39 / 74
第2章
(33)たたたっ、誕生祭だよ!⑤
しおりを挟む
「お待たせしました……?」
ソフィアは扉を開けると、グライとスピーレとオーヴィはにこにこ笑ってたけど、エリックさん達は……
「女神だ……」
「美しい……」
「やはり、似合うと思ったよ」
「あはは……」
エリックさんとアルフさんが崇め始めちゃったよ?!マイルさんはうんうん頷いてる。でも私崇めても意味な……あ、私がフェアリーデイだからか。
「ハンネス王子、ありがとうございました。王妃様にもお礼をお伝えしたいのですが、宜しいでしょうか?」
「いいとも、一緒に行こうか」
「はい!」
ソフィアがハンネス王子の近くに行くと、ハンネス王子は手を差しだす。
「ソフィア、手を」
「え?はい」
ハンネス王子はソフィアの手を取り、王様達がいる部屋までエスコートする。
「(彼女のこの姿の方が本当なら、レオンには勿体なかったかな…)」
「ハンネス王子、どうかしましたか?」
「ソフィアは可愛いねって思ってたところだよ」
「ふふっ、ありがとうございます」
「本当に、勿体ないな…」
「えっ?」
「なんでもないよ」
そんな2人の雰囲気に他の人達は入れなかった。
「父上、母上、レオン、ソフィア達を連れて来ましたよ」
「失礼します、ソフィアです……わっ!」
扉を開けてすぐに国王様と王妃様がお顔を近づける。
「女神のようだな……!」
「その言葉、私へのプロポーズのときにもおっしゃっておりませんでした…?」
「あっ…………」
その場にいた全員が国王に哀れみ目を向ける。
「んもう…ソフィアちゃん、こっちにいらしてよく見せて?」
「は、はい!」
「……レオン、わしらは一緒に菓子でも食べようか?」
「……はい」
レオン王子はソフィアの成長した姿にただ唖然としていた。
ソフィアが王妃に近くの部屋に連れてかれているとき、さっきのメイドとすれ違った。
「あっ!お…王妃様、少し待って頂けますか?」
「あら、ごめんなさい!どうしたの、ソフィアちゃん?」
「さっきのメイドさんに用がありまして……」
「そうだったのね。わかったわ、少し待ってる」
「ありがとうございます」
私はメイドさんの後を追いかける。メイドさんが入ったのはさっき私達がいた国王様御一家のお部屋。お水を持ってたから、きっと飲み物を持っていってたんだ!
「失礼します、ソフィアです」
中に入ると、メイドさんは水をオレンジ色のコップに注いでいた。
「おお、ソフィア。どうしたんだ?」
「いえ、ちょっと……ん?」
すると、メイドさんから変なもやが現れていた。そして、メイドさんが注いだ水からも同様にもやが出ていた。
「メイドさん、そのお水はどなたに?」
「こ…国王様とハンネス王子、そしてレオン王子ですが…………?」
「ソフィア、その水がどうしたのだ?」
「い、いえ……」
メイドさんが注いだ水を国王様、レオン王子、ハンネス王子に渡していくメイドさん。メイドさん自身からもやは消えていたけど……国王様に渡した水だけ、もやが残ってる。…………嫌な予感がしてきた。なんだろう、どこかで感じたことある……どこ………どこだったっけ……?
【これはものを溶かす液体なんだぁ……ガラスは溶けないんだが、誤飲したり何かにでもかかれば……どうなるか、試してみるか?】
私はものすごい恐怖を感じた。国王様が手に持ってる……!飲んだらだめ!
「国王様!置いて下さい!!」
「えっ……?あ、ああ」
私はメイドさんの方を見る。メイドさんは冷や汗が止まらない様子。
「メイドさん、顔色悪いって言ってしまったことは本当にごめんなさい。でも、これは一体何ですか」
私は国王様の置いた水を手に取る。この水、コップの色で誤魔化してるけどうっすら、赤っぽい色をしてる……やっぱり。
「国王様を殺す気でしたか?この液体で」
「「「「何っ!?」」」」
「………………っ!!」
メイドは俯いたまま否定しなかった。ソフィアはコップを置いて、メイドさんのポケットに手を入れる。
「……あった」
メイドさんのポケットにあった青い瓶を取る。エリックさんが、この瓶を見て、
「ソフィア……それはなんだ?」
「これはその水にも入っていますが、危ない液体です。こんな風に」
すると、ソフィアは青い瓶を開けると自分袖を捲っての左腕にかけだした。
『『『《〈ソフィア!?〉》』』』
「お、おやめ下さいっ!!!」
メイドさんは私の手に持っていた瓶を奪う。しかし、腕に液体がかかったところは焼けただれたように、酷いものになっていた。
「…………誰かに指示されていたのでしょう?」
「う、ああああ………」
メイドさん、膝から崩れ落ちて泣き出しちゃった。
「ソフィアちゃんまだ…………って何事?」
王妃様も戻ってきちゃったよ。
「このメイドを捕らえよ!それからソフィアの手当てを早く!」
「「はっ!」」
アルフとエリックがメイドを連行する。ソフィアは怪我をしているのに涼しい顔をしている。
「大丈夫ですよ?このくらい」
『『そんな訳ないわ!!』』
「そうだぞソフィア、なんて無茶を……」
「ソフィアちゃん!?怪我をしているわ!」
「ソフィア…………」
「俺、ポーション取ってきます!」
「では私が一応、回復魔法で応急処置でもしようか」
ハンネス王子は「キュア」と唱えると、ただれが少しひいた。
「ありがとうございます」
私、なんであの液体、知ってたんだろう。それに、傷をつけたのに痛くなかった。普通にこけたときは地味に痛かったのに……そういえば、着替えるときに付いてた無数の傷痕……
「(私、過去に何かあったのかも…)」
「ソフィア」
「はい…」
ハンネス王子は私の手をぎゅっと握ったまま。
「こういうことはやめて欲しい。ソフィアが大丈夫でも、みんなが心配するよ。勿論、私も含めたみんな」
私は周りを見る。家族が不安な顔をしている。国王様も王妃様も、レオン王子も。目の前のハンネス王子も。
「…………心配かけて、ごめんなさい!」
その言葉を聞いて、その場にいた全員が安堵した。
ソフィアは扉を開けると、グライとスピーレとオーヴィはにこにこ笑ってたけど、エリックさん達は……
「女神だ……」
「美しい……」
「やはり、似合うと思ったよ」
「あはは……」
エリックさんとアルフさんが崇め始めちゃったよ?!マイルさんはうんうん頷いてる。でも私崇めても意味な……あ、私がフェアリーデイだからか。
「ハンネス王子、ありがとうございました。王妃様にもお礼をお伝えしたいのですが、宜しいでしょうか?」
「いいとも、一緒に行こうか」
「はい!」
ソフィアがハンネス王子の近くに行くと、ハンネス王子は手を差しだす。
「ソフィア、手を」
「え?はい」
ハンネス王子はソフィアの手を取り、王様達がいる部屋までエスコートする。
「(彼女のこの姿の方が本当なら、レオンには勿体なかったかな…)」
「ハンネス王子、どうかしましたか?」
「ソフィアは可愛いねって思ってたところだよ」
「ふふっ、ありがとうございます」
「本当に、勿体ないな…」
「えっ?」
「なんでもないよ」
そんな2人の雰囲気に他の人達は入れなかった。
「父上、母上、レオン、ソフィア達を連れて来ましたよ」
「失礼します、ソフィアです……わっ!」
扉を開けてすぐに国王様と王妃様がお顔を近づける。
「女神のようだな……!」
「その言葉、私へのプロポーズのときにもおっしゃっておりませんでした…?」
「あっ…………」
その場にいた全員が国王に哀れみ目を向ける。
「んもう…ソフィアちゃん、こっちにいらしてよく見せて?」
「は、はい!」
「……レオン、わしらは一緒に菓子でも食べようか?」
「……はい」
レオン王子はソフィアの成長した姿にただ唖然としていた。
ソフィアが王妃に近くの部屋に連れてかれているとき、さっきのメイドとすれ違った。
「あっ!お…王妃様、少し待って頂けますか?」
「あら、ごめんなさい!どうしたの、ソフィアちゃん?」
「さっきのメイドさんに用がありまして……」
「そうだったのね。わかったわ、少し待ってる」
「ありがとうございます」
私はメイドさんの後を追いかける。メイドさんが入ったのはさっき私達がいた国王様御一家のお部屋。お水を持ってたから、きっと飲み物を持っていってたんだ!
「失礼します、ソフィアです」
中に入ると、メイドさんは水をオレンジ色のコップに注いでいた。
「おお、ソフィア。どうしたんだ?」
「いえ、ちょっと……ん?」
すると、メイドさんから変なもやが現れていた。そして、メイドさんが注いだ水からも同様にもやが出ていた。
「メイドさん、そのお水はどなたに?」
「こ…国王様とハンネス王子、そしてレオン王子ですが…………?」
「ソフィア、その水がどうしたのだ?」
「い、いえ……」
メイドさんが注いだ水を国王様、レオン王子、ハンネス王子に渡していくメイドさん。メイドさん自身からもやは消えていたけど……国王様に渡した水だけ、もやが残ってる。…………嫌な予感がしてきた。なんだろう、どこかで感じたことある……どこ………どこだったっけ……?
