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甘味とあまい約束
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投稿が遅れすみません(_;´꒳`;):_
ーーーーーーー
材料はシェフの佐藤さんに頼んで、今日の夕飯の食材と一緒に買ってもらう予定だ。
このホームルームが終わってすぐに帰れば、夕飯前に作れるかな?1時間30分は欲しいな。そうなるとギリギリだなぁ。食後に始めた方が無難ぽい?
教師から担任が出ていく姿が見えた。もう終わったみたい。全然話聞いてなかった。連絡事項とかなかったと思うけど……
「壮馬くん、ホームルーム中ボーとしていたせいで、先生の話聞き逃しちゃったの。連絡とかあったかな?」
ぼっちの私がクラスで唯一挨拶以外で話しかけられる相手の五十嵐壮馬くん。一緒にじゃじゃ馬こと犬神くんに勉強を教えた仲だが、そういえば最近はあまり話していなかった。
冬休み明けはこうじゃなかったんだけど、気づけば気軽に話しづらい距離に
「不審者情報が出ているから寄り道せずに真っ直ぐ帰宅するように指示が出ていましたよ。他は何も」
「ありがとう」
親切に接してくれている。
「佐藤さん、買ってきてくれた?」
佐藤さんはメモの通りに買い揃えてくれていた。量は多かったけど。佐藤さん曰く、失敗するかもしれませんから、余ったらあげる個数を増やせばいいんだそうだ。
お気に入りのエプロンを着用し、髪をたばねる。腕をまくって、手を洗い、手袋を着ければ、用意は完璧!今日作るのはこちら〈チョコバー&チョコテリーヌ〉
材料はチョコ、マシュマロ、クリームチーズ、木の実。そう、たったのこれだけ!
チョコを細かく切り刻み、湯煎で溶かす。この時に少し味見をするのが大切!美味し
マシュマロとクリームチーズは耐熱ボールに入れて、レンジで加熱。
レンジから出したボールに、チョコと木の実をぶっ込んで、シリコンの型に流し込み、冷蔵庫でゆっくりと冷やします。
これで、チョコバーはOK
ここからが本番。チョコバーはテリーヌが失敗した時用の布石です。
材料は、チョコ、生クリーム、バター、卵。
レシピにはバターがピーナッツバターって書いてあったけど、私が苦手なので四葉バターに変更!
まず、先程と同じようにチョコを湯煎で、加えてバターも一緒に溶かす。
オーブンを余熱して置いて
溶けきったら、生クリームと卵を加えて、電子泡立て器でまぜまぜ。
腕がきつくなったら、スイッチを止める。
混ざった液体をクッキングペーパーを敷いたテリーヌ型に流し入れて、米津しておいたオーブンにIN
タイマーが鳴ったから、竹串を刺す。うん!竹串に何もくっついてない。風当たりのいい所へ移して、冷ましたら完成だ。結局2つとも問題なし。材料ももう一個テリーヌを作れるくらい残っている。バーの分のチョコも回せば、もう1つの系ふたつ作れそう。わたし的にテリーヌの方を食べたいからテリーヌを2個にしよう。木の実はお父さんの酒のつまみ用にあげればいいや。
私の部屋にある型は今冷ましてるのしかないから、佐藤さんに借りようかな。
「佐藤料理長、32cmのテリーヌ型を貸してください。」
「鈴奈お嬢様もちろんですとも。ただし、条件を1つ。お夕食の後ならお貸し致します。」
時計を見れば、とうに夕食の時間を過ぎていた。慌てて、リビングに入るとラファエルさんだけが、着席していて、他は誰もいなかった。
「おかえり鈴奈。拓海さんと界人は会社のトラブルで、浩成さんは部屋にいるようだけど、降りてこないみたい。」
最近はトラブルも減ってきて、みんなで食卓を囲めるようになったのに、残念でならない。
「ラファエルさん、手をつけていないようだけど、待っていてくれたの?」
「一人での食事はさみしいからね。浩成さんか鈴奈が降りてくるのを少しだけ待たせて貰ったんだ。鈴奈一緒に食べよう。」
なんて義理堅いんだろう。ホームステイの目的が家の住民と親交を深めることとはいえ、時計の長針が一周するまでだなんて、以後気をつけますね。
腹ごしらえを終えたら、借りてきた型に第二弾を投入し、オーブンへGO。
オーブンのお外へ出したら、竹串を差して問題なし。冷ましているその間に作った第三弾を……完成!
