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転生しました
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転生していることに気付いたのは一歳になるすこし前
キラキラ キラキラ
光り物が大好きだった私は、歩けるようになると、毎日家じゅうを歩き回っていた。
「パ!パ!パ!」
これは、私が最初にしゃべった言葉であり、当時お気に入りだったワード。
青く光るランプを指さして、それに触れるために駆け寄ると、勢い余って柱に頭を殴打した。
しかし、怪我は記憶を蘇らせた直接的な原因ではない。
私の怪我を目撃した使用人たちが慌てふためく姿と前世最後に見た光景を重ねてしまった。つまり余りに酷似したシーンが原因だ。
怪我のせいなのか記憶が蘇ったことによるショックなのか原因は今もわからないが、記憶がフラッシュバックしたその後すぐに気絶した。
目を覚ますと私は、ベビーベットに横になっていた。
私が起きたことに気付いた男の人が、部屋を飛び出し、中年男性と小学生くらいの男の子三人の計四人を連れてきた。
見える範囲の誰もが一様に心から安堵した顔をしている。
言葉はまだ理解できないが、かなり心配させたようだ。
『安心してね。私は元気よ』っと示すためにもキャッキャッと笑ってみせる。
私の様子を見て頬を緩めた男性が、私を抱き上げてくれた。自ずと目線が高くなる。
男性の腕の中はとても安心する。記憶が戻るまでバブだったので、彼に複雑な感情は持ち合わせていないが、身体が彼は安全地帯であるのだと教えてくれる。この男性はきっと父親なのだろう。
ん?
視界の端から腕が伸びてきた。
伸びてきた腕の先にある手が、ベビーフィンガーをにぎにぎしてくる。
彼…いや、彼らが私の指を触れ頬にも触れている。
さっきはベットの柵で見えなかったお兄ちゃん?たちの顔が見える。
バチッ
と綺麗なエメラルドグリーンの瞳と目が合った。
手をにぎにぎするのに夢中な二人の少年とお父さんとは異なる雰囲気を漂わせている子だ。
目が離せないでいると少年がふわりと笑った。
少年の優しい眼差しにドキッとする。
ねぇ、美形過ぎませんか?
それから私はすくすく育ち5歳の誕生日を迎えた。
転生に気付いてすぐの頃は、精神的に不安定な時期が続いたが、今ではだいぶ落ち着いたものだ。
これはなんと言っても、やさしい今世の家族のおかげだ。
残念なことに前世の記憶は完全ではない。自分自身のことや自分を取り巻まいていた環境は思い出せたが、知人や友人、身の回りにいた人の情報は顔も名前も思い出せない。
それでも、早熟による異世界チートでうはうは生活だと思うじゃない?
前世の記憶があることは、いいこと尽くしだと思うかもしれないが実際は逆説的である。あるはずのない記憶のせいで、私は実年齢に合っていない変な子になってしまった。
身体に精神年齢が多少引っ張られるおかげで、人前ではかなり子供らしく居られているが、心配が付きまとう。捨てられないか、煙たがられないか心配で堪らない。
そんな不安を払拭してくれたのが家族だ。
悪魔付だとか言われて捨てられる未来に怯える夜は、お母さんが抱きしめてくれた。お父さんは「愛している」という言葉で溢れんばかりの愛情を表してくれた。お兄ちゃん達は年齢の差があることも気にせずに、私を仲間はずれにせずに一緒に遊んでくれた。
私自身も気を配っていたとはいえ何かしらボロは出ていたはずだ。それなのに、両親もお兄ちゃんも気味悪がらずに私のそばに居続けてくれた。
こんな優しい家族に恵まれて幸せだ……幸せだと言いきれねばおかしい……幸せなはずなのに
………なぜ……こんなに何かが足りない気がするの?
