114 / 131
Second Season
〜28話€選出された者達の門出~
しおりを挟む
隊員達はいつもの日常に戻ってトレーニングや任務を果たしていた
そして、あっという間に1週間は経ち
シーマ達が来る日になった
アルト「ミネト行くぞ!閃光万雷-峰打ち撃!」
ミネト「くっ」
ミネト達4人はトレーニング用のバトルフィールドでミネトの力を融合させたアルトの能力を再確認していた
アルト「よっしゃ!!これで俺もミネトに勝てるぜ!!」
ミネト「相手に使われて分かるけど…峰打ち化の能力自体は強い…俺がもっとこれを使いこなせればどんな敵が来たとしても…」
ミズナ「こらー!アルトー!ミネトの能力使って勝ったからってそんなに自信を持つなー!」
マモル「確かにそうですが、やはり誰かの能力を自分の力と融合させて使える能力は相当強いですね」
アルト「だろー?マモルもたまには良い事言うじゃねぇか!」
ミズナ「ちょっとマモル!アルトを調子付けてどうすんのよ!?」
マモル「すっすみません!!」
ミネト(こいつらと一緒なら…俺はどこまででもいける気がする…)
アルトの攻撃を受けて倒れていたミネトは3人との未来を考えていた
ミズナ「ちょっとアルト!私の能力も融合して使ってみなさいよ!」
アルト「良いぜ!なんならマモルの能力も使ってやるぞ?」
マモル「いえ僕は結構です、バカなアルトなんかに使いこなせるとは思えませんし」
ミズナ「あ、確かに?私もやっぱやーめたっ!!」
アルト「なんだよお前らー!!」
ミネト(4人の連携はアピールできた…強い能力と強い連携ができる俺ら4人ならきっと…)
しかし…この4人が揃っていられたのはこの1週間が最後だった…
シーマ達が現れ、隊員達は第1ホールに集まった
ゲートの向こうへ連れていく隊員を告げたこの瞬間…
4人の運命は引き裂かれることとなった…
ミネト「なんだと…」
シーマ「ですから、今お伝えしたのが私達と共にゲートの向こうへ行ってもらう人達です」
アルト「ちょっと待てよ!連携が出来なきゃどんなに強い能力でも全力で出せないことだって…」
デキム「じゃあ選ばれたお前らはそれが出来ないんだな?」
ミヨ「そんなことないよね?ミヨ達はずっと君達のこと見てきたけど、それぞれの判断で動けるし能力だって進化させてきたよね?」
シーマ「そうゆうことです、もし辞退したい方がいるなら今言っていただければ置いていきますが…」
シーンとした時間が数秒続き、再びシーマは話し始めた
シーマ「いないようですね…では明日、選ばれた人達が集まり次第ゲートにお連れします。この世界の…そしてゲートの…今まであなた達が知りもしなかった本当の真実をお教えします」
デキム「話もあるだろうから、今日は一旦失礼する」
ミヨ「ゲートまではデキムの能力でひとっ飛びだからねっ!また明日来るよ!今話とかないと最後になるかもだからちゃんと話しとくんだよ…」
そう言って3人は第1ホールから消えた
静かになった大きなホールの真ん中には、唖然とする者、心配する者、覚悟を決める者、それぞれの思いが渦巻く中
1人の男が口を開いた
ゼット「シーマが言っていたこと、選ばれた隊員に対して何か疑問や不満を持つ者はこの中にいるのか?」
隊員達は誰1人として声を出さなかった
ゼット「ならば選ばれた者は別れを告げ、残る者は精一杯の激励をするのが我々が今すべきことでは無いのか?」
ゲンブ「その通りだ、みんな!今から自由時間とする!後悔のないように今までのこと、これからのこと、たくさん話してくれ…」
ゲンブの声に合わせて隊員達は6つの塊に別れた…
その中心にいたのは今回ゲートの向こうに行くことになった人達だった…それは…
ミズナ「ミネト…絶対生きて帰ってきてね?」
マモル「僕は信じています…ミネトさんがどんな敵も倒していく未来が!」
ミネト「うん、2人ともありがと。でも俺は…」
ミズナ「なーに言ってんの!シーマが言ってたでしょ?最初に向かう人を今決めただけで、向こうの様子を見て次の第2波のメンバーを決めるって!」
マモル「そこに僕らが入れば、後で合流できます!だから必ず生きていてくださいよ!」
アルト「おーい、もしもーし!俺も行くんだけどー!?」
ミズナ「あーアルトね?まぁ頑張ってきなさい」
マモル「間違えて味方を攻撃しないでくださいよ?僕達まで恥ずかしいので」
アルト「お前らはこんな時でも…」
ミズナ「うそうそ!アルトも絶対に生きててね!絶対に私達が助けに行くから!」
マモル「アルトがいないと僕達は何のためにサポートしに行くか分からなくなりますからね!お願いしますよ?」
アルト「あぁ!任せとけ!」
【ゲート通過者1.2人目】
名前:ウチダ・ミネト
能力:峰打ち
得意技:セイバーフィスト
名前:スドウ・アルト
能力:融雷
得意技:閃光万雷
あっきー「ちぇっ結局お前らかよ~」」
ひー「まぁ1度にゲートの向こうに行けるのがシーマ達を抜いて10人なんだから仕方ないよね」
ミサキ「シーマさんは第2陣も準備してもらうことになるって言ってたんだから、そこで2人はきっと選ばれるわよ」
コト「その時はコトも選ばれるもんっ!」
やっしー「私は選ばれないで欲しいなぁ」
チェル「やっしー、私達はそもそも選択肢に入ってないよ!」
やっしー「あ、そっか!えへへ…」
ステラ「もぉ!やちこは本当に可愛いんだから!」
やっしー「ステラ~絶対に生きて帰ってきてねぇ」
ステラ「分かってるって、みんな生きて帰ってくるよっ」
あっきー「おいりつぅ!戦いが終わったら今度こそお前に勝ってやるからな!」
ひー「みんながゲートの向こうに行ってる間にめっちゃ修行して強くなっててやるぜ!」
リツ「お前らの強さは俺が1番認めてる、おそらく後でゲートの向こうで会うと思うけど、それまでにできるだけ強くなっててくれよ?」
あっきー&ひー「任せとけ!」
コウキ「あれがホンゴウ隊の隊長…」
イオリ「何か貫禄あるな…」
ユキ「カッコイイ…」
ヨシタカ「そ!あれが俺のお兄ちゃんでホンゴウ隊の隊長ホンゴウ・リツだよ。お兄ちゃん!この3人が俺とステラ姉ちゃんで選んだ新人隊員だよ!」
リツ「おぉ、そうか。」
リツは3人の元へやってきて、それぞれの顔をゆっくり見てから口を開いた
リツ「うん、お前らならホンゴウ隊を強くしてくれそうだな。帰ったらよろしくな」
3人「は、はい!!」
【ゲート通過者3.4.5人目】
名前:ホンゴウ・リツ
能力:超電導
得意技:拳の型 雷速拳-瞬撃
名前:ヨナヅキ・ステラ
能力:星読み(悪魔化/天使化)
得意技:乙女座-聖女の輝き
名前:ホンゴウ・ヨシタカ
能力:反射
得意技:斬撃-乱反射
サラ「ユウさん、選ばれて良かったです」
ルイ「やっぱり新人の私達じゃユウさんの足を引っ張ってたってことね」
アマネ「ユウさんがいない間に3人とも強くなって待ってますからねっ!!」
ユウ「必ず帰ってくるからな、3人はヤガミ隊として国家を守りながら鍛錬に励んでいてくれ」
サラ「次こそはユウさんの横に立ってみせます」
ユウ「ほぉ?大きく出たな?だがその意気だ。俺がいない間は頼んだぞ?」
サラ「お気をつけて」
リリス「ユーウーくーん!!!」
ユウ「リリス!?」
どこからともなくユウが行きつけの鍛冶屋で働くリリスが走ってきて、勢いよくユウに抱きついた
ユウ「お前何でここに!!」
リリス「だってユウくん遠く行くんでしょ!離れ離れになるんでしょ私達…遠距離恋愛だね?」
