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あの日

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瞬く間に時は過ぎた。

ヴィル27歳とオリービア16歳は
2男1女の3人の子どもを授かった。

魔力により傷つけられたり、
孤児になった子を中心に、保護施設を
作っていった。
保護施設は、ぜひ協力したいという貴族から
数名を選び、先生としてマナーや語学力を
担当してもらっていた。
赤ちゃんや幼児、小さな子どもは、経済的に
苦しい人を優先的に雇用していった。

王位については、長男夫婦に継承され
もと国王のショーオともと王妃ハルは、
隠居生活をしながら、各地域にお忍びで訪れ
まるで新婚の様に楽しんでいた。

俺とオリービアは、相変わらずの仲で、
現在オリービアのお腹には、新たな
生命が宿っていた。


         おわり


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皆様、お身体に気をつけて下さいね。
最後まで、お付き合いありがとうございます。
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