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外伝/I'll be with you in the spring.

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 片桐柾臣視点にてストーリーが進みます。時系列としては挿話『The night is long that never finds the day.』から少し後のエピソードです。お楽しみ頂けましたら幸いです。




 - - - - - - - - -




 ざぁっと音を立てて、穏やかな風が吹き抜けた。開花したての桜の花びらが散って、ひらひらと。開放的な作りのテラス席に舞い落ちていく。

「……日本の婚姻届って、思ってたよりシンプルなのね」

 婚姻届を貰った市役所の近くにあるカフェ。テラス席の椅子に腰かけて脚を組み、頬杖をついたまま書類を眺めていた……カナさんの第一声。ここは人気のカフェのようで、平日の昼間だというのに意外と混んでいた。ざわざわとした喧騒の中、注文したサンドイッチやドリンクが乗ったトレーを手に持ってカナさんの正面の席に回る。

「ここから先の書類が複雑なんだって、松本まつもとさんも言ってたでしょ?」

 カナさんの渋い表情を眺めて苦笑しつつ、カタリと小さな音を立ててトレーをテーブルの中央に置いた。カナさんが注文したハムエッグサンドと季節限定のスムージーを彼女の前に差し出し、俺も椅子に腰を下ろす。


 カナさんに―――俺の苗字が欲しい、と言われて。それを承諾して、あれから1ヶ月が過ぎようとしている。公的手続きを済ませるために、色々と仕事を調整して日本に帰国したのが昨日の夕方。


「両国に届け出なきゃいけないなんて今回初めて知ったわ? やっぱり松本さんに頼むようにしておいて正解だったわね……」

 頬杖をついたままのカナさんが難し気に眉を顰めたまま小さく吐息を零した。

 先ほどの会話に出てきた『松本さん』。三井商社の顧問弁護士にあたり、カナさんとは長い付き合いがあるのだそうだ。気の置けない友人関係かつ、カナさんがタンザニアで商社を立ち上げるにあたっても手続き関係でお世話になった女性弁護士。

 俺は日英ハーフとはいえ、書類上はイギリス国籍を所持するイギリス人。カナさんと一緒になるのであれば国際結婚となる。その上、今の俺たちの生活拠点はタンザニア。先ほどまで松本さんの事務所で手続き関係の相談をしてきたところ。タンザニアからエジプトを経由してイギリスに入り、数日置いてそこから日本入りした。長時間の移動に伴う疲労を鑑みて、帰国して翌日である今日、松本さんにアポ取っていたのだけれど、カナさんの反対を押し切ってこのスケジュールを組んでいて本当に良かったと感じる。長時間移動で疲労した頭では、先ほど聞かされた難解な手続きの話はさっぱり入ってこなかっただろう。

「本当、この歳になっても世の中知らないことだらけね……」

 カナさんが抑揚のない声色で言葉を続ける。これまで貿易営業で世界を飛び回っていた彼女は俺より遥かに物知りだと思っていた。そんな彼女でも知らないことがあるのだと思うと、少しだけ不思議な気持ちが湧き上がってくる。よくわからないその感情を誤魔化すように、大袈裟に肩を竦めた。

「俺も……知らなかった」

 知らなかったことを、知っていく。知れば知るほど、カナさんに惹かれていく。


 彼女は意外と甘いもの好き。気がつけばいつもチョコレートや飴を口にしている。俺が窘めてそれを取り上げなければいつまでも食べている。その癖、カナさんはそこらの女性よりも華奢な体格なのだから、彼女の身体の中がどうなっているのかがさっぱりわからない。

 仕事はテキパキと捌いていくのに、手先が不器用。まさか蝶々結びが出来ないとは予想もしていなかった。それが判明した時はしばらくあんぐりと口が空いたほど。俺のその表情を見たカナさんが拗ねて半日ほど口を聞いてくれなくなったのは少し焦ったけれど。

 そして自分の身体のことにはひどく無頓着で、俺が制止しなければ倒れるのではと思うくらい無謀なスケジュールを組み立てていく。三井商社で営業をしていた頃もこんな感じだったのだろうか。俺のようなストッパーが傍にいなかったその頃は、一体どんな生活していたのだろうか、と、そんな風に心配になる場面は多々ある。

 けれども彼女は本当に、芯からペガサスなひとだ。とにかく『楽しいこと』が好きで、少しでも心惹かれることがあると即座に飛びついていく。

 元来面倒見がよく、責任感も強い。不測の事態が起きても、冷静に、的確な判断を下せる能力を持っている。だからこそ、長い間役員として三井商社を支えて来られたのだと思う。けれども、責任ある立場でいるよりも自由に行動できる『今』の彼女は本当に感情表現豊か。

 彼女はいつだって自由奔放で束縛されない。決まったルールにこだわらない。わがままで面倒くさがり。話を聞いているように見えても、実は頭の中には何も入っちゃいない。俺よりも8つも年上のカナさんだけれど、ペガサスな彼女はいつだって俺の想像の遥か上を行くのだ。自分の気持ちに嘘をつかず、好きなものは好きと言って、興味のあるところに臆さずに飛び込んでいく。そんな彼女に、……俺はいつだって振り回されているけれど。そんな日々も、悪くはない、と。そう感じているのも、嘘偽りのない感情。


(本当に……夢みたいな…日々、だ…)

 俺はきっと、Maisieメイジーへの想いを、彼女を失ったという悲劇を。欲張って……後生大事に、そんな感情を一生抱えていくのだろう、なんて思っていた。それだけの人生だと、そう思っていた。

 けれど……マスターに出会って、カナさんに出会って。錆びていた時計の針が動き出して。いろんな出来事を得て、知らないことを知って、「今」がある。カナさんと仕事でもプライベートでも日々を共にするようになって、彼女のことを知れば知るほど。


 俺は、カナさんに……溺れていっているような。そんな気がする。


 そんな彼女と、一緒になる。いざ公的手続きをする段階になっても現実味はないものなのだな、と……そんなことをぼうっと考えていると、カナさんが組んでいた脚をするりと崩した。俺が差し出したカナさんの分のサンドイッチには目もくれず、手元の婚姻届にサラサラとペンを走らせていく。その行動からカナさんの考えを朧気に察した。

(交代で……ってこと、かな…)

 日本の婚姻届は双方の署名が必要。自分が先に書くから、先に食べておいて、ということだろう。仕事でもプライベートでも同じ時間を過ごすようになってそう長くはないけれど、どんな場面でも、カナさんとは何となく呼吸が合う……ような、気がする。

 その事実に行き着いて胸の奥が擽ったい感覚に襲われた。口元が緩みそうになり、それを隠すように目の前のサンドイッチに手を伸ばす。根菜サラダが挟まれたサンドイッチをみながら、婚姻届にペンを走らせる目の前のカナさんをじっと眺めた。

(……)

 こういう時。女性というのは、緊張するものではないのだろうか。タンザニアで毎日見ている、仕事の書類を書いている時と同じように……ぴんと伸びた背筋。躊躇いもなく書き進めていく、些か呆気ないとも言える彼女の姿。俺だけが「一緒になること」に浮ついているようで、なんだかむず痒い。湧き上がってきた名付けようのない感情を持て余しながらも、それらをゆっくりと噛み締める。

「……ん。マサ、続きお願い」

 しばらくするとカナさんが婚姻届を書き終えて、するりとペンを俺に向かって差し出した。丁度サンドイッチを食べ終えたタイミングだったから、おしぼりで手を拭いて差し出されたペンを受け取る。

 松本さんの話によると、国際結婚は両国で成立させないと跛行婚はこうこんという状態になり、色々と不都合が生じるそうなのだ。更にいえば、どちらの国に先に届け出るかでも書類手続きの煩雑さや俺たちに対するメリット・デメリットが全く変わってくるらしい。イギリスに先に届け出る場合、あちらは戸籍制度が無いから結婚をする前に28日間の公示をしなければならなかったり、結婚手続きそのものも教会や役所で結婚式を挙げないと成立しない。日本に先に届け出る場合は必要書類とともに婚姻届を出すだけ。けれども日本先行で手続きを行うとイギリス政府発行の結婚証明書が取得出来なくなる。それらのメリット・デメリットを勘定した結果、日本先行で手続きを進めることにした。

「大使館にも行かなきゃいけないんだっけ」

 カナさんがするりと脚を組み、テーブルの上に置いた桜のフレーバーがする季節限定のスムージーに手を伸ばした。先ほど松本さんがメモしてくれたこれからやるべきことの一覧を見遣り、そしてカナさんが先に記入した婚姻届に視線を滑らせる。

「そう。証明書を貰わないといけないってさ」
松本さんあちらに引き渡す前でもやることいっぱいね。ひとつひとつ片付けていきましょうか」

 カナさんはそう呟いて、ゆっくりとスムージーのカップに口付けた。

 日本先行で行う結婚の手続き自体は非常にシンプル。けれどもその後のビザ関係の申請が非常に煩雑になるとのことで、そこから先の手続きは行政書士を抱える松本さんの事務所に一任することにしている。

 視線を滑らせた先の、カナさんが先に記入した婚姻届。久しぶりに見るカナさん日本語の筆跡を眺めながらその書類を手元に引き寄せ、『国際結婚の際の婚姻届の記入例』という別の書類と見比べながら、書類の左側にゆっくりと自分の名前を書きつけていく。見本を見ながらでも、書き方はこうで良いのか? と、時折筆が止まる。

(意外と…書くこと、多いんだねぇ……)

 先ほどカナさんが「シンプル」と表現した、日本の婚姻届。実際に書き始めると書く場所が多い……ような気がする。そんなことを漠然と考えながら、僅かばかり震える指先でゆっくりと筆を走らせていく。すると、目の前のカナさんがサンドイッチの包み紙を両手に持ったまま、首をこてんと傾げた。

「マサって、イギリス育ちなのに日本語の綴り……というか、字が綺麗よねぇ。不思議」

 彼女が首を傾げる動作に合わせて、さらりと揺れたアーモンド色の髪が視界の端に映り込む。その声に手元から視線をあげると、その言葉の通り不思議そうな表情を浮かべたカナさんがそこにいた。

 自分の字が綺麗だという意識は持ったこともないけれど、日本人であるカナさんがそうだというのならば、なのかもしれない。先日、タンザニアに移住する直前くらいの長さまで切った自分の髪をペンを持っていない左手でひと房掴んだ。そうして、僅かばかり肩を竦めながら言葉を続けていく。

「今はこんなだけど、小さい頃は金髪だったんだ。目も青くて。見た目が父親寄りだったから、母が小学校に上がった時に日本語が書けないことで周りからバカにされたりしないかって心配してくれてね。イギリスに移住する前、書道教室に通ってた。硬筆もやってたから、それでかも」
「へぇ……」

 カナさんは感心したように声を上げて俺の髪を見つめ、手元のサンドイッチを食んでいく。

 ハーフである俺は成長期を経て外見が変わった。幼少期の写真の俺はブロンドだけれど、今は明るい茶色。瞳の色も青からヘーゼルへと変化した。

 両親は駆け落ちのような形で結ばれた、らしい。頼れる親族も軒並み疎遠で、だからこそ亡くなった母は俺が日本で不自由なく生活できるようにと常に様々な場面で気を配ってくれていた。結局色んな事情から5歳を迎える頃に日本を離れてしまったのだけれども。

 そんなことを考えつつ書き損じのないように婚姻届にゆっくりとペンを走らせていくと、食事を終えたカナさんが機嫌良さそうに、くすり、と小さく微笑んだ。組んでいた足を崩しテーブルに片肘をついて、ふたたびこてんと首を傾げていく。

「本当、意外と知らないことだらけね。私、もっと知りたいわ? マサの小さい頃の話」
「……っ、」

 考えもしていない一言に思わず面を食らった。そろりと顔を上げれば、何かを企んでいるように僅かに細くなった琥珀色の瞳と視線が絡み合う。



 俺のことを―――知りたい、と。カナさんが、そう言ってくれている。ただ、それだけなのに。



 ふわふわと、積ってゆく。俺の心が、満たされてゆく。欠けていたと思っていた俺の半分が、あたたかいなにかで満たされてゆく。



 堪えきれなかった感情が零れ落ちた。急いで口元を押さえたけれど、全くの無意味で。



(……本当に)



 夢のような―――時間が。こんなにも、優しい日々が。ずっとずっと……続いていくのだと。何の根拠もなく、そう信じられる気がする。



 思い出の場所の―――岸辺の桜が爛漫に咲いて、水面に甘く散り落ちていく景色も。
 青々とした夏草に、目映い真昼の光がキラキラと降り注ぐ景色も。
 憂いを帯びた見えない月が、薄い雲を貼りつけた空に昇る景色も。
 永遠まで歩いていけそうなほど……地面を覆う白い花びらが舞う景色も。



 ずっとずっと。カナさんと一緒に。たくさんの風景を、この目に映せる。そんな……気がする。



 緩んだ口元を、目元を。困ったように下がる眉を、隠す気なんか、少しも湧き上がってこなくて。ふっと吐息を漏らしながら、ゆっくりと言葉を紡いだ。

「……俺も。カナさんの小さい頃のこと、知りたい」

 だから。

「たくさんたくさん。……話を、しよう」

 過去のことも、未来のことも。どんな景色を見て、どんなことを経験して、どんなことが好きで、どんなことが得意で。これからどんなことをしたいのか、何が欲しいのか、どんな未来をふたりで描いていきたいのか。そんな些細な倖せことを……たくさん、たくさん。話していこう。


 こてん、と。彼女を真似するように首を傾げれば、悪戯っぽい笑みを浮かべた琥珀色の瞳と視線が交わって。ふたりで顔を見合わせて、小さく笑い合った。







 俺が婚姻届を書いている間。ずっとずっと、互いの幼い頃の話題は尽きることなく。やわらかくて、あたたかい時間が緩やかに過ぎていった。

「父親が今で言うところの鉄道好きで……よく列車で旅行に連れて行って貰ってた。広い野原の向こうに教会があって、天使の梯子が架かっていて。あの風景は今でも忘れられないな」
「列車といえば、母の実家へ帰省するのはいつも寝台列車だったの。で、途中、線路の切り替えとかすれ違いとかで、駅で停車することがあって。母がお手洗いに立ってそのまま電車が動き出した時、置いてきぼりにされたのかと思ってね? 兄さんは強がってるのに半べそで。母が席に戻ってきた時、私たちを見て目を丸くしてたわねぇ」


 自由奔放に振る舞う今のカナさんは、日本にいた頃よりも感情表現豊か。気がつけば表情がコロコロと変わっていく。きっと……それは、俺もそう同じなのだろう、とは思うけれども。


 途中、話に気を取られた俺が最後の署名欄を書き損じてしまった。パスポートと同じように英字で署名をしなければならないのに、右隣のカナさんの署名に釣られて思わず漢字で記してしまったから。

 俺の書き損じに気がついたカナさんが、頬をぷっくりと膨らませた。「しょうがないわね」と……困ったように、それでいて叱るような声色で。けれども、少しだけ嬉しそうに笑った。そうして、予備で貰っていたもう一枚に、今度は俺が先に書きつけていくことにした。

「あとは証人、ね」

 最後の署名をしたカナさんが筆を置いて、椅子の背もたれに身体の重心を預けていく。

 今日は、平日。右側の証人は、互いに唯一の身内に署名してもらうつもりだ。極東商社の役員をしている俺の従兄叔父は、もちろん今の時間は勤務中。だから先に、マスターに報告がてら会いに行く予定にしていた。そろそろ……マスターに伝えていた、時間。そっと自分の胸元に視線を落として、こちらに向かう飛行機の中でもずっと考えていたことをぽつりと零した。

「……やっぱり正装スーツが良かったかな」

 仮にも。妹である、カナさんと……一緒にならせてください、と。俺はそう言いに行く立場なのだ。

 俺たちの真意はお世話になる弁護士の松本さん以外には明かしていない。このことを報告すれば、きっとマスターもびっくりするはずで。だからこそ、日本でいうところのは大事だろう、と。そう思っていたけれど。……荷造りをする時に、不服そうなカナさんに用意していたスーツを取り上げられてしまった。結局、それに甘えてラフな格好のまま今日という日を迎えてしまったのだ。

「兄さんがそんな形式に拘るわけないでしょう?」

 呆れたように、それでいて楽しそうに。カナさんがくすりと声を上げて席を立った。ふわり、と、ふたたび穏やかな風が吹き抜けて、ひらひらと……薄紅色の花びらが舞い落ちていく。

「……まぁ、確かに。そう、かも」

 俺に向けられた言葉の意味を噛み砕いて、小さく肩を竦める。どこまでいってもペガサスなカナさんの肉親だ。マスターも俺にとっては規格外のひと。彼女のその言葉は、何の抵抗もなく腑に落ちた。

 テーブルの上に散らばった資料を纏めながら席を立てば、俺に向かって真っ直ぐに伸ばされた華奢な手のひら。視線を向ければ、目の前には―――甘く、優しく微笑んだカナさん。

 互いに無言だけれども。俺は、躊躇うこともなく。伸ばされたその手を、ゆっくりと握り締めた。
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