ユウ「だっ誰が遠距離恋愛だ!いつから俺達は…」
リリス「じゃあ…生きて帰って私に告白させてね?」
いつも明るく元気なリリスの顔がその時だけ寂しいそうな顔になるのがユウには分かった
ユウ「かっ考えとく…」
リリス「やったー!!」
ユウ「それよりリリス、何でお前はこのこと知ってるんだ?」
リリス「隊員さんが事情を教えてくれたからだよ?」
ユウ「隊員さん?」
サラ「あーそれ僕です。ユウさん寂しいかなぁって」
ユウ「おまっ…まぁいい!みんな行ってくる!!」
【ゲート通過者6人目】
名前:ヤガミ・ユウ
能力:矛盾
得意技:大紅蓮消炎斬
キョウマ「改めて、お前らを守れずすまなかった」
カズヤ「だから俺達は別に何ともないですから!大丈夫ですって!」
シロウ「そうっすよ!!キョウマさんは自信を持ってゲートの向こうの敵を倒してきてください!!」
ケンタ「僕達のことをキョウマさんが考えてくれてることはよく知ってます」
マルオ「キョウマさんの攻撃を受ける特訓のおかげで他の攻撃が当たっても平気になったぐらいだからね!」
キョウマ「お前ら…」
エンドウ「キョウマ、お前も立派な隊長になれたみたいだな」
キョウマ「エンドウさん…そうですよね、隊長の俺がこんな時に堂々として無くしさちゃですよね!よぉし!お前ら!俺が帰ってくるまでいつものメニューサボるんじゃねぇぞ!?」
カズヤ「そうそう…そうこなくちゃ…」
シロウ「はい!忘れずに毎日こなしておきます!!」
ケンタ「頑張ります!」
マルオ「あのメニューいつまで経ってもキツイんだよなぁ…」
【ゲート通過者7人目】
名前:タチカワ・キョウマ
能力:遠隔
得意技:リモートソード
シホ「やっぱり選ばれたのね…」
リカコ「せっかく再会出来たのに…気をつけてくださいね?」
シンジ「おう!ありがとなリカコさん!シホは何でそんな顔すんだよーお前にしては珍しいぞ?なぁゲンブ?」
ゲンブ「まぁシホちゃんからしたらまたお前がどっか行っちまうのが寂しいんだろ?」
シンジ「そうなのかシホ?」
シホ「別に!ふんっ勝手に行って勝手に帰ってきなさい!!」
ゲンブ「おいシンジ、こんな別れ方で良いのか?」
シンジ「そうだなぁ、これじゃ俺がもし帰ってこなかったらあいつが後悔の念で自殺しちまうかもしれねぇもんなぁ」
ゲンブ「そうだろ?」
シンジ「だから…無事に帰って来なきゃだよな?」
ゲンブ「ふっ…お前のそうゆうとこ昔から変わんねぇよな?」
シンジ「こっちのことは頼むぞ相棒」
ゲンブ「おうよ」
ホールから出た後こっそり覗くシホの瞳には覚悟を決めたシンジと全てを任せれたゲンブが拳を合わせているのが見えた
【ゲート通過者8人目】
名前:ウチダ・シンジ
能力:真打ち
得意技:レイターブロー
シュウガ「お父さん!気をつけて!」
カリーナ「ちょっとシュウガ!こうゆう時は…」
ゼット「シュウガ、カリーナ、今まですまなかったな」
シュウガ&カリーナ「え?」
ゼット「私はスプーン国家を守るために威厳と信頼を保とうとお前達にキツく接していた…愛する我が子であるはずのお前達に…」
カリーナ「お父さん…」
シュウガ「何言ってんだよ!ヤジマ・ゼット!!」
ゼット&カリーナ「!!!」
シュウガ「あなたは最強の能力を持ち、皆に頼られ、皆を指揮し、この国をずっと守ってきた」
ゼット「シュウガ…」
カリーナ「そうね、たまにはお兄ちゃんらしいとこあんじゃん」
シュウガ「たまにはは余計だ!」
親子3人の笑い合った会話を少しした後
ゼットは2人を強く抱き締めた
ゼット「じゃあ行ってくる…2人ともこの国を頼むぞ」
シュウガ&カリーナ「了解!」
【ゲート通過者9人目】
名前:ヤジマ・ゼット
能力:終結
得意技:終壁
そして、デノール国家からも1人選ばれた男がいた…
ダイラ「やっぱり師匠はすごいですね!」
ガンガレン「戦いはまだ続くようだ、俺は当分ここには帰ってこられないだろう…ダイラ、お前がこの国を守るんだぞ?」
ダイラ「はい!師匠が帰るまでこの国は龍帝様の指揮の元、万全を期して守り続けます!!」
ガンガレン「その意気だ、任せたぞ」
ダイラ(師匠…)
もう二度と会えないような、そんな思いを口から出すことなく、ガンガレンの背中を見届けるダイラ
ライディーク「くそ!俺達は選ばれなかったか!」
ザクソン「まぁ、次の第2陣で選ばれれば俺達も行けるんだ」
ガンガレン「おぉ!お前らが後から来ることを楽しみに待っているぞ?」
ライディーク「おうよ!ガンガレンさんのピンチに颯爽と現れてみせますよ!」
ザクソン「そしたら俺らもいよいよ幹部だな!?」
ガンガレン「ガッハッハッその意気だぞ2人とも!!2人の連携は目を見張るものがあるからな!私がピンチの時は是非助けに来てくれよ?まぁピンチになればだがな?ガッハッハッ!!」
【ゲート通過者10人目】
名前:ロドフ・ガンガレン
能力:岩
得意技:岩壁の盾
ライディークとザクソンとの会話も終え、いつもの調子で歩いていくの見たダイラは少し安心した表情でガンガレンを見送るのだった
こうして10人を選出したシーマ達は次の日にスプーン国家とデノール国家に立ち寄り、デキムの能力で10人と共にゲートに向かうのだった
ミネト達の戦いはついにクライマックスへと進んでいく
ゲートの先に待ち受ける敵とは
この世界の真実とは
ミネト達の次なる物語が…峰打ち攻撃兵の英雄伝-最終章-が始まろうとしていた・・・
そして、あっという間に1週間は経ち
シーマ達が来る日になった
アルト「ミネト行くぞ!閃光万雷-峰打ち撃!」
ミネト「くっ」
ミネト達4人はトレーニング用のバトルフィールドでミネトの力を融合させたアルトの能力を再確認していた
アルト「よっしゃ!!これで俺もミネトに勝てるぜ!!」
ミネト「相手に使われて分かるけど…峰打ち化の能力自体は強い…俺がもっとこれを使いこなせればどんな敵が来たとしても…」
ミズナ「こらー!アルトー!ミネトの能力使って勝ったからってそんなに自信を持つなー!」
マモル「確かにそうですが、やはり誰かの能力を自分の力と融合させて使える能力は相当強いですね」
アルト「だろー?マモルもたまには良い事言うじゃねぇか!」
ミズナ「ちょっとマモル!アルトを調子付けてどうすんのよ!?」
マモル「すっすみません!!」
ミネト(こいつらと一緒なら…俺はどこまででもいける気がする…)
アルトの攻撃を受けて倒れていたミネトは3人との未来を考えていた
ミズナ「ちょっとアルト!私の能力も融合して使ってみなさいよ!」
アルト「良いぜ!なんならマモルの能力も使ってやるぞ?」
マモル「いえ僕は結構です、バカなアルトなんかに使いこなせるとは思えませんし」
ミズナ「あ、確かに?私もやっぱやーめたっ!!」
アルト「なんだよお前らー!!」
ミネト(4人の連携はアピールできた…強い能力と強い連携ができる俺ら4人ならきっと…)
しかし…この4人が揃っていられたのはこの1週間が最後だった…
シーマ達が現れ、隊員達は第1ホールに集まった
ゲートの向こうへ連れていく隊員を告げたこの瞬間…
4人の運命は引き裂かれることとなった…
ミネト「なんだと…」
シーマ「ですから、今お伝えしたのが私達と共にゲートの向こうへ行ってもらう人達です」
アルト「ちょっと待てよ!連携が出来なきゃどんなに強い能力でも全力で出せないことだって…」
デキム「じゃあ選ばれたお前らはそれが出来ないんだな?」
ミヨ「そんなことないよね?ミヨ達はずっと君達のこと見てきたけど、それぞれの判断で動けるし能力だって進化させてきたよね?」
シーマ「そうゆうことです、もし辞退したい方がいるなら今言っていただければ置いていきますが…」
シーンとした時間が数秒続き、再びシーマは話し始めた
シーマ「いないようですね…では明日、選ばれた人達が集まり次第ゲートにお連れします。この世界の…そしてゲートの…今まであなた達が知りもしなかった本当の真実をお教えします」
デキム「話もあるだろうから、今日は一旦失礼する」
ミヨ「ゲートまではデキムの能力でひとっ飛びだからねっ!また明日来るよ!今話とかないと最後になるかもだからちゃんと話しとくんだよ…」
そう言って3人は第1ホールから消えた
静かになった大きなホールの真ん中には、唖然とする者、心配する者、覚悟を決める者、それぞれの思いが渦巻く中
1人の男が口を開いた
ゼット「シーマが言っていたこと、選ばれた隊員に対して何か疑問や不満を持つ者はこの中にいるのか?」
隊員達は誰1人として声を出さなかった
ゼット「ならば選ばれた者は別れを告げ、残る者は精一杯の激励をするのが我々が今すべきことでは無いのか?」
ゲンブ「その通りだ、みんな!今から自由時間とする!後悔のないように今までのこと、これからのこと、たくさん話してくれ…」
ゲンブの声に合わせて隊員達は6つの塊に別れた…
その中心にいたのは今回ゲートの向こうに行くことになった人達だった…それは…
ミズナ「ミネト…絶対生きて帰ってきてね?」
マモル「僕は信じています…ミネトさんがどんな敵も倒していく未来が!」
ミネト「うん、2人ともありがと。でも俺は…」
ミズナ「なーに言ってんの!シーマが言ってたでしょ?最初に向かう人を今決めただけで、向こうの様子を見て次の第2波のメンバーを決めるって!」
マモル「そこに僕らが入れば、後で合流できます!だから必ず生きていてくださいよ!」
アルト「おーい、もしもーし!俺も行くんだけどー!?」
ミズナ「あーアルトね?まぁ頑張ってきなさい」
マモル「間違えて味方を攻撃しないでくださいよ?僕達まで恥ずかしいので」
アルト「お前らはこんな時でも…」
ミズナ「うそうそ!アルトも絶対に生きててね!絶対に私達が助けに行くから!」
マモル「アルトがいないと僕達は何のためにサポートしに行くか分からなくなりますからね!お願いしますよ?」
アルト「あぁ!任せとけ!」
【ゲート通過者1.2人目】
名前:ウチダ・ミネト
能力:峰打ち
得意技:セイバーフィスト
名前:スドウ・アルト
能力:融雷
得意技:閃光万雷
あっきー「ちぇっ結局お前らかよ~」」
ひー「まぁ1度にゲートの向こうに行けるのがシーマ達を抜いて10人なんだから仕方ないよね」
ミサキ「シーマさんは第2陣も準備してもらうことになるって言ってたんだから、そこで2人はきっと選ばれるわよ」
コト「その時はコトも選ばれるもんっ!」
やっしー「私は選ばれないで欲しいなぁ」
チェル「やっしー、私達はそもそも選択肢に入ってないよ!」
やっしー「あ、そっか!えへへ…」
ステラ「もぉ!やちこは本当に可愛いんだから!」
やっしー「ステラ~絶対に生きて帰ってきてねぇ」
ステラ「分かってるって、みんな生きて帰ってくるよっ」
あっきー「おいりつぅ!戦いが終わったら今度こそお前に勝ってやるからな!」
ひー「みんながゲートの向こうに行ってる間にめっちゃ修行して強くなっててやるぜ!」
リツ「お前らの強さは俺が1番認めてる、おそらく後でゲートの向こうで会うと思うけど、それまでにできるだけ強くなっててくれよ?」
あっきー&ひー「任せとけ!」
コウキ「あれがホンゴウ隊の隊長…」
イオリ「何か貫禄あるな…」
