10 / 61
3神と精霊王
しおりを挟む
あたたかい。お腹も空かない。
身体の痛みもない。
んっ?痛い?なんで痛かったのかな?
あれ?私はナニだったかな?
ん~考えるのも…、なんだか
やたらと眠い。
このまま、寝ていたい。
光の渦がある場所で、ゆりの魂の核が
ふわふわ浮いていた。
ここは神がたくさんいる場所、神界。
たくさんいる神は、ゆりの前世や
前前世を見ていた。
冷やかしや、暇つぶしがほとんどだったが
3神だけは真剣だった。
とある国の王子が熱心に、祈りと
題した脅しを毎日毎日、お酒や食べ物と
一緒に捧げられていた。
ゆりの2回連続の人生は、可愛そうなくらい
不運の連続で、しかも短命だった。
3神はさらに遡り、14世代まで遡った。
そこではゆりは、魔族だった。
しかも大量虐殺をした魔族。
"子々孫々まで呪ってやる。"って、
殺した相手から、見事な呪いを
かけられていた。
だが、大量虐殺の原因はその時代の
その世界の魔王に操られただけだった。
15世代をみようとしたが、
神力を用いても見れなかった。
もしかすると、その魔王に作られた
虐殺に使うための人形だったかもしれない…。
いろんな要素が絡み合い、生まれ変われる
魂と魂の核が出来上がったのかも……。
とある一説によると、子々孫々とは
13世代にあたる。
ゆりは今で14世代。
本来なら呪いは溶けてるはずだが、
魔王に作られた魂なら呪いと相性が
良すぎて、呪いが多少残って
しまっているのかもしれない。
神たちは考え事に没頭していると
神界に近づく2つの精霊王の気配がした。
確認し、門を開くと光と闇の精霊王が
飛び込んできた。
「"カセンドラー王国の神野 真輝、
日本からの異世界渡り者で、友達兼助手を
している光の精霊王と闇の精霊王。"
この認識でいいのかな?」
「はい、間違いございません。」
「神界に入れて頂きありがとうございます。」
「要件はこの魂の核かな?
ここに魂もあるから、身体が
死なないように、一時的に心臓は
この、朝の神が動かしてるけどね。」
昼の神が、朝の神をしめしていた。
「…3と3、協力してもらおうかな?」
「うん?晩の神どうしたの?」
「ちょうど3になる。」
「うん?分かりやすく教えて。」
昼の神が、晩の神に説明を求めていた。
晩の神によると、朝の神、昼の神、
光の精霊王で陽の気、晩の神、
闇の精霊王、ゆりの魂で陰の気を混ぜて、
ゆりの魂に核を安定させると同時に
浄化し、身体に定着させる大技を
提案していた。
違う神に連れてこられた陣野 真輝や
その神を巻き込んでもいいが、
作られた魂が壊れてしまうかもしれないから
とりあえずは、このメンバーでいいかも、
って言う事だった。
魂に保護膜を張り巡らせながら、
隠と陽を混ぜ、浄化しながら、
魂を強化する。それに
同じような状態にした魂の核を
魂に入れ、さらに身体定着させる。
身体に定着させる時、脅しに対する
お礼も兼ねて、恩着せがましく、
第5王子の前でしようと、決まった。
晩の神の声かけで始まった。
「では、皆準備はいいか?」
身体の痛みもない。
んっ?痛い?なんで痛かったのかな?
あれ?私はナニだったかな?
ん~考えるのも…、なんだか
やたらと眠い。
このまま、寝ていたい。
光の渦がある場所で、ゆりの魂の核が
ふわふわ浮いていた。
ここは神がたくさんいる場所、神界。
たくさんいる神は、ゆりの前世や
前前世を見ていた。
冷やかしや、暇つぶしがほとんどだったが
3神だけは真剣だった。
とある国の王子が熱心に、祈りと
題した脅しを毎日毎日、お酒や食べ物と
一緒に捧げられていた。
ゆりの2回連続の人生は、可愛そうなくらい
不運の連続で、しかも短命だった。
3神はさらに遡り、14世代まで遡った。
そこではゆりは、魔族だった。
しかも大量虐殺をした魔族。
"子々孫々まで呪ってやる。"って、
殺した相手から、見事な呪いを
かけられていた。
だが、大量虐殺の原因はその時代の
その世界の魔王に操られただけだった。
15世代をみようとしたが、
神力を用いても見れなかった。
もしかすると、その魔王に作られた
虐殺に使うための人形だったかもしれない…。
いろんな要素が絡み合い、生まれ変われる
魂と魂の核が出来上がったのかも……。
とある一説によると、子々孫々とは
13世代にあたる。
ゆりは今で14世代。
本来なら呪いは溶けてるはずだが、
魔王に作られた魂なら呪いと相性が
良すぎて、呪いが多少残って
しまっているのかもしれない。
神たちは考え事に没頭していると
神界に近づく2つの精霊王の気配がした。
確認し、門を開くと光と闇の精霊王が
飛び込んできた。
「"カセンドラー王国の神野 真輝、
日本からの異世界渡り者で、友達兼助手を
している光の精霊王と闇の精霊王。"
この認識でいいのかな?」
「はい、間違いございません。」
「神界に入れて頂きありがとうございます。」
「要件はこの魂の核かな?
ここに魂もあるから、身体が
死なないように、一時的に心臓は
この、朝の神が動かしてるけどね。」
昼の神が、朝の神をしめしていた。
「…3と3、協力してもらおうかな?」
「うん?晩の神どうしたの?」
「ちょうど3になる。」
「うん?分かりやすく教えて。」
昼の神が、晩の神に説明を求めていた。
晩の神によると、朝の神、昼の神、
光の精霊王で陽の気、晩の神、
闇の精霊王、ゆりの魂で陰の気を混ぜて、
ゆりの魂に核を安定させると同時に
浄化し、身体に定着させる大技を
提案していた。
違う神に連れてこられた陣野 真輝や
その神を巻き込んでもいいが、
作られた魂が壊れてしまうかもしれないから
とりあえずは、このメンバーでいいかも、
って言う事だった。
魂に保護膜を張り巡らせながら、
隠と陽を混ぜ、浄化しながら、
魂を強化する。それに
同じような状態にした魂の核を
魂に入れ、さらに身体定着させる。
身体に定着させる時、脅しに対する
お礼も兼ねて、恩着せがましく、
第5王子の前でしようと、決まった。
晩の神の声かけで始まった。
「では、皆準備はいいか?」
0
お気に入りに追加
106
あなたにおすすめの小説
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
キャンプに行ったら異世界転移しましたが、最速で保護されました。
新条 カイ
恋愛
週末の休みを利用してキャンプ場に来た。一歩振り返ったら、周りの環境がガラッと変わって山の中に。車もキャンプ場の施設もないってなに!?クマ出現するし!?と、どうなることかと思いきや、最速でイケメンに保護されました、
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
獣人の彼はつがいの彼女を逃がさない
たま
恋愛
気が付いたら異世界、深魔の森でした。
何にも思い出せないパニック中、恐ろしい生き物に襲われていた所を、年齢不詳な美人薬師の師匠に助けられた。そんな優しい師匠の側でのんびりこ生きて、いつか、い つ か、この世界を見て回れたらと思っていたのに。運命のつがいだと言う狼獣人に、強制的に広い世界に連れ出されちゃう話
【書籍化確定、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ついうっかり王子様を誉めたら、溺愛されまして
夕立悠理
恋愛
キャロルは八歳を迎えたばかりのおしゃべりな侯爵令嬢。父親からは何もしゃべるなと言われていたのに、はじめてのガーデンパーティで、ついうっかり男の子相手にしゃべってしまう。すると、その男の子は王子様で、なぜか、キャロルを婚約者にしたいと言い出して──。
おしゃべりな侯爵令嬢×心が読める第4王子
設定ゆるゆるのラブコメディです。
【完結】大好き、と告白するのはこれを最後にします!
高瀬船
恋愛
侯爵家の嫡男、レオン・アルファストと伯爵家のミュラー・ハドソンは建国から続く由緒ある家柄である。
7歳年上のレオンが大好きで、ミュラーは幼い頃から彼にべったり。ことある事に大好き!と伝え、少女へと成長してからも顔を合わせる度に結婚して!ともはや挨拶のように熱烈に求婚していた。
だけど、いつもいつもレオンはありがとう、と言うだけで承諾も拒絶もしない。
成人を控えたある日、ミュラーはこれを最後の告白にしよう、と決心しいつものようにはぐらかされたら大人しく彼を諦めよう、と決めていた。
そして、彼を諦め真剣に結婚相手を探そうと夜会に行った事をレオンに知られたミュラーは初めて彼の重いほどの愛情を知る
【お互い、モブとの絡み発生します、苦手な方はご遠慮下さい】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる