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寝起きのハルトとヒューゴ 2

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*ヒューゴ目線~

時間にしたら1時間半、睡眠時間にしたら
ほんのわずかな時間。
だけど、これからって時、戦闘態勢、
準備万端な俺の熱く昂ったもの。
多少の先走りは出たし、フライングして
白濁も出たが、容量はまたまだ満タンだ。
初めて同士、初ものにわり挿れれる
悦びに幸せを感じる暇もなく、力付き
睡眠欲に負けた我が妻ハルトは寝た。
何故、この瞬間何だ?
やはりチャベツ神の試練なのか?

徹夜明け、怒涛の長い長すぎたハルトの
一日は力尽き寝落ちした。

ここで、問題なのが放置プレイとは
聞こえはよろしいが、実際は辛すぎた。
自然とオアズケ状態な俺。
張りつめた俺のモノをどうするかだ。
寝ているハルトの蕾に、無理矢理
挿れてもいいよな?
ダメだ。教えに反してしまう。
"無理矢理はあっかーん。"
御先祖様のカサーオ・カナップが記した
本が頭の中にうかんだ。

やはり初めてなんだし、眠ってしまった
意識がないハルトに挿れたら……。
人生一度きりの、初体験が眠っているうちに
終わったとなるとハルトは悔やむだろう。

ベッドの引き出しから、小さな布を取り出し
そこに白濁を出した。
腹をくくって、すべすべ肌ののハルトを
堪能しながら寝ようとした。
結果、無理だった。
数枚用意されていた布すべてを使い切っても
俺の白濁は、ぬぐいきれなかった。
お尻の穴をほぐしたあとに、また、指を入れ
熱を奪われたないように、抱きしめていた。

長い長い時間が過ぎたころ、ようやく
目覚めた可愛いハルトは……。
俺の思考は、一瞬にして塗り替えられてしまった。

寝起きのハルトは、涙を浮かべ、
謝罪の言葉を連発した。
寝てしまった事か?
オアズケをくらった俺に対しての
謝罪だけじゃない気がした。
やはり、怖くなり俺を拒否したいのか?
それとも、俺との結婚自体拒否なのか?
不安が俺を支配しかけた。
このままではダメだ。
冷静にならなければいけない。

キスをしただけじゃ止まらなくなった俺は
その場を逃げようとした。
トイレで虚しくヌこうとした。
腰に抱きつかれ、このままハルトに
襲いかけ抱き潰して、早く俺のものに
したかった。
優しくなんか出来ない。
だから、今だけは、逃げさせてくれ。
そして、立ち上がった。
「…お願い…捨てないで……何でもするから。」
エッ?

ドサッ。

ハルトを振り切り、立ち去る寸前
振り返ると、ベッドから転げ落ち
泣いているハルト。

俺はハルトを不安にさせた上
何を言わせてしまったんだ?
幸せにするって誓ったはずなのに…。
何故こんなセリフ、はかしてしまったんだ。
もうだめだ。
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