上 下
52 / 69
第一章 2人の約束

48、刻まれちゃったよ

しおりを挟む
ナオクルさんのルビーのような
赤い瞳がキラキラしていた。
口角がわずかに上がっていて、ずっと
超激甘のセリフが俺に優しく降り注いでいた。
「誰にも触られないように、閉じ込めたい。」
「……。」
あれ?堂々と監禁?軟禁宣告したよ!!
いや、あれ?セリフ間違えたのかな?
これさっきまでの超激甘セリフ通り越したよ?
あれ?さっきまで、俺のこと"可愛い"とか
"蜜がたれてる"とかあと、なんだっけ?
"私だけに甘い声を聞かせてくれ"とか
腹の底が疼いてしまうセリフだったのに、
ヤバイ。なぜか、背中のゾクゾク感が止まらない。
「カズミが欲しくて堪らない。」
にゅぷぷ。
「……あっ、んぁぁぁ。」
お尻の蕾に挿れられかき混ぜられたのに、
急に圧迫していた指数本がなくなり
寂しくなってしまった。
俺の蕾がヒクヒクしているのがわかった。
次に挿れられる期待感と興味津々で
明るい所で見てしまったナオクルさんの
ご立派な持ち物に、驚愕した。
あのとき、この凶器が本当に挿れられてたの?
ナオクルさんの凶器は、例えるなら
500mlのペットボトル?を連想しそうなくらい
デカくて長くて、ちょっと可愛くない色をしていた。
アレは本当に立派な凶器です。
あの時は媚薬があったから良かったけど、
今、アレを受け入れたら完全に切れる。
切れ痔どころじゃないかもしれない。
自然と身体が強張った気がした。

クニュ、グニュ、ジュワァー。
あれ?何?これ?
ナオクルさんの凶悪なデカさのものを
蕾に押し当てられ、蜜を絡ませるように
ニュルニュルされてたんだけど、
お尻の蕾からお腹の中へジンワリした
温かさを感じたら、更に俺の穴が疼いてきたんだ。
「任せろ。痛くないようにした。」
あとでわかった事は、生活魔法の一つ
やる時の魔法とも言えるらしいが、
腸内洗浄と軽い麻痺の魔法を使ったらしい。
異世界エッチ魔法、便利だし
なんだかすごいとしか言えない。
あとはズドーン、バビューン、きゃーって感じ。
とにかく恥ずかしいので、
詳しくはナレーション?で?!

ナオクルは、カズミの蕾の入り口に
魔力を帯びた蜜をたっぷり絡ませ、鈴口を
蕾に僅かながらに押し挿れ魔力を行き渡らせた。
先っちょだけ後口に入った状態だ。
その間は、カズミは甘い喘ぎ声をあげ、
じんわりした魔力のせいで、目を潤ませていた。
「我慢するな。カズミの乱れる姿は
私だけのものだ。安心して乱れろ。」
欲望にかすれた声色でささやかれたカズミは、
一段と声を押し殺すかのように、
自分の手の甲で口を塞いだ。
その姿にイキそうになるナオクルは、
精一杯の根性で頑張り、小刻みに腰を
動かしながら、ぎゅうぎゅうと締め付けてくる
カズミの穴の中を太くて大きなナオクルの
熱杭は最奥を目指した。
「んぁぁ…んんっ。」
じわじわ奥に突き進めながらも、カズミの
コリコリした乳首を攻めるのも忘れないナオクル。
軽い麻痺の魔法を使っているとはいえ、
カズミの額や身体にはしっとりとした
汗が噴き出し、苦悶の表情を浮かべていた。
ナオクルは激しく動きたいのを我慢しながら、
締め付けてくる蕾と可愛いカズミの
顔や乳首にキスの雨を降らせた。
「ナオ…おっきいのが……んんっ。」
「中に居るのは私だけだ。他は許さん。」
ヌチュ。
「ナオ以外、イヤ……怖い。」
バカスの事を思い出させてしまった事で
カズミの身体が震えた。
「カズミ、私はここだ。私しかいない。
私だけのカズミだ。誰にも触れさせない。」
カズミの目尻に浮かんだ涙を舐めたり、
カズミは中に挿っていたナオクルさんの
熱杭に最奥をズンズンと何度も
突かれる事となった。
中に熱いものが、何度も弾けたのだった。

翌朝はキラキラした物がカズミに
覆いかぶさるように寝ていて、
キラキラの銀色の髪の毛を一筋
救い取り口付けしてもう一眠りしたのだった。
昼近くに目を覚ました2人は、
キスを交わしながらナオクルさんに
されるがまま着替え、支度をした。
カズミはあまりの激しさに、言いにくい場所、
足の間にまだ何か挟まっているような
感覚と鈍痛があり、腰が抜けていた。
煌びやかな衣装を着せられたカズミは
ナオクルに抱っこされたまま
いつもどおりにアベリアとライトを
抱っこし、みんなと挨拶を交わした。

式典はさらっと終わり、女神様たちへの
御供物の準備をしていると、いつもの
メンバーといつもの食事。
こんな毎日が、続くのなら
怖いほどの幸せだと思った。


~~~~~~~第一章~終~~~~~~~
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

4人の乙女ゲーサイコパス従者と逃げたい悪役令息の俺

りゅの
BL
おそらく妹が買ったであろうR18の乙女ゲーの世界に入り込んでしまった俺は、気がついたらその世界の悪役として登場していた。4人のサイコパス従者に囲まれ絶体絶命ーーーやだ、視線が怖い!!帰りたい!!! って思ってたら………あれ?って話です。 一部従者に人外要素ある上バリバリ主人公総受けです。対戦よろしくお願いします。 ⚠️主人公の「身体の持ち主」かなりゲスいことやってます。苦手な方はお気をつけください 広告視聴・コメント・ブクマ大変励みになります。いつもありがとうございます。 HOT女性向けランキング 39位 BLランキング 22位  ありがとうございます 2024/03/20

【R-18】♡喘ぎ詰め合わせ♥あほえろ短編集

夜井
BL
完結済みの短編エロのみを公開していきます。 現在公開中の作品(随時更新) 『異世界転生したら、激太触手に犯されて即堕ちしちゃった話♥』 異種姦・産卵・大量中出し・即堕ち・二輪挿し・フェラ/イラマ・ごっくん・乳首責め・結腸責め・尿道責め・トコロテン・小スカ

EDEN ―孕ませ―

豆たん
BL
目覚めた所は、地獄(エデン)だった―――。 平凡な大学生だった主人公が、拉致監禁され、不特定多数の男にひたすら孕ませられるお話です。 【ご注意】 ※この物語の世界には、「男子」と呼ばれる妊娠可能な少数の男性が存在しますが、オメガバースのような発情期・フェロモンなどはありません。女性の妊娠・出産とは全く異なるサイクル・仕組みになっており、作者の都合のいいように作られた独自の世界観による、倫理観ゼロのフィクションです。その点ご了承の上お読み下さい。 ※近親・出産シーンあり。女性蔑視のような発言が出る箇所があります。気になる方はお読みにならないことをお勧め致します。 ※前半はほとんどがエロシーンです。

召喚された美人サラリーマンは性欲悪魔兄弟達にイカされる

KUMA
BL
朱刃音碧(あかばねあおい)30歳。 ある有名な大人の玩具の開発部門で、働くサラリーマン。 ある日暇をモテ余す悪魔達に、逆召喚され混乱する余裕もなく悪魔達にセックスされる。 性欲悪魔(8人攻め)×人間 エロいリーマンに悪魔達は釘付け…『お前は俺達のもの。』

SODOM7日間─異世界性奴隷快楽調教─

槇木 五泉(Maki Izumi)
BL
冴えないサラリーマンが、異世界最高の愛玩奴隷として幸せを掴む話。 第11回BL小説大賞51位を頂きました!! お礼の「番外編」スタートいたしました。今しばらくお付き合いくださいませ。(本編シナリオは完結済みです) 上司に無視され、後輩たちにいじめられながら、毎日終電までのブラック労働に明け暮れる気弱な会社員・真治32歳。とある寒い夜、思い余ってプラットホームから回送電車に飛び込んだ真治は、大昔に人間界から切り離された堕落と退廃の街、ソドムへと転送されてしまう。 魔族が支配し、全ての人間は魔族に管理される奴隷であるというソドムの街で偶然にも真治を拾ったのは、絶世の美貌を持つ淫魔の青年・ザラキアだった。 異世界からの貴重な迷い人(ワンダラー)である真治は、最高位性奴隷調教師のザラキアに淫乱の素質を見出され、ソドム最高の『最高級愛玩奴隷・シンジ』になるため、調教されることになる。 7日間で性感帯の全てを開発され、立派な性奴隷(セクシズ)として生まれ変わることになった冴えないサラリーマンは、果たしてこの退廃した異世界で、最高の地位と愛と幸福を掴めるのか…? 美貌攻め×平凡受け。調教・異種姦・前立腺責め・尿道責め・ドライオーガズム多イキ等で最後は溺愛イチャラブ含むハピエン。(ラストにほんの軽度の流血描写あり。) 【キャラ設定】 ●シンジ 165/56/32 人間。お人好しで出世コースから外れ、童顔と気弱な性格から、後輩からも「新人さん」と陰口を叩かれている。押し付けられた仕事を断れないせいで社畜労働に明け暮れ、思い余って回送電車に身を投げたところソドムに異世界転移した。彼女ナシ童貞。 ●ザラキア 195/80/外見年齢25才程度 淫魔。褐色肌で、横に突き出た15センチ位の長い耳と、山羊のようゆるくにカーブした象牙色の角を持ち、藍色の眼に藍色の長髪を後ろで一つに縛っている。絶世の美貌の持ち主。ソドムの街で一番の奴隷調教師。飴と鞭を使い分ける、陽気な性格。

異世界で性奴隷として生きてイクことになりました♂

あさきりゆうた
BL
【あらすじ】 ●第一章  性奴隷を軸とした異世界ファンタジーが開幕した! 世界は性奴隷の不遇な扱いを当たり前とするものだった。  ある時、現世の不運な死により転生した少年は助けた戦士の性奴隷となってしまった!? ●第二章  性奴隷を扱う施設、「性奴隷の家」内で、脱退の意思を示した男が監禁されることになった。その友人に課せられた命令は愛と狂気の入り交じった性的な拷問であった! ●第三章  義賊とよばれる盗賊は性奴隷の家から一人の性奴隷候補の子を誘拐した。その子はダークエルフの男の子だった。その子のあまりにも生意気な態度に、盗賊はハードプレイでお仕置きをすることにした。 ※変態度の非常に高い作品となっております   【近況報告】 20.02.21 なんか待たせてしまってすいませんでした(土下座!) 第三章は本編を絡めながら、ショタのダークエルフに変態的なプレイをする作者の欲望を表現するだけのおはなしです。 20.02.22 「大人しくしていれば可愛いな」を投稿します。一応シリアスめな展開になります。 20.02.23 「助けた礼は体で支払ってもらうぞ」を投稿します。引き続きシリアスな展開。そしてR18を書きたい。 20.02.24 試しに出版申請しました。まあ昔やって書籍化せんかったから期待はしていませんが……。 「欲望に任せたら子作りしてしまった」を投稿します。つい鬼畜にR18を書いてしまった。 あと、各章に名称つけました。 ついでに第一章の没シナリオを7話分のボリュームでのっけました。このシナリオ大不評でした(汗) ディープ層向けな内容です。 20.02.25 「束の間の握手だ」を投稿します。本編が進みます。 20.02.26 「妊夫さんですがHしたくなっちゃいました」を投稿します。 久々に第一章のお話書きました。そして妊婦さんならぬ妊夫さんとのHな話が書きたかったです。 20.02.27 「世話の焼けるガキだ」を投稿します。 話書いたのわしですが、酷い設定持たせてすまんなエルトくん。 20.02.28 「死んだなこりゃあ」を投稿します。展開上、まだR18を書けないですが、書きてえ。やらしいことを! 20.02.29 「性欲のまま暴れて犯るか」を投稿します。R18回です。この二人はどうも男よりの性格しているのでラブシーンの表現苦戦しますね・・・。 20.03.01 「お前と一緒に歩む」を投稿しました。第三章、良い最終回だった…としたいところですが、もっとR18なお話を書く予定です。 後、第四章あたりで物語を終結させようかと考えています。 20.03.05 職場がキツくて鬱になりました。しばらくは執筆できないかもしれないです。またいつか再開できたらなと思っています。

サッカー少年の性教育

てつじん
BL
小学6年生のサッカー少年、蹴翔(シュート)くん。 コーチに体を悪戯されて、それを聞いたお父さんは身をもってシュートくんに性教育をしてあげちゃいます。

転生したらBLゲーの負け犬ライバルでしたが現代社会に疲れ果てた陰キャオタクの俺はこの際男相手でもいいからとにかくチヤホヤされたいっ!

スイセイ
BL
夜勤バイト明けに倒れ込んだベッドの上で、スマホ片手に過労死した俺こと煤ヶ谷鍮太郎は、気がつけばきらびやかな七人の騎士サマたちが居並ぶ広間で立ちすくんでいた。 どうやらここは、死ぬ直前にコラボ報酬目当てでダウンロードしたBL恋愛ソーシャルゲーム『宝石の騎士と七つの耀燈(ランプ)』の世界のようだ。俺の立ち位置はどうやら主人公に対する悪役ライバル、しかも不人気ゆえ途中でフェードアウトするキャラらしい。 だが、俺は知ってしまった。最初のチュートリアルバトルにて、イケメンに守られチヤホヤされて、優しい言葉をかけてもらえる喜びを。 こんなやさしい世界を目の前にして、前世みたいに隅っこで丸まってるだけのダンゴムシとして生きてくなんてできっこない。過去の陰縁焼き捨てて、コンプラ無視のキラキラ王子を傍らに、同じく転生者の廃課金主人公とバチバチしつつ、俺は俺だけが全力でチヤホヤされる世界を目指す! ※頭の悪いギャグ・ソシャゲあるあると・メタネタ多めです。 ※逆ハー要素もありますがカップリングは固定です。 ※R18は最後にあります。 ※愛され→嫌われ→愛されの要素がちょっとだけ入ります。 ※表紙の背景は祭屋暦様よりお借りしております。 https://www.pixiv.net/artworks/54224680

処理中です...