21 / 35
2段ベッド
しおりを挟む
2段ベッドは割と小ぶりな造りだった。
そっと寝かされたあと、とりあえずお茶を飲まされた。
・・・・・・もちろん陽太の口移しで。
喘ぎすぎて喉がカラカラだった俺は久しぶりの酒以外の飲み物に飛びついた。
おかわりを急かすように、舌を絡ませると陽太は、ふふ、と嬉しそうな顔をして、何度もお茶を飲ませてくれた。
まだあの快感の余韻で体が少し震えてしまう。
そっと俺に寝具をかけて離れていった4人は、先程から何やら揉めている。
周りに人がいなくなったことで、気が抜けて、ウトウトしてきた。
このまま気持ち良い快感の余韻で寝れそう・・・と、完全に瞼を閉じようとした時、耳元に陽太の声が響く。
「尚さん、油断しちゃダメだよ。もっと、気持ちよくするからね。」
突然聞こえてきた色っぽい陽太の声に、ぶるり、と体が震える。
うつ伏せにされ腰を少し持ち上げられる。
俺の背後に回った陽太を見ると、いつの間にか服を全部脱いでいて、すでにコンドームが着けられた陽太のモノが見えた。
・・・・・・・・・え、待って。
何あれ、俺の2倍ぐらいあるんじゃねぇの?
絶対コンドームXLサイズじゃん。
「よ、陽太?む、り、大きす、ぎて、はいん、ない、」
「・・・ん、大丈夫だよ。気持ちよくするから。」
陽太さん?話が噛み合ってませんけど────・・・と口にする前に、ずぶぅ、と遠慮なく陽太のモノが俺の中へと侵入してきた。
さっきまで俺の中に入っていた大喜の指とはまた違った形、硬さ。
そしてコンドーム越しだが、めちゃめちゃ熱い。
中に入ってくるモノの情報が、その熱と一緒に伝わってきた。
「~~~~っ、あ、ああっ、お、大き、すぎっ、」
「・・・・・・あんま、煽んないで、尚さん。すぐ出したくないから、さ、」
「うあっ、んんあ、」
ずぶずぶずぶ、と大きなモノがゆっくり自分の中に押し入る。
陽太の我慢するような唸り声と共に、ずぷん、と濡れた音がした。
「全部入った、けど、気持ち良すぎて、すぐ出そ、う。ゆっくり、動くね。」
「~~~はっ、」
気持ち良さを我慢する苦しそうな陽太の言葉を皮切りに、ずぷん、ずぷん、と俺の中を大きなモノが行き来する。
さっきのあの快感を思い出すように、俺の体もまた震え始めた。
「はっ、ああっ、ん、気持ち、い、ああっ、やだっ、止まっ、ああっ」
「尚さんの顔もっと見たい。」
「友達のセックス見るの初めてだわ~。めちゃくちゃ興奮するな。」
「侑、近づくな。退け。尚さん、の顔、見えないっ」
「トップバッター譲ったんだし、我儘言うなって。」
ひたすら喘ぎ声を上げる俺の顔をまじまじと覗き込む侑に、陽太はすこぶる機嫌が悪そうな声を出す。
しかし侑は全く気にしてないようで、陽太を無視した上、俺の涎まみれの口に自分の人差し指と中指を差しこむ。
「俺の指しゃぶって練習しとこ。あとで違うモノもしゃぶって欲しいな♡」
ニタァ、と笑う侑の顔。
それもすぐに押し寄せる快感のせいで見えなくなった。
そっと寝かされたあと、とりあえずお茶を飲まされた。
・・・・・・もちろん陽太の口移しで。
喘ぎすぎて喉がカラカラだった俺は久しぶりの酒以外の飲み物に飛びついた。
おかわりを急かすように、舌を絡ませると陽太は、ふふ、と嬉しそうな顔をして、何度もお茶を飲ませてくれた。
まだあの快感の余韻で体が少し震えてしまう。
そっと俺に寝具をかけて離れていった4人は、先程から何やら揉めている。
周りに人がいなくなったことで、気が抜けて、ウトウトしてきた。
このまま気持ち良い快感の余韻で寝れそう・・・と、完全に瞼を閉じようとした時、耳元に陽太の声が響く。
「尚さん、油断しちゃダメだよ。もっと、気持ちよくするからね。」
突然聞こえてきた色っぽい陽太の声に、ぶるり、と体が震える。
うつ伏せにされ腰を少し持ち上げられる。
俺の背後に回った陽太を見ると、いつの間にか服を全部脱いでいて、すでにコンドームが着けられた陽太のモノが見えた。
・・・・・・・・・え、待って。
何あれ、俺の2倍ぐらいあるんじゃねぇの?
絶対コンドームXLサイズじゃん。
「よ、陽太?む、り、大きす、ぎて、はいん、ない、」
「・・・ん、大丈夫だよ。気持ちよくするから。」
陽太さん?話が噛み合ってませんけど────・・・と口にする前に、ずぶぅ、と遠慮なく陽太のモノが俺の中へと侵入してきた。
さっきまで俺の中に入っていた大喜の指とはまた違った形、硬さ。
そしてコンドーム越しだが、めちゃめちゃ熱い。
中に入ってくるモノの情報が、その熱と一緒に伝わってきた。
「~~~~っ、あ、ああっ、お、大き、すぎっ、」
「・・・・・・あんま、煽んないで、尚さん。すぐ出したくないから、さ、」
「うあっ、んんあ、」
ずぶずぶずぶ、と大きなモノがゆっくり自分の中に押し入る。
陽太の我慢するような唸り声と共に、ずぷん、と濡れた音がした。
「全部入った、けど、気持ち良すぎて、すぐ出そ、う。ゆっくり、動くね。」
「~~~はっ、」
気持ち良さを我慢する苦しそうな陽太の言葉を皮切りに、ずぷん、ずぷん、と俺の中を大きなモノが行き来する。
さっきのあの快感を思い出すように、俺の体もまた震え始めた。
「はっ、ああっ、ん、気持ち、い、ああっ、やだっ、止まっ、ああっ」
「尚さんの顔もっと見たい。」
「友達のセックス見るの初めてだわ~。めちゃくちゃ興奮するな。」
「侑、近づくな。退け。尚さん、の顔、見えないっ」
「トップバッター譲ったんだし、我儘言うなって。」
ひたすら喘ぎ声を上げる俺の顔をまじまじと覗き込む侑に、陽太はすこぶる機嫌が悪そうな声を出す。
しかし侑は全く気にしてないようで、陽太を無視した上、俺の涎まみれの口に自分の人差し指と中指を差しこむ。
「俺の指しゃぶって練習しとこ。あとで違うモノもしゃぶって欲しいな♡」
ニタァ、と笑う侑の顔。
それもすぐに押し寄せる快感のせいで見えなくなった。
70
お気に入りに追加
437
あなたにおすすめの小説

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

【完結】相談する相手を、間違えました
ryon*
BL
長い間片想いしていた幼なじみの結婚を知らされ、30歳の誕生日前日に失恋した大晴。
自棄になり訪れた結婚相談所で、高校時代の同級生にして学内のカースト最上位に君臨していた男、早乙女 遼河と再会して・・・
***
執着系美形攻めに、あっさりカラダから堕とされる自称平凡地味陰キャ受けを書きたかった。
ただ、それだけです。
***
他サイトにも、掲載しています。
てんぱる1様の、フリー素材を表紙にお借りしています。
***
エブリスタで2022/5/6~5/11、BLトレンドランキング1位を獲得しました。
ありがとうございました。
***
閲覧への感謝の気持ちをこめて、5/8 遼河視点のSSを追加しました。
ちょっと闇深い感じですが、楽しんで頂けたら幸いです(*´ω`*)
***
2022/5/14 エブリスタで保存したデータが飛ぶという不具合が出ているみたいで、ちょっとこわいのであちらに置いていたSSを念のためこちらにも転載しておきます。

飼われる側って案外良いらしい。
なつ
BL
20XX年。人間と人外は共存することとなった。そう、僕は朝のニュースで見て知った。
なんでも、向こうが地球の平和と引き換えに、僕達の中から選んで1匹につき1人、人間を飼うとかいう巫山戯た法を提案したようだけれど。
「まあ何も変わらない、はず…」
ちょっと視界に映る生き物の種類が増えるだけ。そう思ってた。
ほんとに。ほんとうに。
紫ヶ崎 那津(しがさき なつ)(22)
ブラック企業で働く最下層の男。悪くない顔立ちをしているが、不摂生で見る影もない。
変化を嫌い、現状維持を好む。
タルア=ミース(347)
職業不詳の人外、Swis(スウィズ)。お金持ち。
最初は可愛いペットとしか見ていなかったものの…?
【完結】冷血孤高と噂に聞く竜人は、俺の前じゃどうも言動が伴わない様子。
N2O
BL
愛想皆無の竜人 × 竜の言葉がわかる人間
ファンタジーしてます。
攻めが出てくるのは中盤から。
結局執着を抑えられなくなっちゃう竜人の話です。
表紙絵
⇨ろくずやこ 様 X(@Us4kBPHU0m63101)
挿絵『0 琥』
⇨からさね 様 X (@karasane03)
挿絵『34 森』
⇨くすなし 様 X(@cuth_masi)
◎独自設定、ご都合主義、素人作品です。

アルファな俺が最推しを救う話〜どうして俺が受けなんだ?!〜
車不
BL
5歳の誕生日に階段から落ちて頭を打った主人公は、自身がオメガバースの世界を舞台にしたBLゲームに転生したことに気づく。「よりにもよってレオンハルトに転生なんて…悪役じゃねぇか!!待てよ、もしかしたらゲームで死んだ最推しの異母兄を助けられるかもしれない…」これは第2の性により人々の人生や生活が左右される世界に疑問を持った主人公が、最推しの死を阻止するために奮闘する物語である。
完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました
美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!

ソング・バッファー・オンライン〜新人アイドルの日常〜
古森きり
BL
東雲学院芸能科に入学したミュージカル俳優志望の音無淳は、憧れの人がいた。
かつて東雲学院芸能科、星光騎士団第一騎士団というアイドルグループにいた神野栄治。
その人のようになりたいと高校も同じ場所を選び、今度歌の練習のために『ソング・バッファー・オンライン』を始めることにした。
ただし、どうせなら可愛い女の子のアバターがいいよね! と――。
BLoveさんに先行書き溜め。
なろう、アルファポリス、カクヨムにも掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる