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第188話 対話

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こんにちわ。はじめまして、私はこころよ。
ズボンを履いてるけど、ちゃんと、
女性です。って言いたかったけど、
目の前の、光景に、驚いてしまい、
言えませんでした。

「あなた達は、女性なのね。」
……。
「あらぁ。あなたよく、わかるわね。」
ち、違う、うぐっ。
私はまた、お父さんに、口を塞がれ、
抱きしめられました。
「私たちは、親子なの。あなたは、ここで
何をしてるのかしら?」
お父さんを、パシッパシッたたきながら、
『離して。』と抗議しました。
「ここは、地下で、死を待つ部屋、
希望の部屋よ。」
………。
「3階までの住人は、狩りをしたり、
最近やってきた、炊き出しに、夢中に
なってるわね。」
「君は、行かないの?炊出しに。」
「炊き出しになんか、行かないわ。」
「無料炊き出しに、なぜ、行かないの?」
「行ったら。お腹すくし、どうせ、
また、気まぐれな、炊き出しで。また。
おなかすいて、飢えを、繰り返すだけ。」

「国は、動き出したよ。黒目黒髪、
銀目銀髪は、生まれ、動き出した。
あとは、君たちだけ、動くのをまつよ。」

お父さんは、私を抱きしめるのをやめて
フードをはずしました。
後光?なんだか、光ってる?
私と、お父さんは、なぜか、光ってました。
しかも。お父さんは、銀目銀髪に
なっていました。
なんの、演出してるんだろ?

「あなたのお名前は?」
「名前は、エスって名乗ってました。」
「では、エス、生きれるのに、死ぬために
ここに、いるのは。やめなさい。
動き出して、生きて、みんなを助けなさい。
あなたが、動くなら、今生きてる者に、
力を、わけてあげれるわ。」
「はい。神様。」
エスさんは、膝をつき、私達に、祈りを
捧げているようにも、みえました。

お父さんが、取り出したのは、
ピンクの小粒コーラッ○ではなく、
私が、改良した、超回復薬、水なしで
飲めるタイプの、薬でした。

「まずは、エスこれを飲みなさい。」
エスさんに手渡し、エスさんは、薬を
飲み込みました。
 
エスさんの肌が、少しかさついてたのが、
うるおった様に感じました。
手足のすりきずも、治ってしまいました。
簡単な傷も、治るように、改良した物
だったので、回復、治癒を同時に、
飲んですぐ効いているようなので、
我ながら、らすごい薬だと、思いました。

「ここにいる、生きてるものに、この
神の薬を、飲ませて上げなさい。」
「はい。」

エスさんは、同世代?30代かな?
ポンっ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
名前   エス
年齢   23歳
性別   女性
闇、木、土
スラム街のエス地区のボス。
カリスマスキル
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
23歳、若い。
カリスマ、スキル?ボス。
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