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挿話
We will live together for the rest of our lives. ~ side 達樹
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時系列としては本編終章後の挿話「I swear by you.」の後日譚です。お楽しみいただけますように。
◇◇◇
ぱちゃん、コツッ、と。水溜まりを叩く音と、僅かに荒い吐息が耳に届く。
「ごめん、達樹。待った?」
穏やかに名を呼ばれ、上げた視線。目の前には左手の薬指に虹色の光を灯した愛しいひと。先ほどの音と、微かに上気した頬、肩が上下する速度から推測するにオフィスビルからこの――いつも待ち合わせしている交差点まで駆けてきてくれたのだろう。
「……いえ。大丈夫ですよ」
パラパラと空から落ちてくる雫。それぞれが差している傘に当たって反響していくその音に紛れないようにいつもよりも声を張り上げた。自分が差していた傘を閉じて骨組みを纏め、彼女が差している傘の持ち手に手を伸ばす。
俺の動作に一瞬怯んだような真梨さんだったけれど、その様子を無視して半ば強引に傘を奪い取った。婚約したとはいえ、彼女が『相合傘』であるこの状態を恥ずかしいと感じているのは明白。ふっと口元を緩ませて空いた手をするりと伸ばし、彼女の手を握り締める。僅かに揺れ動いた身体と火照った手のひらの熱さが、真梨さんの感情の全てを表しているようだった。
相変わらず、極度の恥ずかしがり屋な彼女。素直でない、不器用なひと。それでも――俺にとっては世界一大切な、ひと。
下がる目元を隠すこともせず、けれどもそのまま何事もなかったかのように足を動かしていく。そうして、固まった彼女の思考回路を解すように小さく問いかけた。
「面談、どうでしたか」
傘に当たる軽やかな雨音に、ふたり分の足音も紛れていく。視界の端に映り込む彼女は耳を赤くしながら明後日の方向を見つめて、雨音に紛れるように小さく声を発した。
「……このまま仕事は続けるのか、とか…そういったことを確認されただけ」
先週。一瀬さん――もう『邨上さん』と呼ぶべきか。彼らの結婚式の日に、俺は彼女にプロポーズをした。今週は仕事の合間を縫って両家それぞれに挨拶に行った。両家ともに反対されず、あっけないほどとんとん拍子で事が進んだ。
そして、週末である今日、それぞれの上司に報告をした。真梨さんは終業後、人事部の山崎部長に呼び出されたらしい。急遽面談になったから帰りは遅くなる、というメッセージを貰った昼休みには、食事を取りながら一体何事かとひどく驚いた。午後、営業先に電話をかけながら悶々と考え込み――極東商社では女性の社会進出に伴って結婚後も働き続ける女性社員も増えてきたが、寿退社を選択する女性も一定数いる。そのことに係る面談だろう……という結論に達し安堵したのだ。俺が導き出した結論は正しかったのだと理解し、ほぅ、と小さく吐息を吐き出した。
繋いだ手のひらから真梨さんの少しばかり早い鼓動が伝わってくる。女性らしくしなやかだけれど、ところどころに火傷や傷が残り、爪先も短く整えられている彼女の手。
大学時代。流されて遊び散らかしてきた女性は、ほぼ全員。キラリと艶を放つジェルネイルで彩られ爪先まで丁寧に整えられた手をしていた。美しさで言えば彼女らの手の方が上なのかもしれない。けれども俺にとっては、真梨さんの傷だらけのこの小さな手がとても愛おしく感じる。
「……ご実家のこともありますし、少しゆっくりなさったらいいと思っているんですけど」
パラパラと傘に反射する雨音。穏やかな時間を演出するかのようなその音に紛れるように。俺は、俺の想いを小さく吐き出した。
どこまでも不器用な真梨さんの事だから。俺が何かを求めればそれに応えようとする。自分の意思や願いを押し込めて。
痛くても、苦しくても。心が引き裂かれそうでも、どれほど辛くても。真梨さんはそういうひとなのだ。
自分を失いあやふやだったあの日の記憶を辿るけれど、真梨さんにとって文字通り『初めて』だったはずのあの夜ですら制止の声は聞かれなかった。彼女と日常を共にするようになって、確信を抱いた。いつだって彼女は自分を犠牲にして生きてきたのだと。
会社では自分の意見を押し通すようにみえて、噛み砕いていけばそれは他人のためであること。それを隠すために敢えて強気な態度を崩さないようにしていること。唯一のストレス発散方法が野外フェスに行くこと、だったり。俺には『我慢しないで』と言ってくるのに、平日は仕事をして土日は実家の料亭の加勢に行っていることが多い真梨さん自身は、自分のやりたいことを我慢しているのではないだろうか、と。ずっとずっと、そう考えていた。
ぱちゃん、と。俺の革靴が水溜まりを叩く音が響いた。その音とともに、ふたり分の足音が止む。俺たちの間には――ひとつの傘に当たって反響する、優しくやわらかい雨音だけが響いている。
「俺は……これから先も、ずっと。真梨さんに我慢しないで欲しいと思っているので」
ぎゅ、と。繋いだ手のひらを握り締めて、真っ直ぐに。俺の想いが伝わるように、真横の真梨さんに視線を向けた。
我慢しないで欲しい。無理をしなくていい。等身大の彼女に、俺は触れたい。苦しければ、辛ければ、言って欲しい。
彼女は日々ハードワークともいえる時間を過ごしている。そんな日々が辛いと感じていても、それを彼女は決して口にすることはないだろう。……誘導尋問のようなこのやり口が卑怯だということもわかってはいる。心の中でそんな風に独り言ち、真梨さんの瞳をじっと見つめた。
◇◇◇
ぱちゃん、コツッ、と。水溜まりを叩く音と、僅かに荒い吐息が耳に届く。
「ごめん、達樹。待った?」
穏やかに名を呼ばれ、上げた視線。目の前には左手の薬指に虹色の光を灯した愛しいひと。先ほどの音と、微かに上気した頬、肩が上下する速度から推測するにオフィスビルからこの――いつも待ち合わせしている交差点まで駆けてきてくれたのだろう。
「……いえ。大丈夫ですよ」
パラパラと空から落ちてくる雫。それぞれが差している傘に当たって反響していくその音に紛れないようにいつもよりも声を張り上げた。自分が差していた傘を閉じて骨組みを纏め、彼女が差している傘の持ち手に手を伸ばす。
俺の動作に一瞬怯んだような真梨さんだったけれど、その様子を無視して半ば強引に傘を奪い取った。婚約したとはいえ、彼女が『相合傘』であるこの状態を恥ずかしいと感じているのは明白。ふっと口元を緩ませて空いた手をするりと伸ばし、彼女の手を握り締める。僅かに揺れ動いた身体と火照った手のひらの熱さが、真梨さんの感情の全てを表しているようだった。
相変わらず、極度の恥ずかしがり屋な彼女。素直でない、不器用なひと。それでも――俺にとっては世界一大切な、ひと。
下がる目元を隠すこともせず、けれどもそのまま何事もなかったかのように足を動かしていく。そうして、固まった彼女の思考回路を解すように小さく問いかけた。
「面談、どうでしたか」
傘に当たる軽やかな雨音に、ふたり分の足音も紛れていく。視界の端に映り込む彼女は耳を赤くしながら明後日の方向を見つめて、雨音に紛れるように小さく声を発した。
「……このまま仕事は続けるのか、とか…そういったことを確認されただけ」
先週。一瀬さん――もう『邨上さん』と呼ぶべきか。彼らの結婚式の日に、俺は彼女にプロポーズをした。今週は仕事の合間を縫って両家それぞれに挨拶に行った。両家ともに反対されず、あっけないほどとんとん拍子で事が進んだ。
そして、週末である今日、それぞれの上司に報告をした。真梨さんは終業後、人事部の山崎部長に呼び出されたらしい。急遽面談になったから帰りは遅くなる、というメッセージを貰った昼休みには、食事を取りながら一体何事かとひどく驚いた。午後、営業先に電話をかけながら悶々と考え込み――極東商社では女性の社会進出に伴って結婚後も働き続ける女性社員も増えてきたが、寿退社を選択する女性も一定数いる。そのことに係る面談だろう……という結論に達し安堵したのだ。俺が導き出した結論は正しかったのだと理解し、ほぅ、と小さく吐息を吐き出した。
繋いだ手のひらから真梨さんの少しばかり早い鼓動が伝わってくる。女性らしくしなやかだけれど、ところどころに火傷や傷が残り、爪先も短く整えられている彼女の手。
大学時代。流されて遊び散らかしてきた女性は、ほぼ全員。キラリと艶を放つジェルネイルで彩られ爪先まで丁寧に整えられた手をしていた。美しさで言えば彼女らの手の方が上なのかもしれない。けれども俺にとっては、真梨さんの傷だらけのこの小さな手がとても愛おしく感じる。
「……ご実家のこともありますし、少しゆっくりなさったらいいと思っているんですけど」
パラパラと傘に反射する雨音。穏やかな時間を演出するかのようなその音に紛れるように。俺は、俺の想いを小さく吐き出した。
どこまでも不器用な真梨さんの事だから。俺が何かを求めればそれに応えようとする。自分の意思や願いを押し込めて。
痛くても、苦しくても。心が引き裂かれそうでも、どれほど辛くても。真梨さんはそういうひとなのだ。
自分を失いあやふやだったあの日の記憶を辿るけれど、真梨さんにとって文字通り『初めて』だったはずのあの夜ですら制止の声は聞かれなかった。彼女と日常を共にするようになって、確信を抱いた。いつだって彼女は自分を犠牲にして生きてきたのだと。
会社では自分の意見を押し通すようにみえて、噛み砕いていけばそれは他人のためであること。それを隠すために敢えて強気な態度を崩さないようにしていること。唯一のストレス発散方法が野外フェスに行くこと、だったり。俺には『我慢しないで』と言ってくるのに、平日は仕事をして土日は実家の料亭の加勢に行っていることが多い真梨さん自身は、自分のやりたいことを我慢しているのではないだろうか、と。ずっとずっと、そう考えていた。
ぱちゃん、と。俺の革靴が水溜まりを叩く音が響いた。その音とともに、ふたり分の足音が止む。俺たちの間には――ひとつの傘に当たって反響する、優しくやわらかい雨音だけが響いている。
「俺は……これから先も、ずっと。真梨さんに我慢しないで欲しいと思っているので」
ぎゅ、と。繋いだ手のひらを握り締めて、真っ直ぐに。俺の想いが伝わるように、真横の真梨さんに視線を向けた。
我慢しないで欲しい。無理をしなくていい。等身大の彼女に、俺は触れたい。苦しければ、辛ければ、言って欲しい。
彼女は日々ハードワークともいえる時間を過ごしている。そんな日々が辛いと感じていても、それを彼女は決して口にすることはないだろう。……誘導尋問のようなこのやり口が卑怯だということもわかってはいる。心の中でそんな風に独り言ち、真梨さんの瞳をじっと見つめた。
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