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本編・第二部

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「ただいま~~…」

 月次処理を何とか第3営業日ギリギリの今日に終わらせて、やっとタイムカードを打刻した時にはもう20時になっていた。

 今日も智さんに迎えに来てもらうつもりだったけど、水野課長代理がこの辺りまで用事があるという事で……水野課長代理に車で送ってもらった。

「今日は結婚記念日なんだ。この近くのレストランで食事する予定だから。妻も一瀬に会いたいと言ってたから、ついで、な」

 艶のある黒髪をさらりと揺らしながら、水野課長代理が珍しく耳を赤くしていた。

 奥様は私の入社から半年後に退職した極東商社経理部の方。出産を機に退職されたのだ。だから、殊更私のことを気にかけて下さっている。

 久しぶりに水野課長代理の奥様にお会いして、改めて……頑張らなければという気持ちが湧いてきた。

 マフラーとコートを脱いでハンガーにかけ、リビングに向かう。

「おかえり」

 智さんが、また乾燥食材のシャーレをテーブルに広げてノートPCと睨めっこしている。定時で上がってきたとしても毎日こうやって池野さんが出した課題と向き合って努力している姿を見て……本当に『営業』というお仕事が好きなのだ、と実感する。

 ちらりとキッチンを見遣ると、そこには。

「わ! 恵方巻き!」

 今日は節分。すっかり忘れていたけれど、もうそんな時期なのか。けれども恵方巻きを注文する、という話は聞いていない。……ということは。

「もしかしてだけど、これも智さんお手製……?」

 恐る恐る尋ねてみると、智さんがシャーレを片付けながら、どうということもなさげに返答する。

「ん? そうだけど?」
「……すごい。私、恵方巻きって買うものだと思ってた」

 酢飯や具材、海苔の準備などを考えると、実は下準備に手間がかかるもの。そういうのすら智さんは楽しんで準備するんだろうなと考えると、心から料理が好きなのだなと実感する。

 智さんがテーブルの上を片付けているうちに、恵方巻きを切ってしまおうと手を洗って包丁を取り出そうとした時。

「切っちゃダメ」
「え? なんで?」

 横から静止の声が響いて、思わずきょとん、とリビングの智さんを見遣った。実家にいた頃は恵方巻きや太巻きは切って食べていた。それ故に「ダメ」といわれたことにひどく困惑した。

「恵方巻きはな、本来は切らないでこのまま食べるんだ」
「ええっ? ……丸かじり??」

 智さんの言葉に驚き目を瞬かせる。

「ん、そう。丸かじり」
「えええっ!?」

 肯定された言葉に改めて驚いた。切って食べるもの、という概念を根底から覆され、あんぐりと口が開く。

「その年の吉方位に向かって黙って1本丸ごと食べながら、無病息災、家内安全、商売繁盛を願う。つまり、その年の幸福を呼び込むってこと」
「黙って? 食べ終わるまで無言で?」
「そう」

 こくり、と智さんが頷くその姿にふたたび目を丸くした。そんな風習だったとは知らなかった。

「切らずに食べるのは、『縁を切らない』っていう意味。そもそも、具材が七福神を模してあるんだ。かんぴょう、きゅうり、伊達巻……そういうのを、七福神に当てはめてある。だから恵方巻きを切って食べると七福神との縁が切れてしまう」

 智さんが恵方巻きが乗ったお皿をテーブルに持っていく。私もその後ろをついていきながらキッチンからリビングへ移動した。

「ここまで話したらもうわかるだろ? 恵方巻きを切らずに……縁を切らずに食べることで、七福神から与えられる福を呼び込む。恵方巻きにはそういう意味があるんだ」
「そんな意味があったんだ…」

 ソファに沈み込みながらしみじみと智さんの言葉を噛み締めた。切って食べていたから、……私は今まで七福神との縁が切れっぱなしだったということだろうか。それは少々勘弁願いたい。

「ん。豆捲いて、厄を払い、福を掻き入れるのと同じだな。えっと……今年の吉方位は西北西」

 そういいながら、智さんがスマホのコンパスアプリを立ち上げて「こっちだな」と指さして笑った。

 お皿に乗った恵方巻きを1本手に持って、智さんが指をさした方向に身体を向ける。

「いただきま~~す」
「いただきます」

 ふたりで黙って、もくもくと食べ出した。

「……」
「………」

 シャクシャクと、胡瓜を咀嚼する音が響く。

(なんか…思ったよりもシュールな光景……笑っちゃいそう)

 無言で、大の大人がふたりで、西北西を向いて、恵方巻きを頬張っている。客観的にみると、……かなりシュール。笑いたくなる感情が込み上げてくるけれど、それを必死で押し殺しゆっくりと食べ続けた。

(……美味しい)

 智さんお手製の恵方巻き。これがまた、とても美味しい。料理は誰かが美味しいと言ってくれるからこそ作り甲斐もあるし、面倒な手間も面倒だと思えず作れるのだ。

(……今すぐ、美味しいって声に出したいなぁ…)

 今すぐこの美味しさを作り手の智さんに伝えたい。だけど、さっき聞いた恵方巻きの意味を考えるとそれは到底無理な話。

(……早く食べちゃおう…)

 ちらりと横目で智さんを見てみるといつもの切れ長の瞳をまっすぐに西北西に向けて黙々と口を動かしている。

 いつも食事するときは今日あった仕事のあれこれを話しながら食べているから。こんなに静かに、黙って食べるのは初めてのこと。

(……まつげ、相変わらず長い…羨ましい)

 そんなことを考えていたら、あっという間に智さんが食べ終えてしまった。ぺろり、と、指についた海苔を紅い舌先で舐めとる姿が、……ひどく妖艶で。


 ―――この舌で、指で。いつも、翻弄されている。


 かぁっと身体が熱くなるのを自覚した。

(いやいや、食事中だってば。何考えてるの)

 ふるふると軽く頭を振って、あと少しになった恵方巻きを頬張っていく。最後の一口を、ゆっくり飲み込んで、智さんに笑みを向けた。

「……美味しかった!」
「よかった」

 私のその声に智さんが嬉しそうに微笑んでくれる。

「太巻きって、海苔がしんなりなってて噛みきれなくて食べ辛いでしょ? だから、子どものころから太巻きってどうにも苦手だったんだけど、智さんの太巻き、食べやすかった~」

 私のその言葉を聞き届けた智さんが苦笑しながら言葉を続けていく。

「あと2本ずつあるから。それ食べてもお腹減ってたら、またなんか作ってやるよ」
「は~い」
「お風呂も入れてあるから、ごちそうさましたら入っといで」
「うん、ありがとう」

 智さんに甘える、頼る、ということが、やっと自然にできるようになってきた気がする。
 今まではなんだって自分でこなしてきた。家事も、仕事の悩みも。だけどそうではなく。

『お互いに、お互いを補っていけたらいい』

 智さんが言ってくれたその言葉が、私を救ってくれている。それを改めて実感し少しばかり心がこそばゆくなった。










「……あ、そうだ。昨日生理終わってたんだった」

 夕食を終えてお風呂に向かうと、癖で生理用品を手に持ってきてしまっていた。

 今回の生理は本当に生理痛が軽かった。全く痛みがない、わけではない。けれども鎮痛剤を飲むほどではないくらいの軽い違和感しかなかった。

「教えてもらったシャワーお灸のおかげかな」

 仕事中も手先や足先の冷えが解消されて、2月に入って本格的に寒くなったというのに例年のような冷え性に悩まされてもいない。

「……本当、智さんには感謝しかないなぁ……」

 なにか、返してあげられるものが欲しい。ざぱりと湯舟に浸かりながらぼんやりと考える。

 ふ、と。食事中の、智さんが指を紅い舌先で舐めとる妖艶な姿が脳裏をよぎった。

「……」

 生理も終わった。今日は、金曜日。

「………」

 いつも、セックスは智さんに好き放題翻弄されるばかり。やり返してやりたい、という気持ちが、むくむくと込み上げてくる。


 ……ならば。に持ち込んでみるのも、あり、だろうか。


「……き、緊張する…」

 なんせ、智さんには初めてするから。喜んでもらえるだろうか、気持ちよくさせてあげられるだろうか。

「……でも、何かしら…返したいし、やり返したい」

 ぽつり、と呟いた言葉がお風呂場の壁に反響していく。「よし」と気合を入れて私は湯船から立ち上がった。










「お風呂あがったよ。いいお湯でした」
「ん、おかえり。それはよかった」

 智さんはまだ、ソファに座ったままノートPCと睨めっこしていた。新部門のことや池野さんの課題のことを色々と調べ物しているのだろう。

 とん、と。智さんの横に軽く座る。そうして、そっと。智さんの左肩に頭を乗せた。



 ……心臓が、跳ねている。この心臓の音が聞こえていませんように、と小さく願った。これからしようとしていることが、智さんにバレてしまえば………一巻の終わり。



「ん~? どした? もう寝るか?」

 智さんが、私の頭に左手を回して、ぽんぽんと撫でてくれる。

 ……前に、生理中にしようとした時。気が付かれて、手を掴まれて制止された。ならば。智さんに制止されないほど、手早く行動すべきであって。

「……」

 私は無言で敷かれたラグに腰を下ろし、ソファに座る智さんの脚の間に身体を滑り込ませ、スエットの前開きに手をかけた。

「ちょっ……知香!」

 珍しく慌てた智さんの声音。その声色に少しだけ得意げな気持ちになりながら、手を止めて智さんを見上げると、声と同じく戸惑った表情で私を見下ろしていた。

 ダークブラウンの瞳と視線が交差する。

「ねぇ、智さん。
「……っ…」

 智さんが息を飲むのが伝わってくる。私はなんとなく。やり返せる、ということに歓びを覚えた。

 ズボンの前開きに手を割り入れて、するりと膨らみを撫でていく。その瞬間、智さんの身体がびくりと震えた。

 その反応に、ふっと息が漏れる。もう一度、今度はさっきより少し強めに撫であげる。ボクサーパンツのピタリとした感触。その奥に潜む、灼熱の楔。私がするりと撫であげる毎に、ぐっと布地を持ち上げていく。

 その反応に、口の端がゆっくりと上がっていくのを止められやしなかった。智さんの全てが、見たい。全てに、 触れたい。

 はぁっ、というため息が智さんから漏れた。その吐息で、一気に現実に引き戻される。

(……そう、だ……)

 私はしたくても智さんがそれを望まないかもしれない。全く思いつきもしなかった事に今更気がついて尻込みした。おずおずと智さんを見上げて、意思を確認する言葉を投げかけていく。

「……智さんが嫌なら、止める…けど、私は、してあげたい」
「………」

 そっと。頬に、智さんの大きな右手が当てられる。

「……元カレに、こういうの、半ば強要されてたんだろーから。嫌な記憶ばかりあるんじゃねぇか?」

 心配そうに、私を見遣る智さんの視線が、嬉しかった。いつだって、智さんは私の気持ちを最優先にしてくれる。

 私は智さんのその手に軽く手を重ね、ふるふると頭を振って、笑いかけた。

「大丈夫」
「……そ。じゃぁ…知香の、好きにするといい」

 ふっと、智さんの身体がソファに沈み込んだ。さわり、と、髪を撫でられる。肯定、と受け取って、私はボクサーパンツの前開きに手をかけて。大きく主張した楔だけを外気に触れさせる。

「……おっ、きい」

 大きくくびれた先端に、テラテラと煌めく粘膜。胴には蒼く血管が這って、腹につくほどそそり立った……灼熱の、楔。

 それは凶悪なまでに、淫靡で。私の身体の奥が、どくりと震えた。

 その頂から滲み出た透明な雫が、つぅと。重力に逆らわずに流れていく……その様を、何かに魅入られたように見つめた。

 苦笑しながら、智さんが声を上げた。

「あんま見んなよ」
「だって…」

 綺麗、だった。こんなにも、凶悪な灼熱を持っているのに。私は凌牙としか経験がないけれど。高校の時の同級生の話だと、男の人のソレはグロテスクなモノだと聞いていたから。

 けれど。目の前の智さんの、熱い熱い楔は……こんなにも、綺麗で。こんなにも……愛おしい。

 胴の根本にそっと手を添えて、その先端に舌を当てた。舌先に感じる苦味と塩っぱさに少し眉を寄せる。とろとろと、どんどん透明な雫が溢れて、私の口の中に強い苦味が広がっていく。かぷ、と、先端をくわえ込み、チロチロと舌を動かした。

「……っ、ちょ、知香……っ、」

 その声に、視線だけを智さんに向ける。どこか苦しげな顔をした、智さんが―――強烈に、色っぽい。

 けれどもその苦しそうな表情に思わず口を離してしまった。悦く、なかっただろうか。

「……悦く、ない?」
「や……逆。上手」

 その言葉を聞いて、私はほぅと安堵の吐息を吐き出し、ふたたび楔に舌を這わせていく。

 立ち込める精のにおい。そのくらくらするような感覚を味わいながら滴る雫を取りこぼさないように舐めとって行く。

「……っ、……」

 智さんが、艶めかしく呼吸をする。

 いつも私に声を我慢するなと言う智さんの言葉の意味が、やっとわかった。悦い、という反応があると。こんなにも、嬉しくなる。私の手で、智さんを……気持ちよくさせている。そう考えるだけで……とろとろと、蜜が溢れていく。

 ひと舐めごとに、硬さと大きさを増していく楔。ひと舐めごとに、何かを堪えるように眉を顰める智さん。

 ぞくり、と。背筋を何が這い上がる、感覚。

 智さんが、感じている顔を…もっと、みたい。その一心で、舌を這わせた。

 糸をこより合わせたような部分を舌先で舐め上げると、堪え切れなかったような呻き声があがり、ビクリと智さんの全身が震えた。

 嬉しかった。やり返せる、ということと。少しでも、感謝の気持ちを返していきたい、という。……ある種、矛盾した気持ち。

 凌牙にこうやってしても。反応がイマイチで、色んなコトをしてみたり、顔色を伺ってみたり。それに対して、智さんはまるで打てば響くような……明確な、反応。

 とろり、とろりと蜜が溢れる感覚。知らず知らずのうちに、自然と腰が揺れる。

 どくり、と。大きく、楔が膨張した。

「ぐ、……っ」

 智さんが奥歯を噛み締める様子に、きっと近いのだろうと察した。

(もう少し、かな?)

 そうして、口内をすぼめて、少しだけ吸い上げた瞬間。

「はい、そこまで」

 智さんの声が響いて、私はひょい、と身体を持ち上げられた。

「ぇえ?」

 そこまで、という意味がわからなくて困惑した。智さんに抱えられたまま、智さんの顔をじっと見返す。

「……元カレが、んだな?」

 すぅっと、智さんの瞳が、歪んでいく。そして、にこりと。優しく……とても優しく、微笑んだ。




  
「だからね? 知香さん。ベッド、行きましょう?」
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