現在、チョコバー20本、テリーヌ3本。
飾り付けへ移行します。
チョコバーは2個×5袋+バラ10本
テリーヌは2カット×10袋+バラ10カット(1本10カット)
あげる人は、家族3人、ラファエルさん、シェフの佐藤さんと米花さん、運転手の高橋さん、家政婦の真紀さん、執事の近藤さん計9人。そのうちの4人は夕食どきにデザートとして出すから、ラッピング分を渡すのは5人。
紗江ちゃんと佐伯薔薇さんにも渡してみようかな。受け取ってくれるかな?
バレンタインはこの世界では一般的では無い。このイベントは我が家オリジナルイベントであり、よそ様は2/14にチョコレートを見ない人の方が多いだろう。
存在しないイベント日に、突然渡される手作りのチョコ。貰って貰えなくても仕方ないし、その分食べれるテリーヌが増えると思えば、逆に嬉しい。
匂い以外を片付けて、床に着いた。
私はいつもより早く星稜学園に来ていた。
渡り廊下へ繋がる扉の前にいる。
お父さんたちのワクワク顔と顔を合わせないためなのもあるけど、なによりこの時間は紗江ちゃんと佐伯薔薇さんが2人で藤の花の下にいるらしいと聞いたことがあるからだ。
「おはよう、鈴奈ちゃん」
「鈴奈さんおはようございます。今日はお早いのね」
いつもは1秒でも長く寝るために、この時間はまだ家にいる。
「今日は渡したい物があるの。これはうちの伝統でね。」
チョコのテリーヌを2人へ渡し、我が家のバレンタインについてざっくりと説明した。
「……それで、親しくしている2人に、親愛が篭っているこのチョコを渡すね。手作りだから無理して食べなくて大丈夫。ただ、受け取ってくれたら嬉しいな。」
私の不安をよそに、2人は笑顔で受け取ってくれた。その上、紗江ちゃんはその場で食べてくれた。佐伯薔薇さんは
「食べてあげなくもないわ。一応これは受け取っておくけれど、我が家の毒味係が口にした後になりましてよ。」
渡したあとは、藤ノ木の傍を後にし、職員室へ行き、担任の先生に渡したら、自分の教室へ向かう。
クラスに着いたら、いつも通りの時間だった。
不審者が目撃されているから気をつけて下校するよう注意を担任から促された。ホームルームを終え、鞄に手を伸ばす。通学カバンと一緒にかけてある手提げに、あまりと言うには多い8袋。実際余りはこのうちの3袋だけだ。一人で食べるにしても、家にも自分用に2切れ、ここにあるあまり分は6切れ。これを食べれば、確実に太る。ほぼ、一本分だもの。板チョコ2枚、バター80gは多い。
「壮馬くん、これ貰ってくれないかな?」
なんとなしに掛けた一言が彼にとっては驚愕の出来事だったらしく、彼はこちらを見つめたま固まってしまっていた。
机に1袋そっと置き、「手作りだから、要らなかったら捨ててくれていいからね。」と一言添えてフリーズしたまま動かない壮馬くんを教室に残して下校した。
帰宅後、運転手の高橋さんを初め、予定通り、5人に配り終え、食卓の席では家族とラファエルさんで、交換しあった。
浩成お兄ちゃんはホワイトチョコのカップケーキ。
界人お兄ちゃんは、くまちゃん型のマショマロ。
お父さんからは高級ブランドの生チョコ。
ラファエルさんは宣言通りプリンをくれた。
キャラメルソースは甘く、本体も滑らかで、どこか昔なじみの喫茶店風な味がした。ラファエルさんは、気泡が入ってしまったと落ち込んでいたが、それも含めて美味しかったです!
ーーーーーーーーーーーーーーーー
〈久々の〉
I担任: 「なっなっなんですか、それは!羨ましい」
H担任:「1口分けてください」
G担任:「同じ担任のよしみだと思って欠片を下さい」
J担任: 「ダメですよ。私が頂いたんですから。全て私が美味しくいただきます。」
H担任:「そんな~」
G担任:「ご無体な」
I担任: 「そこをなんとか!」
J担任: 「だめです(にこ)」
I担任: 「2個も入ってるじゃないですか。ケチんぼ」
G.H担任:「そうだそうだ」
J担任: 「なんとでも言いたまえ、痛くも痒くもないわ」
H担任:「兎も角。教師に配ったことは置いておいて、生徒のことを考えましょ。願わくば、立花さんが男子生徒に渡さないことを祈ります。」
I担任: 「確かに。受け取った男子生徒は、クラスメイトだけでなく、下手をすると、学年、学園全体から冷たい視線を受けることになりかねませんね。」
J担任: 「幸運なことに、女性が男性に何かをあげる行為自体には求婚などの意味がないことですね。逆は物によって発生しますが、彼女は何となく知らない気がするんですよね。確かなことでは無いですが、」
G担任:「ですね。それでも、女性が贈り物をすること自体珍しいんですけどね。そのせいで、まだ見ぬ幸せを受け取った生徒は地獄を見る訳ですから。」
I担任: 「まだ見ぬ生徒が架空のままであることを願いましょう。そして、1口口にできますように」
G.H担任:「アーメン」
J担任: 「やらん!」
J担任: 「ダメでした!1名受け取りました。」
G担任:「一年担当の担任全員と学年主任へ早く招集を掛けましょう。一刻を争う」
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材料はシェフの佐藤さんに頼んで、今日の夕飯の食材と一緒に買ってもらう予定だ。
このホームルームが終わってすぐに帰れば、夕飯前に作れるかな?1時間30分は欲しいな。そうなるとギリギリだなぁ。食後に始めた方が無難ぽい?
教師から担任が出ていく姿が見えた。もう終わったみたい。全然話聞いてなかった。連絡事項とかなかったと思うけど……
「壮馬くん、ホームルーム中ボーとしていたせいで、先生の話聞き逃しちゃったの。連絡とかあったかな?」
ぼっちの私がクラスで唯一挨拶以外で話しかけられる相手の五十嵐壮馬くん。一緒にじゃじゃ馬こと犬神くんに勉強を教えた仲だが、そういえば最近はあまり話していなかった。
冬休み明けはこうじゃなかったんだけど、気づけば気軽に話しづらい距離に
「不審者情報が出ているから寄り道せずに真っ直ぐ帰宅するように指示が出ていましたよ。他は何も」
「ありがとう」
親切に接してくれている。
「佐藤さん、買ってきてくれた?」
佐藤さんはメモの通りに買い揃えてくれていた。量は多かったけど。佐藤さん曰く、失敗するかもしれませんから、余ったらあげる個数を増やせばいいんだそうだ。
お気に入りのエプロンを着用し、髪をたばねる。腕をまくって、手を洗い、手袋を着ければ、用意は完璧!今日作るのはこちら〈チョコバー&チョコテリーヌ〉
材料はチョコ、マシュマロ、クリームチーズ、木の実。そう、たったのこれだけ!
チョコを細かく切り刻み、湯煎で溶かす。この時に少し味見をするのが大切!美味し
マシュマロとクリームチーズは耐熱ボールに入れて、レンジで加熱。
レンジから出したボールに、チョコと木の実をぶっ込んで、シリコンの型に流し込み、冷蔵庫でゆっくりと冷やします。
これで、チョコバーはOK
ここからが本番。チョコバーはテリーヌが失敗した時用の布石です。
材料は、チョコ、生クリーム、バター、卵。
レシピにはバターがピーナッツバターって書いてあったけど、私が苦手なので四葉バターに変更!
まず、先程と同じようにチョコを湯煎で、加えてバターも一緒に溶かす。
オーブンを余熱して置いて
溶けきったら、生クリームと卵を加えて、電子泡立て器でまぜまぜ。
腕がきつくなったら、スイッチを止める。
混ざった液体をクッキングペーパーを敷いたテリーヌ型に流し入れて、米津しておいたオーブンにIN
タイマーが鳴ったから、竹串を刺す。うん!竹串に何もくっついてない。風当たりのいい所へ移して、冷ましたら完成だ。結局2つとも問題なし。材料ももう一個テリーヌを作れるくらい残っている。バーの分のチョコも回せば、もう1つの系ふたつ作れそう。わたし的にテリーヌの方を食べたいからテリーヌを2個にしよう。木の実はお父さんの酒のつまみ用にあげればいいや。
私の部屋にある型は今冷ましてるのしかないから、佐藤さんに借りようかな。
「佐藤料理長、32cmのテリーヌ型を貸してください。」
「鈴奈お嬢様もちろんですとも。ただし、条件を1つ。お夕食の後ならお貸し致します。」
時計を見れば、とうに夕食の時間を過ぎていた。慌てて、リビングに入るとラファエルさんだけが、着席していて、他は誰もいなかった。
「おかえり鈴奈。拓海さんと界人は会社のトラブルで、浩成さんは部屋にいるようだけど、降りてこないみたい。」
最近はトラブルも減ってきて、みんなで食卓を囲めるようになったのに、残念でならない。
「ラファエルさん、手をつけていないようだけど、待っていてくれたの?」
「一人での食事はさみしいからね。浩成さんか鈴奈が降りてくるのを少しだけ待たせて貰ったんだ。鈴奈一緒に食べよう。」
なんて義理堅いんだろう。ホームステイの目的が家の住民と親交を深めることとはいえ、時計の長針が一周するまでだなんて、以後気をつけますね。
腹ごしらえを終えたら、借りてきた型に第二弾を投入し、オーブンへGO。
オーブンのお外へ出したら、竹串を差して問題なし。冷ましているその間に作った第三弾を……完成!
現在、チョコバー20本、テリーヌ3本。
飾り付けへ移行します。
チョコバーは2個×5袋+バラ10本
テリーヌは2カット×10袋+バラ10カット(1本10カット)
あげる人は、家族3人、ラファエルさん、シェフの佐藤さんと米花さん、運転手の高橋さん、家政婦の真紀さん、執事の近藤さん計9人。そのうちの4人は夕食どきにデザートとして出すから、ラッピング分を渡すのは5人。
紗江ちゃんと佐伯薔薇さんにも渡してみようかな。受け取ってくれるかな?
バレンタインはこの世界では一般的では無い。このイベントは我が家オリジナルイベントであり、よそ様は2/14にチョコレートを見ない人の方が多いだろう。
存在しないイベント日に、突然渡される手作りのチョコ。貰って貰えなくても仕方ないし、その分食べれるテリーヌが増えると思えば、逆に嬉しい。
匂い以外を片付けて、床に着いた。
私はいつもより早く星稜学園に来ていた。
渡り廊下へ繋がる扉の前にいる。
お父さんたちのワクワク顔と顔を合わせないためなのもあるけど、なによりこの時間は紗江ちゃんと佐伯薔薇さんが2人で藤の花の下にいるらしいと聞いたことがあるからだ。
「おはよう、鈴奈ちゃん」
「鈴奈さんおはようございます。今日はお早いのね」
いつもは1秒でも長く寝るために、この時間はまだ家にいる。
「今日は渡したい物があるの。これはうちの伝統でね。」
チョコのテリーヌを2人へ渡し、我が家のバレンタインについてざっくりと説明した。
「……それで、親しくしている2人に、親愛が篭っているこのチョコを渡すね。手作りだから無理して食べなくて大丈夫。ただ、受け取ってくれたら嬉しいな。」
私の不安をよそに、2人は笑顔で受け取ってくれた。その上、紗江ちゃんはその場で食べてくれた。佐伯薔薇さんは
「食べてあげなくもないわ。一応これは受け取っておくけれど、我が家の毒味係が口にした後になりましてよ。」
渡したあとは、藤ノ木の傍を後にし、職員室へ行き、担任の先生に渡したら、自分の教室へ向かう。
クラスに着いたら、いつも通りの時間だった。
不審者が目撃されているから気をつけて下校するよう注意を担任から促された。ホームルームを終え、鞄に手を伸ばす。通学カバンと一緒にかけてある手提げに、あまりと言うには多い8袋。実際余りはこのうちの3袋だけだ。一人で食べるにしても、家にも自分用に2切れ、ここにあるあまり分は6切れ。これを食べれば、確実に太る。ほぼ、一本分だもの。板チョコ2枚、バター80gは多い。
「壮馬くん、これ貰ってくれないかな?」
なんとなしに掛けた一言が彼にとっては驚愕の出来事だったらしく、彼はこちらを見つめたま固まってしまっていた。
机に1袋そっと置き、「手作りだから、要らなかったら捨ててくれていいからね。」と一言添えてフリーズしたまま動かない壮馬くんを教室に残して下校した。
帰宅後、運転手の高橋さんを初め、予定通り、5人に配り終え、食卓の席では家族とラファエルさんで、交換しあった。
浩成お兄ちゃんはホワイトチョコのカップケーキ。
界人お兄ちゃんは、くまちゃん型のマショマロ。
お父さんからは高級ブランドの生チョコ。
ラファエルさんは宣言通りプリンをくれた。
キャラメルソースは甘く、本体も滑らかで、どこか昔なじみの喫茶店風な味がした。ラファエルさんは、気泡が入ってしまったと落ち込んでいたが、それも含めて美味しかったです!
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〈久々の〉
I担任: 「なっなっなんですか、それは!羨ましい」
H担任:「1口分けてください」
G担任:「同じ担任のよしみだと思って欠片を下さい」
J担任: 「ダメですよ。私が頂いたんですから。全て私が美味しくいただきます。」
H担任:「そんな~」
G担任:「ご無体な」
I担任: 「そこをなんとか!」
J担任: 「だめです(にこ)」
I担任: 「2個も入ってるじゃないですか。ケチんぼ」
G.H担任:「そうだそうだ」
J担任: 「なんとでも言いたまえ、痛くも痒くもないわ」
H担任:「兎も角。教師に配ったことは置いておいて、生徒のことを考えましょ。願わくば、立花さんが男子生徒に渡さないことを祈ります。」
I担任: 「確かに。受け取った男子生徒は、クラスメイトだけでなく、下手をすると、学年、学園全体から冷たい視線を受けることになりかねませんね。」
J担任: 「幸運なことに、女性が男性に何かをあげる行為自体には求婚などの意味がないことですね。逆は物によって発生しますが、彼女は何となく知らない気がするんですよね。確かなことでは無いですが、」
G担任:「ですね。それでも、女性が贈り物をすること自体珍しいんですけどね。そのせいで、まだ見ぬ幸せを受け取った生徒は地獄を見る訳ですから。」
I担任: 「まだ見ぬ生徒が架空のままであることを願いましょう。そして、1口口にできますように」
G.H担任:「アーメン」
J担任: 「やらん!」
J担任: 「ダメでした!1名受け取りました。」
G担任:「一年担当の担任全員と学年主任へ早く招集を掛けましょう。一刻を争う」
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