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真面目な話をしよう。

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部屋で昼食を取った。
とりあえずぴよとがぁちゃんが
考えてくれた衣装。
白いブラウスに、無駄なくらい
ひらひらフリルが付いたブラウス。
黒の吊しバンドに黒の超短パン。
太ももまである黒い靴下?に
ショートブーツ。
なんだかマニアックな衣装だった。
ほぼ紐を巻きつけたような衣装や、
SMで使いそうな、何故か女性が着る
衣装だったり、もふもふ系の際どい衣装、
ミニスカートの看護師さんや、
メイド服……。
勇逸まともに見えたのが、この
今の衣装だった…。
ルカレオ殿下 は、なぜか泣いて
喜んでくれていた。

あと、驚いた事に俺の容姿だが…。
自分でも自惚れそうな可愛い少年だった。
17歳設定だが、童顔なのか良くて15歳、
悪くて10歳位にしか見えなかった。
自画自賛と言えど、恥ずかしいが、
黒目黒髪。肩甲骨辺りまである髪は、
天使の輪という、光に当たると
艶々な輪っかが出来ていた。
柳眉な細眉、アーモンド型の瞳に
鼻筋は通っている、小さめの口も
口紅をしなくても赤く、お肌もつるつるだった。
全体的に白くほっそりした容姿。
前…小さな頃前世は食べるものがなかったので、
ガリガリだったし、結婚していたが
一緒に食事した記憶は薄れ、手作りご飯に
憧れたが、夜遅く帰ったらご飯もなく、
空腹を紛らわしながら、コンビニなどで
片手で飲めるゼリーや、疲れた時には
栄養ドリンクが主食だった。
一通り、簡単な食事は作れるが自分で作り
一人で食べるご飯は、味気なかった。

目の前には、小さな神様がちょこんと
テーブルの上に乗せられている、丸い
立派なクッションの上に座っていた。
そして、すぐ近くにルカレオ殿下が
座っていた。
食事はアルコールを飛ばした飲み物に、
スープとパン、何かのお肉だった。
シンプルだが美味しかった。
誰かと食事をとる、久々で嬉しかった。

「主殿?どしたのじゃ?」
「ぴよ?」
「のしっ?」
「にょ?」
「泣いてるガァ?」
「すまない、もっと豪華な食事を
用意したかったんだが、これで精一杯なんだ。」
「ち、違う。」
「すまない、言い訳に過ぎないのは重々
承知なんだが…今、本部から食料を
取り寄せているが、早くて3日…いや、
急かしてるので2日はかかるが、それまで
申し訳ない。」
「ル、ルカレオ殿下 、違うんだよ。(昔話をしたら)
誰かと食事をとるのが、嬉しいんだ。
(一杯のお茶や、パンひとつでさえ)
ルカレオ殿下といると、(一人じゃないし)
(表情がコロコロ変わるし、神様たちとの
やりとりが賑やかで楽しい。)
うれしい。ありがとう。」
俺は、にこっと笑いかけた。
「リーン・クローエ様、そんなさみしい顔で
微笑まないで下さい。私はずっとお側に
います。今からでもずっと、お側にいます。」
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