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腰をガシリと掴まれたまま、その抽挿は執拗に繰り返された。
ガルシアの肉先から汁が溢れ、密着した体内からは湿った音がし始めていた。
「……ああぁぁ……いいぞ、シュリ……いい器だ……。
さすが……んっ……んっ…………!
……初めての事だけはある……。
ねっとりと吸い付き、締め上げてくるわ……。
こんな上物が…………んっ、んっ……!
……ワシのモノになるとは……」
耳を舐めながら囁くガルシアの声も上ずっていく。
骨も、肉も、粘膜も、内臓さえも無理矢理に引き裂かれ、体中が内側から張り裂けそうな痛みに喉が塞がり、シュリは叫ぶ事さえできなくなっていた。
「……ンっっ……んっっ…………!!」
ただ痛みに耐え、目を閉じ、縛られた両腕で必死にラウにしがみついたまま、呻きながら首を振る。
それを支えるラウの腕にも力が入っていた。
両腕でシュリを抱えるために杖が使えず、ガルシアの激しい突きに、ともすればシュリ諸共倒れてしまいそうになる。
だが、後ろにガルシアの責めを受け、すでに満足に声も出ないシュリを支えるのは自分だけ。
ラウはただじっと呻くシュリを見下ろしながら立っていた。
「……ンッ、、んぐ……!
……でる……」
その声に、意識も朦朧としていたシュリがハッと顔を上げた。
「……や、、、や……め……っ……!!」
阻止しようと反射的に叫んだが、そんなものは虚しい抵抗に過ぎなかった。
言いかけた直後、小さく呻くガルシアの声がし、最奥まで自身を捻じ込んだまま動きが止まる。
ハァ……ハァ……
ガルシアの熱い息遣いだけが耳元に響く。
体内には、ドクドクと激しく脈打つガルシアのモノの感覚がハッキリとあった。
それは最後の一滴まで絞り出すように、何度も何度も繰り返し、いつまでも波のように打ち寄せ続ける。
犯されたのだ……。
神の子として生きて来た自分が……。
その身体にガルシアの精を……。
穢された……。
おぞましさに身体が震えた。
現実を受け止められずにいた。
ただ茫然と、悔しさに強く目を閉じ唇を噛む。
ガルシアのモノは、しばらく余韻を愉しむように脈動を続けた後、ヌルヌルと体内から引き抜かれた。
途端に貫く芯を無くしたシュリの体は崩れ落ち、ガクンと膝をつく。
「ぁぁ、良かったぞ、シュリ。
……こんなに良いのは久しぶりだ」
ガルシアはヌルリと黒光るモノを隠そうともぜす、裸のままテーブルに寄ると汗を拭い、満足気にグイと酒を呷った。
「ラウム、次からはワシが来る前にシュリを裸にし、準備をしておけ」
ラウは崩れ落ちたシュリを縛る腕のベルトを外し、抱き起こしながら、
「はい……」とだけ応え頭を下げる。
ラウに抱き起こされても、身体の震えは一向に止まらなかった。
そのシュリの腿を、自身の血なのか、それともガルシアの精なのか、生温かい物が伝い落ちていく。
その感覚と同時に、シュリは気を失い倒れ込んだ。
ガルシアの肉先から汁が溢れ、密着した体内からは湿った音がし始めていた。
「……ああぁぁ……いいぞ、シュリ……いい器だ……。
さすが……んっ……んっ…………!
……初めての事だけはある……。
ねっとりと吸い付き、締め上げてくるわ……。
こんな上物が…………んっ、んっ……!
……ワシのモノになるとは……」
耳を舐めながら囁くガルシアの声も上ずっていく。
骨も、肉も、粘膜も、内臓さえも無理矢理に引き裂かれ、体中が内側から張り裂けそうな痛みに喉が塞がり、シュリは叫ぶ事さえできなくなっていた。
「……ンっっ……んっっ…………!!」
ただ痛みに耐え、目を閉じ、縛られた両腕で必死にラウにしがみついたまま、呻きながら首を振る。
それを支えるラウの腕にも力が入っていた。
両腕でシュリを抱えるために杖が使えず、ガルシアの激しい突きに、ともすればシュリ諸共倒れてしまいそうになる。
だが、後ろにガルシアの責めを受け、すでに満足に声も出ないシュリを支えるのは自分だけ。
ラウはただじっと呻くシュリを見下ろしながら立っていた。
「……ンッ、、んぐ……!
……でる……」
その声に、意識も朦朧としていたシュリがハッと顔を上げた。
「……や、、、や……め……っ……!!」
阻止しようと反射的に叫んだが、そんなものは虚しい抵抗に過ぎなかった。
言いかけた直後、小さく呻くガルシアの声がし、最奥まで自身を捻じ込んだまま動きが止まる。
ハァ……ハァ……
ガルシアの熱い息遣いだけが耳元に響く。
体内には、ドクドクと激しく脈打つガルシアのモノの感覚がハッキリとあった。
それは最後の一滴まで絞り出すように、何度も何度も繰り返し、いつまでも波のように打ち寄せ続ける。
犯されたのだ……。
神の子として生きて来た自分が……。
その身体にガルシアの精を……。
穢された……。
おぞましさに身体が震えた。
現実を受け止められずにいた。
ただ茫然と、悔しさに強く目を閉じ唇を噛む。
ガルシアのモノは、しばらく余韻を愉しむように脈動を続けた後、ヌルヌルと体内から引き抜かれた。
途端に貫く芯を無くしたシュリの体は崩れ落ち、ガクンと膝をつく。
「ぁぁ、良かったぞ、シュリ。
……こんなに良いのは久しぶりだ」
ガルシアはヌルリと黒光るモノを隠そうともぜす、裸のままテーブルに寄ると汗を拭い、満足気にグイと酒を呷った。
「ラウム、次からはワシが来る前にシュリを裸にし、準備をしておけ」
ラウは崩れ落ちたシュリを縛る腕のベルトを外し、抱き起こしながら、
「はい……」とだけ応え頭を下げる。
ラウに抱き起こされても、身体の震えは一向に止まらなかった。
そのシュリの腿を、自身の血なのか、それともガルシアの精なのか、生温かい物が伝い落ちていく。
その感覚と同時に、シュリは気を失い倒れ込んだ。
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