ユキ「カッコイイ…」
ヨシタカ「そ!あれが俺のお兄ちゃんでホンゴウ隊の隊長ホンゴウ・リツだよ。お兄ちゃん!この3人が俺とステラ姉ちゃんで選んだ新人隊員だよ!」
リツ「おぉ、そうか。」
リツは3人の元へやってきて、それぞれの顔をゆっくり見てから口を開いた
リツ「うん、お前らならホンゴウ隊を強くしてくれそうだな。帰ったらよろしくな」
3人「は、はい!!」
【ゲート通過者3.4.5人目】
名前:ホンゴウ・リツ
能力:超電導
得意技:拳の型 雷速拳-瞬撃
名前:ヨナヅキ・ステラ
能力:星読み(悪魔化/天使化)
得意技:乙女座-聖女の輝き
名前:ホンゴウ・ヨシタカ
能力:反射
得意技:斬撃-乱反射
サラ「ユウさん、選ばれて良かったです」
ルイ「やっぱり新人の私達じゃユウさんの足を引っ張ってたってことね」
アマネ「ユウさんがいない間に3人とも強くなって待ってますからねっ!!」
ユウ「必ず帰ってくるからな、3人はヤガミ隊として国家を守りながら鍛錬に励んでいてくれ」
サラ「次こそはユウさんの横に立ってみせます」
ユウ「ほぉ?大きく出たな?だがその意気だ。俺がいない間は頼んだぞ?」
サラ「お気をつけて」
リリス「ユーウーくーん!!!」
ユウ「リリス!?」
どこからともなくユウが行きつけの鍛冶屋で働くリリスが走ってきて、勢いよくユウに抱きついた
ユウ「お前何でここに!!」
リリス「だってユウくん遠く行くんでしょ!離れ離れになるんでしょ私達…遠距離恋愛だね?」
ユウ「だっ誰が遠距離恋愛だ!いつから俺達は…」
リリス「じゃあ…生きて帰って私に告白させてね?」
いつも明るく元気なリリスの顔がその時だけ寂しいそうな顔になるのがユウには分かった
ユウ「かっ考えとく…」
リリス「やったー!!」
ユウ「それよりリリス、何でお前はこのこと知ってるんだ?」
リリス「隊員さんが事情を教えてくれたからだよ?」
ユウ「隊員さん?」
サラ「あーそれ僕です。ユウさん寂しいかなぁって」
ユウ「おまっ…まぁいい!みんな行ってくる!!」
【ゲート通過者6人目】
名前:ヤガミ・ユウ
能力:矛盾
得意技:大紅蓮消炎斬
キョウマ「改めて、お前らを守れずすまなかった」
カズヤ「だから俺達は別に何ともないですから!大丈夫ですって!」
シロウ「そうっすよ!!キョウマさんは自信を持ってゲートの向こうの敵を倒してきてください!!」
ケンタ「僕達のことをキョウマさんが考えてくれてることはよく知ってます」
マルオ「キョウマさんの攻撃を受ける特訓のおかげで他の攻撃が当たっても平気になったぐらいだからね!」
キョウマ「お前ら…」
エンドウ「キョウマ、お前も立派な隊長になれたみたいだな」
キョウマ「エンドウさん…そうですよね、隊長の俺がこんな時に堂々として無くしさちゃですよね!よぉし!お前ら!俺が帰ってくるまでいつものメニューサボるんじゃねぇぞ!?」
カズヤ「そうそう…そうこなくちゃ…」
シロウ「はい!忘れずに毎日こなしておきます!!」
ケンタ「頑張ります!」
マルオ「あのメニューいつまで経ってもキツイんだよなぁ…」
【ゲート通過者7人目】
名前:タチカワ・キョウマ
能力:遠隔
得意技:リモートソード
シホ「やっぱり選ばれたのね…」
リカコ「せっかく再会出来たのに…気をつけてくださいね?」
シンジ「おう!ありがとなリカコさん!シホは何でそんな顔すんだよーお前にしては珍しいぞ?なぁゲンブ?」
ゲンブ「まぁシホちゃんからしたらまたお前がどっか行っちまうのが寂しいんだろ?」
シンジ「そうなのかシホ?」
シホ「別に!ふんっ勝手に行って勝手に帰ってきなさい!!」
ゲンブ「おいシンジ、こんな別れ方で良いのか?」
