19 / 69
第一章 2人の約束
18、マーチン国王目線
しおりを挟む
*マーチン・メルディ・リストン(国王)目線
本日は総帥からのリクエストで
肉料理になる事を聞いた。
お城の使用人や獣人族、肉好きな
使用人が行く城内の食堂の料理人
ジャー・コッテン料理長に
相談をして、アヤワ料理長が
色々試行錯誤したらしい。
肉料理が、こんなにあったんだと
改めて思ったのが本日、何度目かの
驚きだった。
正直、肉料理の匂いだけでお腹が
いっぱいになりそうだ。
ナオクル・チロメドゥル総帥と
カズミ アカイケ、この2人に
驚かされてばかりだ。
総帥が、食事の席にいる事も
初めての事で驚いた。
あまり顔には出ない方だが、
2人を見ていると国王としての仮面を
ちゃんと貼り付けられているか、心配になる。
カズミが神子たちに似た限りなく
黒に近い黒髪に、瞳の色は少し茶色がかった
色をしていた。
時々、光の加減なのか金色に光っていた
気がしたのだ。パッと見は黒髪黒目の双黒。
マコト様はワザと脱色された金色の髪が
毛先に残っていているが、それと同じ
感じなのか?
異世界では、金色にするのはよくある事なのか?
ハルト様も髪の毛を伸ばされ、
麗しく艶を帯びた黒髪は腰辺りまであるらしい。
カズミは、神子と同じ日本から来たらしいが
どこかの国が召喚を行なったのか?
色々と疑問ばかりが募っていった。
今回の件の協力者を招いての夕食会。
何から聞き出そうか?
「さあ、食事を始めよう。」
私は皆に声をかけ、視線が集まるのを
感じながら神子式の食事の挨拶をした。
「手を合わせて、いただきます。」
「「「「「「いただきます。」」」」」」
「……!!」
カドゥミ、カドゥ、カズミ。
練習を重ねた結果、発音しづらいが、
ゆっくりならなんとか言えるようになった。
先程、目があったが何やら驚いた顔を
しているがどうしたのだろうか?
「カズミ、いただきます、は?」
「えっ?あっ?い、いただきます。」
手を合わせたカズミに
「よく、出来た。」
えっ?笑ったのか?
総帥?ナオクル…総帥?
カズミの頭に手を置いてポンポン
しているのは、誰だ?
「カズミを抱くと、気持ちいいな。」
「…ゴフッ。」
ゴフッ!!国王として、食事中に
出してはいけない音だか、出てしまった。
普段では詰まりにくい食事が
先程から、やたらと詰まる気のだ。
「んっ?可愛いな。あとで抱いてやるから
今は、食べろ、」
「「「「「「……。」」」」」」
ゴブッ。
なんとか堪えたが、スープですら
つまりそうになる。
「そんな目で見るな。食べさせれなくなる。」
「……。」
なんだ?今日、逢ったばかりだと聞いたが
新婚なのか?あれは誰なんだ?
まさか、総帥のニセモノ?
ハルト様たちは、妊娠中だから
魔力を注ぐためにも毎日"イチャラブ"
というのをしているらしいが……。
総帥とカズミ?
「疲れたなら、部屋に戻るか?」
「……。」
カズミは首をブンブン振ったあと
目を回しているように見えた。
首が痛くなりそうだ。
「…やだ…。戻りたくない。」
ガハッ。激甘だ。
しかも、あれは噂の上目遣いに
甘えた声、新婚や婚姻前の恋人とやらが
よくするやりとりなのか?
「あっ、えーっと、み、みんなで食べた方が
美味しく感じると思うから…みんな…食べたい。」
「「「「「「……。」」」」」」
みんな?
「みんな?」
あっ、ナオクル総帥も同じ事思ったのか。
中腰であの体勢、まさか……。
大事な部分が……。直撃する言葉が…。
どこに、なにに……。
なかなか治らないのか、ナオクル総帥は
中腰のまま指示を出していた。
「全て、少量ずつ。」
一斉に動き出した使用人に部屋が
慌ただしくなったが、ナオクル総帥の
目の前のテーブルには、ぎっしりと
料理が並べられたのだった。
アヤワ料理長とジャー・コッテン料理長
をはじめとし、他の使用人も満足げな表情だった。
「どうかしたのか?」
すごいスピードで食べているカズミに
すごいスピードで一口弱に切っている
ナオクル総帥。2人ともすごいが、
急に動きが止まってしまったのだ。
「お、俺(怪我を)治してくれた人に
お礼したいんだ。」
「礼はいらん。」
「でも、ちゃんと(治療)してくれた人に
(お礼を)したいんだ。」
「わかった。貰おう。」
ちゅー。
「「「「「「「……。」」」」」」」
ゴフッ、ガハッ。
「……んっ。」
クチュ、クチュ。
「フッ……すまない。止まらなくなった。」
「ぷはぁ、はあ、はあ、はあ……。」
目の前の出来事が、幻ではなく
現実なのだと思った。
夢や幻かと思い、こっそり自分の足を
自分でふんだり、手をつねってみたのだ。
痛い……。痛すぎる。
「カズミは、美味しいな。」
「「「「「「「……。」」」」」」」
これは現実か、はたまた総帥の偽物なのか
確かめなければならない。
「ナオクル・チロメドゥル総帥……私の
名前を言えるか?」
「…マーチン・メルディ・リストン。」
「あぁ。合ってる。」
「……なにか?」
合っている、合っているが、他に
確かめる方法はあるのか?