【これはものを溶かす液体なんだぁ……ガラスは溶けないんだが、誤飲したり何かにでもかかれば……どうなるか、試してみるか?】
私はものすごい恐怖を感じた。国王様が手に持ってる……!飲んだらだめ!
「国王様!置いて下さい!!」
「えっ……?あ、ああ」
私はメイドさんの方を見る。メイドさんは冷や汗が止まらない様子。
「メイドさん、顔色悪いって言ってしまったことは本当にごめんなさい。でも、これは一体何ですか」
私は国王様の置いた水を手に取る。この水、コップの色で誤魔化してるけどうっすら、赤っぽい色をしてる……やっぱり。
「国王様を殺す気でしたか?この液体で」
「「「「何っ!?」」」」
「………………っ!!」
メイドは俯いたまま否定しなかった。ソフィアはコップを置いて、メイドさんのポケットに手を入れる。
「……あった」
メイドさんのポケットにあった青い瓶を取る。エリックさんが、この瓶を見て、
「ソフィア……それはなんだ?」
「これはその水にも入っていますが、危ない液体です。こんな風に」
すると、ソフィアは青い瓶を開けると自分袖を捲っての左腕にかけだした。
『『『《〈ソフィア!?〉》』』』
「お、おやめ下さいっ!!!」
メイドさんは私の手に持っていた瓶を奪う。しかし、腕に液体がかかったところは焼けただれたように、酷いものになっていた。
「…………誰かに指示されていたのでしょう?」
「う、ああああ………」
メイドさん、膝から崩れ落ちて泣き出しちゃった。
「ソフィアちゃんまだ…………って何事?」
王妃様も戻ってきちゃったよ。
「このメイドを捕らえよ!それからソフィアの手当てを早く!」
「「はっ!」」
アルフとエリックがメイドを連行する。ソフィアは怪我をしているのに涼しい顔をしている。
「大丈夫ですよ?このくらい」
『『そんな訳ないわ!!』』
「そうだぞソフィア、なんて無茶を……」
「ソフィアちゃん!?怪我をしているわ!」
「ソフィア…………」
「俺、ポーション取ってきます!」
「では私が一応、回復魔法で応急処置でもしようか」
ハンネス王子は「キュア」と唱えると、ただれが少しひいた。
「ありがとうございます」
私、なんであの液体、知ってたんだろう。それに、傷をつけたのに痛くなかった。普通にこけたときは地味に痛かったのに……そういえば、着替えるときに付いてた無数の傷痕……
「(私、過去に何かあったのかも…)」
「ソフィア」
「はい…」
ハンネス王子は私の手をぎゅっと握ったまま。
「こういうことはやめて欲しい。ソフィアが大丈夫でも、みんなが心配するよ。勿論、私も含めたみんな」
私は周りを見る。家族が不安な顔をしている。国王様も王妃様も、レオン王子も。目の前のハンネス王子も。
「…………心配かけて、ごめんなさい!」
その言葉を聞いて、その場にいた全員が安堵した。
10
お気に入りに追加
400
あなたにおすすめの小説
賢者の幼馴染との中を引き裂かれた無職の少年、真の力をひた隠し、スローライフ? を楽しみます!
織侍紗(@'ω'@)ん?
ファンタジー
ルーチェ村に住む少年アインス。幼い頃両親を亡くしたアインスは幼馴染の少女プラムやその家族たちと仲良く過ごしていた。そして今年で十二歳になるアインスはプラムと共に近くの町にある学園へと通うことになる。
そこではまず初めにこの世界に生きる全ての存在が持つ職位というものを調べるのだが、そこでアインスはこの世界に存在するはずのない無職であるということがわかる。またプラムは賢者だということがわかったため、王都の学園へと離れ離れになってしまう。
その夜、アインスは自身に前世があることを思い出す。アインスは前世で嫌な上司に手柄を奪われ、リストラされたあげく無職となって死んだところを、女神のノリと嫌がらせで無職にさせられた転生者だった。
そして妖精と呼ばれる存在より、自身のことを聞かされる。それは、無職と言うのはこの世界に存在しない職位の為、この世界がアインスに気づくことが出来ない。だから、転生者に対しての調整機構が働かない、という状況だった。
アインスは聞き流す程度でしか話を聞いていなかったが、その力は軽く天災級の魔法を繰り出し、時の流れが遅くなってしまうくらいの亜光速で動き回り、貴重な魔導具を呼吸をするように簡単に創り出すことが出来るほどであった。ただ、争いやその力の希少性が公になることを極端に嫌ったアインスは、そのチート過ぎる能力を全力にバレない方向に使うのである。
これはそんな彼が前世の知識と無職の圧倒的な力を使いながら、仲間たちとスローライフを楽しむ物語である。
以前、掲載していた作品をリメイクしての再掲載です。ちょっと書きたくなったのでちまちま書いていきます。
転生した社畜は異世界でも無休で最強へ至る(旧題|剣は光より速い-社畜異世界転生)
丁鹿イノ
ファンタジー
【ファンタジア文庫にて1巻発売中!】
深夜の職場で人生を終えた青桐 恒(25)は、気づいたらファンタジーな異世界に転生していた。
前世の社畜人生のお陰で圧倒的な精神力を持ち、生後から持ち前の社畜精神で頑張りすぎて魔力と気力を異常に成長させてしまう。
そのうち元Sクラス冒険者である両親も自重しなくなり、魔術と剣術もとんでもないことに……
異世界に転生しても働くのをやめられない!
剣と魔術が存在するファンタジーな異世界で持ち前の社畜精神で努力を積み重ね成り上がっていく、成長物語。
■カクヨムでも連載中です■
本作品をお読みいただき、また多く感想をいただき、誠にありがとうございます。
中々お返しできておりませんが、お寄せいただいたコメントは全て拝見し、執筆の糧にしています。
いつもありがとうございます。
◆
書籍化に伴いタイトルが変更となりました。
剣は光より速い - 社畜異世界転生 ~社畜は異世界でも無休で最強へ至る~
↓
転生した社畜は異世界でも無休で最強へ至る
神獣に転生!?人を助けて死んだら異世界に転生する事になりました
Miki
ファンタジー
学校が終わりバイトに行く途中、子供を助けて代わりに死んでしまった。
実は、助けた子供は別の世界の神様でお詫びに自分の世界に転生させてくれると言う。
何か欲しい能力があるか聞かれたので希望をいい、いよいよ異世界に転生すると・・・・・・
何故か神獣に転生していた!
始めて書いた小説なので、文章がおかしかったり誤字などあるかもしてませんがよろしくお願いいたします。
更新は、話が思いついたらするので早く更新できる時としばらく更新てきない時があります。ご了承ください。
人との接し方などコミュニケーションが苦手なので感想等は返信できる時とできない時があります。返信できなかった時はごめんなさいm(_ _)m
なるべく返信できるように努力します。
田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。
けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。
日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。
あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの?
ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。
感想などお待ちしております。
転生幼女が魔法無双で素材を集めて物作り&ほのぼの天気予報ライフ 「あたし『お天気キャスター』になるの! 願ったのは『大魔術師』じゃないの!」
なつきコイン
ファンタジー
転生者の幼女レイニィは、女神から現代知識を異世界に広めることの引き換えに、なりたかった『お天気キャスター』になるため、加護と仮職(プレジョブ)を授かった。
授かった加護は、前世の記憶(異世界)、魔力無限、自己再生
そして、仮職(プレジョブ)は『大魔術師(仮)』
仮職が『お天気キャスター』でなかったことにショックを受けるが、まだ仮職だ。『お天気キャスター』の職を得るため、努力を重ねることにした。
魔術の勉強や試練の達成、同時に気象観測もしようとしたが、この世界、肝心の観測器具が温度計すらなかった。なければどうする。作るしかないでしょう。
常識外れの魔法を駆使し、蟻の化け物やスライムを狩り、素材を集めて観測器具を作っていく。
ほのぼの家族と周りのみんなに助けられ、レイニィは『お天気キャスター』目指して、今日も頑張る。時々は頑張り過ぎちゃうけど、それはご愛敬だ。
カクヨム、小説家になろう、ノベルアップ+、Novelism、ノベルバ、アルファポリス、に公開中
タイトルを
「転生したって、あたし『お天気キャスター』になるの! そう女神様にお願いしたのに、なぜ『大魔術師(仮)』?!」
から変更しました。
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
裏の林にダンジョンが出来ました。~異世界からの転生幼女、もふもふペットと共に~
あかる
ファンタジー
私、異世界から転生してきたみたい?
とある田舎町にダンジョンが出来、そこに入った美優は、かつて魔法学校で教師をしていた自分を思い出した。
犬と猫、それと鶏のペットと一緒にダンジョンと、世界の謎に挑みます!
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる