14 / 56
オリエンテーション Side五十嵐
しおりを挟む
春季特別課題考査を終え、友人とだべりながら廊下を歩く。
「なぁ徹、今年の一年は何人女子いるんだろうな?」
「さあね?俺らには関係のない話さ」
「いや、関係多ありさ。女子への説明は基本Jクラスから選ばられるし俺たちのペアは女子だろ」
このペアが女生徒であると知り鼻の下が伸びっきた黒髪碧眼の彼の名は、霧崎慧人。
彼は今若干まずいことをしているのだが、自覚がない。
慧斗は成績も人柄も良い自慢の親友なんだが、喋る必要のないことや時には言ってはいけないことを漏らしてしまうことが多々ある。
トラブル緩和をするために、女子生徒を案内する2年生には本人にのみ事前に伝えられる。すぐにバレることとはいえこんなところでペアが分かっていることは言うべきじゃない。
「できれば、女子以外がいいな。我儘に振り回されるのはごめんだ。俺にはこの声ってコンプレックスもあるし。」
「かぁー、何言ってんだよ。おまえにはその美貌があるじゃねぇか。背も高いしよぉ。何センチあったんだっけか?てかさ、『以外』っておまムグ…」
「183だよ」
わざと言ったんだよ!なぜ気づかないんだ。それだけ浮かれてるってことか?
口を強制的に手で塞いで黙らせていると顔を赤くして俺の手を引き剥がそうと暴れだした。
ここまでしてもダメか…やめよう。バカバカしい
「ぷはぁっ…すぅーは~、死ぬかと思った。やめろよな突然」
「そこうるさい!」
「「すみません。」」
会議室に入ると可愛い後輩たちが総勢約200名着席している。「何度見てもうちの学校は人数多いな」なんて考えながら、自分が呼ばれるまで待っていると一年の担任に呼ばれた。
すぐに呼ばれたので、相手は男子だったのだろうかと疑問に思いながら近くへ行くと美少女がいた。
「立花のペアわっと…五十嵐くんだな。あとがつっかえるといけないから室外で話してくれな。五十嵐くん、立花を頼むよ」
目の前の美少女から目が離せなくて先生に返答をちゃんとしたか思い出せない。
とりあえず教師の言われた通りに教室を出て、立花さんがついてきているか、背後を確認しながら階段の前まで移動した。
「立花さんはじめまして、五十嵐徹といいます。ー今日から二日間ガイドを務めさせていただくので、質問があれば聞いてください。あれ…立花さん?」
彼女から反応がない。どうしたんだ?
「……ぼそぼそ(ここが天国か?)」
何を言っているのか声が小さくて聞き取れなかったが、気絶してるわけではないようだ。
「立花さん。おおーい!聞こえますか?立花さん…立花さん!………鈴奈」
「はっ!いま…」
「ごめんなさい、勝手に名前呼んで。でも何回呼んでも反応がなくて…」
「いえ、私が悪いんです。本当にすみませんでした。五十嵐先輩の声があまりに素敵すぎて…」
ん?この子今俺の声が素敵だとかぬかしやがったか?てか、女子が謝っただと…。
「ありがとうございます。そんなこと初めての言われたよ。とりあえず、集合場所と時間を決めて昼食にしようか。13時15分に一年のJクラスに迎えに行くのでいいかな?」
「そんな先輩に迎えに来ていただくなんて恐れ多いです。私が二年生の教室に行きます。」
畏れ多い…何が?俺が迎えに行くのが…か。いや、てか待て、
「いいや、女の子が一人でよくわからないところを動くのはやめた方がいいよ。でも、気を使ってくれてありがとう。」
「そんな滅相もない。それでは、お手数をおかけしますがよろしくお願いします。」
「それじゃあ、一年の教室まで一緒に行きますか?」
「えっと、Gクラスに友人がいるのでその子を待ってから戻ろうと思います。もしよろしければ、一緒に待ってもらってもいいですか?」
上目遣いだ...と...しかも、瞳が潤んでいる。これを断れる男はいるだろうか。答えは否だ。
真相は、身長差が25cmあるせいと主任の話のせいで眠いからなのだが、五十嵐はそのことに気付かない。
「ええもちろん。」
立花さんが友人を見つけたようで駆けていった。彼女の友人のペアはここまで来るまで話してた俺の友人だ。彼らの話が終わるまで立花さんは少しだけ離れた位置で今か今かと、うずうずしながら待っている。
「紗江ちゃん!」
「鈴奈ちゃん、待っていてくれたの?」
「うん、一緒にお昼食べたくて。」
「彼女が立花さんが待っていたご友人ですね。それじゃあ移動しましょうか?注目を集めてしまっていることですし。」
美少女二人がそろうとこんなに破壊力があるだなんて誰が予想するだろうか?
無事女性二人を教室まで送り、自分の教室に入ると友人に囲まれた。
「徹、妖精姫とペアになるだなんてどんだけ徳積んでんだよ。」
「Jクラスだったよな。ほぼ満点取らないとJクラスには入れないはずだぞ。女子で入れるやつなんて初めて聞いたぞ。」
「俺も聞いたことない。にしても、凄い美人だったな。」
「美人というか美少女!きっと160cmないぞあれは」
「なんでわかんだよ?!」
「徹~、俺を紹介してくれ。」
「抜け駆けすんなよ!徹、頼む」
「勘弁してくれ。"女性に迷惑をかける行為"はご法度だよ。こんな大人数に囲まれたら怖いだろうが。」
「くそ~~。羨ましい。」
なんとか人波を割って出たら俺の席で、話題の人物を一緒に送った友人がいた。
「昴助けてくれてもよかったんだけど」
「いや、せっかくばれてなさそうだったんで、ついね」
「まあ、気持ちはわかるし、逆の立場なら俺も同じようにしてる。」
「だろ~、てかひで~。てか、立花さんの前であの口調はなんなの?正直今日一驚いた。」
「あ~、一応授業通りに接したつもりなんだが…違ったか?」
「いんにゃ、合ってた。ただお前の敬語聞いてると背中がむずがゆくてたまんないんだよ。」
「悪かったなあ、口悪くて。」
「そうかお前のところも同じか。」
「ああ、てか、相手がペアなら迎えに行く一択だろ。」
「違えねぇ違えねぇ」
「なら一緒に行かないか?立花さんも剣持さんも友人なら気持ちも楽だろう?」
「そうしてくれたら俺も助かる。お前は異例のJクラス美少女立花さんとペアになったから、すぐにほかの男子にばれたけど、剣持さんも美少女だし珍しいGクラスだ。他の奴からヘイトはあまり買いたくない。四人でいれば俺の存在感は限りなく薄くなれるだろ?」
「お前のためだと思ったら癪になってきた。」
「なぁ徹、今年の一年は何人女子いるんだろうな?」
「さあね?俺らには関係のない話さ」
「いや、関係多ありさ。女子への説明は基本Jクラスから選ばられるし俺たちのペアは女子だろ」
このペアが女生徒であると知り鼻の下が伸びっきた黒髪碧眼の彼の名は、霧崎慧人。
彼は今若干まずいことをしているのだが、自覚がない。
慧斗は成績も人柄も良い自慢の親友なんだが、喋る必要のないことや時には言ってはいけないことを漏らしてしまうことが多々ある。
トラブル緩和をするために、女子生徒を案内する2年生には本人にのみ事前に伝えられる。すぐにバレることとはいえこんなところでペアが分かっていることは言うべきじゃない。
「できれば、女子以外がいいな。我儘に振り回されるのはごめんだ。俺にはこの声ってコンプレックスもあるし。」
「かぁー、何言ってんだよ。おまえにはその美貌があるじゃねぇか。背も高いしよぉ。何センチあったんだっけか?てかさ、『以外』っておまムグ…」
「183だよ」
わざと言ったんだよ!なぜ気づかないんだ。それだけ浮かれてるってことか?
口を強制的に手で塞いで黙らせていると顔を赤くして俺の手を引き剥がそうと暴れだした。
ここまでしてもダメか…やめよう。バカバカしい
「ぷはぁっ…すぅーは~、死ぬかと思った。やめろよな突然」
「そこうるさい!」
「「すみません。」」
会議室に入ると可愛い後輩たちが総勢約200名着席している。「何度見てもうちの学校は人数多いな」なんて考えながら、自分が呼ばれるまで待っていると一年の担任に呼ばれた。
すぐに呼ばれたので、相手は男子だったのだろうかと疑問に思いながら近くへ行くと美少女がいた。
「立花のペアわっと…五十嵐くんだな。あとがつっかえるといけないから室外で話してくれな。五十嵐くん、立花を頼むよ」
目の前の美少女から目が離せなくて先生に返答をちゃんとしたか思い出せない。
とりあえず教師の言われた通りに教室を出て、立花さんがついてきているか、背後を確認しながら階段の前まで移動した。
「立花さんはじめまして、五十嵐徹といいます。ー今日から二日間ガイドを務めさせていただくので、質問があれば聞いてください。あれ…立花さん?」
彼女から反応がない。どうしたんだ?
「……ぼそぼそ(ここが天国か?)」
何を言っているのか声が小さくて聞き取れなかったが、気絶してるわけではないようだ。
「立花さん。おおーい!聞こえますか?立花さん…立花さん!………鈴奈」
「はっ!いま…」
「ごめんなさい、勝手に名前呼んで。でも何回呼んでも反応がなくて…」
「いえ、私が悪いんです。本当にすみませんでした。五十嵐先輩の声があまりに素敵すぎて…」
ん?この子今俺の声が素敵だとかぬかしやがったか?てか、女子が謝っただと…。
「ありがとうございます。そんなこと初めての言われたよ。とりあえず、集合場所と時間を決めて昼食にしようか。13時15分に一年のJクラスに迎えに行くのでいいかな?」
「そんな先輩に迎えに来ていただくなんて恐れ多いです。私が二年生の教室に行きます。」
畏れ多い…何が?俺が迎えに行くのが…か。いや、てか待て、
「いいや、女の子が一人でよくわからないところを動くのはやめた方がいいよ。でも、気を使ってくれてありがとう。」
「そんな滅相もない。それでは、お手数をおかけしますがよろしくお願いします。」
「それじゃあ、一年の教室まで一緒に行きますか?」
「えっと、Gクラスに友人がいるのでその子を待ってから戻ろうと思います。もしよろしければ、一緒に待ってもらってもいいですか?」
上目遣いだ...と...しかも、瞳が潤んでいる。これを断れる男はいるだろうか。答えは否だ。
真相は、身長差が25cmあるせいと主任の話のせいで眠いからなのだが、五十嵐はそのことに気付かない。
「ええもちろん。」
立花さんが友人を見つけたようで駆けていった。彼女の友人のペアはここまで来るまで話してた俺の友人だ。彼らの話が終わるまで立花さんは少しだけ離れた位置で今か今かと、うずうずしながら待っている。
「紗江ちゃん!」
「鈴奈ちゃん、待っていてくれたの?」
「うん、一緒にお昼食べたくて。」
「彼女が立花さんが待っていたご友人ですね。それじゃあ移動しましょうか?注目を集めてしまっていることですし。」
美少女二人がそろうとこんなに破壊力があるだなんて誰が予想するだろうか?
無事女性二人を教室まで送り、自分の教室に入ると友人に囲まれた。
「徹、妖精姫とペアになるだなんてどんだけ徳積んでんだよ。」
「Jクラスだったよな。ほぼ満点取らないとJクラスには入れないはずだぞ。女子で入れるやつなんて初めて聞いたぞ。」
「俺も聞いたことない。にしても、凄い美人だったな。」
「美人というか美少女!きっと160cmないぞあれは」
「なんでわかんだよ?!」
「徹~、俺を紹介してくれ。」
「抜け駆けすんなよ!徹、頼む」
「勘弁してくれ。"女性に迷惑をかける行為"はご法度だよ。こんな大人数に囲まれたら怖いだろうが。」
「くそ~~。羨ましい。」
なんとか人波を割って出たら俺の席で、話題の人物を一緒に送った友人がいた。
「昴助けてくれてもよかったんだけど」
「いや、せっかくばれてなさそうだったんで、ついね」
「まあ、気持ちはわかるし、逆の立場なら俺も同じようにしてる。」
「だろ~、てかひで~。てか、立花さんの前であの口調はなんなの?正直今日一驚いた。」
「あ~、一応授業通りに接したつもりなんだが…違ったか?」
「いんにゃ、合ってた。ただお前の敬語聞いてると背中がむずがゆくてたまんないんだよ。」
「悪かったなあ、口悪くて。」
「そうかお前のところも同じか。」
「ああ、てか、相手がペアなら迎えに行く一択だろ。」
「違えねぇ違えねぇ」
「なら一緒に行かないか?立花さんも剣持さんも友人なら気持ちも楽だろう?」
「そうしてくれたら俺も助かる。お前は異例のJクラス美少女立花さんとペアになったから、すぐにほかの男子にばれたけど、剣持さんも美少女だし珍しいGクラスだ。他の奴からヘイトはあまり買いたくない。四人でいれば俺の存在感は限りなく薄くなれるだろ?」
「お前のためだと思ったら癪になってきた。」
0
お気に入りに追加
121
あなたにおすすめの小説
逃げて、追われて、捕まって
あみにあ
恋愛
平民に生まれた私には、なぜか生まれる前の記憶があった。
この世界で王妃として生きてきた記憶。
過去の私は貴族社会の頂点に立ち、さながら悪役令嬢のような存在だった。
人を蹴落とし、気に食わない女を断罪し、今思えばひどい令嬢だったと思うわ。
だから今度は平民としての幸せをつかみたい、そう願っていたはずなのに、一体全体どうしてこんな事になってしまたのかしら……。
2020年1月5日より 番外編:続編随時アップ
2020年1月28日より 続編となります第二章スタートです。
**********お知らせ***********
2020年 1月末 レジーナブックス 様より書籍化します。
それに伴い短編で掲載している以外の話をレンタルと致します。
ご理解ご了承の程、宜しくお願い致します。

冤罪で追放された聖女は憧れの騎士になりたい
マカロニチーズ
恋愛
免罪で聖女の称号をはく奪され、死の森に追放されたルイーズ。自由の身になりうれしくなった時。罠にかかっている子犬がいた。子犬を助けたらあれよあれよと聖女の敵!魔王城に連れて行かされてしまった。
これは愛を知らない少女が‘‘愛される‘‘ことをしり夢に向かって走り出すお話。
恋愛は結構後半からになります。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

できれば穏便に修道院生活へ移行したいのです
新条 カイ
恋愛
ここは魔法…魔術がある世界。魔力持ちが優位な世界。そんな世界に日本から転生した私だったけれど…魔力持ちではなかった。
それでも、貴族の次女として生まれたから、なんとかなると思っていたのに…逆に、悲惨な将来になる可能性があるですって!?貴族の妾!?嫌よそんなもの。それなら、女の幸せより、悠々自適…かはわからないけれど、修道院での生活がいいに決まってる、はず?
将来の夢は修道院での生活!と、息巻いていたのに、あれ。なんで婚約を申し込まれてるの!?え、第二王子様の護衛騎士様!?接点どこ!?
婚約から逃れたい元日本人、現貴族のお嬢様の、逃れられない恋模様をお送りします。
■■両翼の守り人のヒロイン側の話です。乳母兄弟のあいつが暴走してとんでもない方向にいくので、ストッパーとしてヒロイン側をちょいちょい設定やら会話文書いてたら、なんかこれもUPできそう。と…いう事で、UPしました。よろしくお願いします。(ストッパーになれればいいなぁ…)
■■
皇帝の番~2度目の人生謳歌します!~
saku
恋愛
竜人族が治める国で、生まれたルミエールは前世の記憶を持っていた。
前世では、一国の姫として生まれた。両親に愛されずに育った。
国が戦で負けた後、敵だった竜人に自分の番だと言われ。遠く離れたこの国へと連れてこられ、婚約したのだ……。
自分に優しく接してくれる婚約者を、直ぐに大好きになった。その婚約者は、竜人族が治めている帝国の皇帝だった。
幸せな日々が続くと思っていたある日、婚約者である皇帝と一人の令嬢との密会を噂で知ってしまい、裏切られた悲しさでどんどんと痩せ細り死んでしまった……。
自分が死んでしまった後、婚約者である皇帝は何十年もの間深い眠りについていると知った。
前世の記憶を持っているルミエールが、皇帝が眠っている王都に足を踏み入れた時、止まっていた歯車が動き出す……。
※小説家になろう様でも公開しています

私は女神じゃありません!!〜この世界の美的感覚はおかしい〜
朝比奈
恋愛
年齢=彼氏いない歴な平凡かつ地味顔な私はある日突然美的感覚がおかしい異世界にトリップしてしまったようでして・・・。
(この世界で私はめっちゃ美人ってどゆこと??)
これは主人公が美的感覚が違う世界で醜い男(私にとってイケメン)に恋に落ちる物語。
所々、意味が違うのに使っちゃってる言葉とかあれば教えて下さると幸いです。
暇つぶしにでも呼んでくれると嬉しいです。
※休載中
(4月5日前後から投稿再開予定です)
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)

異世界でただ美しく! 男女比1対5の世界で美形になる事を望んだ俺は戦力外で追い出されましたので自由に生きます!
石のやっさん
ファンタジー
主人公、理人は異世界召喚で異世界ルミナスにクラスごと召喚された。
クラスの人間が、優秀なジョブやスキルを持つなか、理人は『侍』という他に比べてかなり落ちるジョブだった為、魔族討伐メンバーから外され…追い出される事に!
だが、これは仕方が無い事だった…彼は戦う事よりも「美しくなる事」を望んでしまったからだ。
だが、ルミナスは男女比1対5の世界なので…まぁ色々起きます。
※私の書く男女比物が読みたい…そのリクエストに応えてみましたが、中編で終わる可能性は高いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる