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第8章 通貨制度構築編
第185話 ストロボくん
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一進五退装置設置から数週間。
(第165話参照)
三度メイフィーが訪ねて来た
「アルトラ様!」
「メイフィー?」
彼女がここを訪れたってことは……
「……まさか……また攻略されたの?」
「そのまさかです!」
「どうやって!? 絶対入れないはずだけど!?」
空間魔法だぞ!? 入れるはずが……
「親機に自分たちと同じ臭いがするのを突き止めたらしくて、蓋を開けてひっくり返されてしまったみたいです……中に入れていた爪は畑の隅に転がってました」
ああ……そこに気付いちゃったか……
まあ、あれは遠ざけるだけのものだし、転送されたところで痛みが無いから何度もリトライできるしね……
ってことは、痛みが伴うやつを作らないといけないってことなのか?
「う~ん、じゃあちょっと考えさせて」
「わかりました、お願いします」
◇
考えさせてとは言ったけど……何をどうしたら良いんだろう……
魔法を使うことを前提に色々と考えてみた。
まず、火魔法を使うことを想像してみる。
ガルムが畑に入ったら……火が着く。ガルムは痛い目を見て逃げるけど……
「ダメだこれは、作物が燃える」
いくら畑の漢字に『火』が入ってるとは言っても、実際燃やしたら作物がダメージを受けてしまう。
次に水魔法を使うことを想像してみる。
ガルムが畑に入ったら……水がドバー! …………ああ、これ多分逆に喜んじゃうわ。
元々は乾燥地帯の生物だから一時的には怯むかもしれないけど、狼属だから犬みたいに水が好きかもしれないし。多分次の日か、その次の日には順応されて全く意味が無くなると思う。
風魔法を使うことを想像してみる。
ガルムが畑に入ったら……風がぐるぐるぐるぐるーー! …………まあガルムは痛い目見るかもしれないけど、畑の作物も舞い上がって私たちも (経済的な)痛い目を見るかもしれない。土も分散してしまって、やる必要の無い仕事が増えそうだ……
と言うか、下手したら作物食べられるより余計に被害が出るから、本末転倒も良いとこだ。
雷魔法を使うことを想像してみる。
ガルムが畑に入ったら……雷がドォォン! ガルム黒焦げ! 作物も黒焦げ!
氷魔法を使うことを想像してみる。
ガルムが畑に入ったら……氷がカチーン! ガルムは氷筍(※)でグサー! 血がドバー!
(※氷筍:地面から生えるつらら。タケノコのような形に見えることから氷の筍と書かれる)
「雷も氷もダメね……畑に血が流れる……それに冷え過ぎると作物が育たなくなる」
光魔法を使うことを想像してみる。
ガルムが畑に入ったら……光がピカー! ガルムは眩しすぎて近寄れない!
「あ、これ行けるんじゃない? 痛い目は見ないけど、強い光の中で目を開けてられる生物なんてほとんどいないし。それに強い光でどこを食べれば良いか判断できなくなるかもしれない」
そういうわけで、空中に浮かんで対象の目を狙って強い光を発するドローンみたいな魔道具とその帰着ポイントを作ってみた。いつも通り蓋を開けて、対象の身体の一部を入れる構造。
更に複数体が来た時の対策として、目をつぶってるかどうかを感知して、そちらへ移動するように作る。対象が一体しかいない場合は留まって光を浴びせ続けるシステムに。
◇
早速畑へ持って行く。
「空中を飛ぶ魔道具なんですか」
「そう、この帰着ポイントの近くに来た対象を追跡して光を放つ。名付けて『ストロボくん』」
「ストロボって何ですか?」
「写真撮る時に……」
あ、彼女らはそもそも『写真』がわからないんだ。
「え~と……強い光を発する管? だったかな?」
「そうなんですね。もうちょっと分かりやすい名前とかにならないですかね? ストロボって聞き慣れないので……」
う~ん……じゃあ付きまとうから――
「それなら、フラッシュストーカーとか? フラッシュなら分かるんじゃない?」
「ストーカーって何ですか?」
「“付きまとう”とかそんな感じの意味」
「ピッタリの名前ですね!」
「じゃあ、『フラッシュストーカー』に改名。自由自在に動けるようにしてみたからバッチリ対象を追跡してくれるよ。じゃあメイフィー、髪の毛を」
「どうぞ」
もう何も説明しなくてもすんなり渡してくれる。
帰着ポイントの蓋を開け、髪の毛を中に入れると『フラッシュストーカー』がすぐに起動。
私はすぐさま用意しておいたサングラスを装着。
メイフィーの目を追跡して光を浴びせかける。
パシャッ!
「キャアァッ!!」
パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
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パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャ
パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャッ!
光を浴びせた後もメイフィーの目の前から去らず、これでもかと光を乱射する。
メイフィーが顔を背けても、そちら側に回って光を乱射。
後ずさっても付いていく。
自分で作っておいてだけど……何か……すっごい嫌がらせしてるみたいに見えるわ……
傍から見てると、芸能人の謝罪会見並みに、光が乱射されてる……メイフィーの顔真っ白になってるわ……
「アルトラ様ぁ……目つぶってても光が乱射されてるのがわかってて、目が開けられないんですけど……」
「気分はどう?」
「凄く不快ですね……」
そこに良いタイミングで……いや悪いタイミングで農作業をしに来たニートスの方へ『フラッシュストーカー』が移動し――
ニートスの目の前で光る。
パシャッ!
「ぐあぁぁ!! 目がぁぁぁぁあっ! 目がぁぁぁぁあ~!!」
「ああ、ごめんニートス!」
すぐに帰着ポイントから髪の毛を取り出す。
「アルトラ様!? 一体何が起こったんですか!?」
「ごめん、魔道具の実験中で、複数を対象にしてたから、メイフィーのそばを離れて、ニートスの方へ飛んでいっちゃった」
「な、何の実験なんですか!?」
二人とも目を開けられないけど、今までの経緯を説明。
「超まぶしいですね……まだ目の光の残像が取れないです……」
「私もです……アルトラ様の顔が紫色です……」
「それで、二人とも喰らってみてどう?」
「これならガルムも驚いて逃げるんじゃないでしょうか」
「じゃあ、夜に恒例の実験と行きましょうか」
「ところで……アルトラ様、その黒い眼鏡みたいなの何ですか?」
「光を遮断する眼鏡。サングラスって言うのよ」
「……ズルいです」
(第165話参照)
三度メイフィーが訪ねて来た
「アルトラ様!」
「メイフィー?」
彼女がここを訪れたってことは……
「……まさか……また攻略されたの?」
「そのまさかです!」
「どうやって!? 絶対入れないはずだけど!?」
空間魔法だぞ!? 入れるはずが……
「親機に自分たちと同じ臭いがするのを突き止めたらしくて、蓋を開けてひっくり返されてしまったみたいです……中に入れていた爪は畑の隅に転がってました」
ああ……そこに気付いちゃったか……
まあ、あれは遠ざけるだけのものだし、転送されたところで痛みが無いから何度もリトライできるしね……
ってことは、痛みが伴うやつを作らないといけないってことなのか?
「う~ん、じゃあちょっと考えさせて」
「わかりました、お願いします」
◇
考えさせてとは言ったけど……何をどうしたら良いんだろう……
魔法を使うことを前提に色々と考えてみた。
まず、火魔法を使うことを想像してみる。
ガルムが畑に入ったら……火が着く。ガルムは痛い目を見て逃げるけど……
「ダメだこれは、作物が燃える」
いくら畑の漢字に『火』が入ってるとは言っても、実際燃やしたら作物がダメージを受けてしまう。
次に水魔法を使うことを想像してみる。
ガルムが畑に入ったら……水がドバー! …………ああ、これ多分逆に喜んじゃうわ。
元々は乾燥地帯の生物だから一時的には怯むかもしれないけど、狼属だから犬みたいに水が好きかもしれないし。多分次の日か、その次の日には順応されて全く意味が無くなると思う。
風魔法を使うことを想像してみる。
ガルムが畑に入ったら……風がぐるぐるぐるぐるーー! …………まあガルムは痛い目見るかもしれないけど、畑の作物も舞い上がって私たちも (経済的な)痛い目を見るかもしれない。土も分散してしまって、やる必要の無い仕事が増えそうだ……
と言うか、下手したら作物食べられるより余計に被害が出るから、本末転倒も良いとこだ。
雷魔法を使うことを想像してみる。
ガルムが畑に入ったら……雷がドォォン! ガルム黒焦げ! 作物も黒焦げ!
氷魔法を使うことを想像してみる。
ガルムが畑に入ったら……氷がカチーン! ガルムは氷筍(※)でグサー! 血がドバー!
(※氷筍:地面から生えるつらら。タケノコのような形に見えることから氷の筍と書かれる)
「雷も氷もダメね……畑に血が流れる……それに冷え過ぎると作物が育たなくなる」
光魔法を使うことを想像してみる。
ガルムが畑に入ったら……光がピカー! ガルムは眩しすぎて近寄れない!
「あ、これ行けるんじゃない? 痛い目は見ないけど、強い光の中で目を開けてられる生物なんてほとんどいないし。それに強い光でどこを食べれば良いか判断できなくなるかもしれない」
そういうわけで、空中に浮かんで対象の目を狙って強い光を発するドローンみたいな魔道具とその帰着ポイントを作ってみた。いつも通り蓋を開けて、対象の身体の一部を入れる構造。
更に複数体が来た時の対策として、目をつぶってるかどうかを感知して、そちらへ移動するように作る。対象が一体しかいない場合は留まって光を浴びせ続けるシステムに。
◇
早速畑へ持って行く。
「空中を飛ぶ魔道具なんですか」
「そう、この帰着ポイントの近くに来た対象を追跡して光を放つ。名付けて『ストロボくん』」
「ストロボって何ですか?」
「写真撮る時に……」
あ、彼女らはそもそも『写真』がわからないんだ。
「え~と……強い光を発する管? だったかな?」
「そうなんですね。もうちょっと分かりやすい名前とかにならないですかね? ストロボって聞き慣れないので……」
う~ん……じゃあ付きまとうから――
「それなら、フラッシュストーカーとか? フラッシュなら分かるんじゃない?」
「ストーカーって何ですか?」
「“付きまとう”とかそんな感じの意味」
「ピッタリの名前ですね!」
「じゃあ、『フラッシュストーカー』に改名。自由自在に動けるようにしてみたからバッチリ対象を追跡してくれるよ。じゃあメイフィー、髪の毛を」
「どうぞ」
もう何も説明しなくてもすんなり渡してくれる。
帰着ポイントの蓋を開け、髪の毛を中に入れると『フラッシュストーカー』がすぐに起動。
私はすぐさま用意しておいたサングラスを装着。
メイフィーの目を追跡して光を浴びせかける。
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メイフィーが顔を背けても、そちら側に回って光を乱射。
後ずさっても付いていく。
自分で作っておいてだけど……何か……すっごい嫌がらせしてるみたいに見えるわ……
傍から見てると、芸能人の謝罪会見並みに、光が乱射されてる……メイフィーの顔真っ白になってるわ……
「アルトラ様ぁ……目つぶってても光が乱射されてるのがわかってて、目が開けられないんですけど……」
「気分はどう?」
「凄く不快ですね……」
そこに良いタイミングで……いや悪いタイミングで農作業をしに来たニートスの方へ『フラッシュストーカー』が移動し――
ニートスの目の前で光る。
パシャッ!
「ぐあぁぁ!! 目がぁぁぁぁあっ! 目がぁぁぁぁあ~!!」
「ああ、ごめんニートス!」
すぐに帰着ポイントから髪の毛を取り出す。
「アルトラ様!? 一体何が起こったんですか!?」
「ごめん、魔道具の実験中で、複数を対象にしてたから、メイフィーのそばを離れて、ニートスの方へ飛んでいっちゃった」
「な、何の実験なんですか!?」
二人とも目を開けられないけど、今までの経緯を説明。
「超まぶしいですね……まだ目の光の残像が取れないです……」
「私もです……アルトラ様の顔が紫色です……」
「それで、二人とも喰らってみてどう?」
「これならガルムも驚いて逃げるんじゃないでしょうか」
「じゃあ、夜に恒例の実験と行きましょうか」
「ところで……アルトラ様、その黒い眼鏡みたいなの何ですか?」
「光を遮断する眼鏡。サングラスって言うのよ」
「……ズルいです」
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