鳥籠の中で君を愛する

「みつき……」

桜井珠月が目を開けた時、目の前にいたのは、ひどく顔立ちの整った男性だった。

「君は俺の彼女だよ」
記憶のない珠月に彼はそう言って、珠月を甘やかしてくれる。

優しくて、素敵で、甘い彼に珠月はどんどん惹かれていくけれど……。

※表紙はhttps://picrew.me/で作成しています。
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