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本編
28 星がまたたく夜②
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――したくないなら絶対に何もしない。便利な悪魔扱いでいいから、俺を側に置いとけよ。
思ってもみない言葉とフィストスの切なそうな目に、私はしばし声を失っていた。
この悪魔はどうしてそんなことを言うんだろう。ちゃんと話をしなければと思ったのに、いざとなると勇気が出なかった。
「い、いやだよ、そんなの」
「……あっそ」
ようやく声が出たと思えばそんなことしか言えなくて。悪魔はふい、と視線をそらしてしまった。
「嫌だって言われても勝手に側にいるから、いい」
悪魔は諦めたように言って、ゆっくりと地上に向かう。そのまま私の部屋に入って絨毯の上に下ろしてもらう直前……私の中に今あるだけの、ありったけの勇気をかき集めた。
妙に安定感があったせいで手持ち無沙汰にしていた両手を悪魔の首に回して、ぎゅっと抱きしめて。恥ずかしくてまともに前を向いていられなかったから、悪魔の首筋に顔を埋めてしまったけれど。
「助けに来てくれてありがとう……フィストス」
できた。言えた。今はこれが限界だ……。
悪魔が何かを言う前に、すぐに手を離して腕からすり抜けた。気持ちも身体もふわふわしていて、少し久しぶりの地面にふらついてしまう。
このままお風呂に直行して気持ちを切り替えよう。そんなことを考えている私に悪魔の手が伸びてきて、離れたばかりの身体を引き寄せられた。
気がついたら悪魔の綺麗な顔がすぐそこにあって、ふせられた長いまつげまでよく見えた。唇がくっつく……と思った瞬間に悪魔は、ちゅ、と音だけ鳴らして離れていった。
「……え?」
「キスされるかと思ったか? じゃあな」
目を細めた悪魔が霧になって消える。残された私はへなへなとその場に座り込んだ。
完全に油断していた。
キスされていないのに、まるでキスされたかのようで。なにやら、三倍くらいでやり返された気分だった。
「あぁ……もう……」
……もう、いい。
これまでのことが全て悪魔の嘘だったとしても。騙されていたのだとしても、私はきっと後悔できない。それほどまでに、この感情は大きくなってしまった。
*
悪評騒ぎが無事に収束して少ししたある日、私はようやく執務室の整理整頓に本気で取り組むことにした。最近まで毎日のように眺めていた設計図もきちんとまとめて、棚にしまっておく。
宿泊施設の建設とほぼ同時に、元々あった温泉も改築した。今回の噂はお湯の色が発端だったので、透明のお湯が白く変わるところをお客様にも見えるようにしたのだ。
具体的には、露天風呂の中心まで水道管を引っ張って、そこから新しいお湯が出るようにした。
しかもそのお湯はなんと、ドラゴンの口から出てくるような意匠になっている。
以前悪魔が連れてきた彫刻家が張り切ってドラゴンを彫ってくれた。それがあまりにも見事過ぎたものだから逆にこれはどうかと心配したけれど……意外なことに、大好評だった。ただし、時々泣いてしまう子供はいる。
地下を通る水道管は水で冷やしているので、出てくる頃には適温になっている。それに、空気に触れないように源泉から引っ張っているので、ドラゴンが吐く透明なお湯が途中からくっきりと白く変わる様子を見ることができる。まるで魔法のようだとこれはこれで好評を得ていた。
汚れて濁っているわけではないということを、なかなかいい形で証明できた。多少の自画自賛は許してほしい。
新しい宿泊施設の方も、まずはお得意様から特別にご招待する形で営業を始めることができた。例の騒ぎの時に予約を取り消した貴族や裕福な商家のお客様なんかは、招待されてきまり悪そうにしていたけれど、帰り際は晴れやかだった。領地や王都でいい評判を広めてくれそうだ。
「これも一応、取っておくべきか……」
私とマルティンの婚約破棄の書類だ。無事、グリュンテ家当主からの署名をもらって役所の認可も済んでいる。もう私は、マルティンとは何の関係もない。
気合いを入れて訪問したグリュンテ家だったけれど、マルティンの両親は私からの婚約破棄の申し出にすんなりと頷いてくれた。
私の祖父とグリュンテ家の先代が借金と共に結んだ婚約だったけれど、マルティンの両親としては、もっと政略的に有利な家の娘と結婚させたかったらしい。とはいえ好いた相手と結婚するのが一番だからと婚約させ続けていたものの、私からの申し出もあったことでトントン拍子に話が進んだ。
ここまですぐに話がまとまったのには、己の息子がしでかしたことへの口止め料も含まれている。私としてもあまり強く出られない事情があるし、早く話がまとまって嬉しかったので、何も文句はない。
今後マルティンが何かしてくるとは思えないけれど、もしもの時は御璽のごとく見せつけて、婚約破棄した事実を思い知らせてあげよう。ということで適当な封筒に入れて、棚の隅の方にしまっておくことにする。何年か経ったら燃やす。
朝から取り組み始めて、ハイデマリーの作ってくれた夕食を食べた後もしばらく作業を続けたら、ほとんど片付いた。それからお風呂に入って……自分の部屋の扉は無視して、その先に向かう。
「フィストス、戻ってる?」
毎日朝から晩まで我が家に入り浸るライエン男爵に、ハイデマリーが「もう当家にお部屋をご用意しましょうか?」と言って、悪魔もそれに頷いたのだ。
私の隣が悪魔の部屋。お母様の中庭がよく見えるから。
扉を叩く。実際にはすぐだったのかもしれないけれど、扉が開かれるまでを永遠のように感じながら、うるさく跳ねる胸を手で押さえた。
思ってもみない言葉とフィストスの切なそうな目に、私はしばし声を失っていた。
この悪魔はどうしてそんなことを言うんだろう。ちゃんと話をしなければと思ったのに、いざとなると勇気が出なかった。
「い、いやだよ、そんなの」
「……あっそ」
ようやく声が出たと思えばそんなことしか言えなくて。悪魔はふい、と視線をそらしてしまった。
「嫌だって言われても勝手に側にいるから、いい」
悪魔は諦めたように言って、ゆっくりと地上に向かう。そのまま私の部屋に入って絨毯の上に下ろしてもらう直前……私の中に今あるだけの、ありったけの勇気をかき集めた。
妙に安定感があったせいで手持ち無沙汰にしていた両手を悪魔の首に回して、ぎゅっと抱きしめて。恥ずかしくてまともに前を向いていられなかったから、悪魔の首筋に顔を埋めてしまったけれど。
「助けに来てくれてありがとう……フィストス」
できた。言えた。今はこれが限界だ……。
悪魔が何かを言う前に、すぐに手を離して腕からすり抜けた。気持ちも身体もふわふわしていて、少し久しぶりの地面にふらついてしまう。
このままお風呂に直行して気持ちを切り替えよう。そんなことを考えている私に悪魔の手が伸びてきて、離れたばかりの身体を引き寄せられた。
気がついたら悪魔の綺麗な顔がすぐそこにあって、ふせられた長いまつげまでよく見えた。唇がくっつく……と思った瞬間に悪魔は、ちゅ、と音だけ鳴らして離れていった。
「……え?」
「キスされるかと思ったか? じゃあな」
目を細めた悪魔が霧になって消える。残された私はへなへなとその場に座り込んだ。
完全に油断していた。
キスされていないのに、まるでキスされたかのようで。なにやら、三倍くらいでやり返された気分だった。
「あぁ……もう……」
……もう、いい。
これまでのことが全て悪魔の嘘だったとしても。騙されていたのだとしても、私はきっと後悔できない。それほどまでに、この感情は大きくなってしまった。
*
悪評騒ぎが無事に収束して少ししたある日、私はようやく執務室の整理整頓に本気で取り組むことにした。最近まで毎日のように眺めていた設計図もきちんとまとめて、棚にしまっておく。
宿泊施設の建設とほぼ同時に、元々あった温泉も改築した。今回の噂はお湯の色が発端だったので、透明のお湯が白く変わるところをお客様にも見えるようにしたのだ。
具体的には、露天風呂の中心まで水道管を引っ張って、そこから新しいお湯が出るようにした。
しかもそのお湯はなんと、ドラゴンの口から出てくるような意匠になっている。
以前悪魔が連れてきた彫刻家が張り切ってドラゴンを彫ってくれた。それがあまりにも見事過ぎたものだから逆にこれはどうかと心配したけれど……意外なことに、大好評だった。ただし、時々泣いてしまう子供はいる。
地下を通る水道管は水で冷やしているので、出てくる頃には適温になっている。それに、空気に触れないように源泉から引っ張っているので、ドラゴンが吐く透明なお湯が途中からくっきりと白く変わる様子を見ることができる。まるで魔法のようだとこれはこれで好評を得ていた。
汚れて濁っているわけではないということを、なかなかいい形で証明できた。多少の自画自賛は許してほしい。
新しい宿泊施設の方も、まずはお得意様から特別にご招待する形で営業を始めることができた。例の騒ぎの時に予約を取り消した貴族や裕福な商家のお客様なんかは、招待されてきまり悪そうにしていたけれど、帰り際は晴れやかだった。領地や王都でいい評判を広めてくれそうだ。
「これも一応、取っておくべきか……」
私とマルティンの婚約破棄の書類だ。無事、グリュンテ家当主からの署名をもらって役所の認可も済んでいる。もう私は、マルティンとは何の関係もない。
気合いを入れて訪問したグリュンテ家だったけれど、マルティンの両親は私からの婚約破棄の申し出にすんなりと頷いてくれた。
私の祖父とグリュンテ家の先代が借金と共に結んだ婚約だったけれど、マルティンの両親としては、もっと政略的に有利な家の娘と結婚させたかったらしい。とはいえ好いた相手と結婚するのが一番だからと婚約させ続けていたものの、私からの申し出もあったことでトントン拍子に話が進んだ。
ここまですぐに話がまとまったのには、己の息子がしでかしたことへの口止め料も含まれている。私としてもあまり強く出られない事情があるし、早く話がまとまって嬉しかったので、何も文句はない。
今後マルティンが何かしてくるとは思えないけれど、もしもの時は御璽のごとく見せつけて、婚約破棄した事実を思い知らせてあげよう。ということで適当な封筒に入れて、棚の隅の方にしまっておくことにする。何年か経ったら燃やす。
朝から取り組み始めて、ハイデマリーの作ってくれた夕食を食べた後もしばらく作業を続けたら、ほとんど片付いた。それからお風呂に入って……自分の部屋の扉は無視して、その先に向かう。
「フィストス、戻ってる?」
毎日朝から晩まで我が家に入り浸るライエン男爵に、ハイデマリーが「もう当家にお部屋をご用意しましょうか?」と言って、悪魔もそれに頷いたのだ。
私の隣が悪魔の部屋。お母様の中庭がよく見えるから。
扉を叩く。実際にはすぐだったのかもしれないけれど、扉が開かれるまでを永遠のように感じながら、うるさく跳ねる胸を手で押さえた。
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