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First Season
〜08話€エキシビション〜
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ミネトらが休日の日、1機の飛行機がプードルに着陸した
そこから出てきたのはスプーン国家の4人組だった
???「よし、到着っと!まずはこの国の代表さんに挨拶しに行かないとだな!」
???「どんな相手が待っているのか楽しみですねアラン隊長!」
???「まぁこっちにはユウさんがいるから負けることはありませんけどね!?」
アラン「おいユージン!ユウさんにだけ頼って勝ったって俺らの評価は上がらないぞ?」
ユージン「まったかが10年前に結成された防衛軍の強さなんてたかが知れてますけどね~」
ユウ「敵の能力を見誤れば、どれだけこちらが強くとも勝つことは出来ないですよ」
アラン「ユウさんの言う通りだ!ユージン、セレナ!ユウさん!気を引き締めて行きましょ!」
プードルとスプーンは3年前から定期的に対外試合を行っており、今回のスプーン側の隊員が到着したところだった
エンドウ「初めまして!僕が今日の司会進行役を務めるエンドウ・ススムと言います!本日はよろしくお願いします!」
アラン「スプーン国家代表のアランです。こちらこそ本日はよろしくお願いします!」
ユージン「じゃあさっそく対外試合始めましょうか!」
エンドウ「おぉ、今回はずいぶんやる気がある隊員がいるみたいですね」
セレナ「こらユージン!礼儀正しくしとかなきゃ!スプーンのイメージが下がるでしょ!」
アラン「こんな感じの奴らなんでお手柔らかにお願いします」
エンドウは慣れた口調でスプーン国家の人達と軽く挨拶をしていたが、1番後ろの大らかな男から漂う異様なオーラを見逃さなかった
それから1時間後、プードルとスプーンの定例対外試合が始まろうとしていた
カイ「エンドウさんも面白い組み合わせでチーム組みましたね」
タツヤ「まぁ本部隊は任務で出払ってますからね」
カズマ「まぁこれはこれで新鮮で面白い戦いになりそうですね!」
???「俺はとても緊張してます」
カズマ「うわぁ!びっくりした!スケさんそこにいたのか!」
タツヤ「そう言えばミネトたちとの試合もそうだったけどスケさんの最初から透明なのってアリなんですか?」
カイ「今回は対戦相手名簿にスケさんの名前書いてるからありなんじゃない?ミネト達との試合ではびっくりさせようと思ってわざと隠れててもらったんだ」
(まぁタネ明かしもせずに終わっちまったけど)
カズマ「ミネト達との試合と言えば今回はマジのマジで本気でやってくださいねカイさん!」
カイ「あれ?バレてた?」
カズマ「ミネト達以外にはバレバレでしたよ!」
タツヤ「そもそもカイさんなら水の壁に毒でも流し込めばミネト達はどうしようもなかったと思います」
カイ「タツヤ相変わらずえげつないこと考えるな」
タツヤ「戦況を見て勝てる方法を言ったまでです」
カイ「そりゃ頼もしいわ、司令塔頼んだぞ!」
エンドウ「試合開始!!」
その頃ミネトら3人は宿泊施設のロビーに集まり、アマリリスへの帰り道だった
ミズナ「ねぇ、あれアルトじゃない?」
ミズナにそう言われ他の2人もその方向を見ると、ちょうどアルトが妹に手を振り家を出るところだった
そしてアルトの表情は3人が見たことないような満面の笑みだった
ミズナ「アルトー!」
アルトは呼ばれたことにビックリして反対方向に走っていった
ミズナ「ちょっとアルト!どこ行くのよ!」
ミネト達はアルトを追いかけることになった
そして対外試合にも動きがあった
アラン「強すぎないかコイツ…」
カイ「おいおい、これじゃまだミネトの方が歯ごたえあるぞ?」
カイがスプーン国家のユージンを蛇剣で気絶させ、さらにアランも毒にかかっていた
セレナ「アラン隊長!!」
アラン「来るな!お前はサポート役だろ!」
セレナ「ユウさん!そろそろ動いてくださいよ!何でずっと動かないんですか!!」
ユウ「僕はあくまで助っ人です。なので最後の一人になるまでは戦いません」
セレナ「もぉー!」
ミネトにやられたはずのカイだが、その時とは比べ物にならない動きで相手を翻弄していた
カズマ「タツヤ、お前はあの大きいやつどう見てる?」
タツヤ「バカのお前でも気づいていたか、あのオーラ…只者じゃない」
スケ「俺が近づいて様子を見てくる!」
そう言って第1小隊のもう1人のメンバーだったスケは慣れた様子で静かにユウの後ろに回った
スケ(今ならやれるんじゃないか?いけっ!)
シャキーン!!
セレナ「ちょっとユウさん!急に素振り始めないでよ!!当たったら怪我じゃ済まないのよ!!」
ユウさん「すいません、何やら虫がいたもので」
スケさん「・・・能力解除」
ユウの刀はスケの右隣1cmもない距離を通過していた
スケはユウがわざと空振りしたことを悟って降参を宣言した
カズマ「何者だあいつ!スケさんが見えてたのか!?」
タツヤ「いや、正確には気を読んだな」
カズマ「気を読む!?おいおいそんな相手俺らで勝てるのか!?」
タツヤ(・・・スプーンにはあのレベルがゴロゴロいるのか?)
本部隊は任務中、バトルタワーでは対外試合の真っ最中、ミネト達は休日で外出中…この状況でついに次回…物語が大きく動き出す・・・
そこから出てきたのはスプーン国家の4人組だった
???「よし、到着っと!まずはこの国の代表さんに挨拶しに行かないとだな!」
???「どんな相手が待っているのか楽しみですねアラン隊長!」
???「まぁこっちにはユウさんがいるから負けることはありませんけどね!?」
アラン「おいユージン!ユウさんにだけ頼って勝ったって俺らの評価は上がらないぞ?」
ユージン「まったかが10年前に結成された防衛軍の強さなんてたかが知れてますけどね~」
ユウ「敵の能力を見誤れば、どれだけこちらが強くとも勝つことは出来ないですよ」
アラン「ユウさんの言う通りだ!ユージン、セレナ!ユウさん!気を引き締めて行きましょ!」
プードルとスプーンは3年前から定期的に対外試合を行っており、今回のスプーン側の隊員が到着したところだった
エンドウ「初めまして!僕が今日の司会進行役を務めるエンドウ・ススムと言います!本日はよろしくお願いします!」
アラン「スプーン国家代表のアランです。こちらこそ本日はよろしくお願いします!」
ユージン「じゃあさっそく対外試合始めましょうか!」
エンドウ「おぉ、今回はずいぶんやる気がある隊員がいるみたいですね」
セレナ「こらユージン!礼儀正しくしとかなきゃ!スプーンのイメージが下がるでしょ!」
アラン「こんな感じの奴らなんでお手柔らかにお願いします」
エンドウは慣れた口調でスプーン国家の人達と軽く挨拶をしていたが、1番後ろの大らかな男から漂う異様なオーラを見逃さなかった
それから1時間後、プードルとスプーンの定例対外試合が始まろうとしていた
カイ「エンドウさんも面白い組み合わせでチーム組みましたね」
タツヤ「まぁ本部隊は任務で出払ってますからね」
カズマ「まぁこれはこれで新鮮で面白い戦いになりそうですね!」
???「俺はとても緊張してます」
カズマ「うわぁ!びっくりした!スケさんそこにいたのか!」
タツヤ「そう言えばミネトたちとの試合もそうだったけどスケさんの最初から透明なのってアリなんですか?」
カイ「今回は対戦相手名簿にスケさんの名前書いてるからありなんじゃない?ミネト達との試合ではびっくりさせようと思ってわざと隠れててもらったんだ」
(まぁタネ明かしもせずに終わっちまったけど)
カズマ「ミネト達との試合と言えば今回はマジのマジで本気でやってくださいねカイさん!」
カイ「あれ?バレてた?」
カズマ「ミネト達以外にはバレバレでしたよ!」
タツヤ「そもそもカイさんなら水の壁に毒でも流し込めばミネト達はどうしようもなかったと思います」
カイ「タツヤ相変わらずえげつないこと考えるな」
タツヤ「戦況を見て勝てる方法を言ったまでです」
カイ「そりゃ頼もしいわ、司令塔頼んだぞ!」
エンドウ「試合開始!!」
その頃ミネトら3人は宿泊施設のロビーに集まり、アマリリスへの帰り道だった
ミズナ「ねぇ、あれアルトじゃない?」
ミズナにそう言われ他の2人もその方向を見ると、ちょうどアルトが妹に手を振り家を出るところだった
そしてアルトの表情は3人が見たことないような満面の笑みだった
ミズナ「アルトー!」
アルトは呼ばれたことにビックリして反対方向に走っていった
ミズナ「ちょっとアルト!どこ行くのよ!」
ミネト達はアルトを追いかけることになった
そして対外試合にも動きがあった
アラン「強すぎないかコイツ…」
カイ「おいおい、これじゃまだミネトの方が歯ごたえあるぞ?」
カイがスプーン国家のユージンを蛇剣で気絶させ、さらにアランも毒にかかっていた
セレナ「アラン隊長!!」
アラン「来るな!お前はサポート役だろ!」
セレナ「ユウさん!そろそろ動いてくださいよ!何でずっと動かないんですか!!」
ユウ「僕はあくまで助っ人です。なので最後の一人になるまでは戦いません」
セレナ「もぉー!」
ミネトにやられたはずのカイだが、その時とは比べ物にならない動きで相手を翻弄していた
カズマ「タツヤ、お前はあの大きいやつどう見てる?」
タツヤ「バカのお前でも気づいていたか、あのオーラ…只者じゃない」
スケ「俺が近づいて様子を見てくる!」
そう言って第1小隊のもう1人のメンバーだったスケは慣れた様子で静かにユウの後ろに回った
スケ(今ならやれるんじゃないか?いけっ!)
シャキーン!!
セレナ「ちょっとユウさん!急に素振り始めないでよ!!当たったら怪我じゃ済まないのよ!!」
ユウさん「すいません、何やら虫がいたもので」
スケさん「・・・能力解除」
ユウの刀はスケの右隣1cmもない距離を通過していた
スケはユウがわざと空振りしたことを悟って降参を宣言した
カズマ「何者だあいつ!スケさんが見えてたのか!?」
タツヤ「いや、正確には気を読んだな」
カズマ「気を読む!?おいおいそんな相手俺らで勝てるのか!?」
タツヤ(・・・スプーンにはあのレベルがゴロゴロいるのか?)
本部隊は任務中、バトルタワーでは対外試合の真っ最中、ミネト達は休日で外出中…この状況でついに次回…物語が大きく動き出す・・・
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