総帥……。
そういえば長年生きているらしい
ナオクル総帥の種族を知らない事に
気づいたが、今更聞けなかったのだ。
「いや、確かめたかっただけだ。気にするな。」
「……な、なんで?」
「礼はもらった。」
「えっ?じゃあ、ナオクルさんが
俺を治してくれたの?」
「……あぁ。」
「本当にありがとうございました。
お陰様でどこも痛くないです。
身体も暖かいし、痛みもなく、なんだか
身体が軽くなりました。ナルクルさん、
ありがとうございます。」
「私もカズミを抱くと、身体がスッキリする。」
「「「「「「……。」」」」」」
スッキリする事をしたのか?
「あ、あの、そろそろ…
たち…そう……だから。」
「わかった。戻ろう。」
潤んだ目をしたカズミと目があったが、
ナオクル総帥が無意識にだろうか?
視線を遮るように、カズミを胸に抱き上げ
部屋を立ち去ったのだ。
あまりの出来事に、部屋は物音一つしなかった。
食事は、しばらく皆呆けていたので
再会されるまで、時間がかかったのだ。
本日は総帥からのリクエストで
肉料理になる事を聞いた。
お城の使用人や獣人族、肉好きな
使用人が行く城内の食堂の料理人
ジャー・コッテン料理長に
相談をして、アヤワ料理長が
色々試行錯誤したらしい。
肉料理が、こんなにあったんだと
改めて思ったのが本日、何度目かの
驚きだった。
正直、肉料理の匂いだけでお腹が
いっぱいになりそうだ。
ナオクル・チロメドゥル総帥と
カズミ アカイケ、この2人に
驚かされてばかりだ。
総帥が、食事の席にいる事も
初めての事で驚いた。
あまり顔には出ない方だが、
2人を見ていると国王としての仮面を
ちゃんと貼り付けられているか、心配になる。
カズミが神子たちに似た限りなく
黒に近い黒髪に、瞳の色は少し茶色がかった
色をしていた。
時々、光の加減なのか金色に光っていた
気がしたのだ。パッと見は黒髪黒目の双黒。
マコト様はワザと脱色された金色の髪が
毛先に残っていているが、それと同じ
感じなのか?
異世界では、金色にするのはよくある事なのか?
ハルト様も髪の毛を伸ばされ、
麗しく艶を帯びた黒髪は腰辺りまであるらしい。
カズミは、神子と同じ日本から来たらしいが
どこかの国が召喚を行なったのか?
色々と疑問ばかりが募っていった。
今回の件の協力者を招いての夕食会。
何から聞き出そうか?
「さあ、食事を始めよう。」
私は皆に声をかけ、視線が集まるのを
感じながら神子式の食事の挨拶をした。
「手を合わせて、いただきます。」
「「「「「「いただきます。」」」」」」
「……!!」
カドゥミ、カドゥ、カズミ。
練習を重ねた結果、発音しづらいが、
ゆっくりならなんとか言えるようになった。
先程、目があったが何やら驚いた顔を
しているがどうしたのだろうか?
「カズミ、いただきます、は?」
「えっ?あっ?い、いただきます。」
手を合わせたカズミに
「よく、出来た。」
えっ?笑ったのか?
総帥?ナオクル…総帥?
カズミの頭に手を置いてポンポン
しているのは、誰だ?
「カズミを抱くと、気持ちいいな。」
「…ゴフッ。」
ゴフッ!!国王として、食事中に
出してはいけない音だか、出てしまった。
普段では詰まりにくい食事が
先程から、やたらと詰まる気のだ。
「んっ?可愛いな。あとで抱いてやるから
今は、食べろ、」
「「「「「「……。」」」」」」
ゴブッ。
なんとか堪えたが、スープですら
つまりそうになる。
「そんな目で見るな。食べさせれなくなる。」
「……。」
なんだ?今日、逢ったばかりだと聞いたが
新婚なのか?あれは誰なんだ?
まさか、総帥のニセモノ?
ハルト様たちは、妊娠中だから
魔力を注ぐためにも毎日"イチャラブ"
というのをしているらしいが……。
総帥とカズミ?
「疲れたなら、部屋に戻るか?」
「……。」
カズミは首をブンブン振ったあと
目を回しているように見えた。
首が痛くなりそうだ。
「…やだ…。戻りたくない。」
ガハッ。激甘だ。
しかも、あれは噂の上目遣いに
甘えた声、新婚や婚姻前の恋人とやらが
よくするやりとりなのか?
「あっ、えーっと、み、みんなで食べた方が
美味しく感じると思うから…みんな…食べたい。」
「「「「「「……。」」」」」」
みんな?
「みんな?」
あっ、ナオクル総帥も同じ事思ったのか。
中腰であの体勢、まさか……。
大事な部分が……。直撃する言葉が…。
どこに、なにに……。
なかなか治らないのか、ナオクル総帥は
中腰のまま指示を出していた。
「全て、少量ずつ。」
一斉に動き出した使用人に部屋が
慌ただしくなったが、ナオクル総帥の
目の前のテーブルには、ぎっしりと
料理が並べられたのだった。
アヤワ料理長とジャー・コッテン料理長
をはじめとし、他の使用人も満足げな表情だった。
「どうかしたのか?」
すごいスピードで食べているカズミに
すごいスピードで一口弱に切っている
ナオクル総帥。2人ともすごいが、
急に動きが止まってしまったのだ。
「お、俺(怪我を)治してくれた人に
お礼したいんだ。」
「礼はいらん。」
「でも、ちゃんと(治療)してくれた人に
(お礼を)したいんだ。」
「わかった。貰おう。」
ちゅー。
「「「「「「「……。」」」」」」」
ゴフッ、ガハッ。
「……んっ。」
クチュ、クチュ。
「フッ……すまない。止まらなくなった。」
「ぷはぁ、はあ、はあ、はあ……。」
目の前の出来事が、幻ではなく
現実なのだと思った。
夢や幻かと思い、こっそり自分の足を
自分でふんだり、手をつねってみたのだ。
痛い……。痛すぎる。
「カズミは、美味しいな。」
「「「「「「「……。」」」」」」」
これは現実か、はたまた総帥の偽物なのか
確かめなければならない。
「ナオクル・チロメドゥル総帥……私の
名前を言えるか?」
「…マーチン・メルディ・リストン。」
「あぁ。合ってる。」
「……なにか?」
合っている、合っているが、他に
確かめる方法はあるのか?
総帥……。
そういえば長年生きているらしい
ナオクル総帥の種族を知らない事に
気づいたが、今更聞けなかったのだ。
「いや、確かめたかっただけだ。気にするな。」
「……な、なんで?」
「礼はもらった。」
「えっ?じゃあ、ナオクルさんが
俺を治してくれたの?」
「……あぁ。」
「本当にありがとうございました。
お陰様でどこも痛くないです。
身体も暖かいし、痛みもなく、なんだか
身体が軽くなりました。ナルクルさん、
ありがとうございます。」
「私もカズミを抱くと、身体がスッキリする。」
「「「「「「……。」」」」」」
スッキリする事をしたのか?
「あ、あの、そろそろ…
たち…そう……だから。」
「わかった。戻ろう。」
潤んだ目をしたカズミと目があったが、
ナオクル総帥が無意識にだろうか?
視線を遮るように、カズミを胸に抱き上げ
部屋を立ち去ったのだ。
あまりの出来事に、部屋は物音一つしなかった。
食事は、しばらく皆呆けていたので
再会されるまで、時間がかかったのだ。
11
お気に入りに追加
1,457
あなたにおすすめの小説
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

家事代行サービスにdomの溺愛は必要ありません!
灯璃
BL
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。
何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。
仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とは打って変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。
思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom、支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。
みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。
※完結しました!ありがとうございました!

美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
【完結】愛執 ~愛されたい子供を拾って溺愛したのは邪神でした~
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
BL
「なんだ、お前。鎖で繋がれてるのかよ! ひでぇな」
洞窟の神殿に鎖で繋がれた子供は、愛情も温もりも知らずに育った。
子供が欲しかったのは、自分を抱き締めてくれる腕――誰も与えてくれない温もりをくれたのは、人間ではなくて邪神。人間に害をなすとされた破壊神は、純粋な子供に絆され、子供に名をつけて溺愛し始める。
人のフリを長く続けたが愛情を理解できなかった破壊神と、初めての愛情を貪欲に欲しがる物知らぬ子供。愛を知らぬ者同士が徐々に惹かれ合う、ひたすら甘くて切ない恋物語。
「僕ね、セティのこと大好きだよ」
【注意事項】BL、R15、性的描写あり(※印)
【重複投稿】アルファポリス、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ
【完結】2021/9/13
※2020/11/01 エブリスタ BLカテゴリー6位
※2021/09/09 エブリスタ、BLカテゴリー2位
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(10/21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
※4月18日、完結しました。ありがとうございました。
精霊の港 飛ばされたリーマン、体格のいい男たちに囲まれる
風見鶏ーKazamidoriー
BL
秋津ミナトは、うだつのあがらないサラリーマン。これといった特徴もなく、体力の衰えを感じてスポーツジムへ通うお年ごろ。
ある日帰り道で奇妙な精霊と出会い、追いかけた先は見たこともない場所。湊(ミナト)の前へ現れたのは黄金色にかがやく瞳をした美しい男だった。ロマス帝国という古代ローマに似た巨大な国が支配する世界で妖精に出会い、帝国の片鱗に触れてさらにはドラゴンまで、サラリーマンだった湊の人生は激変し異なる世界の動乱へ巻きこまれてゆく物語。
※この物語に登場する人物、名、団体、場所はすべてフィクションです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる