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8、お知り合い
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俺にとってはこのパーティーは
あのエロゲーの第一弾も第二段も……。
イベントスチルの場所が同じだった気がする。
もしかして、第三弾も同じなのか?
製作者、考えるのがじゃまくさかったのか
ワザと同じにしたのか?!
もし手抜きとかなんやらで同じなら、
扉付近、バルコニー、化粧室
階段、中庭はお兄様たち。
壁の花→腹黒王子
ボーッとしている→騎士様
ボーベル・レン・デュラン様
帰る→可愛い子犬タイプの
セシル・ガウノ・シェリル様
俺ってお兄様たちにお姫様抱っこ
されたままだけど、これって
出会いイベント発生しないんじゃないのか?
お兄様とは出会ってるし、元から
俺に対してすんごく激甘ドロドロだよな?
好感度MAX異常…以上じゃねぇか?
それなら、壁の花とかボーっとしたり
早々に帰らなければオッケーか?
このままイベント起こらないんじゃないか?
アレ、でも俺とゆくゆくは親友になる
エロカッコいい本物の女性との
出逢いがなくなる?
マリーチェ・キチ・アグノラさんと
アーチキ・エレン・フェリシティさん
と仲良くなりたい。
あのイベント場所ってどこだったけ?
ガシャン。
「うわぁぁぁ!!」
何、なに、ナニ?なんなのさぁ?
グラスが割れる音、ザワザワした声。
「貴方、何様なの?」
エッ?
「……。」
「ネチネチ嫌味を言う女性も、
それを見てニヤニヤす男性も
見てて胸くそ悪いのよね。」
ヤバイ、俺にやけそうだ。
このエロボイス、やばい。
「アーチキ様、わ、わたくし……。」
「黙りなさい。この子は私と
お友達なのよ。お友達が嫌な目に
あっているの黙って見てる図太い神経の
どこかの"お知り合い"とはちがうのよね。」
うわぁ。女の子の修羅場、すごい。
毒舌エロボイス最高!
「……。」
でも、どうしたんだろう?
ひそひそ話?地味なイジメなのか?
アーチキ様に庇われながら泣いてる
女の子は知らない顔。
その横にいる女性は……マジ?!
イベント発生場所、ここだったのか?!
「アーチキ様、お言葉がちょっと、ね。」
「ふん。これぐらいで私のなんかが
変わるならそんなもんってかんじでしょ?
それともこんな言葉使いの私は
嫌いかしら?マリーチェ様?」
「いいえ。好きよアーチキ様。」
「……。」
やっぱり、あの、あの2人だ。
生アーチキ様と生マリーチェ様!!
生だよ!なま、ナマ!!
すごい!エロ可愛い!エロ最高だぁ!
うぉぉぉ抱きしめさせてくれぇ!!
ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち。
俺は男視点からみて、エロゲーでは
モブ扱いだったこの2人の事が
かなり大好きだった。
俺にとってモブじゃなく主役級だ。
俺は同じ侯爵、三大侯爵令嬢の2人に
逢えた喜びで拍手しながら泣いてしまったのだ。
そんな俺と当然のように目が合った
2人の反応は、あれ?
意外にも反応うすうすだった。
なんでだ?
「……女性か。」
「私の可愛いベルはあの2人と話したいのか?」
俺は何度も首を縦に頷いた。
「……わかった。」
そしてスタスタ、ゾロゾロあるく
お兄様たちはエロ可愛い又はエロかっこいい
2人の令嬢(あっもう1人いた)に
近づいたのだった。
「お久しぶりでございます。私トルジョリー家
三男のキオナでございます。幼少の頃から
相変わらず美しいですね。」
「まあ、お上手ですこと。」
「お久しぶりねキオナ様。何人の
女性…いいえ性別関係なく何人の
ステキな方々とお過ごしになたのかしら?」
「ふふっ。ご想像にお任せします。」
「こんばんは、お久しぶりでございます。
私は同じくトルジョリー家の
五男、アイザックと申します。」
お兄様たちとアーチキ様とマリーチェ様は
挨拶をかわしていた。
「ベルも話したいよね?はい、どうぞ。」
手渡されたのは羊皮紙と羽根ペン。
まさか、筆談。
字が汚いのバレる。
あれ?ちょい待ち…じゃなくて
ちょっと待って。
俺、この世界の文字かけるのか?
覚え書きのとき、思いっきり
日本語だった気がする。
まずい、中身が俺ってバレる。
なんとか筆談阻止しなければ、ヤバイ。
「あらぁ、それならばあちらに
移動しましょ。」
そう言われて移動した場所。
「……。」
ここは大丈夫なのか?
壁の花→腹黒王子
ボーッとしている→騎士様
ボーベル・レン・デュラン様
帰る→可愛い子犬タイプ
セシル・ガウノ・シェリル様
バルコニーでも壁際でもない場所。
腹黒王子にはなんとなく会いたくない。
騎士様にはちょっと会いたいかも。
お兄様たちとは違う筋肉の付き方だし
ワイルドなイケメンってかんじで
男の俺でも憧れるんだよなぁ。
話は戻りここの場所ってパーティで
疲れた時やゲットした異性を
連れ込む事が出来る休憩室。
俺らはそこにいた……。
ここなら邪魔されないよね?
安全だよね?
あのエロゲーの第一弾も第二段も……。
イベントスチルの場所が同じだった気がする。
もしかして、第三弾も同じなのか?
製作者、考えるのがじゃまくさかったのか
ワザと同じにしたのか?!
もし手抜きとかなんやらで同じなら、
扉付近、バルコニー、化粧室
階段、中庭はお兄様たち。
壁の花→腹黒王子
ボーッとしている→騎士様
ボーベル・レン・デュラン様
帰る→可愛い子犬タイプの
セシル・ガウノ・シェリル様
俺ってお兄様たちにお姫様抱っこ
されたままだけど、これって
出会いイベント発生しないんじゃないのか?
お兄様とは出会ってるし、元から
俺に対してすんごく激甘ドロドロだよな?
好感度MAX異常…以上じゃねぇか?
それなら、壁の花とかボーっとしたり
早々に帰らなければオッケーか?
このままイベント起こらないんじゃないか?
アレ、でも俺とゆくゆくは親友になる
エロカッコいい本物の女性との
出逢いがなくなる?
マリーチェ・キチ・アグノラさんと
アーチキ・エレン・フェリシティさん
と仲良くなりたい。
あのイベント場所ってどこだったけ?
ガシャン。
「うわぁぁぁ!!」
何、なに、ナニ?なんなのさぁ?
グラスが割れる音、ザワザワした声。
「貴方、何様なの?」
エッ?
「……。」
「ネチネチ嫌味を言う女性も、
それを見てニヤニヤす男性も
見てて胸くそ悪いのよね。」
ヤバイ、俺にやけそうだ。
このエロボイス、やばい。
「アーチキ様、わ、わたくし……。」
「黙りなさい。この子は私と
お友達なのよ。お友達が嫌な目に
あっているの黙って見てる図太い神経の
どこかの"お知り合い"とはちがうのよね。」
うわぁ。女の子の修羅場、すごい。
毒舌エロボイス最高!
「……。」
でも、どうしたんだろう?
ひそひそ話?地味なイジメなのか?
アーチキ様に庇われながら泣いてる
女の子は知らない顔。
その横にいる女性は……マジ?!
イベント発生場所、ここだったのか?!
「アーチキ様、お言葉がちょっと、ね。」
「ふん。これぐらいで私のなんかが
変わるならそんなもんってかんじでしょ?
それともこんな言葉使いの私は
嫌いかしら?マリーチェ様?」
「いいえ。好きよアーチキ様。」
「……。」
やっぱり、あの、あの2人だ。
生アーチキ様と生マリーチェ様!!
生だよ!なま、ナマ!!
すごい!エロ可愛い!エロ最高だぁ!
うぉぉぉ抱きしめさせてくれぇ!!
ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち。
俺は男視点からみて、エロゲーでは
モブ扱いだったこの2人の事が
かなり大好きだった。
俺にとってモブじゃなく主役級だ。
俺は同じ侯爵、三大侯爵令嬢の2人に
逢えた喜びで拍手しながら泣いてしまったのだ。
そんな俺と当然のように目が合った
2人の反応は、あれ?
意外にも反応うすうすだった。
なんでだ?
「……女性か。」
「私の可愛いベルはあの2人と話したいのか?」
俺は何度も首を縦に頷いた。
「……わかった。」
そしてスタスタ、ゾロゾロあるく
お兄様たちはエロ可愛い又はエロかっこいい
2人の令嬢(あっもう1人いた)に
近づいたのだった。
「お久しぶりでございます。私トルジョリー家
三男のキオナでございます。幼少の頃から
相変わらず美しいですね。」
「まあ、お上手ですこと。」
「お久しぶりねキオナ様。何人の
女性…いいえ性別関係なく何人の
ステキな方々とお過ごしになたのかしら?」
「ふふっ。ご想像にお任せします。」
「こんばんは、お久しぶりでございます。
私は同じくトルジョリー家の
五男、アイザックと申します。」
お兄様たちとアーチキ様とマリーチェ様は
挨拶をかわしていた。
「ベルも話したいよね?はい、どうぞ。」
手渡されたのは羊皮紙と羽根ペン。
まさか、筆談。
字が汚いのバレる。
あれ?ちょい待ち…じゃなくて
ちょっと待って。
俺、この世界の文字かけるのか?
覚え書きのとき、思いっきり
日本語だった気がする。
まずい、中身が俺ってバレる。
なんとか筆談阻止しなければ、ヤバイ。
「あらぁ、それならばあちらに
移動しましょ。」
そう言われて移動した場所。
「……。」
ここは大丈夫なのか?
壁の花→腹黒王子
ボーッとしている→騎士様
ボーベル・レン・デュラン様
帰る→可愛い子犬タイプ
セシル・ガウノ・シェリル様
バルコニーでも壁際でもない場所。
腹黒王子にはなんとなく会いたくない。
騎士様にはちょっと会いたいかも。
お兄様たちとは違う筋肉の付き方だし
ワイルドなイケメンってかんじで
男の俺でも憧れるんだよなぁ。
話は戻りここの場所ってパーティで
疲れた時やゲットした異性を
連れ込む事が出来る休憩室。
俺らはそこにいた……。
ここなら邪魔されないよね?
安全だよね?
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