俺様エリートは独占欲全開で愛と快楽に溺れさせる

春宮ともみ

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本編・第二部

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 今、フローリングの拭き掃除をしていたの、とか、今日の仕事の話しを軽くしながら会話を交わしていると、電話口の向こうからエレベーターの軽い到着音が聞こえてきた。すぐそこに智さんがいる、と感じて玄関に向かい、カチャリと鍵を解錠して扉を開ける。

 距離にして数歩先程度の位置に現れた細く切れ長の瞳と視線が交差する。

「智さん、おかえり」
「ん、ただいま」

 電話越しでない、智さんの甘い声。するりと耳からスマホを下ろして通話を切る。智さんの鞄を受け取ろうと、スマホをエプロンのポケットに仕舞い、手を伸ばして。

「…………え!?」

 智さんの腕に、花びらが幾重にも重なった花束と、高級百貨店の紙袋を認めて。驚きで身体がぴしりと固まった。

「……今日は、ホワイトデー、だろ? 知香にと思って。残業、っつうのは……すまない、嘘、だ」

 智さんが珍しく顔を赤めながら、私から視線を逸らしつつ、花束を私に手渡してくる。花束の持ち手に巻かれた幅の広い白のリボンが、ゆらり、と。私の心のうちを再現するかのように、大きく揺らめいた。

「わ……、わぁ、ほんと、ありがとう……!!」

 お花なんて。人生で初めて貰った。言葉が出てこないくらい、嬉しい。

 ほわん、と、甘い香りが漂っている。こういうのを………かぐわしい香り、というんだろう。

 受け取った花束をくるくると回しながら、綺麗に纏められたお花たちに目を落とす。目に飛び込んできたのは、鮮やかなピンク色の花。黒い花芯に、ピンク色の花びらが何十層にも重なっている。

 その他にも、同じ形をしたオフホワイトのお花と、同じ形の淡いピンク色のお花がバランス良く纏められている。ずっしりと、生花特有の水分の重さが感じられる……とても大きな、花束。

 そのピンク色の花びらの重なりが、友人の結婚式でよく見る、中心が緑で外側に行くほど真っ白なグラデーションとなった花びらが幾重にも重なる……花言葉が『純潔・幸福』というお花を連想させた。

「……えっと、ラナンキュラス? かな?」

 朧気な記憶を辿り、このお花の名前を当てずっぽうで口にする。私の呟きに、正解、と、智さんが声をあげた。

「これは、ラナンキュラスのシャルロット咲、というらしい。知香、ピンクのラナンキュラスの花言葉……知ってるか?」

 智さんのその問いかけにふるふると頭を振った。白色のラナンキュラスは結婚式に限らずお祝いの席でよく見かけるから、辛うじてその花言葉を知っていたけれど。ピンク色のラナンキュラスの花言葉は……知らない。

 ふっと。智さんが声を漏らして。穏やかに、笑った。

「ピンクはな? 『飾らない美しさ』」

 ダークブラウンの瞳が、とても愛おしそうに。私を見つめている。その瞳に貫かれて……私は、胸の奥がきゅう、と熱くなった。

「俺は、飾らねぇ知香が、好きだ」

 つぅ、と。智さんが、私の頬の輪郭をその角張った長い指で、ゆっくりなぞっていく。その指の感覚に、智さんがどんなに私を愛してくれているのかを……思い知る。

 そうして……切れ長の瞳が、不安気に小さく揺れた。

「……?」

 その瞳の意味が分からなくて。私は、こてん、と、首を傾げる。

「知香……その…な? あん時、二度と嘘つかないっつったけど、……コレは、ノーカンでいいだろ?」

 ダークブラウンの瞳が、ふるふると揺れて。私を見つめている。

 『別れて欲しい』と嘘をつかれた時。その嘘を私が見抜いた時。二度と、嘘をつかないで、と、約束した。そう約束したけれど……花束を買いに行くために、残業だと嘘をついてしまった…それに対する、言葉、だろう。

 ……まさか、智さんがそんなことを考えているなんて、思ってもみなかった。こんなに優しい嘘。それを許さない、なんて……選択肢は。私には、無い。

 胸の奥が、目の奥が、じんわりと熱くなって。

「………っと、……知香?」

 感極まって、智さんの広い胸に勢いよく飛び込んでいた。

「あ、ありがとう……ほんと、嬉しい、……」

 智さんの広い胸と私の身体に、お花たちが潰されないように気をつけながら。私は額だけを智さんの胸にくっつけた。ほろりと流れた熱い雫が、智さんの深いネイビーのスーツに吸い込まれていく。

 ゆっくりと、智さんの大きな手が、髪を撫でてくれる。その温かさに、心すらも、あたたかく……なっていく。

「知香……あのな? 嬉しいのはわかんだけど。……ここ、一応……共有の、

 智さんの困ったような笑い声が響いて。私は顔を真っ赤にして、勢いよく智さんから離れた。

「っ、は、早く入ってっ」

 赤くなった顔を見られないように視線を外しながら、智さんを室内に促す。

「……グラタンパイ、あと焼くだけだから、先に着替えて来て」

 恥ずかしさを隠すように言葉を紡いだ。そんな私の様子に、智さんが軽く吐息を漏らしながら笑っていく。

「花束、重いだろ。花瓶に生けておくから」

 智さんがそう言いながら、スーツのジャケットを脱いで私に手渡す。紡がれた言葉に従い、私の腕の中にあった花束と深いネイビーのジャケットを交換した。

「え? 花瓶? ………ウチにあったっけ?」

 物置になっている玄関横の部屋を何度か掃除したけれど、そこに花瓶なんて見たことは無かった。ジャケットを受け取りながら…きょとん、と、智さんを見上げる。

「……今日は花を買おうと思ってたから。こっそり…花瓶も買ってきてたんだ。これでも、毎日バレないか…冷や冷やしてたんだせ?」

 少しだけ苦笑したような智さんの横顔に…また、心が温かくなるのを感じた。

「そっか。本当に、ありがとう…」
「俺こそ、バレンタインの時はありがとうな?」

 ぽん、と、智さんの大きな手が、私の上に軽く置かれて。智さんが寝室に足を運んだのを視線で追って、私は受け取ったジャケットをハンガーにかけた。

 キッチンに戻ってハート形のグラタンパイに溶いた卵黄を塗り、オーブンにセットすると同時に、智さんが寝室から出てきた。手に持った硝子の花瓶に浄水を汲み、ラナンキュラスの花束を生けて…カウンターキッチンの笠木かさぎに置いていく。

「……ほんと、綺麗」

 色鮮やかなピンク、それにオフホワイトと淡いピンクのラナンキュラスたち。

「花、っつうのは、手軽に日常生活の中に取り入れることができる自然だ。色とりどりの花が人間の…五感に直接訴えかける。動物である人間が、自然に触れることによって…ストレスや疲労が回復し、明日への活力が湧き起こる、という理屈らしいぞ」
「へぇ…そうなんだ」

 お花を飾ると、気分が高揚するような気がしていたけれど、そういうこと…なんだ。

「智さんって、本当に博学だよねぇ…」

 ぽつり、と、何気なしに呟くと。

「人間ってのは、知識を得た方が勝ちだ。知識は、自分の身を助ける。世間っつうのは、知っている奴が、勝ちをもぎ取っていくんだ」

 智さんが真剣な顔をして私の顔を見つめた。ダークブラウンの瞳が、真っ直ぐに私を貫いていく。

 知っている人が、勝ちをもぎ取る。その言葉が、ストン、と私に落ちてきた。

(……そっか)

 だから。小林くんはーーー難攻不落だった、丸永忠商社を落とせたのかもしれない。

 半年前に、智さんと出会った合コンの時に、初めて聞いた小林くんのプライベートのこと。休日は、ほとんどカフェで勉強をしている……と言っていた。自分で、何かを掴もうと必死だったからこそ。貪欲に…知識を得た。その結果が、営業成績に繋がった。

 私には、知識がない。いつだって、智さん頼りだ。

(今のままじゃ……いけないんだ)

 今のままでは。きっと、今の私では営業成績なんて、掴めない。それに気がついて……ぎゅっと、エプロンを握りしめた。

「智さん。智さんの……本棚。私も、読んでいい?」
「ん?」

 智さんが、こてん、と、首を傾げた。

「……知識。私も、欲しい。総合職に転換したから、これからは私も営業成績を求められるの。だから……私も、智さんと同じくらい。物知りに、なりたい」

 私が紡いだ言葉に、智さんがにこりと笑って、大きく頷いた。


 そうこうしているうちに、オーブンが焼き上がりの音を立てる。智さんがカトラリーケースからフォークとナイフを手に取ってリビングに足を向けた。私はオーブンからグラタンパイを取り出し、白で揃えられたお皿に移し替えて、硝子天板のテーブルに運ぶ。

 智さんがネクタイの根元を片手で緩めながら、ソファに沈み込むその仕草が……強烈に色っぽくて。ドキリと心臓が跳ねた。

「……ハート形だ」

 じっと、テーブルのお皿を見つめていた智さんの呟きに、顔が赤くなる。

「………長方形のパイシートそのままだと、オーブンにふたつ、綺麗に入らないでしょ」

 本当は。あと3日もない、智さんと甘い時間を過ごしたかったから、だなんて。玄関で思わず抱きついてしまった恥ずかしさも相まって、本音は口に出来なかった。

 ふっと、智さんが笑う。……きっと、私のこの本音だって見透かされているに違いないのだけど。智さんが今、それに触れない、ということは、きっと。

(智さんも……同じ気持ちでいるんだと思う)

 ダークブラウンの瞳と、視線が交わる。そうして、私たちはくすくすと笑い合って……いただきます、と声をあげた。



 ハート形のグラタンパイを、ふたりでソファに並んで食べながら、今日のお互いの仕事の話しをしていく。ふと、昼休みの出来事を思い出して、隣に沈み込む智さんを見上げた。

「そうだ、あのね? 後輩の三木ちゃんからホワイトデーのプレゼントを貰ったの。入浴剤だから、今日使っていい?」

 サクサクに仕上がったパイ生地にナイフを入れながら、隣に座った智さんを見上げた。

「ん、いーよ」

 ふぅふぅ、と、中身のグラタンに息を吹きかけながら、智さんが答えてくれる。その様子に、もうひとつ聞こうと思っていたことを口にした。

「あと……智さんって、本当はどんな髪型の女性が好みなの?」
「は?」

 フォークを口の前で止めたまま、智さんが呆気に取られたように私に視線を向けた。

「や……だって、別にショートヘアの女優さんが好きなわけじゃないんでしょ?」

 むぅ、と頬を膨らませる。私のそんな表情に、智さんがぷっと吹き出して大きな笑い声をあげた。

「ちょ、ちょっと……そんなに笑わなくったっていいじゃない……」

 智さんが、空いた左手で顔を隠しながら、笑っている。あまりにも笑われるものだから、なんだか恥ずかしくなって。顔を赤くしながら、じとっと智さんを見上げた。

「いや、まさかそんな風に言われるなんて思ってなかったからな……すまん……ぷっ、くくくっ……」

 目尻に涙が浮かんでいる。その涙を長い指でゆっくり拭って。

「ほんっとに、底なしに可愛いな、知香は……」

 その瞳が愛おしそうに細められた。その目線に、その甘い声に。私は、また……智さんに溺れていくのを、自覚した。

「……結局、どの髪型が好みなの?」

 赤くなった顔を智さんから逸らし、手元のグラタンパイに視線を落とす。

「ん、強いて言うなら、今の知香がどストライク」

 紡がれたその言葉の意味を理解して、全身が沸騰していく。

「……っ、もうっ、だからそういう風に言わないでってばっ!」
「本当なんだっつの。今の知香が、一番好み」
「っ、う……」

 きっと、今の私は茹でダコみたいに真っ赤だ。それでもぎゅうと眉を顰めて、隣の智さんを睨みあげて。抗議の視線を向けた。

 ふっと。切れ長の瞳が……意地悪に歪んでいく。

「……反応、しないんじゃねぇの?」

 くくっと。智さんの喉の奥が鳴る音が、した。

 智さんが私を揶揄ってくるなら、反応しなければいい。そう口にしたのほんの30分前だっただろうか。見事に私の宣言を覆されている、ということに気がつくのに……3秒も、必要なかった。
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