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早く…。
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本題に入る前に、色々あり過ぎだが、
ただいま、魔法省と魔術省2つの長官と
マキに執着心たっぷりの神(変態)の
共同作業中である。
"歪み"と“澱み"の塊を浄化中。
マキの背後に身体を密着させ
両手を包むように手を添えている、
顔がニヤケきっているかみと
真剣に取り組んでいる真面目で
ウブな、少し騙されやすいマキ長官。
「上手になってきたね、マキ。
だいぶほぐれてきたよ。」
「……。」
「さぁ、もう少し力を抜いて。そう、
うん、うまいよ。柔らかくなってる。」
「……。」
「もう少し入れてみようか。キツくないかい?」
「……。」
「キツければ、僕がするから安心して、
身を任せてね。」
「…おいっ。」
「どしたんだい、可愛い僕のマキ。」
「耳元で喋るな、気が散るし、気が滅入る。」
「ふっ、違う事考えたのかな?可愛い。
あとで…うぐっ。」
ドスっ。
神は、マキの肘鉄を嬉しそうに受けていた。
「あ、危ないよ。マキ。僕を1人にしないで。」
「今思ったら、あんた、普通にコレ持ってたし、
1人で簡単に処理出来るだろ。」
「まっ、処理だなんて。言葉遣い悪いよ、
まぁちゃん。僕はそんなふうには……。」
「育ててもらってないし親でもなんでもない
あんたはただのストーカーだし変態だ。」
「まぁちゃん、息継ぎなしで言うから
疲れてるでしょう。僕の胸で休んでいいよ。」
「変態。」
「名前、ヘンタイじゃなくて、僕の名は…。」
「真名を言うな。」
「ヤダな。僕とマキしかいないし、
真名を言っても何も起こらないよ。
結界貼ってるし大丈夫。」
「かっ、かっ、か……。」
「か?可愛い、まぁちゃん。」
ニコニコする、変態神に遊ばれながら、
頑張るマキであった。
「あっ、疲れたでしょう。あと二つ
作業あるしコレはもう…。」
プチっ。
「よし、コレで終わり。」
マキは、ブルブル震えながら怒っていた。
「や、やっ、やっぱり…。」
「…んっ?」
ドガっ。
渾身の一撃がきまった。
マキのグーが変態神のあごにヒットした。
変態神は、笑顔を絶やさず倒れた。
~~~しばらくお待ち下さい~~~
ってテロップが流れそうなくらい、
ほぼ神になっているマキのグーパンチは
かなり効いていたみたいだった。
「ま、まぁちゃん。」
「うるさい、話しかけるな。」
「まぁちゃん、痛い、聞いて。」
「うるさい。」
「ごめん、まぁちゃんがあまりにも
真剣で可愛すぎたから、我慢出来なかった。」
「我慢?」
「色々、出ちゃったけど、身体も服も
綺麗に出来る便利魔法あるから、安心して。」
マキはグーをした。
「ま、まって、まって。本当にヤバいから、
マジで痛いの。やめて、僕を
いじめるならベッドの……。」
ドガッ。
グーパンチではなく、かかと落としが
変態神の頭にきまった。
しばらくして復活した神により
会話が進んだ。
「まぁちゃん、真剣な話だから殴らないで。
ベッドの中でなら激しくしていいからね。
まぁちゃんとなら、場所選ばずヤれる
自信あるから、僕に身を任せてくれるなら
どこでも大丈夫だか……。」
「わぁー、待って待って、本当に
真剣な話なんだよ。手と足下ろして。
スカートなら楽しみあるけど、まぁちゃん
ズボンだから、楽しみが…。」
「あっ、本当に本当、真剣に話します。
はい、僕は真面目です。はい、
ユリと回収者の人型を作ったから
今度は本当に手伝って欲しい。」
「……。」
ただいま、魔法省と魔術省2つの長官と
マキに執着心たっぷりの神(変態)の
共同作業中である。
"歪み"と“澱み"の塊を浄化中。
マキの背後に身体を密着させ
両手を包むように手を添えている、
顔がニヤケきっているかみと
真剣に取り組んでいる真面目で
ウブな、少し騙されやすいマキ長官。
「上手になってきたね、マキ。
だいぶほぐれてきたよ。」
「……。」
「さぁ、もう少し力を抜いて。そう、
うん、うまいよ。柔らかくなってる。」
「……。」
「もう少し入れてみようか。キツくないかい?」
「……。」
「キツければ、僕がするから安心して、
身を任せてね。」
「…おいっ。」
「どしたんだい、可愛い僕のマキ。」
「耳元で喋るな、気が散るし、気が滅入る。」
「ふっ、違う事考えたのかな?可愛い。
あとで…うぐっ。」
ドスっ。
神は、マキの肘鉄を嬉しそうに受けていた。
「あ、危ないよ。マキ。僕を1人にしないで。」
「今思ったら、あんた、普通にコレ持ってたし、
1人で簡単に処理出来るだろ。」
「まっ、処理だなんて。言葉遣い悪いよ、
まぁちゃん。僕はそんなふうには……。」
「育ててもらってないし親でもなんでもない
あんたはただのストーカーだし変態だ。」
「まぁちゃん、息継ぎなしで言うから
疲れてるでしょう。僕の胸で休んでいいよ。」
「変態。」
「名前、ヘンタイじゃなくて、僕の名は…。」
「真名を言うな。」
「ヤダな。僕とマキしかいないし、
真名を言っても何も起こらないよ。
結界貼ってるし大丈夫。」
「かっ、かっ、か……。」
「か?可愛い、まぁちゃん。」
ニコニコする、変態神に遊ばれながら、
頑張るマキであった。
「あっ、疲れたでしょう。あと二つ
作業あるしコレはもう…。」
プチっ。
「よし、コレで終わり。」
マキは、ブルブル震えながら怒っていた。
「や、やっ、やっぱり…。」
「…んっ?」
ドガっ。
渾身の一撃がきまった。
マキのグーが変態神のあごにヒットした。
変態神は、笑顔を絶やさず倒れた。
~~~しばらくお待ち下さい~~~
ってテロップが流れそうなくらい、
ほぼ神になっているマキのグーパンチは
かなり効いていたみたいだった。
「ま、まぁちゃん。」
「うるさい、話しかけるな。」
「まぁちゃん、痛い、聞いて。」
「うるさい。」
「ごめん、まぁちゃんがあまりにも
真剣で可愛すぎたから、我慢出来なかった。」
「我慢?」
「色々、出ちゃったけど、身体も服も
綺麗に出来る便利魔法あるから、安心して。」
マキはグーをした。
「ま、まって、まって。本当にヤバいから、
マジで痛いの。やめて、僕を
いじめるならベッドの……。」
ドガッ。
グーパンチではなく、かかと落としが
変態神の頭にきまった。
しばらくして復活した神により
会話が進んだ。
「まぁちゃん、真剣な話だから殴らないで。
ベッドの中でなら激しくしていいからね。
まぁちゃんとなら、場所選ばずヤれる
自信あるから、僕に身を任せてくれるなら
どこでも大丈夫だか……。」
「わぁー、待って待って、本当に
真剣な話なんだよ。手と足下ろして。
スカートなら楽しみあるけど、まぁちゃん
ズボンだから、楽しみが…。」
「あっ、本当に本当、真剣に話します。
はい、僕は真面目です。はい、
ユリと回収者の人型を作ったから
今度は本当に手伝って欲しい。」
「……。」
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