シンジ「そうだなぁ、これじゃ俺がもし帰ってこなかったらあいつが後悔の念で自殺しちまうかもしれねぇもんなぁ」
ゲンブ「そうだろ?」
シンジ「だから…無事に帰って来なきゃだよな?」
ゲンブ「ふっ…お前のそうゆうとこ昔から変わんねぇよな?」
シンジ「こっちのことは頼むぞ相棒」
ゲンブ「おうよ」
ホールから出た後こっそり覗くシホの瞳には覚悟を決めたシンジと全てを任せれたゲンブが拳を合わせているのが見えた
【ゲート通過者8人目】
名前:ウチダ・シンジ
能力:真打ち
得意技:レイターブロー
シュウガ「お父さん!気をつけて!」
カリーナ「ちょっとシュウガ!こうゆう時は…」
ゼット「シュウガ、カリーナ、今まですまなかったな」
シュウガ&カリーナ「え?」
ゼット「私はスプーン国家を守るために威厳と信頼を保とうとお前達にキツく接していた…愛する我が子であるはずのお前達に…」
カリーナ「お父さん…」
シュウガ「何言ってんだよ!ヤジマ・ゼット!!」
ゼット&カリーナ「!!!」
シュウガ「あなたは最強の能力を持ち、皆に頼られ、皆を指揮し、この国をずっと守ってきた」
ゼット「シュウガ…」
カリーナ「そうね、たまにはお兄ちゃんらしいとこあんじゃん」
シュウガ「たまにはは余計だ!」
親子3人の笑い合った会話を少しした後
ゼットは2人を強く抱き締めた
ゼット「じゃあ行ってくる…2人ともこの国を頼むぞ」
シュウガ&カリーナ「了解!」
【ゲート通過者9人目】
名前:ヤジマ・ゼット
能力:終結
得意技:終壁
そして、デノール国家からも1人選ばれた男がいた…
ダイラ「やっぱり師匠はすごいですね!」
ガンガレン「戦いはまだ続くようだ、俺は当分ここには帰ってこられないだろう…ダイラ、お前がこの国を守るんだぞ?」
ダイラ「はい!師匠が帰るまでこの国は龍帝様の指揮の元、万全を期して守り続けます!!」
ガンガレン「その意気だ、任せたぞ」
ダイラ(師匠…)
もう二度と会えないような、そんな思いを口から出すことなく、ガンガレンの背中を見届けるダイラ
ライディーク「くそ!俺達は選ばれなかったか!」
ザクソン「まぁ、次の第2陣で選ばれれば俺達も行けるんだ」
ガンガレン「おぉ!お前らが後から来ることを楽しみに待っているぞ?」
ライディーク「おうよ!ガンガレンさんのピンチに颯爽と現れてみせますよ!」
ザクソン「そしたら俺らもいよいよ幹部だな!?」
ガンガレン「ガッハッハッその意気だぞ2人とも!!2人の連携は目を見張るものがあるからな!私がピンチの時は是非助けに来てくれよ?まぁピンチになればだがな?ガッハッハッ!!」
【ゲート通過者10人目】
名前:ロドフ・ガンガレン
能力:岩
得意技:岩壁の盾
ライディークとザクソンとの会話も終え、いつもの調子で歩いていくの見たダイラは少し安心した表情でガンガレンを見送るのだった
こうして10人を選出したシーマ達は次の日にスプーン国家とデノール国家に立ち寄り、デキムの能力で10人と共にゲートに向かうのだった
ミネト達の戦いはついにクライマックスへと進んでいく
ゲートの先に待ち受ける敵とは
この世界の真実とは
ミネト達の次なる物語が…峰打ち攻撃兵の英雄伝-最終章-が始まろうとしていた・・・
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
託され行くもの達
ar
ファンタジー
一人の少年騎士の一週間と未来の軌跡。
エウルドス王国の少年騎士ロファース。初陣の日に彼は疑問を抱いた。
少年は己が存在に悩み、進む。
※「一筋の光あらんことを」の後日談であり過去編
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる