俺様エリートは独占欲全開で愛と快楽に溺れさせる

春宮ともみ

文字の大きさ
上 下
59 / 273
本編・第二部

93

しおりを挟む
 大きなあくびが出る。2月の冷たい風に吹かれて、耳たぶが冷えていく。

「うう~~…眠い……」

 今日は本当に忙しかった。もうすぐ3月ということもあって、書類の量も凄まじかったのだ。

「なんとか定時で片付いてよかった……ふぁ…」

 頑張りすぎたのか、今日はなんだかすごく眠い。このまま電車に乗ったら寝過ごしそう。

「知香」

 いつもの交差点で、電柱に凭れかかったまま。智さんが待っていてくれた。冷たい風が吹いて、さらりと智さんの黒髪がなびいた。すっとスマホをコートのポケットに仕舞い、手を伸ばされる。私は、躊躇いなくその手を取った。

 お互いに定時であがれるときは、ここで待ち合わせて買い物をして帰ることになっている。といっても、智さんが勤める三井商社は8時半始業17時半終業、対して私は9時始業18時終業だから、智さんをいつも待たせてしまっているけれど。

「いつも待っててもらってごめん…」

 冷たくなった智さんの手が手袋越しに伝わる。その冷たさが申し訳なくて視線が落ちる。私のしょんぼりした声に、ふっと、智さんが笑った。

「いや、いいんだ。好きで待ってんだから」
「……うん」

 その笑顔に、心を撃ち抜かれていく。どれだけ、智さんに溺れればいいのだろう、私は。

「……知香。待ち合わせ場所、ちょっと変えよう」
「え? なんで?」

 智さんが困ったように笑って、私の手を握る力がぎゅっと強くなる。

「……ここだと今日みてぇに風が強い時、くっそ寒ぃんだ。俺が冷えたら、知香の手の体温まで俺が奪っちまうから、さ」

 自分が寒いから、という理由ではなく。私の体温のことまで考えてくれる、その思慮深さに。また、私は……智さんに、堕ちていく。

「……ごめん…ありがとう」
「んーん。夕食の食材、買って帰ろ」

 ふふ、と、智さんがやわらかく笑った。

 私があの家に引っ越して……存在価値と、機能価値の話をしたあの日から。智さんの笑顔が、変わった気がする。

 やわらかくて、優しい。そんな微笑みになった。

(……智さんも…痛みを昇華して、成長した、ってことかしら)

 そんなことを考えながら、ふたりで電車に乗って。自宅の最寄り駅まで出る。最寄り駅近くに、いつも行くスーパーがあるから、そこに立ち寄って、帰る、というルートが定番。

「智さん…ちょっと、寝ていい? なんか眠くて…」

 座席に座って電車に揺られていると、電車内に効かされた暖房の温かい空気に、眠気が誘われていく。

「ん? いーよ、肩貸してやるから」
「ありがと…ごめんね?」

 智さんの肩に寄りかかって、うとうとしていると、すごく心地よい気持ちになってくる。

 ガタンガタンと揺れる電車内の音に紛れて、智さんの穏やかな呼吸がわずかに聞こえてくる。智さんのにおいが香る。安心、できる。

「……知香。もう着くぞ?」
「へ?」

 肩を揺さぶられて目を覚ますと、もうあと一駅で到着、というところまで来ていた。

「……あ…私、ずいぶん寝入っちゃってたみたい。ごめんね?」
「大丈夫」

 ふっと、また智さんが優しく笑う。ふたりで改札を通り抜けて、改札を通り過ぎてすぐのスーパーに立ち寄った。

 智さんが白菜やカブ、ほうれん草にバナナを籠に放りこんでいくのをぼんやりと眺めながら、隣を歩いていく。

 智さんが料理を担当しているから、日々の食材は智さんが購入する。洗剤等の日用品は私が購入して、月に一度レシートを持ち寄って、家賃や生活費なども同時に精算する、という形を取っている。

 ふと、先日田邉部長から手渡された給料明細を思い出して。レジに一緒に並んでいる隣の智さんに声をかけた。

「先月、残業が多かったから、手取りが少し多かったの。共同貯金にいれておくね」

 私の言葉に智さんが目を丸くする。

「いいのか? 知香が頑張った成果なんだから、知香の小遣いにしたっていいんだぞ」
「いいの。今、欲しいものってあんまりないし。それより貯金にしてこの先の生活資金にしたい」
「……貯金だって、無理しなくたっていいんだぞ?俺も稼いでないわけじゃねぇし」

 その言葉に、私はふるふると頭を振って、ダークブラウンの瞳を見つめた。

「ううん。私がそうしたい」

 私がやりたいと言ったことは智さんは基本的に反対しない。それをわかってるからこそ…ズルいとは思っているけれど。『そうしたい』、と口にする。

「……わかった。頼む」

 智さんが優しく笑って、引いてくれる。あのすれ違い以降、日々を過ごしていても喧嘩をしたことがなくて。本当に心地よい時間を過ごしていけている。

 智さんも……そう思ってくれていると、いいんだけど。

 セルフレジで精算をしている智さんが不意に私を向いた。

「知香…5円玉持ってねぇ?」
「5円? あったと思う、待ってて」

 鞄をごそごそと探ってお財布を引っ張り出す。小銭いれのチャックを開けて、5円玉を取り出して、セルフレジに投入する。

「……小銭ってさ。持ってなくていいときはじゃらじゃらある癖に、欲しいときにねぇんだよな」

 セルフレジのパネルをタップしながら、智さんが苦笑する。確かに、言われてみればそうかもしれない。

「そういうものかもしれないね?」

 レシートを受け取りながら、顔を見合わせてくすくすと笑いあった。

 うん。きっと、私たちは同じ気持ちでいるんだ。そう、実感する。

 穏やかで、ゆっくりとした時間。こういう何気ない会話すらも、とてつもなく…愛おしく、幸せな時間を……過ごしていけている、と。







 カチャリ、と、無機質な音がした。オートロックが解錠され、自動ドアが開く。そのままふたりでエレベーターに乗り込んで、玄関を開く。

「ただいま~」

 自分のコートを脱いだ流れで智さんのコートを受け取ろうと手を伸ばすと、逆に智さんの手に私のコートが取られていく。

「??」

 その動作に不思議な顔をしていると、智さんが、こてん、と首を傾げた。

「知香は少し寝てな?」
「え……えぇ? いいよ、洗濯物畳んだりとかするから、コート貸して」

 智さんからふたり分のコートを奪い取ろうとするも、智さんが私の手の届かない高さまで持ち上げる。

「もう生理来るから眠いんだろ? 無理すんなって」

 切れ長の瞳が、心配そうな感情を湛えていた。薄い唇から紡がれたその言葉に、はっと息を飲む。

「…あ…そっか、生理……明日くらいからだ…」

 だから、今日は眠かったのか。月末に近いから、仕事を頑張りすぎた所為かなと思っていたけれど。

「今朝、寝起き悪かったから、そうだろうなって思ってた。だから寝てな、いろいろやっておくから」

 智さんがコートを持っていない手で頭を撫でてくれる。その大きな手が、とても心地よい。

「…う……ごめん………」

 盛大に、甘やかされている。それを感じて、申し訳なさと同時に、途方もない嬉しさが込み上げてくる。

「いいって。その分….生理終わったら覚悟しておけよ?」

 ニヤリ、と。智さんが口の端を吊り上げた。その表情に、その声に。全身がかっと熱くなるのを感じた。

「っ、もうっ、智さんのっ、ばかっ!」

 パチン、と、智さんの腕をはたいて。私は智さんをぎゅっと睨みあげた。私の表情に、智さんがまた、ふっと笑みを浮かべる。

「知香と一緒にいて、生理前になると睡眠が長くなるってことと、食べる量が普段より少し増えるって気づいたんだ。だから、な? 今日は少し多めに作るつもり。もし残っても明日の朝食に回しても大丈夫なメニューだから」

 そう言葉を紡ぎながら、さぁ行った行ったと背中を押されて寝室に促される。

「いつもより食べたり寝たりすることで体力の回復を無意識に行ってるってことだ。生理つぅのはそれだけ体力を消耗するってことだな。まぁ、よく考えたら不要な血液を排出するんだから、体力も消耗するわなぁ。ほんと、人間の身体ってシステマチックに作ってあるよなって実感するぜ?」
「……なるほど…」

 納得はできる。だって、生理前って食欲も増えるし、少し寝坊することもある。身体が無意識のうちに体力回復を求めているくらい、生理中は体力を失うのだろう。そう考えるなら……今日くらいは智さんに甘えてしまおう。

「じゃぁ…お言葉に甘えて、少し寝かせてもらおうかな……」

 私の言葉に智さんが満足そうに頷いた。

「準備出来たら呼ぶから」

 そういって、智さんが暖房のリモコンを操作して、パタンと寝室の扉が閉められた。

 上着だけを脱いで軽く畳んで、枕元に置く。ぽふりと音を立てて布団に沈み込み、掛け布団をずりあげる。

 本当に。本当に、甘やかされている。それしか言葉が出てこない。言葉でも、眠る前に必ず『好きだ』と囁かれて。行動でも、こんなにも愛されていると示されている。

「………幸せすぎて、なんだか怖いくらい」

 頬がにやけるのを止められやしない。効きはじめた暖房のおかげで室温が上がっていく。掛け布団の温かさも相まってうとうとと微睡んでいると、今日の仕事のことが頭に浮かんできた。

 夕方、丸永忠商社の牛肉の通関業務を小林くんに託して終業した。同時に、確か……片桐さんも、うちの水産販売部に頼まれた資料を作るからと残業していた気がする。

(まさか……ふたりだけで残業…とか、やってないよね…)

 微睡んでいた意識がぐわりと急上昇する。ぱちりと目を開けた。

 片桐さんは囲い込みを得意とするタイプでは、という智さんの推測を聞いたからこそ。今日、もし……ふたりだけで残業をしていたなら。

 その事実に行き着き、バクバクと心臓が跳ねだす。横になっているのに、一向に落ち着くことができない。

 片桐さんも、会社でなにかを起こす気は、ない、だろう。だって、縁故入社だから。なにか起こしたら、槻山取締役の顔に泥を塗ることになる。いくら小林くんとふたりきりで残業をすると言っても、仕事中は淡々と業務を遂行している姿を見ているから。私が片桐さんに絡まれるのは休憩中だけ。

 思い起こせば、1課も残業していた。1課は真横のブースだから。

 ……きっと、その辺は、片桐さんだって弁えているだろう。

 その答えに辿り着き、鼓動が徐々に緩やかになっていく。

(……色々、考えすぎなだけよ。生理前だし、マイナス思考になってる)

 生理前はどうしたってマイナス思考になりやすい。だから、こんな事を考えてしまったのだろう。そう自分を納得させていると、リビングから智さんの声が聞こえて。私は布団から抜け出して、リビングに向かった。





「わぁ……!」

 硝子天板のテーブルの上に、白で統一されたお皿たち。そこには、鶏肉とカブのクリーム煮に、ほうれん草のおひたし。パプリカとツナのサラダに、白菜のポトフ。レバーの炒め物まで用意してあった。

「とにかく身体が温まるメニューにした。レバーとおひたしは残ったら明日の朝、一緒に食べよう」

 おいで? と、ソファに誘われる。智さんの隣に座り、手を合わせた。

「いただきます」
「ん、どうぞ」

 ほかほかと湯気が立ち上るご飯茶碗を手に持って、ゆっくりと口に運んでいく。他愛もない話しだったり、仕事の話だったり。ゆったりと言葉を紡いでいく。

 智さんが、水の入ったコップに手を伸ばして、口をつけて。ほぅ、と息を吐くと、唐突に私の方を向いた。

「来月、イタリアに出張が決まった。17日に日本を出て、24日に帰ってくるから」
「イタリア?」

 思わぬ地名に目を瞬かせる。

 そういえば……出会った夜、海外出張に行った時にパスポートを失くして散々な目にあった、ということを聞いていたなぁ、と、ぼんやり思い出す。

「ん。新部門のことで。6泊8日。畜産チームの担当と一緒に行く。再来月は、ノルウェーにも行くことになる」
「そっか………えっと、24日は私、期末慰労会だったと思う」

 三木ちゃんに相談された、東翔会の残額を落とすための飲み会。それが確か24日だった気がする。食事中で行儀が悪いけれど、と断りを入れてテーブルに箸を置き、鞄から手帳を取り出してスケジュールを確認する。

「うん、24日だ」
「そうか。俺が帰国する時間と被るかもしれねぇな。そうなったらどこかで合流しよう」

 お仕事だから仕方ないけれど……8日間も会えないなんて。付き合い始めてから、初めてのことなのでは。時差もあるだろうからなかなか連絡も取れないだろう。

 少しだけ落ち込んだ私に、すまない、と、声をかけて、そっと頭を撫でてくれる。

「俺が好きなチョコレートで、イタリアのブランドのがあるんだ。お土産に買ってきてやるから、それで勘弁してくれ、な?」

 チョコレートを買ってきてもらうのは嬉しいけれど。お土産なんかよりも、智さんが無事に帰ってきてくれることの方が、よっぽど嬉しいお土産だ。

 智さんの瞳が、急に真剣さを帯びた。ダークブラウンの瞳と視線が交差する。


 しばらく、智さんが私のそばからいなくなる。
 ヘーゼル色の、瞳が。不意に…脳裏に蘇る。


 ざわざわと、言いようのない不安感が迫り上がってくる。思わず、手に持った箸を再びテーブルに置いた。智さんの大きな手に、ぎゅう、と、引き寄せられて、抱き締められる。

「知香を……守ってやりたい。けど、出張に行けば……知香を守りきれるか、わからねぇ」

 酷く不安そうな声で、智さんが呟いた。



 幸せすぎて、怖い。そう思っていた。穏やかで、ゆるやかで、幸せな日々が……当たり前でないことを、こうして突きつけられる。



 でも……それでも、私は。

「守られるだけじゃ、いやだ。大事にしてもらってるからこそ…智さんの想いに報いたい。強くありたい」

 智さんをぎゅうと抱き締め返した。

「……智さんが出張中。片桐さんに気をつけて、過ごすから。だから、大丈夫」

 智さんの背中をさすりながら、自分にも言い聞かせるように。言葉を紡いでいく。

「……なんかあったら、俺に教えてくれ。俺が出張に行く前でも、絶対だ。小さなことでも、隠さないでほしい」
「うん、わかった」

 ゆっくりと、身体が離れて。唇が合わさる。クリーム煮の甘い香りが漂っていく。

「出張中、知香に触れられないのに耐えられそうにねぇわ………」

 欲を孕んだ瞳に真っ直ぐに貫かれた。紡がれた言葉と、智さんの表情の意味を理解して。

「も、ほんと、性欲おばけっ!」

 顔を真っ赤にしながら、視線を逸らす。くすくすと、智さんが笑い声をあげた。

(……大丈夫。きっと、なにも、起こらない)

 智さんのふざけたような表情に安堵しながら、そう、自分に言い聞かせた。
しおりを挟む
↓匿名で送れるメッセージ箱↓
よろしければ感想などお気軽にお寄せください♪
メッセージフォーム
感想 96

あなたにおすすめの小説

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。

海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。 ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。 「案外、本当に君以外いないかも」 「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」 「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」 そのドクターの甘さは手加減を知らない。 【登場人物】 末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。   恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる? 田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い? 【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。

すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。 そこで私は一人の男の人と出会う。 「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」 そんな言葉をかけてきた彼。 でも私には秘密があった。 「キミ・・・目が・・?」 「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」 ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。 「お願いだから俺を好きになって・・・。」 その言葉を聞いてお付き合いが始まる。 「やぁぁっ・・!」 「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」 激しくなっていく夜の生活。 私の身はもつの!? ※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 では、お楽しみください。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

身体の繋がりしかない関係

詩織
恋愛
会社の飲み会の帰り、たまたま同じ帰りが方向だった3つ年下の後輩。 その後勢いで身体の関係になった。

身分差婚~あなたの妻になれないはずだった~

椿蛍
恋愛
「息子と別れていただけないかしら?」 私を脅して、別れを決断させた彼の両親。 彼は高級住宅地『都久山』で王子様と呼ばれる存在。 私とは住む世界が違った…… 別れを命じられ、私の恋が終わった。 叶わない身分差の恋だったはずが―― ※R-15くらいなので※マークはありません。 ※視点切り替えあり。 ※2日間は1日3回更新、3日目から1日2回更新となります。

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にエタニティの小説・漫画・アニメを1話以上レンタルしている と、エタニティのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。