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First Season
〜51話€マモルの成長~
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ついに出揃った各ブロックの決勝進出者達
観客席でも様々な会話や関係性の変化がある中、その誰とも話さずにひたすら大会の試合を観察し、勝ち続ける隊員がいる・・・
MC「さぁ!ブロック戦もいよいよ大詰め!!まずはAブロックから行ってみよう!機械使いのマモル隊員VS魔法拳のコト隊員だぁ!!」
観客「わぁー!!!!!」
コト(あの子私より年下なんでしょ…すごいしっかりしてそうだな…それにどことなく2回戦で戦ったちっちゃい子にも似てるような…)
シロウ「ハックション!あーまったく何で俺はもう戦えないんだ!敗者復活戦とか普通あんだろこんちくしょう…」
ミサキ「もうここまで来たら優勝出来るんじゃない!?」
ひー「コトちゃん普通に強いからね!あっきーもそう思うだろ?」
あっきー「いや、今回の相手はコトには分が悪いと思う…」
ミサキ&ひー「え?」
マモル「よし、今回も相手の能力と戦い方は分析済み。あとはこれを戦闘で活かすだけだ」
アルト「なんだかんだマモル勝ち進んでるよな」
ミズナ「ちょっとアルト!きっと私達が知らないところでいろいろ頑張ってきたんだから応援してあげなさいよ!」
アルト「まぁ確かにリツさんとプードルに裏切り者を見つけに行ったときに聞いたけど、マモルのやつ宿泊施設を頻繁に出入りしてたらしいしからなぁ」
ミネト「マモルもあれから頑張っていたんだな…」
ミズナ「私達とずっと会話しないのにもなにか理由があるのかな?」
アルト「そんなことどうだって良いだろ?試合が始まるぜ!」
審判「試合開始!!」
マモル(僕は…決勝トーナメントであの3人と戦うまでは負けられない!!)
ある日、マモルは1人で能力強化をしている時にナギサの不審な行動を目にし、さらにその後をマナトが追っているのを目撃し状況を把握した
その日からいつかナギサを回収しに来る敵に備えて着々と実力をつけていた
そんなマモルが目指したのは自分が戦意喪失した時に駆けつけ敵を撃退した・・・
ミネトに背負われながら撤退していた時に後ろを振り返り、その戦闘の一部始終を見ていたマモルが目指した戦い方は・・・
マモル「能力発揮!機械操作!攻機の矛!防機の盾!同時発揮!」
コト「ちょっと待ってよそれって…」
ステラ「すごーい!ユウさんの能力そっくりじゃん!」
ユウ「あの隊員あの時の…」
あっきー「2回戦の戦いで気になってはいたけど、やっぱり同時発揮できたのか…」
ひー「そうだよね!俺もあの隊員の戦い見てたけどずっと片方ずつしか使ってなかったよね!?」
あっきー「敵のレベルに合わせて、なるべく自分の手の内を隠しながら勝ってきたんだろうな」
ミサキ「それってよっぽど敵のこと分かってないと出来ないことじゃ…」
リツ「あー、あの隊員良く見たらプードルに行った時にアルトを助けた隊員か」
ひー「え!りつぅあの隊員に会ったことあんの!その時はどんな戦い方してた!?」
リツ「俺が見たのはちょうどあんな感じに敵からの攻撃を防御してたよ」
ひー「え?」
ひーがフィールドに目を戻すと、果敢にコトが攻めているが全て盾に防御されて、矛の攻撃も来るため防御もしながら戦っていた
ひー「あの矛も盾も壊せないのかよ!!」
あっきー「あの隊員よっぽど能力を鍛えてるな…」
ユウ「確かに普通の隊員であれば能力、気の量、筋力、体力など鍛える項目が多いため強化されるものが分散されますけど…」
リツ「あの隊員は完全に能力強化に全振りって感じだな…あれじゃコトちゃんの能力じゃ壊せない…」
アルト「おい、どうなってんだマモルのやつ…あんな強かったか?」
ミズナ「確かに、1.2回戦だって見てたけど結構接戦だったはずなのにね」
ミネト「わざとそう見せてたんじゃないか、例えば敵の攻撃を盾で受けると同時に能力を解除すれば破壊されたように見えるだろ」
ミズナ「何でわざわざそんなことを…」
ミネト「何が理由かは分からないが、以前に比べて確実に能力の使い方と分析力が上がってる」
コト「もぉ!何で壊れないの!!龍拳!!」
マモル「防御!能力解除!」
コト「あ、やっと壊れた!!」
マモル「能力発揮、気機一抜(ききいっぱつ)!!」
コト「うわっ…あれ何ともない?」
審判「えっと…コト隊員の気の枯渇を確認!勝者!マモル隊員!」
観客「わぁー!!!!!」
アルト「おいおい、マモルのやつ勝っちまったぞ…」
ミズナ「完全復帰だね!ゲーラーにも戻ってきたんでしょ!じゃあまた私達とチーム組んでくれるかな!」
ミネト「そればっかりはマモル自身が決めることだからな、とりあえず今は大会に集中しよう」
ミズナ「そうだね!じゃあ行ってくる!!」
アルト「頑張れよミズナ!!」
ミズナ「うん!ありがと!!」
コト「なんか負けたー!すっごい悔しいんだけど!!」
あっきー「まぁまぁ、あれはしゃーないって」
ミサキ「ちゃんと負けた感が無いと悔しいよねぇ」
ひー(そんなこと言ったら俺もなんだけどなぁ…)
選ばれし4人はそれぞれ様々な思いと努力で強くなった
大会が終わってもさらなる活躍を期待したい・・・
観客席でも様々な会話や関係性の変化がある中、その誰とも話さずにひたすら大会の試合を観察し、勝ち続ける隊員がいる・・・
MC「さぁ!ブロック戦もいよいよ大詰め!!まずはAブロックから行ってみよう!機械使いのマモル隊員VS魔法拳のコト隊員だぁ!!」
観客「わぁー!!!!!」
コト(あの子私より年下なんでしょ…すごいしっかりしてそうだな…それにどことなく2回戦で戦ったちっちゃい子にも似てるような…)
シロウ「ハックション!あーまったく何で俺はもう戦えないんだ!敗者復活戦とか普通あんだろこんちくしょう…」
ミサキ「もうここまで来たら優勝出来るんじゃない!?」
ひー「コトちゃん普通に強いからね!あっきーもそう思うだろ?」
あっきー「いや、今回の相手はコトには分が悪いと思う…」
ミサキ&ひー「え?」
マモル「よし、今回も相手の能力と戦い方は分析済み。あとはこれを戦闘で活かすだけだ」
アルト「なんだかんだマモル勝ち進んでるよな」
ミズナ「ちょっとアルト!きっと私達が知らないところでいろいろ頑張ってきたんだから応援してあげなさいよ!」
アルト「まぁ確かにリツさんとプードルに裏切り者を見つけに行ったときに聞いたけど、マモルのやつ宿泊施設を頻繁に出入りしてたらしいしからなぁ」
ミネト「マモルもあれから頑張っていたんだな…」
ミズナ「私達とずっと会話しないのにもなにか理由があるのかな?」
アルト「そんなことどうだって良いだろ?試合が始まるぜ!」
審判「試合開始!!」
マモル(僕は…決勝トーナメントであの3人と戦うまでは負けられない!!)
ある日、マモルは1人で能力強化をしている時にナギサの不審な行動を目にし、さらにその後をマナトが追っているのを目撃し状況を把握した
その日からいつかナギサを回収しに来る敵に備えて着々と実力をつけていた
そんなマモルが目指したのは自分が戦意喪失した時に駆けつけ敵を撃退した・・・
ミネトに背負われながら撤退していた時に後ろを振り返り、その戦闘の一部始終を見ていたマモルが目指した戦い方は・・・
マモル「能力発揮!機械操作!攻機の矛!防機の盾!同時発揮!」
コト「ちょっと待ってよそれって…」
ステラ「すごーい!ユウさんの能力そっくりじゃん!」
ユウ「あの隊員あの時の…」
あっきー「2回戦の戦いで気になってはいたけど、やっぱり同時発揮できたのか…」
ひー「そうだよね!俺もあの隊員の戦い見てたけどずっと片方ずつしか使ってなかったよね!?」
あっきー「敵のレベルに合わせて、なるべく自分の手の内を隠しながら勝ってきたんだろうな」
ミサキ「それってよっぽど敵のこと分かってないと出来ないことじゃ…」
リツ「あー、あの隊員良く見たらプードルに行った時にアルトを助けた隊員か」
ひー「え!りつぅあの隊員に会ったことあんの!その時はどんな戦い方してた!?」
リツ「俺が見たのはちょうどあんな感じに敵からの攻撃を防御してたよ」
ひー「え?」
ひーがフィールドに目を戻すと、果敢にコトが攻めているが全て盾に防御されて、矛の攻撃も来るため防御もしながら戦っていた
ひー「あの矛も盾も壊せないのかよ!!」
あっきー「あの隊員よっぽど能力を鍛えてるな…」
ユウ「確かに普通の隊員であれば能力、気の量、筋力、体力など鍛える項目が多いため強化されるものが分散されますけど…」
リツ「あの隊員は完全に能力強化に全振りって感じだな…あれじゃコトちゃんの能力じゃ壊せない…」
アルト「おい、どうなってんだマモルのやつ…あんな強かったか?」
ミズナ「確かに、1.2回戦だって見てたけど結構接戦だったはずなのにね」
ミネト「わざとそう見せてたんじゃないか、例えば敵の攻撃を盾で受けると同時に能力を解除すれば破壊されたように見えるだろ」
ミズナ「何でわざわざそんなことを…」
ミネト「何が理由かは分からないが、以前に比べて確実に能力の使い方と分析力が上がってる」
コト「もぉ!何で壊れないの!!龍拳!!」
マモル「防御!能力解除!」
コト「あ、やっと壊れた!!」
マモル「能力発揮、気機一抜(ききいっぱつ)!!」
コト「うわっ…あれ何ともない?」
審判「えっと…コト隊員の気の枯渇を確認!勝者!マモル隊員!」
観客「わぁー!!!!!」
アルト「おいおい、マモルのやつ勝っちまったぞ…」
ミズナ「完全復帰だね!ゲーラーにも戻ってきたんでしょ!じゃあまた私達とチーム組んでくれるかな!」
ミネト「そればっかりはマモル自身が決めることだからな、とりあえず今は大会に集中しよう」
ミズナ「そうだね!じゃあ行ってくる!!」
アルト「頑張れよミズナ!!」
ミズナ「うん!ありがと!!」
コト「なんか負けたー!すっごい悔しいんだけど!!」
あっきー「まぁまぁ、あれはしゃーないって」
ミサキ「ちゃんと負けた感が無いと悔しいよねぇ」
ひー(そんなこと言ったら俺もなんだけどなぁ…)
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