6 / 12
5
しおりを挟む▽爽
爽「ホストクラブどうですかー?」
爽「イケメンが揃っていて自由にお好みのホストを指名できますよー!いかがですか?」
はぁ、オレはいつまでビラ配りなんだろう……
でも、ビラ配りは嫌いじゃないだって……
もうじき来るはず!……
陵「あ!爽、お前今日もビラ配りしてるの!?」
爽「!?……陵さん!!」 きたあ~//
この人に、ビラ配りをしていると会えるから……
陵「あんまり、くっつくな疲れてるんだよ!もう、
まぁ、頑張れよ^^」 ナデナデ
爽「///うん!!………陵さんもお仕事お疲れ様^^」
陵「ありがとう。じゃ、」スタスタスタ
たったちょっとでも話せるのが嬉しくて、
陵さんのお陰で売れないホストでも、ホストを続けられている、といっても間違いじゃないと思う。
今日も、かっこよかったな~。
「「爽くん、お疲れ様、あがっていいよー」」
爽「はい! お先に失礼します。」
フウ、つかれた。ただいま……
[[201の高梨さんですよね?]]
爽「!!? あ、はい。」大家さん………ってことは………
[[先月分と今月分の家賃がまだ出ていないけど、どうなってるのかしら?]]
げ………やっぱり……
爽「すみません、今出せる金なくて、。
ら、来月!まとめて3ヶ月分だしますので………」
[[先月にも、来月出しますって、言ってたじゃない、こまるのよねえー。]]
爽「す、すみません。」
[[でも、利用契約のっとって、明後日には、このへや返してもらう契約だから、まあ、どっち道払わなくてもいいわ、私ったら、ホントに優しいわ。]]
爽「そ、そんな!困ります!!」
[[困るって言われてもねー。こっちが困るのよ。利用契約ですから。最後は、綺麗にしてから、返却するようにだけ、お願いしますねー。]]
爽「え、、ちょっ、、、」
[[まだ、何か聞きたいことがあって?]]
爽「………いえ。……」
[[そう、よかったわ。]]
ガチャ。
明日は、もうこの家に帰ってこれないってことだよな………ああああああああああ。どうしよう。
今更、実家に帰るの訳にもいかないし!!
あ、、か、かえで!楓なら親友だもんな、うん。
電話、かけてみよう………頼む。
楓「もしー。どしたの?爽」
爽「楓、助けて欲しい。。。」
楓「え?なに?女の子に妊娠させちゃったとか?どうしたの?」
爽「違うよ!!! あの……家に住ませてほしい!!」
楓「はあ!?なんで、お前アパートあんじゃん。」
爽「3ヶ月分の家賃出せなくてためてたら、大家に、追い出された。明日から家がないんだよ…」
楓「え?どーやったら、3ヶ月分もたまるんだよ……笑」
爽「だから、頼む。オレお前しか友達いないんだよ………たのむうううう」
楓「あー。爽あのな。ご、ごめん。住ませてあげたいのはやまやまなんだけど、今、彼女と同居して………」
爽「え、あ、あー、うん。楓、彼女いるもんね、、、ソウダヨネソウダヨネ」
楓「すまん!!!!ホントに。」
爽「う、ううん、大丈夫、ありがとう、他、当たってみるわ………」
楓「うん……ごめんな、、、」
楓がダメなら誰が逆にいいんだあああ
あああああ、どうしよう、ホントにヤバいぞ!
実家に行きか!?でも、でもそしたら………
陵さんと会えなくなっちゃう………
陵さん、陵さん………!
!!! 大事なひとを、忘れてた、、、、、、、、、、、、、明日、頼んでみよう。
あの人なら………………
▽R18タグついてるのに、まだ全然Rかかってなくてすみません。これから、ちゃんとかかりますので…………
▽つづく
0
お気に入りに追加
19
あなたにおすすめの小説


忘れられない君の香
秋月真鳥
BL
バルテル侯爵家の後継者アレクシスは、オメガなのに成人男性の平均身長より頭一つ大きくて筋骨隆々としてごつくて厳つくてでかい。
両親は政略結婚で、アレクシスは愛というものを信じていない。
母が亡くなり、父が借金を作って出奔した後、アレクシスは借金を返すために大金持ちのハインケス子爵家の三男、ヴォルフラムと契約結婚をする。
アレクシスには十一年前に一度だけ出会った初恋の少女がいたのだが、ヴォルフラムは初恋の少女と同じ香りを漂わせていて、契約、政略結婚なのにアレクシスに誠実に優しくしてくる。
最初は頑なだったアレクシスもヴォルフラムの優しさに心溶かされて……。
政略結婚から始まるオメガバース。
受けがでかくてごついです!
※ムーンライトノベルズ様、エブリスタ様にも掲載しています。
【完結】相談する相手を、間違えました
ryon*
BL
長い間片想いしていた幼なじみの結婚を知らされ、30歳の誕生日前日に失恋した大晴。
自棄になり訪れた結婚相談所で、高校時代の同級生にして学内のカースト最上位に君臨していた男、早乙女 遼河と再会して・・・
***
執着系美形攻めに、あっさりカラダから堕とされる自称平凡地味陰キャ受けを書きたかった。
ただ、それだけです。
***
他サイトにも、掲載しています。
てんぱる1様の、フリー素材を表紙にお借りしています。
***
エブリスタで2022/5/6~5/11、BLトレンドランキング1位を獲得しました。
ありがとうございました。
***
閲覧への感謝の気持ちをこめて、5/8 遼河視点のSSを追加しました。
ちょっと闇深い感じですが、楽しんで頂けたら幸いです(*´ω`*)
***
2022/5/14 エブリスタで保存したデータが飛ぶという不具合が出ているみたいで、ちょっとこわいのであちらに置いていたSSを念のためこちらにも転載しておきます。

社畜サラリーマン、異世界で竜帝陛下のペットになる
ひよこ麺
BL
30歳の誕生日を深夜のオフィスで迎えた生粋の社畜サラリーマン、立花志鶴(たちばな しづる)。家庭の都合で誰かに助けを求めることが苦手な志鶴がひとり涙を流していた時、誰かの呼び声と共にパソコンが光り輝き、奇妙な世界に召喚されてしまう。
その世界は人類よりも高度な種族である竜人とそれに従うもの達が支配する世界でその世界で一番偉い竜帝陛下のラムセス様に『可愛い子ちゃん』と呼ばれて溺愛されることになった志鶴。
いままでの人生では想像もできないほどに甘やかされて溺愛される志鶴。
しかし、『異世界からきた人間が元の世界に戻れない』という事実ならくる責任感で可愛がられてるだけと思い竜帝陛下に心を開かないと誓うが……。
「余の大切な可愛い子ちゃん、ずっと大切にしたい」
「……その感情は恋愛ではなく、ペットに対してのものですよね」
溺愛系スパダリ竜帝陛下×傷だらけ猫系社畜リーマンのふたりの愛の行方は……??
ついでに志鶴の居ない世界でもいままでにない変化が??
第11回BL小説大賞に応募させて頂きます。今回も何卒宜しくお願いいたします。
※いつも通り竜帝陛下には変態みがありますのでご注意ください。また「※」付きの回は性的な要素を含みます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる