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第22話 はじめての お誕生日会

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グラン目線
仕事が終わり、なぜか、
胡散臭そうな笑顔を浮かべた
ジョルジュが。遊びに行くね。
といい付いてきた。
帰りに、お菓子店に行くと周りは女性だらけ、
慣れない店で緊張し、
「全種類 くれ。」と 店員に言うと
「命だけは、お助け下さい。」と言われた。
ため息をついた、ジョルジュが 対応し、
お菓子を買うことができた。
たまには、ジョルジュも役にたつなあ。
と感心していると
「まあ。偶然ね。グラン。あなたの家に 
行ところだったのよ。」と
俺の両親が、目の前にいた。

伝達魔法で、両親とジョルジュも、
自宅に来る事に 
なった事を伝え、自宅に 戻った。
ガチャ
「お帰りなさいませ。ご  ご主人様。 
お風呂にします?お、お食事にします?
それとも パ、、 
(パーティにしましょう)」
これはもしかして、新婚カップルの、
あの、憧れの
あの、セリフか?
お風呂、お食事、ココ?
俺は、ココが、いい。
いやいや、まだ結婚どころか、婚約 、
告白もしていない。

もしかしてココは、俺の事、
嫌いでは ない?
俺の家に居るのに、逃げずに、
毎日 一緒に 、
ご飯を食べて、時折、
笑いかけてくれるようになった。
幻覚がみえてるだけなのか?
ダメだ。ダメだ。
ココが、不安そうな顔をしている。

ぎゅー。
俺は 我慢できず彼女を また、
抱きしめてしまった。
ジョルジュの存在はいいが、
両親の存在を、わすれていた。
「まぁ~。あなた。グランが…。グランが…。」
バシッバシッ。
母上が父上の背中を、
バシッバシッ叩いていた。

ココ目線
色々、あったけど 、
食堂に、みんなで 移動し、
パーティをする事にした。
「グラン様 お誕生日 
おめでとうございます。」

グラン様に、頭を下げながら言い終えた後
グラン様の、両親に向き
「は 初めまして。グラン様に、
お世話になってます。」
「ココ・メイです。 グ、グラン様を 
この世界に、ご誕生させて下さり
あ 、ありがとうございます。」
言い終えると、グラン様のお母様に、
抱きしめられました。

似顔絵をかいたお好み焼きと、
ミルクレープに、
ジョルジュ様は、笑いながら、
「 かわいい 似顔絵だねー。
よかったね。グラン。」
と声をかけていた。
グラン様のお母様は、お父様の背中を、
バシッバシッと
たたきながら、泣いていました。
色紙は、なかったので、大きめの紙をもらい、
丸く形を整え、中心にグラン様の
似顔絵を書いて、
習いたての アルヴァン語で 、
お誕生日、おめでとうございます。
ココ・メイより
と書いたものを、
ホーンさんと、マーサさんに協力してもらい
メイドさん、料理人 、庭師さん達に 
一言メッセージを
書いてもらったものを、プレゼントすると
グラン様は、複雑な表情をしながら
お礼を、言ってくれました。
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