29 / 46
27、愚かな者のパーティー前
しおりを挟む
*パーラー目線*
あの忌々しいリアンジュも居なくなって
せいせいしたわ。
あの薄気味悪い人形の様な子と、まるで
人を射殺す様な恐ろしい目の冷酷非道の
王子とお似合いよ。
本人が迎えに来たのは驚いたけど、
ミニエラもなぜかどこか行ってしまったけど
まぁいいわ。
きっと、公爵様と新婚暮らしになる
ワタクシとの生活に気をきかしたのね。
このワタクシが産んだ子ですもの、
優秀な子なのは当たり前よね。
離縁のお祝いは聞いたことないけど
確か、ワタクシの優秀な子の
誕生祭としてならパーティーもいいかもね。
本人はいないけど、当日体調不良として
招待客に言えば良いわね。
パーラーは、近隣の高位貴族へ
招待状を出した。費用はもちろん
カルセッサー公爵邸へ付けた。
日にちを後から家令のセバスチャンに言うと
「それは了承出来かねません。」
「何ですって!!あなたね、家令の
分際でワタクシに意見する気?」
「失礼ですが、貴方様は公爵家の別宅の
客室に滞在を主人が黙認されただけの
客人にすぎません。これ以上、勝手な
振る舞いをするのでしたら、
ここを立ち去って下さい。」
「何ですって!!」
「あと、本宅の客室に私物を置くのは
やめて下さい。別宅の客室にわざわざ
私どもの使用人の手を煩わすのは
やめて下さいね。」
「……許せない、許せないわ!!」
「貴方は、勝手に押しかけた人ですので
旦那様が、あっ、公爵邸の主人であって
貴方様の旦那様ではありませんよ。
我が家の主人(あるじ)が黙っているうちに
ここを立ち去って下さいね。お願いいたします。」
パタン!
家令のセバスチャンはパーラーに一礼し
いつもより音を立ててドアを閉めた。
本邸の客室に我が者顔で立ち入り
私物を置いていたパーラーだったが
何度も注意され、別宅に私物を
戻されては、使用人が盗んだなど
ある事ない事わめいていた。
別宅に戻る様に促していたが、
依然として動かないパーラーに
公爵邸の使用人たちは辟易していた。
セバスチャンは、ミニエラの行方を
知っていた。自ら出たのもわかっていた。
ディオ様の乳兄弟である者が
家令補佐と偽りの肩書きで公爵邸に
入らせて欲しいと、ディオ様直々に
お手紙を頂いたのだった。
旦那様は虚(うつろ)な目をしていたが
私に一任すると、フラァ~といつもの
魔の森近くの小さな一軒家に住んでいた。
身の回りのことは、一通り自分で出来る
主人(あるじ)はそこに1人で住み、
魔物を狩りまるで冒険者の様な暮らしを
何年も続けていた。領主としての
仕事も書類面はしていた。
今回の事も報告すると
「わかった。本邸に近々行くよ。」
とおっしゃったのだった。
"行くよ"ではなく、"戻る"と行って
欲しかったが、まだ無理なのかと
セバスチャンはこっそりため息をついたのだった。
***
「何でワタクシが、わざわざこんな事
しなくちゃならないのよ。」
高位貴族へ送った招待状の返礼には
多数の欠席出来ない旨が記されていた。
作物の収穫期間近で忙しいとの事だったり
妻の具合が悪いとの事だったりした。
パーラーは高位貴族ではなく下位貴族、
または大きな商会を招く事を思いつき
改めて招待状を認めたのだった。
パーラーと関わりたくない貴族や
商人たちはパーラーから送られた
招待状を持ち話し合った結果、
予定数の半数以上欠席だったり
代理の者をたて出席の返礼をした。
公爵邸のセバスチャンをはじめ
キッチンにも反対されたので
