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第十四話
束の間の至福
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豊かに茂った葉を持つ大きなドングリの木を背に、色とりどりの様々な花が咲き誇る場所。幼いフォルティーネは木の幹にもたれていた。不意に、ドングリの木から目の前に舞い降りた男子に驚くものの、その美しさに恍惚として見つめている。
……あ、これは夢だ! 昼間、陛下から密かな片想いのお相手の話を聞いもんだからその影響をもろに受けているみたいね。ふーん、男の子はは天空から舞い降りて来た訳じゃなくてあのドングリの木の上に居たのね……
フォルティーネは睡眠中に自分夢を見ている事を自覚するという、いわゆる『明晰夢』を見ていた。夢の中、少年が話す。
『おまえの髪、ふわふわしててワタガシみたいだ。キレイな色だな、オレこの色の名前知ってる。シャンパン色っていうんだ! 子どもでものめるやつあるよな!』
まだ幼いフォルティーネは、まるで夢の中にいるみたいにボーッとして目の前の男の子を見つめていた。だって、突然空から舞い降り来たその子はとっても、いやものすごくキレイだったのだ。眩し過ぎて直視出来ないくらいに。
……カミサマがとっておきのホウセキをあつめて、アリッタケのマホウのチカラでつくったソウサクニンギョウにちがいない!……
と、真剣にそう思っていた。いつ、どこで、その場所に居たのか? そもそも何故そこに居たのかはよく分からない。ただ、大きなドングリの木の生い茂る葉より降り注ぐ木漏れ日が心地よい事。周りには自分の背丈、またそれ以上の色とりどりの花が咲き乱れていた……ように思う。男の子はお日様をそのまま毛髪にしたように眩く輝いていて。兎に角、これ以上ないくらい整った顔立ちで、瞳の色は……眩し過ぎてよく見えない。だけど深い色合い……だと思う。フォルティーネより頭一つ分は大きいその男子は、二、三歳年上だろうか?
フォルティーネはこれまで、自分の髪を綺麗だなんて思った事も一度も無かったし。前にも述べた通り、手入れを怠るとあちこちに髪が跳ねて膨らんでしまう髪質は侍女泣かせで、誰にも褒めて貰った試しがない。だから、自分の髪を褒めて貰った実感がまるで湧かなかった。
『おにいちゃん、だぁれ? ヒカリのせいれい王サマのむすこさん、とか?』
『なんだそれ? お前おもしろいな、オレサマがヒカリのセイレイ王のむすこだって? なぜそうおもうんだ?』
『ピカピカに光っているから』
『そうか、まぁワルイ気はしないな』
男の子は照れたように横を向いた。アラバスターもたいに透けるような白い肌、その頬が薄っすらと薄紅色に染まった……ような気がした。
(咲き立ての桃の花ってこんな感じかな……)
とフォルティーネは男の子の照れ笑いを見ながらぼんやりと思う。
『おまえ、まつげも髪とおなじいろなんだな』
『ふぁっ?!』
突如、神々しい程の美少年は距離を詰めて身を縮めてフォルティーネを覗き込む。思わず変な声が出るくらい、吃驚してしまった。父や兄にだって、こんな近くで顔を覗き込まれた事はない。「見ても目の保養にならないから」とか父と兄が話していたのを聞いた事がある。腹が立ったし悲しかった。だから忘れる事にしたのだが……
『ひとみの色、匂い紫みたいだな。……ミステリアスでキレイだ』
情感を込めて囁くように言う彼。瞳の色を褒めて貰ったのも初めてで。くすぐったい気持ちと、揶揄われているのかもしれない、という警戒心ぐちゃぐちゃに交じり合ってに絡めとられ、ただ目を大きく見開いて彼を見つめた。
……頬にあたる風が優しかった。
フォルティーネはパチリと目を開けた。白い天井が目に移り込む。続いて、カーテンから差し込む陽の光も。
「昔から時々見る夢。今回は完全に陛下の内緒話の影響で脳内妄想が膨れ上がっているし。思春期の年代なら分かるけど、ちょっと恥ずかしいかも。しかも明晰夢だなんて……」
体を丸めて、ベッドの中に潜り込んだ。前述の通り、薄っすらと記憶に残るその夢は、現実なものではなく絵本や童話などの中から空想した幻、或いは『イマジナリーフレンド』のようなものだったのではないか、と分析している。
コンコンというドアノックの音で我に返る。
(あら、もう起床時間ね。まぁ単なる夢だ、誰に知られる事もないのだし、気にする必要はないわね。さて、気持ちを切り替えましょう)
「失礼致します、エルフィーネお嬢様。朝の御支度のお時間でございます」
侍女の声に、反射的に起き上がり口角を上げる。「どうぞ」と声をかけた。これからエリアスと朝食を共にした後、そのまま共に『魔塔』へと向かう予定だ。昨日、皇帝と話をして早速魔塔に訪問許可が下りるとは。げに恐ろしきは権力也、と感じた。
通常、魔塔訪問が許されるのは、皇族、王家、魔法に関する職業についている者、または魔法系の学校で優秀な成績を修めた者、伯爵以上の爵位の持ち主、各国の要人……が、正当な理由があってそこで初めて、魔塔訪問の許可の手続きが出来るのだ。許可が下りるのに最短で二週間は掛かるという。魔塔には禁じられた魔法や希少な古代魔法、呪術に関する事など、門外不出の事柄が多く、悪用されたら非常に危険なものが研究されているからだ。魔塔を中心とした派閥の者でも、その例に漏れない。
(それにしても、シャンパン色の髪……かぁ。ストレートのサラサラか、ゴージャスな巻き毛、または優雅なウェーブの髪質だったら……少しは私も可愛く見えたのかしら)
いつものように、侍女三人掛かりでて丁寧に髪が梳かれ、ヘアスタイルが決まって行く様子を鏡越しに眺めながら思った。こうして思考を停止し、とりとめのない事を思い描く時間が嫌いではなかった。それはほんの僅かな時間だったけれど。
「お早う、フォリィ」
ダイニングルームに足を入れると、嬉しそうに笑みを浮かべて迎え入れるエリアスはそのままフォルティーネの背後に周り、後ろから抱き締めた。彼の右頬がフォルティーネの左頬に密着する。滑らかで少しだけひんやりしたその感触、腕の中にすっぽりと包まれる安心感。唯一、フォルティーネを愛称で呼ぶ男。これから起こり得る不穏な出来事を全て忘れ、自分はここに居て良い、深く愛され守られているのだという実感が湧く甘やかな時間だった。
「お早う、エリアス」
フォルティーネは恍惚としながら応じた。
エリアスは、魔塔訪問の為に小国での仕事を延期した。その皺寄せを黙々と引き受けるのはドア付近で護衛も兼ねて静かに控えている知的で寡黙な美丈夫な精霊人θ、アルフィー・ロブ・クローバーだ。エリアスの補佐官と護衛を兼ねた非常に優秀な男だ。エリアスが消息不明の期間、大公代理として出来る仕事を黙々とこなしてくれた。フォルティーネに気を遣わせないよう、いつも影のようにひっそりとエリアスに仕えている。フォルティーネはふと、この男に仕事の心得について聞いてみたくなった。皇帝の秘書官として職務につく上で、参考になりそうな事があるかも知れない。
その前に、皇帝の秘書官を引き受ける事に難色を示すエリアスに、納得して貰わなければいけないが。
(今だけ、もう少しだけ。いいよね……。これから魔塔に行ったら、あっさりとエリアスの番様が見つかるかもしれないし。そうなれば私はお役御免になるに違いないもの)
フォルティーネはエリアスに身を預け目を閉じた。
……あ、これは夢だ! 昼間、陛下から密かな片想いのお相手の話を聞いもんだからその影響をもろに受けているみたいね。ふーん、男の子はは天空から舞い降りて来た訳じゃなくてあのドングリの木の上に居たのね……
フォルティーネは睡眠中に自分夢を見ている事を自覚するという、いわゆる『明晰夢』を見ていた。夢の中、少年が話す。
『おまえの髪、ふわふわしててワタガシみたいだ。キレイな色だな、オレこの色の名前知ってる。シャンパン色っていうんだ! 子どもでものめるやつあるよな!』
まだ幼いフォルティーネは、まるで夢の中にいるみたいにボーッとして目の前の男の子を見つめていた。だって、突然空から舞い降り来たその子はとっても、いやものすごくキレイだったのだ。眩し過ぎて直視出来ないくらいに。
……カミサマがとっておきのホウセキをあつめて、アリッタケのマホウのチカラでつくったソウサクニンギョウにちがいない!……
と、真剣にそう思っていた。いつ、どこで、その場所に居たのか? そもそも何故そこに居たのかはよく分からない。ただ、大きなドングリの木の生い茂る葉より降り注ぐ木漏れ日が心地よい事。周りには自分の背丈、またそれ以上の色とりどりの花が咲き乱れていた……ように思う。男の子はお日様をそのまま毛髪にしたように眩く輝いていて。兎に角、これ以上ないくらい整った顔立ちで、瞳の色は……眩し過ぎてよく見えない。だけど深い色合い……だと思う。フォルティーネより頭一つ分は大きいその男子は、二、三歳年上だろうか?
フォルティーネはこれまで、自分の髪を綺麗だなんて思った事も一度も無かったし。前にも述べた通り、手入れを怠るとあちこちに髪が跳ねて膨らんでしまう髪質は侍女泣かせで、誰にも褒めて貰った試しがない。だから、自分の髪を褒めて貰った実感がまるで湧かなかった。
『おにいちゃん、だぁれ? ヒカリのせいれい王サマのむすこさん、とか?』
『なんだそれ? お前おもしろいな、オレサマがヒカリのセイレイ王のむすこだって? なぜそうおもうんだ?』
『ピカピカに光っているから』
『そうか、まぁワルイ気はしないな』
男の子は照れたように横を向いた。アラバスターもたいに透けるような白い肌、その頬が薄っすらと薄紅色に染まった……ような気がした。
(咲き立ての桃の花ってこんな感じかな……)
とフォルティーネは男の子の照れ笑いを見ながらぼんやりと思う。
『おまえ、まつげも髪とおなじいろなんだな』
『ふぁっ?!』
突如、神々しい程の美少年は距離を詰めて身を縮めてフォルティーネを覗き込む。思わず変な声が出るくらい、吃驚してしまった。父や兄にだって、こんな近くで顔を覗き込まれた事はない。「見ても目の保養にならないから」とか父と兄が話していたのを聞いた事がある。腹が立ったし悲しかった。だから忘れる事にしたのだが……
『ひとみの色、匂い紫みたいだな。……ミステリアスでキレイだ』
情感を込めて囁くように言う彼。瞳の色を褒めて貰ったのも初めてで。くすぐったい気持ちと、揶揄われているのかもしれない、という警戒心ぐちゃぐちゃに交じり合ってに絡めとられ、ただ目を大きく見開いて彼を見つめた。
……頬にあたる風が優しかった。
フォルティーネはパチリと目を開けた。白い天井が目に移り込む。続いて、カーテンから差し込む陽の光も。
「昔から時々見る夢。今回は完全に陛下の内緒話の影響で脳内妄想が膨れ上がっているし。思春期の年代なら分かるけど、ちょっと恥ずかしいかも。しかも明晰夢だなんて……」
体を丸めて、ベッドの中に潜り込んだ。前述の通り、薄っすらと記憶に残るその夢は、現実なものではなく絵本や童話などの中から空想した幻、或いは『イマジナリーフレンド』のようなものだったのではないか、と分析している。
コンコンというドアノックの音で我に返る。
(あら、もう起床時間ね。まぁ単なる夢だ、誰に知られる事もないのだし、気にする必要はないわね。さて、気持ちを切り替えましょう)
「失礼致します、エルフィーネお嬢様。朝の御支度のお時間でございます」
侍女の声に、反射的に起き上がり口角を上げる。「どうぞ」と声をかけた。これからエリアスと朝食を共にした後、そのまま共に『魔塔』へと向かう予定だ。昨日、皇帝と話をして早速魔塔に訪問許可が下りるとは。げに恐ろしきは権力也、と感じた。
通常、魔塔訪問が許されるのは、皇族、王家、魔法に関する職業についている者、または魔法系の学校で優秀な成績を修めた者、伯爵以上の爵位の持ち主、各国の要人……が、正当な理由があってそこで初めて、魔塔訪問の許可の手続きが出来るのだ。許可が下りるのに最短で二週間は掛かるという。魔塔には禁じられた魔法や希少な古代魔法、呪術に関する事など、門外不出の事柄が多く、悪用されたら非常に危険なものが研究されているからだ。魔塔を中心とした派閥の者でも、その例に漏れない。
(それにしても、シャンパン色の髪……かぁ。ストレートのサラサラか、ゴージャスな巻き毛、または優雅なウェーブの髪質だったら……少しは私も可愛く見えたのかしら)
いつものように、侍女三人掛かりでて丁寧に髪が梳かれ、ヘアスタイルが決まって行く様子を鏡越しに眺めながら思った。こうして思考を停止し、とりとめのない事を思い描く時間が嫌いではなかった。それはほんの僅かな時間だったけれど。
「お早う、フォリィ」
ダイニングルームに足を入れると、嬉しそうに笑みを浮かべて迎え入れるエリアスはそのままフォルティーネの背後に周り、後ろから抱き締めた。彼の右頬がフォルティーネの左頬に密着する。滑らかで少しだけひんやりしたその感触、腕の中にすっぽりと包まれる安心感。唯一、フォルティーネを愛称で呼ぶ男。これから起こり得る不穏な出来事を全て忘れ、自分はここに居て良い、深く愛され守られているのだという実感が湧く甘やかな時間だった。
「お早う、エリアス」
フォルティーネは恍惚としながら応じた。
エリアスは、魔塔訪問の為に小国での仕事を延期した。その皺寄せを黙々と引き受けるのはドア付近で護衛も兼ねて静かに控えている知的で寡黙な美丈夫な精霊人θ、アルフィー・ロブ・クローバーだ。エリアスの補佐官と護衛を兼ねた非常に優秀な男だ。エリアスが消息不明の期間、大公代理として出来る仕事を黙々とこなしてくれた。フォルティーネに気を遣わせないよう、いつも影のようにひっそりとエリアスに仕えている。フォルティーネはふと、この男に仕事の心得について聞いてみたくなった。皇帝の秘書官として職務につく上で、参考になりそうな事があるかも知れない。
その前に、皇帝の秘書官を引き受ける事に難色を示すエリアスに、納得して貰わなければいけないが。
(今だけ、もう少しだけ。いいよね……。これから魔塔に行ったら、あっさりとエリアスの番様が見つかるかもしれないし。そうなれば私はお役御免になるに違いないもの)
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