いだ。まだ未成熟な少女。赤ん坊みたいな乳臭さもいいな」
「ひぃいっ⋯⋯どっ! 匂い嗅ぐなっ!!」
鼻が広がってて、うちの体臭をかがれちゃう。いや、腋も嗅がれちゃった。
(しかもピンポイントで腋も⋯⋯怖い怖い怖いほん怖っ)
欲望に満ちた声に鳥肌が立つ。
けれど、強い力で手首を持たれ、振りほどけない。
逃げれない。
「やめて、いやっ、いっ、いやぁぁぁぁぁぁっ!」
唇の端がいやらしく釣り上がった笑みで、顔を近づけてくる。
血走った獣欲な目と理不尽な暴力が恐ろしくて、動きを封じられてしまう。
「あぁ⋯⋯ああ、やっ、いや、んんっ、やっ、恥ずかしいよぉ!」
さらに、おっぱいを強く鷲摑んできた。
成熟途中のおっぱいが、布地を盛り上げている。手を振りほどこうと必死にもがく。
キスを迫るのをなんとか避けるため、首を振り続ける。
もう、自分の力だけでは脱せない無力感に、瞳が潤んで唇がわなわな震えた。
(もぅ、空元気もない⋯⋯ナディア様⋯⋯助けて)
女神様の奇蹟より──
愛らしい笑顔の聖女様が脳裏に浮かぶ。
「そんなに、怖がるなよ。まだまだ、これからだぜ」
ネイホフの優しくなだめてくるような顔も怖かった。
涙で滲んだ視界で、いやいやと首を横に振る。
息が荒くなり、頰が涙で濡れた。
ブラを外され、おっぱいを揉みくちゃにされてく。手のひらで何度も突起が刺激され硬くなっちゃう。
「んっ⋯⋯そこ、やっ⋯⋯」
「薄紅色の小さな乳首。柔らかなおっぱい。大きさも成長期だな」
右手がお腹を撫で回し下腹部に伸びてきた。
生温かい手の体温が伝わってくる。
不思議と下腹部も熱を帯びてきた。
せめて、アソコを守るため内股ぴったりにして下腹部へ伸びる男の手を拒もうとする。
「どうして、親衛隊員の方がこんなこと」
「ははっ、お前は知らないのか? 王太子は父親である現王より、視野が狭く発想も貧弱、さらに家臣への心配りなど無いんだよ」
「そんなの⋯⋯うち、知らない⋯⋯」
「自分が捨てた聖女を、家臣に捜索させるような男に仕えてみろ!」
ネイホフの言葉にふるふると首を振るが、乱暴をやめる素振りはなかった。
(ただの八つ当たりなの⋯⋯酷い⋯⋯)
うちに跨ったまま、ネイホフはズンと仁王立ちする。
おもむろに軍ベルトを外し、ズボンを脱ぎ捨ておちんちんを出す。
「ほらぁ、さっさと咥えろよ。お前の唇で奉仕するんだ」
涼しい顔で勝ち誇ったように見下ろしてくる。容赦なくうちの髪を引っ張り、身体を起こしてく。
「い⋯⋯いやっ⋯⋯」
「健気に嫌がって、やはり初めてだよな」
ネイホフの前に跪かされ、そそり立つ大きなおちんちんから視線をそらす。
そっと目を閉じ、悪夢なら覚めるのを祈って手をギュッと握った。
「へへ、焦らすなよ」
「いや、い、いやぁぁぁっ!」
けれど、抵抗むなしく、ネイホフは強い力でうちの頭を正面に向かせる。
どんなに泣き叫んで懇願しても、振りほどこうとしても無駄だった。
下を向いても顎をつかまれ、強引に上を向かされる。
「困ったな、往生際が悪い娘は」
さらに性感に昂ぶった男の匂いは、本能的に羞恥を煽ってきていた。
アソコの熱に戸惑う。
男は無理やり、おちんちんを目の前に押しつけてくる。
(おじいちゃんのより亀頭が大きい⋯⋯)
たまに、おじいちゃんと一緒に温泉入って背中を流してあげてた。
先端まで皮をかぶった可愛い棒。
堂々とぶらぶらさせているから、気になってチラチラ見ちゃってた。
(でも、今は全然違う⋯⋯)
ネイホフのは圧倒的な存在感。
暗い情念のようなオーラを纏い、へそに付きそうなぐらい反り返っている。
(⋯⋯怖い、怖いよ)
膨張して赤黒くて血管も見えた。
もう濡れてテカテカしている。
「そんな⋯⋯」
眉を歪めて見上げると、顎を指先でクイッと動かし、早く咥えろとばかりに急かしてくる。
「⋯⋯う、ううっ」
無言の圧力をかけられ、どうすることもできなかった。流れる涙を拭う手を取られて、硬いおちんちんを握らされる。
さっきより亀頭は淫靡な液を帯びて輝き、ぴくぴく脈打っていた。
「おい、歯を立てるなよ」
「ん、うっ」
唇を先端へ押しつけられ、肉傘へ唇をかぶせていく。初めて間近で嗅ぐ強烈な男の匂いに蒸せた。
生温かい先端が、口内の粘膜に擦れる。
「手も使え、玉裏も吸いながら舐めろ」
「ぴちゅ、ふぅぷっ、にゅちゅ、ぴゅぷ、れろぉっ!」
そっと手で袋を包み込みながら、チロチロと舌を付ける。舐めてから袋の皮を吸い込み、舌で舐め回した。
「うぅ⋯⋯」
舌で玉裏を刺激すると、鈴口がわなないた。
そこから透明な滴が垂れてく。恐る恐る敏感でヌルヌルッな棒を、柔らかく手で包み擦る。
すじ裏を舐めるとおちんちんがビクビクと痙攣した。
「くうっ⋯⋯こっちも舐めろ」
うちの頭を両手で押さえつけ、自ら亀頭へと口を持っていく。
せめてもの抵抗で、右手の肉塊から視線をそらす。
「もっと、奥まで咥えろ」
「うう、うう、ん、んんんっ」
急に男が腰を前に出す。口いっぱいに咥えさせられ、目を閉じると大粒の涙が溢れ、頰に流れ落ちた。
苦しくって首を左右に振るけれど、頭を前に押され、もっと深く深くへと咥えさそうとしてくる。
(ああ、だめ⋯⋯無理無理無理)
口の中の肉塊を吐き出すこともできない。
男の力と欲望に責められ、絶望感が胸を締つける。
「反応悪いな。まぁ、初めてなら、仕方ないか。いくぞ」
「ぐ、ううううぅ、うぐっ、うぅぅ」
ネイホフは憐れむように言うと、一気におちんちんを喉奥に突っ込んでくる。
「ふぅー、ふぅー」
(んんん、あご外れちゃうっ)
うちは喉奥に亀頭を入れられて、口内を掻き回された。嘔吐感に苦しみながら、うめき声を上げることしかできなくなってしまう。
「いいぞ。いいぞ」
「んんっ、じゅぼっ、んぶっ、じゅっぶ!!」
(⋯⋯息、できないっ)
剥き出しの亀頭を舌で弄ると、プルプル興奮気味になる。
ますます、ネイホフはおちんちんを膨張させては擦りつけてくる。
「お前も頭を前後に動かすんだ」
「う、んぐぅっ、うぐっ」
(く、くるし、助けて⋯⋯)
涙いっぱいの目で見上げながらも、嫌な命令に従うしかなくなっちゃう。頭を持った両手に導かれ、前後に動かす。
「舌も使え、唇もだ⋯⋯あぁ」
チロチロと亀頭を舐めると、ネイホフはビクビク腰を震わせる。
太ももの筋肉も揺れ、足の位置を変えた。
(⋯⋯もしかして、一度達してしまえば、満足して終わるかもしれない⋯⋯)
ほんの僅かな希望にすがる。
肉胴を唇で締めつけ、一生懸命に頭を動かすのを速めた。
「うう、ん、はうぅ、ふう、んう」
「おお!? 上手くなってきたな」
頭を振り、おちんちんを音を立てて吸引する。根元は指で擦った。口内が肉塊でいっぱいになり、熱くなる。
「うおぉぉぉ! いいぞ!」
「んぐぅ、うぐっ、うううぅ」
鼻息荒く、ネイホフは歓喜の声を漏らす。
うちは促されるように頰を窄め、吸引力を高め、締めつけながら粘膜に包んだ。
「おらぁああ! イクぞっ!」
頭を掴むと猛烈な勢いに任せ、ネイホフはおちんちんを根元まで突っ込んでくる。
──どくどくうぅっっ!!
雄叫びとともに、うちの喉奥で熱い何かが大量に弾けた。
「そら、飲め飲め飲め飲んで」
「おぐ、けほっ、けほっ、うぅっう、ゴ、ゴクッ!」
(ああ⋯⋯苦いぃ、や⋯⋯ああぁっ⋯⋯)
ネイホフに頭を持たれ上に向かされる。無理やり全部飲むように激しく腰を揺らしてくる。
生臭い感じが、口内いっぱいに広がってきちゃう。
力が抜けたようなネイホフが、ゆっくりおちんちんを引き抜いていく。
飲みきれなかった白濁液が唇から垂れ、ぽたぽたと床に落ちた──。
お城の兵士を引き連れた軍服の男は、しつこく聖女様のことを詮索してきた。
それに加えて、すんごくいやらしい目で、うちをじろじろ見てくる。
胸やお尻どころか、まるで、ねちぃっこく全身を舐め回すような目つきなので寒気がした。
「扉から、どけ。逃亡聖女を探す。家の中を検分する」
軍服の男の端正な顔が歪み、言葉の端々が冷たい。
ギロリとうちの顔を見るなり、片手を上げて兵士たちを下がらせる。
「ちょっと、待ってくだ⋯⋯」
「うるさい!」
軍服の男は制止を無視して、うちが閉めようとする扉に革長靴を挟む。
そのまま力任せに扉の主導権を奪うと、ズカズカと勝手にうちん家に入って来た。
「手間をかけさせやがって」
淀みない軍服の男の動作は、まるで他人の家に入り慣れているようだった。手革を外し、馬の長鞭と長剣をテーブルの上に置く。
「なるほどな、深青のミディアム髪で大きな瞳の少女。噂通り、この辺りで一番の器量よしだな」
「噂通りって!? わざわざ、うちを確かめるために来たの?」
軍服の男は扉を閉めると、勝手に打掛錠をかけた。
無言で右手を振りかぶると──
いきなり、うちの頰に何発も平手打ちを食らわせてくる。
「許可なく俺に質問をするな!」
「はうっ、痛い、痛っ、んぁ、っ⋯⋯っ!?」
全くの他人なのに、幼子折檻のように簡単に手を上げてくる凶暴性。
暴力で屈服させようとする軍服の男に、まともに反論もできなくなった。
恐怖と痛みで身体がすくみ、動けなくなってしまう。
「ふっ、ついムキになってしまった。悪い。俺は誰かさんと違って、ポイ捨てしないから安心しろ」
「⋯⋯ううぅ⋯⋯っ」
ほんの数瞬後には、床に押し倒されていた。
背中の下の冷たい感触が、これから起こることを暗示するかのように薄気味悪い。
(⋯⋯ロンダル王国、親衛隊の紋章⋯⋯)
頭がくらくらする中、瞳に映る紋章。
王国正規の親衛隊員による乱暴。
規則や法を守る側なのに意味分かんない。このどうしょうもない状況に涙が流れた。
「へっ、俺は親衛隊のネイホフ様だ。大人しく観念したか?」
「ひゃっっ!」
軍服の男は耳もとで名前を囁くと、叩かれて熱を持った耳に熱い息を吹きかけてくる。ねっちょり舐めるように噛む。
うちがキッと睨みつけても、ヘラヘラして耳を唇で挟んでくる。
「さぁ、ワイルドにいこうか」
「きゃぁぁああああ!!」
親衛隊のネイホフと名乗った男は、うちの紺色のチュニックに手をかけると、ビリビリに引き裂いた。
ゾッとする悪寒と、急に素肌に触れる外気も襲ってくる。
「いい声だ。小ぶりなおっぱいもいい」
「やっ! 見ないで! 見ないでぇぇ! お願いっ!」
うちがおっぱいを隠すよりも早く手を掴むと、両手首を持ち、ネイホフは不気味な笑みを返してくる。
おっぱいをブラごと揉み上げられちゃう。
恐怖と喜悦の荒波が、身体の芯に電流のように流れた。
「バニラのように甘くて、いい匂いだ。まだ未成熟な少女。赤ん坊みたいな乳臭さもいいな」
「ひぃいっ⋯⋯どっ! 匂い嗅ぐなっ!!」
鼻が広がってて、うちの体臭をかがれちゃう。いや、腋も嗅がれちゃった。
(しかもピンポイントで腋も⋯⋯怖い怖い怖いほん怖っ)
欲望に満ちた声に鳥肌が立つ。
けれど、強い力で手首を持たれ、振りほどけない。
逃げれない。
「やめて、いやっ、いっ、いやぁぁぁぁぁぁっ!」
唇の端がいやらしく釣り上がった笑みで、顔を近づけてくる。
血走った獣欲な目と理不尽な暴力が恐ろしくて、動きを封じられてしまう。
「あぁ⋯⋯ああ、やっ、いや、んんっ、やっ、恥ずかしいよぉ!」
さらに、おっぱいを強く鷲摑んできた。
成熟途中のおっぱいが、布地を盛り上げている。手を振りほどこうと必死にもがく。
キスを迫るのをなんとか避けるため、首を振り続ける。
もう、自分の力だけでは脱せない無力感に、瞳が潤んで唇がわなわな震えた。
(もぅ、空元気もない⋯⋯ナディア様⋯⋯助けて)
女神様の奇蹟より──
愛らしい笑顔の聖女様が脳裏に浮かぶ。
「そんなに、怖がるなよ。まだまだ、これからだぜ」
ネイホフの優しくなだめてくるような顔も怖かった。
涙で滲んだ視界で、いやいやと首を横に振る。
息が荒くなり、頰が涙で濡れた。
ブラを外され、おっぱいを揉みくちゃにされてく。手のひらで何度も突起が刺激され硬くなっちゃう。
「んっ⋯⋯そこ、やっ⋯⋯」
「薄紅色の小さな乳首。柔らかなおっぱい。大きさも成長期だな」
右手がお腹を撫で回し下腹部に伸びてきた。
生温かい手の体温が伝わってくる。
不思議と下腹部も熱を帯びてきた。
せめて、アソコを守るため内股ぴったりにして下腹部へ伸びる男の手を拒もうとする。
「どうして、親衛隊員の方がこんなこと」
「ははっ、お前は知らないのか? 王太子は父親である現王より、視野が狭く発想も貧弱、さらに家臣への心配りなど無いんだよ」
「そんなの⋯⋯うち、知らない⋯⋯」
「自分が捨てた聖女を、家臣に捜索させるような男に仕えてみろ!」
ネイホフの言葉にふるふると首を振るが、乱暴をやめる素振りはなかった。
(ただの八つ当たりなの⋯⋯酷い⋯⋯)
うちに跨ったまま、ネイホフはズンと仁王立ちする。
おもむろに軍ベルトを外し、ズボンを脱ぎ捨ておちんちんを出す。
「ほらぁ、さっさと咥えろよ。お前の唇で奉仕するんだ」
涼しい顔で勝ち誇ったように見下ろしてくる。容赦なくうちの髪を引っ張り、身体を起こしてく。
「い⋯⋯いやっ⋯⋯」
「健気に嫌がって、やはり初めてだよな」
ネイホフの前に跪かされ、そそり立つ大きなおちんちんから視線をそらす。
そっと目を閉じ、悪夢なら覚めるのを祈って手をギュッと握った。
「へへ、焦らすなよ」
「いや、い、いやぁぁぁっ!」
けれど、抵抗むなしく、ネイホフは強い力でうちの頭を正面に向かせる。
どんなに泣き叫んで懇願しても、振りほどこうとしても無駄だった。
下を向いても顎をつかまれ、強引に上を向かされる。
「困ったな、往生際が悪い娘は」
さらに性感に昂ぶった男の匂いは、本能的に羞恥を煽ってきていた。
アソコの熱に戸惑う。
男は無理やり、おちんちんを目の前に押しつけてくる。
(おじいちゃんのより亀頭が大きい⋯⋯)
たまに、おじいちゃんと一緒に温泉入って背中を流してあげてた。
先端まで皮をかぶった可愛い棒。
堂々とぶらぶらさせているから、気になってチラチラ見ちゃってた。
(でも、今は全然違う⋯⋯)
ネイホフのは圧倒的な存在感。
暗い情念のようなオーラを纏い、へそに付きそうなぐらい反り返っている。
(⋯⋯怖い、怖いよ)
膨張して赤黒くて血管も見えた。
もう濡れてテカテカしている。
「そんな⋯⋯」
眉を歪めて見上げると、顎を指先でクイッと動かし、早く咥えろとばかりに急かしてくる。
「⋯⋯う、ううっ」
無言の圧力をかけられ、どうすることもできなかった。流れる涙を拭う手を取られて、硬いおちんちんを握らされる。
さっきより亀頭は淫靡な液を帯びて輝き、ぴくぴく脈打っていた。
「おい、歯を立てるなよ」
「ん、うっ」
唇を先端へ押しつけられ、肉傘へ唇をかぶせていく。初めて間近で嗅ぐ強烈な男の匂いに蒸せた。
生温かい先端が、口内の粘膜に擦れる。
「手も使え、玉裏も吸いながら舐めろ」
「ぴちゅ、ふぅぷっ、にゅちゅ、ぴゅぷ、れろぉっ!」
そっと手で袋を包み込みながら、チロチロと舌を付ける。舐めてから袋の皮を吸い込み、舌で舐め回した。
「うぅ⋯⋯」
舌で玉裏を刺激すると、鈴口がわなないた。
そこから透明な滴が垂れてく。恐る恐る敏感でヌルヌルッな棒を、柔らかく手で包み擦る。
すじ裏を舐めるとおちんちんがビクビクと痙攣した。
「くうっ⋯⋯こっちも舐めろ」
うちの頭を両手で押さえつけ、自ら亀頭へと口を持っていく。
せめてもの抵抗で、右手の肉塊から視線をそらす。
「もっと、奥まで咥えろ」
「うう、うう、ん、んんんっ」
急に男が腰を前に出す。口いっぱいに咥えさせられ、目を閉じると大粒の涙が溢れ、頰に流れ落ちた。
苦しくって首を左右に振るけれど、頭を前に押され、もっと深く深くへと咥えさそうとしてくる。
(ああ、だめ⋯⋯無理無理無理)
口の中の肉塊を吐き出すこともできない。
男の力と欲望に責められ、絶望感が胸を締つける。
「反応悪いな。まぁ、初めてなら、仕方ないか。いくぞ」
「ぐ、ううううぅ、うぐっ、うぅぅ」
ネイホフは憐れむように言うと、一気におちんちんを喉奥に突っ込んでくる。
「ふぅー、ふぅー」
(んんん、あご外れちゃうっ)
うちは喉奥に亀頭を入れられて、口内を掻き回された。嘔吐感に苦しみながら、うめき声を上げることしかできなくなってしまう。
「いいぞ。いいぞ」
「んんっ、じゅぼっ、んぶっ、じゅっぶ!!」
(⋯⋯息、できないっ)
剥き出しの亀頭を舌で弄ると、プルプル興奮気味になる。
ますます、ネイホフはおちんちんを膨張させては擦りつけてくる。
「お前も頭を前後に動かすんだ」
「う、んぐぅっ、うぐっ」
(く、くるし、助けて⋯⋯)
涙いっぱいの目で見上げながらも、嫌な命令に従うしかなくなっちゃう。頭を持った両手に導かれ、前後に動かす。
「舌も使え、唇もだ⋯⋯あぁ」
チロチロと亀頭を舐めると、ネイホフはビクビク腰を震わせる。
太ももの筋肉も揺れ、足の位置を変えた。
(⋯⋯もしかして、一度達してしまえば、満足して終わるかもしれない⋯⋯)
ほんの僅かな希望にすがる。
肉胴を唇で締めつけ、一生懸命に頭を動かすのを速めた。
「うう、ん、はうぅ、ふう、んう」
「おお!? 上手くなってきたな」
頭を振り、おちんちんを音を立てて吸引する。根元は指で擦った。口内が肉塊でいっぱいになり、熱くなる。
「うおぉぉぉ! いいぞ!」
「んぐぅ、うぐっ、うううぅ」
鼻息荒く、ネイホフは歓喜の声を漏らす。
うちは促されるように頰を窄め、吸引力を高め、締めつけながら粘膜に包んだ。
「おらぁああ! イクぞっ!」
頭を掴むと猛烈な勢いに任せ、ネイホフはおちんちんを根元まで突っ込んでくる。
──どくどくうぅっっ!!
雄叫びとともに、うちの喉奥で熱い何かが大量に弾けた。
「そら、飲め飲め飲め飲んで」
「おぐ、けほっ、けほっ、うぅっう、ゴ、ゴクッ!」
(ああ⋯⋯苦いぃ、や⋯⋯ああぁっ⋯⋯)
ネイホフに頭を持たれ上に向かされる。無理やり全部飲むように激しく腰を揺らしてくる。
生臭い感じが、口内いっぱいに広がってきちゃう。
力が抜けたようなネイホフが、ゆっくりおちんちんを引き抜いていく。
飲みきれなかった白濁液が唇から垂れ、ぽたぽたと床に落ちた──。
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