充実した生活を送っているはずなのに、心にぽっかりと穴が空いて閉まっているような感覚が常にある。
特に心細く感じると、いつも脳裏に思い浮かべるのは、記憶が蘇ったあの日に目が合った、エメラルドの瞳をもつ少年
彼を思うと少しだけ胸が温かくなる。
いけないいけない
このことは考えてもキリが無いから、もう考えないことにしたのに……
とりあえずそんな幸せをくれる大好きな家族を紹介させて下さい。
まず、私が生まれた直後に家族入りした愛犬のルー
犬種は分からないが、白銀のふさふさとした毛に金色の瞳。体は今年12歳になったお兄ちゃんよりも大きい。
彼は犬なのにフラっとどこかによく行ってしまう。敷地内にいるとは思うのだが、彼を見つけるのは至難の業だ。
パパはとても綺麗な黒目と茶色掛かった黒髪、しっかりしている体つき。それでいて幼子である私も感嘆の声を出したくなるほどの色気を漂わせている。生前夢にまで見たイケおじが父親である事実に当初はなかなか慣れなかった。
ママはブルーサファイアの色をした少し気の強そうな釣り目に、波立つピンクブロンドの髪、肌は陶器のように白く肌理細かい。ハリウッド女優みたいに整った容姿だ。とても3人の子持ちには見えない。ママは私が記憶を取り戻した頃からずっと私のそばにいてくれるようになった。はじめてママに会ったときはパパの時に感じた安心感を感じなかったのだが、今ではママの腕の中が一番落ち着く。
お兄ちゃんは2人いて、
長男の浩成お兄ちゃんと次男の界人お兄ちゃん
それぞれ12歳と9歳
お兄ちゃん達は学校に通っているので、今日は家族全員で遊びたい。
「おにいちゃん、かくれんぼしよう?」
「いいよ、すーちゃん。鬼は僕がしようか?」
「こうせいおにいちゃん!おにさんはすーちゃんとルーがするの!」
「了解。じゃあ、三十秒経ったら探してね。数えられるかな?」
「すーちゃん、かぞえられるよ。1、2……」
子供たちと愛犬が遊ぶ姿を見て、両親とも幸せそうに微笑んでいる。
「鈴奈はかわいいな~。梨恵に似た美人になるよ絶対!」
「鈴奈はあなたに似て賢い子だからきっと将来有望ね。私としては可愛いお嫁さんになって欲しいけど…。それよりも『今日は他社の社長さんたちと会食があるから必ず社長を出勤させてくれ』って部下の人から聞いてますよ、お仕事は?」
「愛娘の誕生日なのに仕事なんてしてられないよ。もし無理やり出席させるなら源さんのかつらを叩き落とすって言ったら黙って別の日取りに調整してくれたよ。」
「もう」
「怒らないでくれよ、愛しの私の奥さん。」
この幸せな時間が続くのだと誰も疑っていなかった。
キラキラ キラキラ
光り物が大好きだった私は、歩けるようになると、毎日家じゅうを歩き回っていた。
「パ!パ!パ!」
これは、私が最初にしゃべった言葉であり、当時お気に入りだったワード。
青く光るランプを指さして、それに触れるために駆け寄ると、勢い余って柱に頭を殴打した。
しかし、怪我は記憶を蘇らせた直接的な原因ではない。
私の怪我を目撃した使用人たちが慌てふためく姿と前世最後に見た光景を重ねてしまった。つまり余りに酷似したシーンが原因だ。
怪我のせいなのか記憶が蘇ったことによるショックなのか原因は今もわからないが、記憶がフラッシュバックしたその後すぐに気絶した。
目を覚ますと私は、ベビーベットに横になっていた。
私が起きたことに気付いた男の人が、部屋を飛び出し、中年男性と小学生くらいの男の子三人の計四人を連れてきた。
見える範囲の誰もが一様に心から安堵した顔をしている。
言葉はまだ理解できないが、かなり心配させたようだ。
『安心してね。私は元気よ』っと示すためにもキャッキャッと笑ってみせる。
私の様子を見て頬を緩めた男性が、私を抱き上げてくれた。自ずと目線が高くなる。
男性の腕の中はとても安心する。記憶が戻るまでバブだったので、彼に複雑な感情は持ち合わせていないが、身体が彼は安全地帯であるのだと教えてくれる。この男性はきっと父親なのだろう。
ん?
視界の端から腕が伸びてきた。
伸びてきた腕の先にある手が、ベビーフィンガーをにぎにぎしてくる。
彼…いや、彼らが私の指を触れ頬にも触れている。
さっきはベットの柵で見えなかったお兄ちゃん?たちの顔が見える。
バチッ
と綺麗なエメラルドグリーンの瞳と目が合った。
手をにぎにぎするのに夢中な二人の少年とお父さんとは異なる雰囲気を漂わせている子だ。
目が離せないでいると少年がふわりと笑った。
少年の優しい眼差しにドキッとする。
ねぇ、美形過ぎませんか?
それから私はすくすく育ち5歳の誕生日を迎えた。
転生に気付いてすぐの頃は、精神的に不安定な時期が続いたが、今ではだいぶ落ち着いたものだ。
これはなんと言っても、やさしい今世の家族のおかげだ。
残念なことに前世の記憶は完全ではない。自分自身のことや自分を取り巻まいていた環境は思い出せたが、知人や友人、身の回りにいた人の情報は顔も名前も思い出せない。
それでも、早熟による異世界チートでうはうは生活だと思うじゃない?
前世の記憶があることは、いいこと尽くしだと思うかもしれないが実際は逆説的である。あるはずのない記憶のせいで、私は実年齢に合っていない変な子になってしまった。
身体に精神年齢が多少引っ張られるおかげで、人前ではかなり子供らしく居られているが、心配が付きまとう。捨てられないか、煙たがられないか心配で堪らない。
そんな不安を払拭してくれたのが家族だ。
悪魔付だとか言われて捨てられる未来に怯える夜は、お母さんが抱きしめてくれた。お父さんは「愛している」という言葉で溢れんばかりの愛情を表してくれた。お兄ちゃん達は年齢の差があることも気にせずに、私を仲間はずれにせずに一緒に遊んでくれた。
私自身も気を配っていたとはいえ何かしらボロは出ていたはずだ。それなのに、両親もお兄ちゃんも気味悪がらずに私のそばに居続けてくれた。
こんな優しい家族に恵まれて幸せだ……幸せだと言いきれねばおかしい……幸せなはずなのに
………なぜ……こんなに何かが足りない気がするの?
充実した生活を送っているはずなのに、心にぽっかりと穴が空いて閉まっているような感覚が常にある。
特に心細く感じると、いつも脳裏に思い浮かべるのは、記憶が蘇ったあの日に目が合った、エメラルドの瞳をもつ少年
彼を思うと少しだけ胸が温かくなる。
いけないいけない
このことは考えてもキリが無いから、もう考えないことにしたのに……
とりあえずそんな幸せをくれる大好きな家族を紹介させて下さい。
まず、私が生まれた直後に家族入りした愛犬のルー
犬種は分からないが、白銀のふさふさとした毛に金色の瞳。体は今年12歳になったお兄ちゃんよりも大きい。
彼は犬なのにフラっとどこかによく行ってしまう。敷地内にいるとは思うのだが、彼を見つけるのは至難の業だ。
パパはとても綺麗な黒目と茶色掛かった黒髪、しっかりしている体つき。それでいて幼子である私も感嘆の声を出したくなるほどの色気を漂わせている。生前夢にまで見たイケおじが父親である事実に当初はなかなか慣れなかった。
ママはブルーサファイアの色をした少し気の強そうな釣り目に、波立つピンクブロンドの髪、肌は陶器のように白く肌理細かい。ハリウッド女優みたいに整った容姿だ。とても3人の子持ちには見えない。ママは私が記憶を取り戻した頃からずっと私のそばにいてくれるようになった。はじめてママに会ったときはパパの時に感じた安心感を感じなかったのだが、今ではママの腕の中が一番落ち着く。
お兄ちゃんは2人いて、
長男の浩成お兄ちゃんと次男の界人お兄ちゃん
それぞれ12歳と9歳
お兄ちゃん達は学校に通っているので、今日は家族全員で遊びたい。
「おにいちゃん、かくれんぼしよう?」
「いいよ、すーちゃん。鬼は僕がしようか?」
「こうせいおにいちゃん!おにさんはすーちゃんとルーがするの!」
「了解。じゃあ、三十秒経ったら探してね。数えられるかな?」
「すーちゃん、かぞえられるよ。1、2……」
子供たちと愛犬が遊ぶ姿を見て、両親とも幸せそうに微笑んでいる。
「鈴奈はかわいいな~。梨恵に似た美人になるよ絶対!」
「鈴奈はあなたに似て賢い子だからきっと将来有望ね。私としては可愛いお嫁さんになって欲しいけど…。それよりも『今日は他社の社長さんたちと会食があるから必ず社長を出勤させてくれ』って部下の人から聞いてますよ、お仕事は?」
「愛娘の誕生日なのに仕事なんてしてられないよ。もし無理やり出席させるなら源さんのかつらを叩き落とすって言ったら黙って別の日取りに調整してくれたよ。」
「もう」
「怒らないでくれよ、愛しの私の奥さん。」
この幸せな時間が続くのだと誰も疑っていなかった。
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