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15、歓迎会のはずなのに
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* リアム・ノア・クロート視点*
私は彼女の為歓迎会用のドレスを注文した。
いつものパレル・ユニ・マムーラにだが、うちうちの歓迎パーティー用のパーティードレスなのに事細かく聞かれてしまった。
私は洋服に関して詳しくないし、流行りもわからないのでいつものようにパレルにお任せにした。
ただ、彼女が喜びそうなドレスを彼女には内緒で作ってくれと言っただけだ。
なのに……。
「こっ、コレは、まだ……。」
「必要でしょっ♪んもぉっ!!私に抜かりはないわ!そのうちいつかはと思って私のとっておきを奮発してあげたのよ!!感謝してちょうだいね。まっ、お祝い価格よ。」
「お、お祝いって……。」
パレルは、マシューに小箱とメモ書きを渡していた。
「そーいえば、招待状まだなんだけど、お披露目はいつなの?」
「お披露目?……招待状?なんの事だ?」
「あ"あ"ん?私はお前の親友だから、親友に招待状渡すのは当たり前だよな?!」
いつものパレルの口調が崩れ、本来のパレルの口調になっていた。
招待状なんてものはない。
公爵邸の使用人だけで、いつもより少し豪華な食事とワインをあけてマリの歓迎会を開くだけだ。
なのに、なぜコレが?
予定している日程をパレルに告げ、公爵邸内の使用人だけの身内である事など話した。
「んまぁ♪うふふ♪」
語尾をあげるいつもの口調とにこにこの笑顔でパレルは帰って行った。
マリにだけ内緒で、サプライズの歓迎会の準備を進めとうとう当日になった。
張り切る使用人たちは前日から様々な最終チェックをしキッチンも料理長であるアワヤ主導で使用人に指示をし一番広い場所、大広間に料理を並べていた。
公爵になってからこの大広間を使ったのは初めてだった。
家の改装や改造が終わった完成時にも使用しておらず、公爵邸の庭で少ない人数の領民たちと食事をしただけだった。
初めてのパーティー、身内だけの集まり。
気の利いた楽団やダンスなどはない。
ただ皆で、豪華な美味しいものを食べようとしているだけの歓迎会。
町から必要な分の大量の食材、取り寄せた菓子類なども間に合った。
使用人全員参加、ほぼ立食での歓迎パーティーだ。
***
*マリ クロカワ目線*
ここ数日、皆が忙しくしていた。
理由を聞いても"何もございません"とか"心配ございません"という感じだった。
ここに来てまだ数ヶ月、約3ヶ月の新参者の私。
信用ならない不審者。
公爵邸の中で異質な者、公爵様のお世話係というものの実際には何をするわけでもなく、お世話するどころかお世話されている立場。
タダ飯食いの役立たず"お客様"という扱い。
独り立ちしなきゃいけないと思いながらも、あまりにも居心地良過ぎて甘えてしまっていた。
公爵であるリアム様のお部屋でこの世界のお勉強をし、息抜きに日焼けしない為といわれ帽子をかぶり庭の散策、あとは図書室に行き本を選んで自室で読むのが私の日課になっていた私。
だけどこの1週間ほど、リアム様はどこかにお出かけになられたり面会人とあったり、かなりのハードスケジュールをこなされていた。
何かお手伝いできる事はないかなと思いながらも、する事はなく、メアリーさんに教えてもらいながらハンカチに刺繍をさしたり、旦那様の服のボタンの付け替えをしたりした位だった。
水色の綺麗な生地にブラックパールの黒いボタン。
袖口にブラックパールのカフスボタン。
習い事をする感覚で、懇切丁寧に教えてくれたメアリーさんに感謝しているものの、なぜかずっと息苦しさも感じていた。
自由に外に出て1人でしていたのに、今の自分はなぜここにいるんだろうかと不安になってしまっていた。
この公爵邸に来てからこの部屋に移ったある朝、
「おはようございます。マリ様。」
同じ使用人同士なのになぜか、マシューさんとメアリーさんどころか他の使用人さんからも"様"付けで呼ばれてしまっていた。
私もマネをして、マシュー様、メアリー様と呼んだら慌てて訂正され、"マリ様は旦那様のお客人という立場です。"と言われてしまった。
私としては同じ使用人、仕事仲間であり、公爵様のお世話係なだけなのに。
お世話係ってかなり上の役職なの?
あれ?でも、マシューさんは執事長…じゃなくて公爵邸の使用人全員のまとめ役"家令"で、メアリーさんはメイドをまとめる"メイド長"よね。
私なんかより、かなりの上位の役職よね?
なのになぜ?
使用人としてじゃなくお客様扱い。
いつでも立ち去れる位置。
早くこの世界の事覚えて、独り立ちできる様にしなきゃ。
もう3ヶ月になるのに、居心地よすぎる公爵邸から私はまだ一歩も出てない生活。
パン一つ買うお金もない。
このクロート国や他の国でも取り入れられている仕組みとして、冒険者ギルドや教会などで誕生したその日に血の契約でプレート式かカード式の証明書が作られるそうだ。
個人情報や犯罪歴、所持金などもそこに入れとけれるらしい。
お金自体ももちろんあるけれど、物の売り買いはほとんどがカードやプレートでのやり取りだそうだ。
ギルドも教会もどちらも行ってないので、私のものはもちろんない。
このクロート公爵領では数年前の戦いの中でも一番被害が大きかったそうで、公爵邸内はまだ安全だそうだけど外は危険なので、お買い物も班で行い毎日の仕入れには公爵邸に決まった人が定期的に持って来てもらっていると聞いた。
皆、私に何か隠し事しているよね?
よそよそしい態度……。
私知らないうちに何かしてしまったのだろうか?
"お客様"なのに長く滞在し過ぎたのかもしれない。
馴れ馴れしくし過ぎたのかもしれない。
皆優しい人たちばかりだから、私が邪魔なのに言い出せないでいるんだわ。
ある程度、この世界の事もわかったしそろそろ潮時よね。
なんだか泣きそう。
でもこれ以上迷惑をかけられない。
以前も私は一人で大丈夫だったんだから、ここでもまた一人でも大丈夫。
3ヶ月も公爵邸の皆から助けてもらいながら、何もない私…何も出来ない私を甘やかして守ってくれていた。だけど、今の私は多少の知識を身につけたハズ……。
今、動かないとこの先もつい傍(かたわら)にたつひとの存在を求め頼ってしまう。
深く息を吸い込みそぉーっと吐き出した。
グッと握(にぎ)り拳(こぶし)をし、マリは気合いを入れた。
よしっ!!私は大丈夫!!
……私はずっと1人で大丈夫だったから……。
***
「だ、旦那様!!!!!!」
翌朝、マリが寝ているはずのベットに手紙がポツンと置かれた。
私は彼女の為歓迎会用のドレスを注文した。
いつものパレル・ユニ・マムーラにだが、うちうちの歓迎パーティー用のパーティードレスなのに事細かく聞かれてしまった。
私は洋服に関して詳しくないし、流行りもわからないのでいつものようにパレルにお任せにした。
ただ、彼女が喜びそうなドレスを彼女には内緒で作ってくれと言っただけだ。
なのに……。
「こっ、コレは、まだ……。」
「必要でしょっ♪んもぉっ!!私に抜かりはないわ!そのうちいつかはと思って私のとっておきを奮発してあげたのよ!!感謝してちょうだいね。まっ、お祝い価格よ。」
「お、お祝いって……。」
パレルは、マシューに小箱とメモ書きを渡していた。
「そーいえば、招待状まだなんだけど、お披露目はいつなの?」
「お披露目?……招待状?なんの事だ?」
「あ"あ"ん?私はお前の親友だから、親友に招待状渡すのは当たり前だよな?!」
いつものパレルの口調が崩れ、本来のパレルの口調になっていた。
招待状なんてものはない。
公爵邸の使用人だけで、いつもより少し豪華な食事とワインをあけてマリの歓迎会を開くだけだ。
なのに、なぜコレが?
予定している日程をパレルに告げ、公爵邸内の使用人だけの身内である事など話した。
「んまぁ♪うふふ♪」
語尾をあげるいつもの口調とにこにこの笑顔でパレルは帰って行った。
マリにだけ内緒で、サプライズの歓迎会の準備を進めとうとう当日になった。
張り切る使用人たちは前日から様々な最終チェックをしキッチンも料理長であるアワヤ主導で使用人に指示をし一番広い場所、大広間に料理を並べていた。
公爵になってからこの大広間を使ったのは初めてだった。
家の改装や改造が終わった完成時にも使用しておらず、公爵邸の庭で少ない人数の領民たちと食事をしただけだった。
初めてのパーティー、身内だけの集まり。
気の利いた楽団やダンスなどはない。
ただ皆で、豪華な美味しいものを食べようとしているだけの歓迎会。
町から必要な分の大量の食材、取り寄せた菓子類なども間に合った。
使用人全員参加、ほぼ立食での歓迎パーティーだ。
***
*マリ クロカワ目線*
ここ数日、皆が忙しくしていた。
理由を聞いても"何もございません"とか"心配ございません"という感じだった。
ここに来てまだ数ヶ月、約3ヶ月の新参者の私。
信用ならない不審者。
公爵邸の中で異質な者、公爵様のお世話係というものの実際には何をするわけでもなく、お世話するどころかお世話されている立場。
タダ飯食いの役立たず"お客様"という扱い。
独り立ちしなきゃいけないと思いながらも、あまりにも居心地良過ぎて甘えてしまっていた。
公爵であるリアム様のお部屋でこの世界のお勉強をし、息抜きに日焼けしない為といわれ帽子をかぶり庭の散策、あとは図書室に行き本を選んで自室で読むのが私の日課になっていた私。
だけどこの1週間ほど、リアム様はどこかにお出かけになられたり面会人とあったり、かなりのハードスケジュールをこなされていた。
何かお手伝いできる事はないかなと思いながらも、する事はなく、メアリーさんに教えてもらいながらハンカチに刺繍をさしたり、旦那様の服のボタンの付け替えをしたりした位だった。
水色の綺麗な生地にブラックパールの黒いボタン。
袖口にブラックパールのカフスボタン。
習い事をする感覚で、懇切丁寧に教えてくれたメアリーさんに感謝しているものの、なぜかずっと息苦しさも感じていた。
自由に外に出て1人でしていたのに、今の自分はなぜここにいるんだろうかと不安になってしまっていた。
この公爵邸に来てからこの部屋に移ったある朝、
「おはようございます。マリ様。」
同じ使用人同士なのになぜか、マシューさんとメアリーさんどころか他の使用人さんからも"様"付けで呼ばれてしまっていた。
私もマネをして、マシュー様、メアリー様と呼んだら慌てて訂正され、"マリ様は旦那様のお客人という立場です。"と言われてしまった。
私としては同じ使用人、仕事仲間であり、公爵様のお世話係なだけなのに。
お世話係ってかなり上の役職なの?
あれ?でも、マシューさんは執事長…じゃなくて公爵邸の使用人全員のまとめ役"家令"で、メアリーさんはメイドをまとめる"メイド長"よね。
私なんかより、かなりの上位の役職よね?
なのになぜ?
使用人としてじゃなくお客様扱い。
いつでも立ち去れる位置。
早くこの世界の事覚えて、独り立ちできる様にしなきゃ。
もう3ヶ月になるのに、居心地よすぎる公爵邸から私はまだ一歩も出てない生活。
パン一つ買うお金もない。
このクロート国や他の国でも取り入れられている仕組みとして、冒険者ギルドや教会などで誕生したその日に血の契約でプレート式かカード式の証明書が作られるそうだ。
個人情報や犯罪歴、所持金などもそこに入れとけれるらしい。
お金自体ももちろんあるけれど、物の売り買いはほとんどがカードやプレートでのやり取りだそうだ。
ギルドも教会もどちらも行ってないので、私のものはもちろんない。
このクロート公爵領では数年前の戦いの中でも一番被害が大きかったそうで、公爵邸内はまだ安全だそうだけど外は危険なので、お買い物も班で行い毎日の仕入れには公爵邸に決まった人が定期的に持って来てもらっていると聞いた。
皆、私に何か隠し事しているよね?
よそよそしい態度……。
私知らないうちに何かしてしまったのだろうか?
"お客様"なのに長く滞在し過ぎたのかもしれない。
馴れ馴れしくし過ぎたのかもしれない。
皆優しい人たちばかりだから、私が邪魔なのに言い出せないでいるんだわ。
ある程度、この世界の事もわかったしそろそろ潮時よね。
なんだか泣きそう。
でもこれ以上迷惑をかけられない。
以前も私は一人で大丈夫だったんだから、ここでもまた一人でも大丈夫。
3ヶ月も公爵邸の皆から助けてもらいながら、何もない私…何も出来ない私を甘やかして守ってくれていた。だけど、今の私は多少の知識を身につけたハズ……。
今、動かないとこの先もつい傍(かたわら)にたつひとの存在を求め頼ってしまう。
深く息を吸い込みそぉーっと吐き出した。
グッと握(にぎ)り拳(こぶし)をし、マリは気合いを入れた。
よしっ!!私は大丈夫!!
……私はずっと1人で大丈夫だったから……。
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「だ、旦那様!!!!!!」
翌朝、マリが寝ているはずのベットに手紙がポツンと置かれた。
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