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本編・第三部
【幕間】このままずっと、優しい日々が。(上)
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ドォン、と、外から大きな音が響いてきた。そういえば、今日はお祭りの日。夜に花火が上がると言っていたわね、と、ぼんやり考えつつ、達樹が洗ってくれる食器をゆっくりと拭き上げていく。
「……そうでしたね。今日はお祭りでした」
ぽつり、と。達樹が食器についた泡を流しながら小さく呟いた。心の声が漏れていただろうか、と少しばかり恥ずかしくなりながらも、流しに向き合っている達樹の隣に立ったまま「そうね」と小さく声を返す。
「………せっかくなので、行けたら良かったんですが。生憎会社からも近いので、」
「誰かに見られてしまう可能性もあるし、しょうがないわよ。私もそこは弁えているわ」
カチャカチャと拭き上げた食器を片付けつつ、時折聞こえてくる花火の音に負けないように、少し大きく声を上げた。
社内恋愛である私たちの関係は、響介の結婚式の時に先輩にだけはバレてしまった。というより、あの時の達樹は先輩にバラす気満々だったように思える。達樹には『真梨さんが悪い』と言われたけれど、正直、納得はいっていない。
けれど、普段から寡黙で穏やかなはずの達樹は、嫉妬するとひどく饒舌になる、ということをこの3ヶ月で身をもって知った。まるで普段溜め込んでいるものを吐き出すように、それはもう激しく嫉妬するのだ。
今思えば。南里のことがあった時も、響介のことがあった時も、あの結婚式の時も、そうだった。
初めは、私の片思いだった。だから、私だけが達樹を好いていると思っていた。少しずつ『恋人』としてみてくれたらいい、と、そう思っていた。けれど、これまで3回も。あんな風に言われてしまえば、達樹が心から私のことを好いてくれているのは、もう疑いの余地もない。
それを自覚すると、ひどく恥ずかしくて。あれ以降、なんとなく……こうして日常の小さなことでも、会社で接する時と同じように言葉尻が突き放すようになってしまっている。平日はお互いに自分の自宅に帰るから、一緒の時間を過ごせるのは金曜日の夜と、こうして私が実家の手伝いに行かなくていい、たまにある土曜日だけ。
……だというのに、私はちっとも素直になれない。そんな私のことでさえ、達樹は好いてくれている、というのは、達樹が私に向ける態度の端々からも伝わってくる。それがさらに私の羞恥心を掻き立てているのは理解しているのか、していないのか。
「……ふ、」
私の突き放すような声色に、案の定、達樹が小さく吐息を漏らして笑った。かぁっと赤くなる顔を隠すように、拭きあげた食器を手に持って達樹の几帳面な性格が滲み出ている食器棚に向かって足を動かしていく。
「そういえば。再来週の土曜日って、予定空いてますか?」
唐突に。背後の達樹から、そう投げかけられた。その声にゆっくりと振り返ると、達樹は洗い終えた最後の食器を水切り籠に移しているところだった。
言われた日付は何も予定はなかったと思うけれど、と心の中で独りごちながらキッチンの壁にかかっているカレンダーを見遣ると、その日付は―――私にとって、特別な日で。
(……あ…)
再来週の、土曜日。8月5日。……私の、誕生日。
「……空いてる、わよ…」
達樹の思惑をなんとなく感じ取り、胸が高鳴る。達樹に私の誕生日を祝ってもらえるだなんて、つい数ヶ月前までは……偽りの関係でいた時には、予想すら出来なかった。なんとも不思議な感覚にドキドキしながらも、やっぱり突き放すように声をあげると。私のその声に達樹が今度は嬉しそうな吐息を漏らした。
「良かった。野外フェスのチケットをプレゼントしようと思っていたのですが、どうでしょう」
「……え」
達樹の一言に、思わずぴしりと全身が固まる。
(…………言った、かしら…?)
加藤と南里、それから先輩には野外フェスが好きだということは伝えた記憶があるけれど、達樹にはこれまで伝えた記憶がなかった。だから……どうして達樹が、私が野外フェス好きだと知っているのか。さっぱりわからない。
固まった思考を必死に回転させていくと、やがてひとつの答えに辿り着いた。
(……あ、の時…?)
達樹は、私が去年。あの……先輩と邨上さんが出会った合コンで。野外フェスが好きだ、というのを自己紹介の時に話したから。
達樹はそれを、覚えていたのかもしれない。だから私の誕生日のプレゼントとして野外フェスのチケットを用意しようとしているのだろう。
あの時、達樹は先輩のことが好きだったはずなのに。だから、私の事なんて眼中にないだろうと思っていた、のに。
なんだか―――思いもよらない、二重のサプライズをされた気分、で。
固まった身体を錆びたロボットのように動かしてゆっくりと達樹に視線を合わせると、彼は不安げに一重の瞳を揺らし、バツが悪そうにガシガシと髪を掻いていた。
「……えっと。すみません。そうですよね、さすがにご自分でも買える物は誕生日プレゼントにはちょっと違いますね。浅はかすぎました。他の物を考えます」
「へっ!?や、違うの、そのっ……」
達樹の薄い唇から紡ぎ出された、私の予想の斜め上を行く言葉。慌てて否定の言葉を口にする。
私の『好きなもの』をプレゼントしようとしてくれたことはとても嬉しい。けれど、私の態度で『それは嬉しくない』と勘違いさせてしまった。全くもって本意ではない。停止した思考回路を必死に回転させて言葉を探す。
私の好きなものを、覚えていてくれていて嬉しい。ただ、この一文が素直に言えればいいのに。
やっぱり。これまでがずっとこんな素直じゃない態度だったから。急に素直になるのは、恥ずかしすぎる。
ドクドクと速くなっていく心臓を抑えながら葛藤する心を表すように。赤くなった顔を隠すように達樹から逸らして、視線をふよふよと泳がせた。
(で……でも……今……嬉しい、って。素直に言わなくちゃ……)
多分きっと、この先もずっと。ちっとも素直になれない私は、達樹に対して、この先の将来も、ずっと……こんな、つっけんどんな態度になってしまうような。そんな気がする。
「……」
「………」
なんとも言えない、沈黙が続く。声を上げなきゃ、と思うのに、恥ずかしさはどうしても抜けなくて。
(……今、……つたえ、な、きゃ…)
身につけていたエプロンの裾をぎゅっと握ると同時に、ぎゅっと目も瞑る。意を決して、強烈な羞恥心で強ばる喉を叱咤しながら小さく言葉を吐き出した。
「…………その。あの時の、自己紹介の、こと。覚えてて、くれたんだ、って……びっくり、した、し…………そ、の……う、れしく、て……」
必死に吐き出していく、私の心の中の素直な言葉たち。恥ずかしさを抑えて頑張って伝えてみる。
けれどやっぱり恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。つっかえながら声を発したことが更に羞恥心を掻き立てていくようで、かぁっと耳が熱くなるのを感じるけれど。
目の前の達樹からは……なんの反応も、感じられなく、て。
こんな場面でさえも……サラサラと感謝の言葉を口にできない私に呆れられたかもしれない。言いようのない恐怖心で身体が竦む。
やっぱり、言わなきゃ良かった。
ぎゅっと強く瞑ったままの閉ざされた視界の中でそんなことを考えていると。硬直していたような達樹が、我に返ったように小さく身動ぎをした気配を感じた。
「………本当に。真梨さんって、急にぶっ込んできますよね…」
「…………え?」
目の前の達樹から飛び出してきたよくわからない単語に、弾かれたように顔を上げる。急に明るくなった私の視界に飛び込んできた達樹は、私から視線を外したまま……顔の下半分を腕で隠していた。
この動作は。達樹が恥ずかしがっている時の仕草……ということに気付いたのは、いつだっただろう。
どうして今、達樹が恥ずかしがっているのか、さっぱりわからない。どちらかというと私の方が恥ずかしいはずなのに。
呆気に取られたままでいると、達樹はゆっくりと。顔を隠していた腕を下げて、私に真っ直ぐに視線を合わせた。
「………ちゃんと…覚えて、いますよ。大切なひとの、ことですから」
達樹はそれだけを口にして。身体を反転させながら身につけていたエプロンの腰紐を外していく。しゅるり、と衣擦れの音がした。そうしてゆっくりと腕を伸ばしキッチンから足を踏み出して、廊下に繋がるドアに手をかけた。
大切な、ひと。ただ、その一言だけ、なのに。身体の奥から込み上げるものを抑えきれない。全身が燃えるようにカッと熱くなるのを感じて、恥ずかしさで赤くなっていた顔がさらに赤くなるのを自覚した。
「お風呂の準備。してきますね」
ドアに手をかけていた達樹は、聞こえるか聞こえないかの声量で、ただそれだけを呟いた。
パタリ、と。扉が閉まる音が、私の耳に届く。
視界に映っていた、達樹の、あの表情が。
大切なひと、と口にした瞬間の、あの……愛おしそうに、私を優しく見つめる表情が。
目の前に達樹はもういないはずなのに。
私の思考の中から、いつまでも消えてくれなくて。
「……ずるい…」
私は、その言葉を絞り出すだけで精一杯だった。
「……そうでしたね。今日はお祭りでした」
ぽつり、と。達樹が食器についた泡を流しながら小さく呟いた。心の声が漏れていただろうか、と少しばかり恥ずかしくなりながらも、流しに向き合っている達樹の隣に立ったまま「そうね」と小さく声を返す。
「………せっかくなので、行けたら良かったんですが。生憎会社からも近いので、」
「誰かに見られてしまう可能性もあるし、しょうがないわよ。私もそこは弁えているわ」
カチャカチャと拭き上げた食器を片付けつつ、時折聞こえてくる花火の音に負けないように、少し大きく声を上げた。
社内恋愛である私たちの関係は、響介の結婚式の時に先輩にだけはバレてしまった。というより、あの時の達樹は先輩にバラす気満々だったように思える。達樹には『真梨さんが悪い』と言われたけれど、正直、納得はいっていない。
けれど、普段から寡黙で穏やかなはずの達樹は、嫉妬するとひどく饒舌になる、ということをこの3ヶ月で身をもって知った。まるで普段溜め込んでいるものを吐き出すように、それはもう激しく嫉妬するのだ。
今思えば。南里のことがあった時も、響介のことがあった時も、あの結婚式の時も、そうだった。
初めは、私の片思いだった。だから、私だけが達樹を好いていると思っていた。少しずつ『恋人』としてみてくれたらいい、と、そう思っていた。けれど、これまで3回も。あんな風に言われてしまえば、達樹が心から私のことを好いてくれているのは、もう疑いの余地もない。
それを自覚すると、ひどく恥ずかしくて。あれ以降、なんとなく……こうして日常の小さなことでも、会社で接する時と同じように言葉尻が突き放すようになってしまっている。平日はお互いに自分の自宅に帰るから、一緒の時間を過ごせるのは金曜日の夜と、こうして私が実家の手伝いに行かなくていい、たまにある土曜日だけ。
……だというのに、私はちっとも素直になれない。そんな私のことでさえ、達樹は好いてくれている、というのは、達樹が私に向ける態度の端々からも伝わってくる。それがさらに私の羞恥心を掻き立てているのは理解しているのか、していないのか。
「……ふ、」
私の突き放すような声色に、案の定、達樹が小さく吐息を漏らして笑った。かぁっと赤くなる顔を隠すように、拭きあげた食器を手に持って達樹の几帳面な性格が滲み出ている食器棚に向かって足を動かしていく。
「そういえば。再来週の土曜日って、予定空いてますか?」
唐突に。背後の達樹から、そう投げかけられた。その声にゆっくりと振り返ると、達樹は洗い終えた最後の食器を水切り籠に移しているところだった。
言われた日付は何も予定はなかったと思うけれど、と心の中で独りごちながらキッチンの壁にかかっているカレンダーを見遣ると、その日付は―――私にとって、特別な日で。
(……あ…)
再来週の、土曜日。8月5日。……私の、誕生日。
「……空いてる、わよ…」
達樹の思惑をなんとなく感じ取り、胸が高鳴る。達樹に私の誕生日を祝ってもらえるだなんて、つい数ヶ月前までは……偽りの関係でいた時には、予想すら出来なかった。なんとも不思議な感覚にドキドキしながらも、やっぱり突き放すように声をあげると。私のその声に達樹が今度は嬉しそうな吐息を漏らした。
「良かった。野外フェスのチケットをプレゼントしようと思っていたのですが、どうでしょう」
「……え」
達樹の一言に、思わずぴしりと全身が固まる。
(…………言った、かしら…?)
加藤と南里、それから先輩には野外フェスが好きだということは伝えた記憶があるけれど、達樹にはこれまで伝えた記憶がなかった。だから……どうして達樹が、私が野外フェス好きだと知っているのか。さっぱりわからない。
固まった思考を必死に回転させていくと、やがてひとつの答えに辿り着いた。
(……あ、の時…?)
達樹は、私が去年。あの……先輩と邨上さんが出会った合コンで。野外フェスが好きだ、というのを自己紹介の時に話したから。
達樹はそれを、覚えていたのかもしれない。だから私の誕生日のプレゼントとして野外フェスのチケットを用意しようとしているのだろう。
あの時、達樹は先輩のことが好きだったはずなのに。だから、私の事なんて眼中にないだろうと思っていた、のに。
なんだか―――思いもよらない、二重のサプライズをされた気分、で。
固まった身体を錆びたロボットのように動かしてゆっくりと達樹に視線を合わせると、彼は不安げに一重の瞳を揺らし、バツが悪そうにガシガシと髪を掻いていた。
「……えっと。すみません。そうですよね、さすがにご自分でも買える物は誕生日プレゼントにはちょっと違いますね。浅はかすぎました。他の物を考えます」
「へっ!?や、違うの、そのっ……」
達樹の薄い唇から紡ぎ出された、私の予想の斜め上を行く言葉。慌てて否定の言葉を口にする。
私の『好きなもの』をプレゼントしようとしてくれたことはとても嬉しい。けれど、私の態度で『それは嬉しくない』と勘違いさせてしまった。全くもって本意ではない。停止した思考回路を必死に回転させて言葉を探す。
私の好きなものを、覚えていてくれていて嬉しい。ただ、この一文が素直に言えればいいのに。
やっぱり。これまでがずっとこんな素直じゃない態度だったから。急に素直になるのは、恥ずかしすぎる。
ドクドクと速くなっていく心臓を抑えながら葛藤する心を表すように。赤くなった顔を隠すように達樹から逸らして、視線をふよふよと泳がせた。
(で……でも……今……嬉しい、って。素直に言わなくちゃ……)
多分きっと、この先もずっと。ちっとも素直になれない私は、達樹に対して、この先の将来も、ずっと……こんな、つっけんどんな態度になってしまうような。そんな気がする。
「……」
「………」
なんとも言えない、沈黙が続く。声を上げなきゃ、と思うのに、恥ずかしさはどうしても抜けなくて。
(……今、……つたえ、な、きゃ…)
身につけていたエプロンの裾をぎゅっと握ると同時に、ぎゅっと目も瞑る。意を決して、強烈な羞恥心で強ばる喉を叱咤しながら小さく言葉を吐き出した。
「…………その。あの時の、自己紹介の、こと。覚えてて、くれたんだ、って……びっくり、した、し…………そ、の……う、れしく、て……」
必死に吐き出していく、私の心の中の素直な言葉たち。恥ずかしさを抑えて頑張って伝えてみる。
けれどやっぱり恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。つっかえながら声を発したことが更に羞恥心を掻き立てていくようで、かぁっと耳が熱くなるのを感じるけれど。
目の前の達樹からは……なんの反応も、感じられなく、て。
こんな場面でさえも……サラサラと感謝の言葉を口にできない私に呆れられたかもしれない。言いようのない恐怖心で身体が竦む。
やっぱり、言わなきゃ良かった。
ぎゅっと強く瞑ったままの閉ざされた視界の中でそんなことを考えていると。硬直していたような達樹が、我に返ったように小さく身動ぎをした気配を感じた。
「………本当に。真梨さんって、急にぶっ込んできますよね…」
「…………え?」
目の前の達樹から飛び出してきたよくわからない単語に、弾かれたように顔を上げる。急に明るくなった私の視界に飛び込んできた達樹は、私から視線を外したまま……顔の下半分を腕で隠していた。
この動作は。達樹が恥ずかしがっている時の仕草……ということに気付いたのは、いつだっただろう。
どうして今、達樹が恥ずかしがっているのか、さっぱりわからない。どちらかというと私の方が恥ずかしいはずなのに。
呆気に取られたままでいると、達樹はゆっくりと。顔を隠していた腕を下げて、私に真っ直ぐに視線を合わせた。
「………ちゃんと…覚えて、いますよ。大切なひとの、ことですから」
達樹はそれだけを口にして。身体を反転させながら身につけていたエプロンの腰紐を外していく。しゅるり、と衣擦れの音がした。そうしてゆっくりと腕を伸ばしキッチンから足を踏み出して、廊下に繋がるドアに手をかけた。
大切な、ひと。ただ、その一言だけ、なのに。身体の奥から込み上げるものを抑えきれない。全身が燃えるようにカッと熱くなるのを感じて、恥ずかしさで赤くなっていた顔がさらに赤くなるのを自覚した。
「お風呂の準備。してきますね」
ドアに手をかけていた達樹は、聞こえるか聞こえないかの声量で、ただそれだけを呟いた。
パタリ、と。扉が閉まる音が、私の耳に届く。
視界に映っていた、達樹の、あの表情が。
大切なひと、と口にした瞬間の、あの……愛おしそうに、私を優しく見つめる表情が。
目の前に達樹はもういないはずなのに。
私の思考の中から、いつまでも消えてくれなくて。
「……ずるい…」
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