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11、第三王子
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*ルーク目線*
ルーク・ラル・グアーラ、20歳。
グアーラの現国王の第三王子。
国王と第一王妃との間の子で
ほぼ同日に産まれた第二妃が産んだ
第四王子とよく比べられ育った。
プレッシャーもあったが、あの頃はまだ
仲も良くお互い笑顔でいられた。
ほぼ同日、同時期に子どもが生まれた場合
娶った妃の順番が子どもの順位になる。
例えば、第一王妃が今日男児の子どもを
産んだとして、第二王妃が数週間に
男児の子どもを産んでいたとしても
第一王妃の子どもが王位継承が上になる。
両生具有が王家に生まれると、ほぼほぼ
上位になる。
両生具有はどの階層に生まれたとしても
女型に育てられるため厳しい食事制限に
必要最低限の運動量、剣技とは
無縁の生活を強いられる。
座学での教育、ダンスは成人直後のみの指導
言葉使いや所作なども徹底的に教え込まれていた。
先代の国王が両生具有の育て方、教育方針を
定めるまで、かなり厳しい食事制限の為、
栄養失調で亡くなる者が後をたたなかった。
立つ言えば、足腰の筋力もなく
立つどころか座る事も難しく、
成人することすら難しい状態だった。
両生具有と男性優位。
女児の出生率はかなり減っているため
20歳成人を15歳成人に引き下げ
王族は複数婚姻し子を増やした。
貴族は複数婚は認められていないが
複数の愛人を持つ事に優越感に浸る
貴族が多数いた。
第三王子である私と第四王子は
子どもの頃は双子の様に育てられ
また比較の対象だった。
顔立ちはそれぞれの母親に似ていたので
どちらも違ったタイプの女顔だった。
私がきれい系としたら第四王子は
可愛い系だと思う。
お互い同じ師に剣を習い、魔法も
生活魔法の他、攻撃性のある
火、水、土、風の四属性を
お互いそれぞれの家庭教師に習っていた。
家庭教師がいないところでは
攻撃性のある魔法は使わないように
何度も言われていた。
だが子どもだった私たちはなぜ
使ってはいけないのか考えもせず
厳しい教師と親にちょっとした反抗心と
攻撃魔法への好奇心に負けた私たち。
第三王子と第四王子は内緒で、
こっそり魔物狩りごっこをした。
夢中になり何度も繰り返し遊んだ。
まるで本に出てくる冒険者に
なったような高揚感に包まれていた。
お互い魔法を打ち合い、弱い初期魔法
限定で打ち合い遊んでいた。
力は互角だったが、負けず嫌いの
第四王子は初期魔法ではない
強めの攻撃魔法を放ってしまった。
結果は、第三王子である私の頭をかすめた
風魔法のせいで、少し切れただけなのに
大量の頭からの出血した。
第四王子は、私が死ぬと思ったのか
「ごめんなさい。死なないで!!」
と泣きながら何度も謝っていた。
私も痛みと自分の血でパニックになり
「死にたくない。」と叫んでいた。
城のものたちが私たちの異変に
気づいて駆けつけ治療され、同時に
私と第四王子は引き離された。
私の頭のキズが治った後も
城の空気が変わってしまった。
第1王妃と第2王妃の仲まで
気まづくなり、学園に入る頃には
第四王子は留学という形でしばらく
戻って来なかった。
王位継承権を放棄しようとしたが
第二妃が拒否した為、未だに保留されている。
風の便りでは、攻撃魔法はほとんど
使わなくなり人々の暮らしに役立つ
魔道具開発に力を入れどこかの村や町に
転々としているとの事だった。
王家に捕まらないようにしているのか、
ある意味自由でうらやましいとも思えた。
第3王妃や数人の側室にも弟妹がいるので
私が遊び歩いても問題ないだろう。
言葉巧みに火遊びしながらも
身体の関係は持たなかった。
言葉一つでこんなにも本心を
語ってくれるのかぁ、って
面白いほど人のウワサ話を教えてくれた。
閨のお誘いも何度も受けたが
断るとなぜか怒りながら私を振ったと
言いふらす者が出た。
何もかもがバカらしくなってしまった。
私からは閨のお誘いなんか
した事ないし、好きでもない者を
抱ける訳がない。
王族に生まれたからには政略結婚が
当たり前だからいずれ兄の様に
婚約者が選定され婚姻を結ぶだろう。
遊び人の私に、娶られたい者は
どれくらいいるだろうか?
王族という足枷があるから
それに群がる者はいるだろうが
私が本気で抱ける者はいないだろう。
愛のない交わりで生まれた子は
どうなるだろうか?
無事に育つのか?
不幸な者を増やすだけだと思うから
もう少し悪あがきしよう。
俺には兄弟や妹までいるから
私くらい消えても大丈夫だ。
消えるタイミングや色々考えていたら
気づけば20歳にもなっていた。
私を面白いほど避けるかの様に
婚約者が決まらなかった。
可哀想な婚約者はもちろん、可哀想な
子どももいないからよかった……。
恋多き王子、振られてばかりの遊び人に
私みたいな者に大切な子どもを
嫁がせたいと思う親はいないだろう。
しばらくは独身を楽しんでいよう思っていた。
しかしそれは突然現れた。
まばゆい光の塊が目の前に突然現れた。
刺客かと思い、とっさに身構えたのは
ほんの一瞬だったかもしれない。
まぶしく神々しい光。
光の粒がきれいだと思っていたら
それらはヒト型を作りはじめた。
光がおさまった頃には胸の高鳴りが
凄すぎて胸が苦しく感じた。
初めての感覚だった。
光があったその場所には短髪の黒い髪の毛の
少年が目を閉じて倒れていた。
見た事がない服の形、なのに身体に
沿わすように作られており、ズボンも
独特の形をしていた。
白い上服?に浅葱色(あさぎいろ)の
ズボン?白い靴下の様な、これも
独特な形をしていた。
生地もなめらかで手にに馴染む様な
不思議な触り心地だった。
少年の肌も吸い付く様な触り心地で
神聖な雰囲気がした。
普段から信じてはいない国教の神に
感謝してしまった。
神よこの少年を遣わして頂き感謝します。
大切に頂きます。
私の部屋に連れ帰りベッドにそっと寝かした。
寝苦しいだろうと思いながら
自分自身に言い訳していた。
いけないと思いながらも少年の着ているものを
やっとの思いで脱がせたのだった。
下着の形も見た事がなく、伸縮自在の
不思議な生地だった。
靴下の様なものを止めている金具は
見た事がない金属だった。
この世界の者ではない。
神の使いの者だ。
一糸纏わぬ姿にした時、ダメだと思いながらも
少年の身体に触れ気づいた時には
少年の肌に吸い付いていた。
神の使いを元の世界に戻したくない。
穢せば神の世界には戻れないのでは……
と邪(よこしま)な思いが募(つの)った。
途中、目を覚ました神の使いである
少年の瞳は大きく見開き驚いていた。
何かを言う前に熟れた果実の様な
赤い唇に口づけしていた。
私はあなたが欲しい。
戻らないでくれ。どこにも行かず
私のそばにいてくれ。お願いだ!!
髪の毛と同じく吸い込まれそうになりそうな
黒く澄んでいた瞳。
下生えも髪と同じく黒かったが
まだ成長途中なのか生え揃っていない
胸が熱くなりすぎて張り裂けそうだ!
閨教育も受けたが、実践は
していなかった。閨教育ではありえないほど
私の胸が高鳴ることもなかった。
少年の身体を見た瞬間、えもいえない
胸の高鳴りと私の肉棒までもが芯を持ち
はじめたのだった。
同性同士の交わりの手順の何倍もの
時間をかけて固い蕾を柔らかくし
丁寧に解した。
もちろん言葉をかけ、口づけや
少年の胸の頂きも丁寧に舐めた。
身体から甘い汁が滲んでるかのように
何度も何度も舐めていた。
少年の可愛い肉棒から白いものが
トロトロと出ていたから、それらも
舐めたり、潤滑油がわりに蕾に塗り
指で解したあと、私の肉棒は熱を
持ち続きたまま少年の蕾に
挿れていったのだった。
抵抗されたかもしれないが
神が遣わしてくれた少年の
初めてを私は奪ってしまった。
少年が意識を飛ばすまで少年の中に私の
子種を何度も放ってしまった。
もう手放せなくなってしまった。
私の可愛い天使の名は"とおる"
発音しづらいと言うと、"トール"
で言いと許可してくれた可愛くて
優しい私の天使。
トール、君を愛してるよ。
もう、元の世界には戻れない
私だけのトール。
ルーク・ラル・グアーラ、20歳。
グアーラの現国王の第三王子。
国王と第一王妃との間の子で
ほぼ同日に産まれた第二妃が産んだ
第四王子とよく比べられ育った。
プレッシャーもあったが、あの頃はまだ
仲も良くお互い笑顔でいられた。
ほぼ同日、同時期に子どもが生まれた場合
娶った妃の順番が子どもの順位になる。
例えば、第一王妃が今日男児の子どもを
産んだとして、第二王妃が数週間に
男児の子どもを産んでいたとしても
第一王妃の子どもが王位継承が上になる。
両生具有が王家に生まれると、ほぼほぼ
上位になる。
両生具有はどの階層に生まれたとしても
女型に育てられるため厳しい食事制限に
必要最低限の運動量、剣技とは
無縁の生活を強いられる。
座学での教育、ダンスは成人直後のみの指導
言葉使いや所作なども徹底的に教え込まれていた。
先代の国王が両生具有の育て方、教育方針を
定めるまで、かなり厳しい食事制限の為、
栄養失調で亡くなる者が後をたたなかった。
立つ言えば、足腰の筋力もなく
立つどころか座る事も難しく、
成人することすら難しい状態だった。
両生具有と男性優位。
女児の出生率はかなり減っているため
20歳成人を15歳成人に引き下げ
王族は複数婚姻し子を増やした。
貴族は複数婚は認められていないが
複数の愛人を持つ事に優越感に浸る
貴族が多数いた。
第三王子である私と第四王子は
子どもの頃は双子の様に育てられ
また比較の対象だった。
顔立ちはそれぞれの母親に似ていたので
どちらも違ったタイプの女顔だった。
私がきれい系としたら第四王子は
可愛い系だと思う。
お互い同じ師に剣を習い、魔法も
生活魔法の他、攻撃性のある
火、水、土、風の四属性を
お互いそれぞれの家庭教師に習っていた。
家庭教師がいないところでは
攻撃性のある魔法は使わないように
何度も言われていた。
だが子どもだった私たちはなぜ
使ってはいけないのか考えもせず
厳しい教師と親にちょっとした反抗心と
攻撃魔法への好奇心に負けた私たち。
第三王子と第四王子は内緒で、
こっそり魔物狩りごっこをした。
夢中になり何度も繰り返し遊んだ。
まるで本に出てくる冒険者に
なったような高揚感に包まれていた。
お互い魔法を打ち合い、弱い初期魔法
限定で打ち合い遊んでいた。
力は互角だったが、負けず嫌いの
第四王子は初期魔法ではない
強めの攻撃魔法を放ってしまった。
結果は、第三王子である私の頭をかすめた
風魔法のせいで、少し切れただけなのに
大量の頭からの出血した。
第四王子は、私が死ぬと思ったのか
「ごめんなさい。死なないで!!」
と泣きながら何度も謝っていた。
私も痛みと自分の血でパニックになり
「死にたくない。」と叫んでいた。
城のものたちが私たちの異変に
気づいて駆けつけ治療され、同時に
私と第四王子は引き離された。
私の頭のキズが治った後も
城の空気が変わってしまった。
第1王妃と第2王妃の仲まで
気まづくなり、学園に入る頃には
第四王子は留学という形でしばらく
戻って来なかった。
王位継承権を放棄しようとしたが
第二妃が拒否した為、未だに保留されている。
風の便りでは、攻撃魔法はほとんど
使わなくなり人々の暮らしに役立つ
魔道具開発に力を入れどこかの村や町に
転々としているとの事だった。
王家に捕まらないようにしているのか、
ある意味自由でうらやましいとも思えた。
第3王妃や数人の側室にも弟妹がいるので
私が遊び歩いても問題ないだろう。
言葉巧みに火遊びしながらも
身体の関係は持たなかった。
言葉一つでこんなにも本心を
語ってくれるのかぁ、って
面白いほど人のウワサ話を教えてくれた。
閨のお誘いも何度も受けたが
断るとなぜか怒りながら私を振ったと
言いふらす者が出た。
何もかもがバカらしくなってしまった。
私からは閨のお誘いなんか
した事ないし、好きでもない者を
抱ける訳がない。
王族に生まれたからには政略結婚が
当たり前だからいずれ兄の様に
婚約者が選定され婚姻を結ぶだろう。
遊び人の私に、娶られたい者は
どれくらいいるだろうか?
王族という足枷があるから
それに群がる者はいるだろうが
私が本気で抱ける者はいないだろう。
愛のない交わりで生まれた子は
どうなるだろうか?
無事に育つのか?
不幸な者を増やすだけだと思うから
もう少し悪あがきしよう。
俺には兄弟や妹までいるから
私くらい消えても大丈夫だ。
消えるタイミングや色々考えていたら
気づけば20歳にもなっていた。
私を面白いほど避けるかの様に
婚約者が決まらなかった。
可哀想な婚約者はもちろん、可哀想な
子どももいないからよかった……。
恋多き王子、振られてばかりの遊び人に
私みたいな者に大切な子どもを
嫁がせたいと思う親はいないだろう。
しばらくは独身を楽しんでいよう思っていた。
しかしそれは突然現れた。
まばゆい光の塊が目の前に突然現れた。
刺客かと思い、とっさに身構えたのは
ほんの一瞬だったかもしれない。
まぶしく神々しい光。
光の粒がきれいだと思っていたら
それらはヒト型を作りはじめた。
光がおさまった頃には胸の高鳴りが
凄すぎて胸が苦しく感じた。
初めての感覚だった。
光があったその場所には短髪の黒い髪の毛の
少年が目を閉じて倒れていた。
見た事がない服の形、なのに身体に
沿わすように作られており、ズボンも
独特の形をしていた。
白い上服?に浅葱色(あさぎいろ)の
ズボン?白い靴下の様な、これも
独特な形をしていた。
生地もなめらかで手にに馴染む様な
不思議な触り心地だった。
少年の肌も吸い付く様な触り心地で
神聖な雰囲気がした。
普段から信じてはいない国教の神に
感謝してしまった。
神よこの少年を遣わして頂き感謝します。
大切に頂きます。
私の部屋に連れ帰りベッドにそっと寝かした。
寝苦しいだろうと思いながら
自分自身に言い訳していた。
いけないと思いながらも少年の着ているものを
やっとの思いで脱がせたのだった。
下着の形も見た事がなく、伸縮自在の
不思議な生地だった。
靴下の様なものを止めている金具は
見た事がない金属だった。
この世界の者ではない。
神の使いの者だ。
一糸纏わぬ姿にした時、ダメだと思いながらも
少年の身体に触れ気づいた時には
少年の肌に吸い付いていた。
神の使いを元の世界に戻したくない。
穢せば神の世界には戻れないのでは……
と邪(よこしま)な思いが募(つの)った。
途中、目を覚ました神の使いである
少年の瞳は大きく見開き驚いていた。
何かを言う前に熟れた果実の様な
赤い唇に口づけしていた。
私はあなたが欲しい。
戻らないでくれ。どこにも行かず
私のそばにいてくれ。お願いだ!!
髪の毛と同じく吸い込まれそうになりそうな
黒く澄んでいた瞳。
下生えも髪と同じく黒かったが
まだ成長途中なのか生え揃っていない
胸が熱くなりすぎて張り裂けそうだ!
閨教育も受けたが、実践は
していなかった。閨教育ではありえないほど
私の胸が高鳴ることもなかった。
少年の身体を見た瞬間、えもいえない
胸の高鳴りと私の肉棒までもが芯を持ち
はじめたのだった。
同性同士の交わりの手順の何倍もの
時間をかけて固い蕾を柔らかくし
丁寧に解した。
もちろん言葉をかけ、口づけや
少年の胸の頂きも丁寧に舐めた。
身体から甘い汁が滲んでるかのように
何度も何度も舐めていた。
少年の可愛い肉棒から白いものが
トロトロと出ていたから、それらも
舐めたり、潤滑油がわりに蕾に塗り
指で解したあと、私の肉棒は熱を
持ち続きたまま少年の蕾に
挿れていったのだった。
抵抗されたかもしれないが
神が遣わしてくれた少年の
初めてを私は奪ってしまった。
少年が意識を飛ばすまで少年の中に私の
子種を何度も放ってしまった。
もう手放せなくなってしまった。
私の可愛い天使の名は"とおる"
発音しづらいと言うと、"トール"
で言いと許可してくれた可愛くて
優しい私の天使。
トール、君を愛してるよ。
もう、元の世界には戻れない
私だけのトール。
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