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21、活躍、大活躍?
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ミニエラは、残った鉱石と魔石
クズ石(ミニエラがクズ石と思ってるだけで
かなり高価な鉱石や魔石が割れたり
かけたりしたものもある)をもち
川べりにやってきた。
クズ石を一掴みし、人がいなくなった
広々した地面にばら撒き、また一掴みし
川沿いにばら撒いていったのだった。
身体強化をしているのか、いつのまにか
川向こうに行き同じ事をしていた。
「……なっ!!」
高価なクズ石を惜しみなくばら撒き
身体強化をしているとはいえ
鍛え抜いた影でさえ、見失うほどの
素早さで移動していた。
ミニエラの行動にアントニや影たちは
かなり驚いていた。
「そこの兄(あん)ちゃんとみんな
少し、離れてよね。」
いつのまにか戻ってきたミニエラに
後から付いてきた影や、ピッタリと
くっついていたアントニは、
言葉を発せなかった。
カルセッサー公爵邸にいた時と
違う変装をしているのに、アントニは
自分の正体を見破られていたのか?!と驚いた。
ミニエラはアントニをアンちゃんと
愛称で呼んだわけではなく、ただ
そこの兄(あん)ちゃんと言っただけだった。
アントニたちはミニエラに言われたとおり
少し離れ見守っていた。
ミニエラは右手を地面に、左手を
川に向けていた。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
地面が揺れ動いた。ミニエラが
何も無い広々した地面にばら撒かれた
石がひかり、ボコッと大きな音と
地鳴りがした。コンビニ3つ分位の
大きなくぼみが一瞬で出来たのだった。
深さは大人の身長位で、ぽっこりとした
凹みが出来ていた。
同時に、川も凹んでおり川沿いには
数キロ分の土壁で作られた堤防まで出来ていた。
はあ、はあ、はあ。
グビビ。「うゲェ~。」
貴族令嬢としてにつかわしくない
(魔力回復薬)飲みっぷりと、表情を
歪ませながらの口から出た声は、またもや
ミニエラを見ていた者にとって
衝撃的なものだった。
薬草独特の苦味のある魔力回復薬を
2本立て続けに飲み、後味が悪かったのか
何かを口に入れていた。
その後ミニエラは、手を教会と
領主邸に向けたのだった。
グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
地面が揺れ先ほどより少し長めの地鳴り。
みるみるうちに迫り上がる地面。
教会と領主邸が他の建物より
高い位置にそびえ建っていた。
避難していた人々も地面に座り込み
かなり驚いていた。
「足の不自由な人や、逃げそびれた人たちを
避難させてほしい。」
はあ~はあ~はあ~。
魔力回復薬らしき物ををもう一本
口に含もうとしたミニエラに
そっと近寄り気づいたら可憐な口に
口付けをしていた。
アントニは自分の信じれない行動を
誤魔化すかのように、口づけたまま
魔力をミニエラに分け与えたのだった。
「………。」
「君が魅力的で、魔力補給の口づけだよ。」
「……ほ、補給?!う、えっ、えぇ?!」
ミニエラは顔を真っ赤にし、しばらく
座り込んでいた。
ミニエラは、不覚にも初めての口づけを
アントニに奪われたのだった。
き、キス?!
ぬるっとした物が口の中でゆっくり動き
ミニエラの舌を突いたり絡めようとした。
しかしミニエラは、あまりの驚きに
全身の力が抜けその場に座り込もうとした。
アントニはミニエラの身体を支え
さらに深い口付けをした。
クズ石(ミニエラがクズ石と思ってるだけで
かなり高価な鉱石や魔石が割れたり
かけたりしたものもある)をもち
川べりにやってきた。
クズ石を一掴みし、人がいなくなった
広々した地面にばら撒き、また一掴みし
川沿いにばら撒いていったのだった。
身体強化をしているのか、いつのまにか
川向こうに行き同じ事をしていた。
「……なっ!!」
高価なクズ石を惜しみなくばら撒き
身体強化をしているとはいえ
鍛え抜いた影でさえ、見失うほどの
素早さで移動していた。
ミニエラの行動にアントニや影たちは
かなり驚いていた。
「そこの兄(あん)ちゃんとみんな
少し、離れてよね。」
いつのまにか戻ってきたミニエラに
後から付いてきた影や、ピッタリと
くっついていたアントニは、
言葉を発せなかった。
カルセッサー公爵邸にいた時と
違う変装をしているのに、アントニは
自分の正体を見破られていたのか?!と驚いた。
ミニエラはアントニをアンちゃんと
愛称で呼んだわけではなく、ただ
そこの兄(あん)ちゃんと言っただけだった。
アントニたちはミニエラに言われたとおり
少し離れ見守っていた。
ミニエラは右手を地面に、左手を
川に向けていた。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
地面が揺れ動いた。ミニエラが
何も無い広々した地面にばら撒かれた
石がひかり、ボコッと大きな音と
地鳴りがした。コンビニ3つ分位の
大きなくぼみが一瞬で出来たのだった。
深さは大人の身長位で、ぽっこりとした
凹みが出来ていた。
同時に、川も凹んでおり川沿いには
数キロ分の土壁で作られた堤防まで出来ていた。
はあ、はあ、はあ。
グビビ。「うゲェ~。」
貴族令嬢としてにつかわしくない
(魔力回復薬)飲みっぷりと、表情を
歪ませながらの口から出た声は、またもや
ミニエラを見ていた者にとって
衝撃的なものだった。
薬草独特の苦味のある魔力回復薬を
2本立て続けに飲み、後味が悪かったのか
何かを口に入れていた。
その後ミニエラは、手を教会と
領主邸に向けたのだった。
グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ
地面が揺れ先ほどより少し長めの地鳴り。
みるみるうちに迫り上がる地面。
教会と領主邸が他の建物より
高い位置にそびえ建っていた。
避難していた人々も地面に座り込み
かなり驚いていた。
「足の不自由な人や、逃げそびれた人たちを
避難させてほしい。」
はあ~はあ~はあ~。
魔力回復薬らしき物ををもう一本
口に含もうとしたミニエラに
そっと近寄り気づいたら可憐な口に
口付けをしていた。
アントニは自分の信じれない行動を
誤魔化すかのように、口づけたまま
魔力をミニエラに分け与えたのだった。
「………。」
「君が魅力的で、魔力補給の口づけだよ。」
「……ほ、補給?!う、えっ、えぇ?!」
ミニエラは顔を真っ赤にし、しばらく
座り込んでいた。
ミニエラは、不覚にも初めての口づけを
アントニに奪われたのだった。
き、キス?!
ぬるっとした物が口の中でゆっくり動き
ミニエラの舌を突いたり絡めようとした。
しかしミニエラは、あまりの驚きに
全身の力が抜けその場に座り込もうとした。
アントニはミニエラの身体を支え
さらに深い口付けをした。
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