15 / 23
真面目な話をしよう。
しおりを挟む
部屋で昼食を取った。
とりあえずぴよとがぁちゃんが
考えてくれた衣装。
白いブラウスに、無駄なくらい
ひらひらフリルが付いたブラウス。
黒の吊しバンドに黒の超短パン。
太ももまである黒い靴下?に
ショートブーツ。
なんだかマニアックな衣装だった。
ほぼ紐を巻きつけたような衣装や、
SMで使いそうな、何故か女性が着る
衣装だったり、もふもふ系の際どい衣装、
ミニスカートの看護師さんや、
メイド服……。
勇逸まともに見えたのが、この
今の衣装だった…。
ルカレオ殿下 は、なぜか泣いて
喜んでくれていた。
あと、驚いた事に俺の容姿だが…。
自分でも自惚れそうな可愛い少年だった。
17歳設定だが、童顔なのか良くて15歳、
悪くて10歳位にしか見えなかった。
自画自賛と言えど、恥ずかしいが、
黒目黒髪。肩甲骨辺りまである髪は、
天使の輪という、光に当たると
艶々な輪っかが出来ていた。
柳眉な細眉、アーモンド型の瞳に
鼻筋は通っている、小さめの口も
口紅をしなくても赤く、お肌もつるつるだった。
全体的に白くほっそりした容姿。
前…小さな頃前世は食べるものがなかったので、
ガリガリだったし、結婚していたが
一緒に食事した記憶は薄れ、手作りご飯に
憧れたが、夜遅く帰ったらご飯もなく、
空腹を紛らわしながら、コンビニなどで
片手で飲めるゼリーや、疲れた時には
栄養ドリンクが主食だった。
一通り、簡単な食事は作れるが自分で作り
一人で食べるご飯は、味気なかった。
目の前には、小さな神様がちょこんと
テーブルの上に乗せられている、丸い
立派なクッションの上に座っていた。
そして、すぐ近くにルカレオ殿下が
座っていた。
食事はアルコールを飛ばした飲み物に、
スープとパン、何かのお肉だった。
シンプルだが美味しかった。
誰かと食事をとる、久々で嬉しかった。
「主殿?どしたのじゃ?」
「ぴよ?」
「のしっ?」
「にょ?」
「泣いてるガァ?」
「すまない、もっと豪華な食事を
用意したかったんだが、これで精一杯なんだ。」
「ち、違う。」
「すまない、言い訳に過ぎないのは重々
承知なんだが…今、本部から食料を
取り寄せているが、早くて3日…いや、
急かしてるので2日はかかるが、それまで
申し訳ない。」
「ル、ルカレオ殿下 、違うんだよ。(昔話をしたら)
誰かと食事をとるのが、嬉しいんだ。
(一杯のお茶や、パンひとつでさえ)
ルカレオ殿下といると、(一人じゃないし)
(表情がコロコロ変わるし、神様たちとの
やりとりが賑やかで楽しい。)
うれしい。ありがとう。」
俺は、にこっと笑いかけた。
「リーン・クローエ様、そんなさみしい顔で
微笑まないで下さい。私はずっとお側に
います。今からでもずっと、お側にいます。」
とりあえずぴよとがぁちゃんが
考えてくれた衣装。
白いブラウスに、無駄なくらい
ひらひらフリルが付いたブラウス。
黒の吊しバンドに黒の超短パン。
太ももまである黒い靴下?に
ショートブーツ。
なんだかマニアックな衣装だった。
ほぼ紐を巻きつけたような衣装や、
SMで使いそうな、何故か女性が着る
衣装だったり、もふもふ系の際どい衣装、
ミニスカートの看護師さんや、
メイド服……。
勇逸まともに見えたのが、この
今の衣装だった…。
ルカレオ殿下 は、なぜか泣いて
喜んでくれていた。
あと、驚いた事に俺の容姿だが…。
自分でも自惚れそうな可愛い少年だった。
17歳設定だが、童顔なのか良くて15歳、
悪くて10歳位にしか見えなかった。
自画自賛と言えど、恥ずかしいが、
黒目黒髪。肩甲骨辺りまである髪は、
天使の輪という、光に当たると
艶々な輪っかが出来ていた。
柳眉な細眉、アーモンド型の瞳に
鼻筋は通っている、小さめの口も
口紅をしなくても赤く、お肌もつるつるだった。
全体的に白くほっそりした容姿。
前…小さな頃前世は食べるものがなかったので、
ガリガリだったし、結婚していたが
一緒に食事した記憶は薄れ、手作りご飯に
憧れたが、夜遅く帰ったらご飯もなく、
空腹を紛らわしながら、コンビニなどで
片手で飲めるゼリーや、疲れた時には
栄養ドリンクが主食だった。
一通り、簡単な食事は作れるが自分で作り
一人で食べるご飯は、味気なかった。
目の前には、小さな神様がちょこんと
テーブルの上に乗せられている、丸い
立派なクッションの上に座っていた。
そして、すぐ近くにルカレオ殿下が
座っていた。
食事はアルコールを飛ばした飲み物に、
スープとパン、何かのお肉だった。
シンプルだが美味しかった。
誰かと食事をとる、久々で嬉しかった。
「主殿?どしたのじゃ?」
「ぴよ?」
「のしっ?」
「にょ?」
「泣いてるガァ?」
「すまない、もっと豪華な食事を
用意したかったんだが、これで精一杯なんだ。」
「ち、違う。」
「すまない、言い訳に過ぎないのは重々
承知なんだが…今、本部から食料を
取り寄せているが、早くて3日…いや、
急かしてるので2日はかかるが、それまで
申し訳ない。」
「ル、ルカレオ殿下 、違うんだよ。(昔話をしたら)
誰かと食事をとるのが、嬉しいんだ。
(一杯のお茶や、パンひとつでさえ)
ルカレオ殿下といると、(一人じゃないし)
(表情がコロコロ変わるし、神様たちとの
やりとりが賑やかで楽しい。)
うれしい。ありがとう。」
俺は、にこっと笑いかけた。
「リーン・クローエ様、そんなさみしい顔で
微笑まないで下さい。私はずっとお側に
います。今からでもずっと、お側にいます。」
0
お気に入りに追加
149
あなたにおすすめの小説
五国王伝〜醜男は美神王に転生し愛でられる〜〈完結〉
クリム
BL
醜い容姿故に、憎まれ、馬鹿にされ、蔑まれ、誰からも相手にされない、世界そのものに拒絶されてもがき生きてきた男達。
生まれも育ちもばらばらの彼らは、不慮の事故で生まれ育った世界から消え、天帝により新たなる世界に美しい神王として『転生』した。
愛され、憧れ、誰からも敬愛される美神王となった彼らの役目は、それぞれの国の男たちと交合し、神と民の融合の証・国の永遠の繁栄の象徴である和合の木に神卵と呼ばれる実をつけること。
五色の色の国、五国に出現した、直樹・明・アルバート・トト・ニュトの王としての魂の和合は果たされるのだろうか。
最後に『転生』した直樹を中心に、物語は展開します。こちらは直樹バージョンに組み替えました。
『なろう』ではマナバージョンです。
えちえちには※マークをつけます。ご注意の上ご高覧を。完結まで、毎日更新予定です。この作品は三人称(通称神様視点)の心情描写となります。様々な人物視点で描かれていきますので、ご注意下さい。
※誤字脱字報告、ご感想ありがとうございます。励みになりますです!
こっそりバウムクーヘンエンド小説を投稿したら相手に見つかって押し倒されてた件
神崎 ルナ
BL
バウムクーヘンエンド――片想いの相手の結婚式に招待されて引き出物のバウムクーヘンを手に失恋に浸るという、所謂アンハッピーエンド。
僕の幼なじみは天然が入ったぽんやりしたタイプでずっと目が離せなかった。
だけどその笑顔を見ていると自然と僕も口角が上がり。
子供の頃に勢いに任せて『光くん、好きっ!!』と言ってしまったのは黒歴史だが、そのすぐ後に白詰草の指輪を持って来て『うん、およめさんになってね』と来たのは反則だろう。
ぽやぽやした光のことだから、きっとよく意味が分かってなかったに違いない。
指輪も、僕の左手の中指に収めていたし。
あれから10年近く。
ずっと仲が良い幼なじみの範疇に留まる僕たちの関係は決して崩してはならない。
だけど想いを隠すのは苦しくて――。
こっそりとある小説サイトに想いを吐露してそれで何とか未練を断ち切ろうと思った。
なのにどうして――。
『ねぇ、この小説って海斗が書いたんだよね?』
えっ!?どうしてバレたっ!?というより何故この僕が押し倒されてるんだっ!?(※注 サブ垢にて公開済みの『バウムクーヘンエンド』をご覧になるとより一層楽しめるかもしれません)
美人に告白されたがまたいつもの嫌がらせかと思ったので適当にOKした
亜桜黄身
BL
俺の学校では俺に付き合ってほしいと言う罰ゲームが流行ってる。
カースト底辺の卑屈くんがカースト頂点の強気ド美人敬語攻めと付き合う話。
(悪役モブ♀が出てきます)
(他サイトに2021年〜掲載済)
出戻り聖女はもう泣かない
たかせまこと
BL
西の森のとば口に住むジュタは、元聖女。
男だけど元聖女。
一人で静かに暮らしているジュタに、王宮からの使いが告げた。
「王が正室を迎えるので、言祝ぎをお願いしたい」
出戻りアンソロジー参加作品に加筆修正したものです。
ムーンライト・エブリスタにも掲載しています。
表紙絵:CK2さま
腐男子ですが、お気に入りのBL小説に転移してしまいました
くるむ
BL
芹沢真紀(せりざわまさき)は、大の読書好き(ただし読むのはBLのみ)。
特にお気に入りなのは、『男なのに彼氏が出来ました』だ。
毎日毎日それを舐めるように読み、そして必ず寝る前には自分もその小説の中に入り込み妄想を繰り広げるのが日課だった。
そんなある日、朝目覚めたら世界は一変していて……。
無自覚な腐男子が、小説内一番のイケてる男子に溺愛されるお話し♡
つぎはぎのよる
伊達きよ
BL
同窓会の次の日、俺が目覚めたのはラブホテルだった。なんで、まさか、誰と、どうして。焦って部屋から脱出しようと試みた俺の目の前に現れたのは、思いがけない人物だった……。
同窓会の夜と次の日の朝に起こった、アレやソレやコレなお話。
処女姫Ωと帝の初夜
切羽未依
BL
αの皇子を産むため、男なのに姫として後宮に入れられたΩのぼく。
七年も経っても、未だに帝に番われず、未通(おとめ=処女)のままだった。
幼なじみでもある帝と仲は良かったが、Ωとして求められないことに、ぼくは不安と悲しみを抱えていた・・・
『紫式部~実は、歴史上の人物がΩだった件』の紫式部の就職先・藤原彰子も実はΩで、男の子だった!?というオメガバースな歴史ファンタジー。
歴史や古文が苦手でも、だいじょうぶ。ふりがな満載・カッコ書きの説明大量。
フツーの日本語で書いています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる