『完結』地味でも地道にコツコツとしていたのに、突然、なぜかこうなりました。

カヨワイさつき

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誠一の家 パート1 #

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病院から、俺のマンションに連れてきた。
さくらは、まだ、眠っていた。
彼女の服一式を手配し、下着はわからないので
篠原に買ってきてもらうことにした。

ミニスカートのナース服を見た、篠原は、
「プレイ?強姦?場合により、通報するわよ。」
と言われた。
訳を話したが、間違いなく事件だから、
そのまま警察に伝えた方がいいと、言われもした。 

悪いことはしてないのに、なぜか、
後ろめたい気持ちになってしまった。

新聞屋には、倉田を通じ知らせてある。
さくらの荷物は、ほとんどダンボールから、
出していなかった。
たった5箱の荷物。
所長を始め、仲間には恵まれたようだった。

しつこいほど、居場所や逢わしてほしいと、
頼まれたが、彼女が落ち着くまでと、
説明し納得してもらった。

「イヤ…やめて 助けて。せ、誠一さん。」
助けを、俺に求めてる?
「さくら、俺だ。誠一だ。安心しろ。」
「誠一さ、ん?」
さくらは、目を覚ましたようだった。

「大丈夫か?もう大丈夫だから、安心しろ。」
「ここ?ここは、どこなの?」
「ここは、俺の部屋だ。声かれてるな。」

ペットボトルの、お茶を彼女に渡した。
「あぁ。悪い、開けれないのか。貸してみろ。」
まだ、力が入りにくいんだな。
「ありがとうございます。」

彼女は、お茶を半分くらい、一気に飲んでいた。
かなり喉が渇いていたようだった。
「熱は下がったか?」
おでこで熱を測るとまだ、熱かった。

さくら目線

お茶を飲むと、誠一さんは、
おでこで、熱を測ってきました。
びっくりしてしまい、一気に、
カラダの熱が、おでこに集まった感じがしました。

「せ、誠一さん。わ、私。」
なんだか暑い。
変な気持ちに、モヤモヤする。
かゆいような、もどかしいような、
ムズムズ?
何、これ?
「どうしたんだ?苦しいのか?それとも、
どこか、痛いのか?」
「誠一さ、ん。助けて。カラダが おかしいの。」
息苦しい。なぜ?
「あつい。カラダがムズムズするの。
誠一さん、なんだかわたし、怖いの 助けて。」

「さくら、よく聞いてくれ。媚薬のせいで、
体が熱くなっているだけだ。一晩経てば、
落ち着くらしい。今は、辛いだろうが、
心配するな。」
「いや~。我慢できない、助けて。」
「さくら、俺が、いるから、大丈夫だから。」

私は、誠一さんに抱きついて、
彼を困らしたのは、なんとなく
わかっていた気がする。
でも、熱いような寒いような、
変な気持ち悪さが、ぐちゃぐちゃになり、
感情が抑えれず、鳴き叫んでいました。

誠一目線

さくらが、苦しんでいる。
「さくら。一つ、解決方があるが、君を
傷つけるかもしれないが、中に…俺のモノを
さくらのココに、入れたら……。」
「お願い。中に…して。」
「さくら。」
さくらは中にして、って意味わかってるんだろな?
俺は、試されてるのか?

俺の腕の中に、すっぽりはまる、
小さな身体に、さくらの大きな胸。

あの男どもに、触られまくったと思ったら、
まだ、あいつらを殴りたりなかった。
「さくら、なるべく優しくするが、
これは治療だ。媚薬のせいだから、
怖がらなくていいからな。」

「お願い、早く…して。」
あーっ。くそ。俺は、ロリコンでもないが、
さくらは、どう見ても未成年、丸わかりだし、
体つきは、俺の好みそのものだ。
顔も可愛い。ヤバイ。
「さくら、煽らないでくれ、我慢できなくなる。」

小さな口に、俺の舌を入れると、
「んっ、あぁ。」
驚いた表情をしながらも、恥ずかしそうにする、
さくらを見てしまった。
ダメだ。可愛いすぎる。
柔らかな胸を、もみほぐしながら、
口づけを深く重ねていった。

「んっ、ふぁ…あぁ。」
彼女から聞こえる、掠れた声を聞きながら、
優しく、肩や鎖骨をなでてたり、
口づけを、落としていった。

「あっ…やっ、だめ。」
胸の頂きを舌で、転がすと、
さくらは、身をよじった。

「今ならやめれる、どうする?治療をやめるか?」
大人ぶって言ってみたが、
ホントは、やめれるわけない。

「ごめんなさい、お願い。やめないで。」
良かった。続けるぞ?

「大丈夫か?」
「お願い。して…下さい。せ、誠一さん。して。」
「さくら。」
俺は、さくらの、ふたつの膨らみに、
舌をはわせながら、片手で、胸を揉んだ。
柔らかい胸。ずっと触っていたい。
もう片方で、下の茂みあたりを触っていった。
「あっ、あぁ。もっと、お願い。」
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