『完結』人見知りするけど 異世界で 何 しようかな？

第１００話 ドレス

７日間のお披露目会から、始まった
お祝いごとは、盛大にはじまり、
盛大に終わりました。
お母様と、リリーお姉様が、サプライズ
プレゼントしていただいたドレスは、
なんと、40着以上ありました。

「一年前、私がうっかり、あなた達を
お邪魔しちゃった時あるでしょー。その時、
ドレス作らなきゃって、思ったの。ウフフ。」
「お母様ったら、ドレス、どんどん
増えちゃったのよねー。」
「私は、最初、魔法の種類と一緒で、
10種類、作るつもりだったのよねー。」
「こころちゃんの事考えてたら、グランの事、
すっかり、忘れてたから、お父様が、
グランのを、つくってくれたわ。」
たしかに、グラン様の衣装も派手…。
ゴホッゴホッ。

グラン様の衣装は、
10種類とも豪華でした。
たまに、グラン様がヤ◯ザや、
そのミチの方に、
なんとなく、見えた時もありました。

でも、すごくかっこよくて、優しい。
しかも、たくましくて、
凛々しくて、ステキな、
私の旦那様。好き。
大好きで、あ、愛してる旦那様。
つい、私のグラン様を
見つめてしまってたわ。
恥ずかしくなり、
目をそらそうとしたら
「もういい。照れる。すまない。また、
こころ読めるダダ漏れぞーさん機能が…。」
いつの間か、グラン様に、やさしく
抱きしめられていました。

グラン目線
ヤ◯ザ？そのミチの方？なんだ？