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第158話 数年後 その2

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グラン・アーザ54歳。
こころ・桜・ココ・メイ・アーザ33歳。
チュリン・アーザ15歳。女の子。
ファニー・アーザ15歳。女の子。
カイザ・アーザ14歳男の子。
ジェイドとジャスパー12歳、男の子。
リアンとユナ10歳男の子と女の子。
スイとショウ6歳男の子。
お腹に、たぶん、双子がいます。
今のところ、6男3女

成人の年、新年です。

成人には、色々思入れがあり、
前世でも私は、参加しなかった。
というか、できなかった。
金銭的な物もあり、すでに、
社会人だった私は、仕事していた
気がします。
もう、記憶が、薄れてきました。
グラン様と、いると、しあわせ
だから、暗い過去は、だんだん、
消えていってるはず。

えーと。
成人式、アルヴァン王国には、
合同の式がなかったんだけど
数年前に、アルヴァン王国と、
シルヴィー王国で、
新年、光の月15日
15歳で成人だから、15日。
……。
各お城で、身分関係なく、
成人式を、する事になりました。

チュリンと、ファニーには、
着物、振袖を作りました。
桜を模した、青紫色と
深緑色ベースの振袖。

マリーチェ・キチお母さんと、
まもるお父さん、女装神様は、
悪ノリし、私たち、
グラン様と、私の着物も、
サプライズで、作っていました。
紋章入りの、着物と、
紋付袴のグラン様。

やはり、や◯ざに見えました。
紋付袴は、まるで、サカヅキを
かわす時?に着るのかな?
でも、素晴らしく、カッコいい、
グラン様を見れて、しあわせです。

第14回 成人式
アルヴァン王国の、王様の、
有り難いお話、15分以内。
15種類の、国からの贈り物。
カタログギフト。
小物から、体験、職業体験も、
一部出来るカタログでした。

カタログ編集は、主に、
私とプリエラさん、
マリーチェお母さん、私と双子の、
のぞみ、くまの獣族ミィ。
会社名は、カタローグ。
……。
命名したのは、マリーチェお母さんです。

女装神様は、使いパシリ…、
ゴホッ。ゴホッ。
えーっと、あれです、アレ。
そう、バイヤーです。商品仕入れ係。
他、従業員も増え、会社の規模も、
大きくなってきました。

色々、前の世界の文化も、
取り入れられ、シルヴィー王国も、
住民が、わずかに増え、戸籍なども
作られました。

くまの獣族ミィのように、
酷い環境で、働かされる事の
無いように、
子どもが、産まれたら、国に、
登録するように、義務化されました。
未成年の子どもを中心に、
住民票が、つくられました。

登録すると、カタログギフトが、
贈られるので、登録者が増え、
登録の際に、ちゃんと神さまが、
調査するので、犯罪防止に、
繋がってます。
違反者は、それなりに、
ペナルティーがあり、犯罪奴隷に、
なります。
マリョルカ島という場所は、
犯罪が、一番重い者が行く場所で、
一切の、魔力が封じられ、
強制労働、自給自足、終身の
場所らしいです。

ミィがいた、保護施設の元職員は、
ジョルジュ様の暴走で、
マリョルカ島では、生温いと、
言い出し、目には目を……。
特別処置が執行され、
かなり、言いにくい、死んだ方が、
マッシというような、罰が、
与えられたそうです。
一応、生きているらしいですが、
ガリガリに、やせ細っているっと、
噂で、聞きました。

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