上 下
231 / 273
本編・第三部

246

しおりを挟む
 硝子天板のテーブルに広げた、通関士試験の過去の出題集を記憶するように眺めながら、智が淹れてくれたコーヒーに口をつける。視界の端で智が洗濯物籠を腕に下げてリビングに戻ってきている様子を捉え、マグカップから口を外した。

「……本当にごめんね、家事を全部請け負って貰って…」

 私はそう口にしながら、智に小さく頭を下げた。

 通関士試験が行われる日が迫る中、智が「家事は俺が引き受けるから今はとにかく勉強を優先しろ」と言ってくれ、先週からほどんどの家事を智が捌いてくれている。

 元々、料理は智、それ以外は私、という風に分担していたからお互いに仕事と生活のバランスが取れていたように思えるけれども、今は智ばかりに負担が行っているようで……本当に申し訳なく思っている。

「いや、いーんだって。俺が部長に昇進した頃は知香に負担かけてたし。それに知香が受ける試験、受験料は会社負担、おまけに合格率は低いんだ。だったら受かるしかねぇだろう?今は勉強が最優先」

 智はふうわりとやわらかい笑みを浮かべながら、ダークブラウンの瞳を困ったように細めた。そのまま、ぱんぱんとバスタオルの皺を伸ばしつつ、ピンチハンガーにかけていく。

 確かに、部長に昇進した直後の6月からお盆直前までは私が家事全般を一手に請け負っていた。だからだ、と、智は言いたいのだと思う。

(……協力、してくれてるんだから…絶対、受からないと)

 水野課長も、休日を割いて座学の指導をしてくださっていた。田邉部長だって、時折私の勉強の進捗状況を気にかけてくださっている。三木ちゃんや南里くん、加藤さんにも応援して貰っている。今年一緒に受験する西浦係長も、休憩時間中に問題の出しあいなどをしてお互いに切磋琢磨しあっている。

 なにより。私の一番身近にいる智にも、こうして協力して貰っているのだ。

 たくさんの人たちのその気持ちに報いるには、合格するしかない。それが何よりの恩返し。こうして家事を引き受けて貰っていることを申し訳なく思う時間があるならば、今は少しでも過去問を頭に叩き込まなければ。

 ぎゅっと唇を引き締めて、洗濯物を干している智に「ありがとう」と小さく声をかけ、ふたたびテーブルの上の問題集に視線を落としていった。

 智が洗濯物を干し終えて、寝室に向かって歩いて行く気配がした。衣擦れの音が耳に届いたから、きっとクローゼットを開いて出社のための身支度を整え始めているのだろうと察する。

 しばらくその衣擦れの音をBGMにしながら頭の中でテキストに羅列された問題の文章を復唱していると、智がビジネスバッグを持ってリビングに戻ってきた。

「……そう言えば。明後日で、俺たち出会って丸1年なんだな」

 智はそう口にしながら、とす、と。私が腰掛けているソファに沈み込んだ。

「あ、そっか」

 私と智が出会った合コン。あれは昨年の10月1日の出来事だった。あれから丸1年が経つのか。あっという間のような、短かったような。

(……お祝いとか…した方がいいのかな?)

 智がこういう風に口にする、ということは、智は明後日を記念日のようなものだと認識しているのだろう。何かお祝いを考えた方がいいだろうか、と思考を飛ばしていると、するり、と。智が私の髪を撫でた。

 急にどうしたのか。その仕草に、きょとん、としながら右隣の切れ長の瞳を見上げる。

 視線が絡まった、智の瞳が。言いようのない感情を湛えて、ふるふると揺れ動いている。智もきっと、この1年の出来事を思い返して感慨深く思っているのだろうか。

「……そろそろ、行ってくる」

 智が、ぽつ、と声を発した。そうして、するりとソファから立ち上がっていく。カウンターキッチンの笠木に置いてあるお弁当用のミニバッグの片方を手に持って、玄関に向かっていく。

「今日のお昼はサンドイッチにしてるから。包み紙だけだから帰りは荷物にならねぇだろ?」

 玄関に向かって歩く智の背中から声が響く。

 今夜は極東商社うちの役員懇談会と三井商社の納涼会が同じホテルの違う会場で開催される。私は終業後に正装に着替え、荷物を持って徒歩でホテルに向かう手筈になっているから、食べ終えたお弁当箱が余計な荷物にならないようにと気を遣ってくれたのだろう。

「うん、ありがとう。助かる」

 智はいつだって、こうして小さなことでも気を遣ってくれる。どれだけ愛されているかを実感して、口元が盛大に緩んでいく。

 ビジネスバッグを置いたまま玄関先に座り込んで革靴を履いている智の背中を眺めていると、智がすっと立ち上がってくるりとこちらを向いた。その様子に、いつものように「行ってらっしゃい」と声をあげようとした、その瞬間。

 智の大きくて熱い手のひらに、引っ張られて。鍛えられた胸の中に吸い込まれた。


「……知香」


 ぎゅう、と。後頭部に添えられた智の左手。痛いほどの力で、強く、強く抱き締められていく。

「っ、さ、とし……?」

 こんなに、痛みを感じるほど。容赦のないと言えるほどの力で抱き締められたのは初めてだ。圧迫されるようなその感覚に次第に息が出来なくなっていく。

「く、るし…」

 苦しさから声を上げつつ身を捩ると、智がハッと我に返ったように腕の力を抜いた。

「あ……すまん」

 腕の力が抜け、ゆっくりと息を吸いながら頭上の智を見上げた。

「ううん……どうしたの?」

 出掛けに軽いキスを交わすことはあっても、こんな風に抱き締められたことは初めてのような気がする。一体どうしたのだろう。

 私を見つめるダークブラウンの瞳が、大きく揺れ動いている。

「……知香。今日の懇談会、絶対にひとりにならないように」

 その揺れ動く瞳が、智が抱える不安から来るものなのだ、と察した。その瞳を真っ直ぐに見つめて、やわらかく笑みを返した。

「……ん、わかってるよ。気の置けない通関部のメンバーが一緒だから、大丈夫」

 智はきっと、私が平山さん元カレと懇談会の場で会ってしまうことを不安がっているのだと思う。年始に……二年詣りに行ったあの神社で、あんなことをされたのだ。社内恋愛からの破局。どちらも退職しておらず、こうして会社のイベントで顔を合わせてしまうのは仕方ない事とはいえ、智もきっと不安だろう。

 その上に、片桐さんも同じ懇談会に出席するのだ。一度、あのシンポジウムの場で助けて貰ったとはいえ、過去には私に暗示をかけようとしていたし、直近で言えばエレベーターの中で強引に唇を奪われそうになった。相変わらず毎日待ち伏せもされている。

 過去の男の人と、今現在で私を奪おうとしている人と、同じ宴会の席に出席する。智が今日の懇談会のことを不安に思っていたとしても、当然の感情。

 黒川さんについては、智もあの人を臆病な人だと言っていた。ホテルに向かうのは徒歩だけれども、道中は通関部のメンバーと一緒に歩く。私が誰かと一緒の時は手を出して来ないだろうと智も言っていたし、智が今抱える不安は、彼の襲来に対するものではないのだと思う。

 智はそっと私の頬に手のひらを当てて、ゆっくりと腰を曲げた。小さく、触れるだけのキスが落とされていく。

「愛してる」

 唇が離れて、小さく囁かれる。私も智の声に、心からの気持ちを返した。

「………私も、愛してるよ。大丈夫。何も起こらないから」

 そうして、小さく背伸びをして。私からも、智の唇に触れた。

 触れた唇が離れる時の名残惜しさが、ズキンと胸をひどく苛んだけれど。

「ほら、遅刻しちゃうよ。気をつけて行ってらっしゃい」

 智の胸の中から精一杯の笑顔を向けて。智の背中を、見送った。









「ええっと、今日の月次処理に関してですが。ご存知かと思いますが、加藤さんが役員懇談会の実行委員になっているので、2課の皆さまには我々畜産チームの分の書類作成のお手伝いをお願いしたいです」

 大迫係長が進行を務める朝礼。「なにかある方」という問いかけに、西浦係長がおずおずと手を挙げて声を上げた。

 月次処理は手順が多岐に渡る。売上額や必要経費の集計、債権の回収確認、債務の支払確認、社内取引額の相殺処理などあげればキリがなく、さらに言えばいついつまでに経理部にこの書類を提出して……という細かい締切日がたくさん設定されている。

 そのため、月末月初は怒涛のように時間が流れていく。正直、ひとり欠けただけでもかなりの痛手なのだ。

 月次処理が始まる、今日。今夜開催される役員懇談会の実行委員に選出された加藤さんは、今日は朝から業務の引き継ぎをした後に会場のホテルにて準備に奔走することになる。2課畜産チームは西浦係長のみになってしまい、月次処理をこなしながら通常の通関手続きもこなさなければならないという、非常にハードなスケジュールが待っているのだ。そんな状況であるからこそ、協力してほしい、という申し出は至極当然だ。

 水野課長と私、それから南里くんで「承知しました」と声を上げると、西浦係長は強張らせていた顔をほっとしたように緩め、加藤さんは艶のある黒髪をさらりと揺らしながら、申し訳なさそうに縮こまって小さく頭を下げていく。

「一瀬が春先にシンポジウムに出席したときは、農産チームの通関処理と月次処理を俺と三木で分担した。あの時よりは厳しい状況じゃないから気にせず頼るといい」

 水野課長が、下がってきた銀縁メガネを右手でずり上げながら淡々と言葉を紡いでいく。

 あのシンポジウムの時。開催された日が月次処理の真っ只中だった。入社してすぐの南里くんに全てを任せることもできず、かといって西浦係長も異動してきたばかり。結局、水野課長と三木ちゃんにほとんどの処理を振ってしまい、ふたりは連休直前だというのに深夜残業がつく時間帯まで勤務していたらしい。

 私も私用で不在だったわけではなく業務で不在だったのだけれども、それでも彼らの負担を思うとなんとなく申し訳ない気持ちが込み上げてくる。仕事はひとりで回しているわけではないとはいえ、誰かに大きな負担が行くことは忍びないものだ。

 そんな西浦係長の気持ちも理解できるけれども、あの時よりは南里くんも成長したし、西浦係長本人だって業務はほとんど飲み込んでしまっている。水野課長が口にしたように、あの時よりは厳しい状況ではない。

 今日は忙しいことには変わりないだろうけれども、分担すればきっとスムーズに行くはずだ。そんな風に考えながら、朝礼の締めの言葉を発していく田邉部長の穏やかな表情を、じっと眺めていた。





 朝礼を終え、加藤さんから引き継いだ通関依頼も含めてバタバタと業務をこなし、あっという間に夕方の時間帯となった。

 先週、各取引先に『9月29日は社内行事のため17時までの営業となります。何卒ご容赦ください』という臨時営業時間変更のFAXを送っていたことが功を奏したのか、夕方になると外線の数も減り、多少ゆっくりとした時間が流れていく。

「一瀬、三木。そろそろお前ら着替えに行け」

 水野課長がペンを持ったままの右手で銀縁メガネを押し上げながら声をかけてくれる。男性陣はジャケットを羽織るだけで良いだろうけれど、女性陣は正装への着替えとヘアセットがある。女性陣は毎年、男性陣よりも早めに仕事を切り上げさせて貰っているのだ。

 斜め右の席の三木ちゃんに視線を向けてアイコンタクトを交わし、水野課長に謝意を述べていく。

「ありがとうございます。では、私たちはお先に」

 小さく頭を下げながら席を立ち、三木ちゃんと揃って女性社員の更衣室に滑り込んでいく。手早く着替えて、鞄の中から充電式のヘアアイロンを取り出した。

「わ、先輩……そのお色、すっごくお似合い…!素敵ですぅ……!」

 私の隣で着替えていた三木ちゃんが、ほう、と感嘆のため息を漏らした。その声にものすごくこそばゆい感覚が込み上げてくる。

 智に選んで貰ったパーティドレス。色はグレーがかった、スモーキーブルー。袖とミモレ丈の裾がレースになっていて、エレガントな雰囲気の装いを演出できている気がする。

「……ありがとう。三木ちゃんのそのドレスも素敵よ?」

 そんな三木ちゃんは、目が覚めるような鮮やかな赤い膝丈ドレス。背中の方が長くなっているアシンメトリーのフィッシュテールスカートになっていて、派手に見えそうな原色のドレスにフェミニンさを纏わせている。その鮮やかな赤が、三木ちゃんのはっきりした顔立ちを引き立てているように思えた。

 お互いに他愛のない会話をしながら、ヘアアイロンをあてていく。去年までの懇談会は髪が長かったから夜会巻き一択だったけれど、今はショートヘア。どうするか悩んだ結果、全体をゆるっと巻いて束感を作ってから、スワロフスキーの華奢なバックカチューシャをつけることにした。

 そっと横目で見ると、三木ちゃんはセミロングの髪を、ドレスに合わせた緩いフィッシュボーンに編んでいるようだった。

 忍足で彼女に近付き、三木ちゃんの耳元に口を近づけて、小さく問いかける。

「……ドレス。彼のチョイスなの?」

 浅田さんの結婚式の時。三木ちゃんは赤い振袖を身に纏っていた。その時にも思ったのだけれど、彼女は赤い色が特に似合う。私が思ったくらいだから、小林くんだってそう思っただろう。だから、そうだろうな、と思っているけれど。

「……っ!!」

 ロッカーの内鏡を眺めながら髪を編んでいる三木ちゃんが、かぁっと。耳まで勢いよく赤くなっていく。その様子に、私の問いかけの返答を貰ったような気がして。

(……かぁわいい…)
 
 くす、と。可愛い後輩の幸せそうな様子に、小さく笑みが溢れた。
しおりを挟む
感想 96

あなたにおすすめの小説

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~

ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。 2021/3/10 しおりを挟んでくださっている皆様へ。 こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。 しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗) 楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。 申しわけありません。 新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。 修正していないのと、若かりし頃の作品のため、 甘めに見てくださいm(__)m

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

ハイスペック上司からのドSな溺愛

鳴宮鶉子
恋愛
ハイスペック上司からのドSな溺愛

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

ドSな彼からの溺愛は蜜の味

鳴宮鶉子
恋愛
ドSな彼からの溺愛は蜜の味

クールな御曹司の溺愛ペットになりました

あさの紅茶
恋愛
旧題:クールな御曹司の溺愛ペット やばい、やばい、やばい。 非常にやばい。 片山千咲(22) 大学を卒業後、未だ就職決まらず。 「もー、夏菜の会社で雇ってよぉ」 親友の夏菜に泣きつくも、呆れられるばかり。 なのに……。 「就職先が決まらないらしいな。だったら俺の手伝いをしないか?」 塚本一成(27) 夏菜のお兄さんからのまさかの打診。 高校生の時、一成さんに告白して玉砕している私。 いや、それはちょっと……と遠慮していたんだけど、親からのプレッシャーに負けて働くことに。 とっくに気持ちの整理はできているはずだったのに、一成さんの大人の魅力にあてられてドキドキが止まらない……。 ********** このお話は他のサイトにも掲載しています

冷徹上司の、甘い秘密。

青花美来
恋愛
うちの冷徹上司は、何故か私にだけ甘い。 「頼む。……この事は誰にも言わないでくれ」 「別に誰も気にしませんよ?」 「いや俺が気にする」 ひょんなことから、課長の秘密を知ってしまいました。 ※同作品の全年齢対象のものを他サイト様にて公開、完結しております。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にエタニティの小説・漫画・アニメを1話以上レンタルしている と、エタニティのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。