仕方なく、公爵領で1番評判が良い
お店のシェフを半ば無理矢理、
公爵邸の別宅で料理を作らせたのだった。
パーティー当日
「本日はお足元が悪い中、ようこそ
お越し下さいました。」
町のお店の従業員を引き込み
そのまま、自分の使用人のように
招待客に接客させたのだった。
パーラーは主役がいないのにも関わらず
日にちが短くドレスが一から
仕立て出来なかったが、既製品を
豪華に掃除をくっつけた豪華な
ドレスと宝石を身にまとっていた。
そんなパーラーに貴族はもちろん
商人たちも冷ややかな視線を
おくっていた。
「貴方のお店が臨時休業だとお聞きして
変だと思いましたよ。」
「あぁ、数日ここに留まるように
命令されて仕方なく……な、あっ。」
目配せして、離れたお店のシェフと
商人はすぐさま離れた。
「パーラー様、ミニエラ様のお誕生日
おめでとうございます。これは
つまらない物ですがミニエラ様への
お祝いの品です。」
「あらぁ。これは小さめですが
良い品ですね。あの子もこんな日に
体調を崩してしまったので出席
出来ないのが悔しくてますわ。」
「……。」
希少な宝石を使ったリボン型の
髪飾りで、かなり高価な商品だった。
王都で若い子に人気のリボン型だったが
ミニエラ宛てのプレゼントは
一点ものの高価な商品だった。
商人はパーラーの人柄をかなり
嫌っていたが、悪い印象を与えては
商売に影響すると思い、奮発した品物だった。
「町1番の食堂のシェフを起用するとは
私どもののような庶民の事を思われ
素晴らしい食事をありがとうございます。」
「あらぁ、うふふ。滅多に食べれない
豪華な食事をたっぷり召し上がって下さいな。」
「……。」
バカにしたようなパーラーの言葉に
商人はもちろん貴族たちも、眉をひそめたが
ぐっとこらえたり、あるものは扇で
口元を隠していた。
パーティーは半ば過ぎ終わった頃、
別宅に新たな人物が到着した。
あの忌々しいリアンジュも居なくなって
せいせいしたわ。
あの薄気味悪い人形の様な子と、まるで
人を射殺す様な恐ろしい目の冷酷非道の
王子とお似合いよ。
本人が迎えに来たのは驚いたけど、
ミニエラもなぜかどこか行ってしまったけど
まぁいいわ。
きっと、公爵様と新婚暮らしになる
ワタクシとの生活に気をきかしたのね。
このワタクシが産んだ子ですもの、
優秀な子なのは当たり前よね。
離縁のお祝いは聞いたことないけど
確か、ワタクシの優秀な子の
誕生祭としてならパーティーもいいかもね。
本人はいないけど、当日体調不良として
招待客に言えば良いわね。
パーラーは、近隣の高位貴族へ
招待状を出した。費用はもちろん
カルセッサー公爵邸へ付けた。
日にちを後から家令のセバスチャンに言うと
「それは了承出来かねません。」
「何ですって!!あなたね、家令の
分際でワタクシに意見する気?」
「失礼ですが、貴方様は公爵家の別宅の
客室に滞在を主人が黙認されただけの
客人にすぎません。これ以上、勝手な
振る舞いをするのでしたら、
ここを立ち去って下さい。」
「何ですって!!」
「あと、本宅の客室に私物を置くのは
やめて下さい。別宅の客室にわざわざ
私どもの使用人の手を煩わすのは
やめて下さいね。」
「……許せない、許せないわ!!」
「貴方は、勝手に押しかけた人ですので
旦那様が、あっ、公爵邸の主人であって
貴方様の旦那様ではありませんよ。
我が家の主人(あるじ)が黙っているうちに
ここを立ち去って下さいね。お願いいたします。」
パタン!
家令のセバスチャンはパーラーに一礼し
いつもより音を立ててドアを閉めた。
本邸の客室に我が者顔で立ち入り
私物を置いていたパーラーだったが
何度も注意され、別宅に私物を
戻されては、使用人が盗んだなど
ある事ない事わめいていた。
別宅に戻る様に促していたが、
依然として動かないパーラーに
公爵邸の使用人たちは辟易していた。
セバスチャンは、ミニエラの行方を
知っていた。自ら出たのもわかっていた。
ディオ様の乳兄弟である者が
家令補佐と偽りの肩書きで公爵邸に
入らせて欲しいと、ディオ様直々に
お手紙を頂いたのだった。
旦那様は虚(うつろ)な目をしていたが
私に一任すると、フラァ~といつもの
魔の森近くの小さな一軒家に住んでいた。
身の回りのことは、一通り自分で出来る
主人(あるじ)はそこに1人で住み、
魔物を狩りまるで冒険者の様な暮らしを
何年も続けていた。領主としての
仕事も書類面はしていた。
今回の事も報告すると
「わかった。本邸に近々行くよ。」
とおっしゃったのだった。
"行くよ"ではなく、"戻る"と行って
欲しかったが、まだ無理なのかと
セバスチャンはこっそりため息をついたのだった。
***
「何でワタクシが、わざわざこんな事
しなくちゃならないのよ。」
高位貴族へ送った招待状の返礼には
多数の欠席出来ない旨が記されていた。
作物の収穫期間近で忙しいとの事だったり
妻の具合が悪いとの事だったりした。
パーラーは高位貴族ではなく下位貴族、
または大きな商会を招く事を思いつき
改めて招待状を認めたのだった。
パーラーと関わりたくない貴族や
商人たちはパーラーから送られた
招待状を持ち話し合った結果、
予定数の半数以上欠席だったり
代理の者をたて出席の返礼をした。
公爵邸のセバスチャンをはじめ
キッチンにも反対されたので
仕方なく、公爵領で1番評判が良い
お店のシェフを半ば無理矢理、
公爵邸の別宅で料理を作らせたのだった。
パーティー当日
「本日はお足元が悪い中、ようこそ
お越し下さいました。」
町のお店の従業員を引き込み
そのまま、自分の使用人のように
招待客に接客させたのだった。
パーラーは主役がいないのにも関わらず
日にちが短くドレスが一から
仕立て出来なかったが、既製品を
豪華に掃除をくっつけた豪華な
ドレスと宝石を身にまとっていた。
そんなパーラーに貴族はもちろん
商人たちも冷ややかな視線を
おくっていた。
「貴方のお店が臨時休業だとお聞きして
変だと思いましたよ。」
「あぁ、数日ここに留まるように
命令されて仕方なく……な、あっ。」
目配せして、離れたお店のシェフと
商人はすぐさま離れた。
「パーラー様、ミニエラ様のお誕生日
おめでとうございます。これは
つまらない物ですがミニエラ様への
お祝いの品です。」
「あらぁ。これは小さめですが
良い品ですね。あの子もこんな日に
体調を崩してしまったので出席
出来ないのが悔しくてますわ。」
「……。」
希少な宝石を使ったリボン型の
髪飾りで、かなり高価な商品だった。
王都で若い子に人気のリボン型だったが
ミニエラ宛てのプレゼントは
一点ものの高価な商品だった。
商人はパーラーの人柄をかなり
嫌っていたが、悪い印象を与えては
商売に影響すると思い、奮発した品物だった。
「町1番の食堂のシェフを起用するとは
私どもののような庶民の事を思われ
素晴らしい食事をありがとうございます。」
「あらぁ、うふふ。滅多に食べれない
豪華な食事をたっぷり召し上がって下さいな。」
「……。」
バカにしたようなパーラーの言葉に
商人はもちろん貴族たちも、眉をひそめたが
ぐっとこらえたり、あるものは扇で
口元を隠していた。
パーティーは半ば過ぎ終わった頃、
別宅に新たな人物が到着した。
10
お気に入りに追加
418
あなたにおすすめの小説

モブ兄に転生した俺、弟の身代わりになって婚約破棄される予定です
深凪雪花
BL
テンプレBL小説のヒロイン♂の兄に異世界転生した主人公セラフィル。可愛い弟がバカ王太子タクトスに傷物にされる上、身に覚えのない罪で婚約破棄される未来が許せず、先にタクトスの婚約者になって代わりに婚約破棄される役どころを演じ、弟を守ることを決める。
どうにか婚約に持ち込み、あとは婚約破棄される時を待つだけ、だったはずなのだが……え、いつ婚約破棄してくれるんですか?
※★は性描写あり。
不憫王子に転生したら、獣人王太子の番になりました
織緒こん
BL
日本の大学生だった前世の記憶を持つクラフトクリフは異世界の王子に転生したものの、母親の身分が低く、同母の姉と共に継母である王妃に虐げられていた。そんなある日、父王が獣人族の国へ戦争を仕掛け、あっという間に負けてしまう。戦勝国の代表として乗り込んできたのは、なんと獅子獣人の王太子のリカルデロ! 彼は臣下にクラフトクリフを戦利品として側妃にしたらどうかとすすめられるが、王子があまりに痩せて見すぼらしいせいか、きっぱり「いらない」と断る。それでもクラフトクリフの処遇を決めかねた臣下たちは、彼をリカルデロの後宮に入れた。そこで、しばらく世話をされたクラフトクリフはやがて健康を取り戻し、再び、リカルデロと会う。すると、何故か、リカルデロは突然、クラフトクリフを溺愛し始めた。リカルデロの態度に心当たりのないクラフトクリフは情熱的な彼に戸惑うばかりで――!?
転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜
隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。
目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。
同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります!
俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ!
重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ)
注意:
残酷な描写あり
表紙は力不足な自作イラスト
誤字脱字が多いです!
お気に入り・感想ありがとうございます。
皆さんありがとうございました!
BLランキング1位(2021/8/1 20:02)
HOTランキング15位(2021/8/1 20:02)
他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00)
ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。
いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!
名もなき花は愛されて
朝顔
BL
シリルは伯爵家の次男。
太陽みたいに眩しくて美しい姉を持ち、その影に隠れるようにひっそりと生きてきた。
姉は結婚相手として自分と同じく完璧な男、公爵のアイロスを選んだがあっさりとフラれてしまう。
火がついた姉はアイロスに近づいて女の好みや弱味を探るようにシリルに命令してきた。
断りきれずに引き受けることになり、シリルは公爵のお友達になるべく近づくのだが、バラのような美貌と棘を持つアイロスの魅力にいつしか捕らわれてしまう。
そして、アイロスにはどうやら想う人がいるらしく……
全三話完結済+番外編
18禁シーンは予告なしで入ります。
ムーンライトノベルズでも同時投稿
1/30 番外編追加

【完結】異世界から来た鬼っ子を育てたら、ガッチリ男前に育って食べられた(性的に)
てんつぶ
BL
ある日、僕の住んでいるユノスの森に子供が一人で泣いていた。
言葉の通じないこのちいさな子と始まった共同生活。力の弱い僕を助けてくれる優しい子供はどんどん大きく育ち―――
大柄な鬼っ子(男前)×育ての親(平凡)
20201216 ランキング1位&応援ありがとうごございました!

【完結】健康な身体に成り代わったので異世界を満喫します。
白(しろ)
BL
神様曰く、これはお節介らしい。
僕の身体は運が悪くとても脆く出来ていた。心臓の部分が。だからそろそろダメかもな、なんて思っていたある日の夢で僕は健康な身体を手に入れていた。
けれどそれは僕の身体じゃなくて、まるで天使のように綺麗な顔をした人の身体だった。
どうせ夢だ、すぐに覚めると思っていたのに夢は覚めない。それどころか感じる全てがリアルで、もしかしてこれは現実なのかもしれないと有り得ない考えに及んだとき、頭に鈴の音が響いた。
「お節介を焼くことにした。なに心配することはない。ただ、成り代わるだけさ。お前が欲しくて堪らなかった身体に」
神様らしき人の差配で、僕は僕じゃない人物として生きることになった。
これは健康な身体を手に入れた僕が、好きなように生きていくお話。
本編は三人称です。
R−18に該当するページには※を付けます。
毎日20時更新
登場人物
ラファエル・ローデン
金髪青眼の美青年。無邪気であどけなくもあるが無鉄砲で好奇心旺盛。
ある日人が変わったように活発になったことで親しい人たちを戸惑わせた。今では受け入れられている。
首筋で脈を取るのがクセ。
アルフレッド
茶髪に赤目の迫力ある男前苦労人。ラファエルの友人であり相棒。
剣の腕が立ち騎士団への入団を強く望まれていたが縛り付けられるのを嫌う性格な為断った。
神様
ガラが悪い大男。

王弟様の溺愛が重すぎるんですが、未来では捨てられるらしい
めがねあざらし
BL
王国の誇りとされる王弟レオナード・グレイシアは優れた軍事司令官であり、その威厳ある姿から臣下の誰もが畏敬の念を抱いていた。
しかし、そんな彼が唯一心を許し、深い愛情を注ぐ相手が王宮文官を務めるエリアス・フィンレイだった。地位も立場も異なる二人だったが、レオは執拗なまでに「お前は私のものだ」と愛を囁く。
だが、ある日エリアスは親友の内査官カーティスから奇妙な言葉を告げられる。「近く“御子”が現れる。そしてレオナード様はその御子を愛しお前は捨てられる」と。
レオナードの変わらぬ愛を信じたいと願うエリアスだったが、心の奥底には不安が拭えない。
そしてついに、辺境の村で御子が発見されたとの報せが王宮に届いたのだった──。
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる