6 / 20
少女の処遇
しおりを挟む
いきなりドアを開けズカズカ入ってきた。
一人はなぜか半泣き。
もう一人は冷ややかな目をしていた。
「ノックくらいしろ。一応、俺はお偉いさんだ。」
「「しました。」」
したのか?
「聞こえなかったぞ。」
「二回しました。」
「うっ。しかも、入っていいとは言ってない。」
この2人どっか飛ばすぞ。
「ルグエン元帥、僕っていうものがありながら、
こんな幼気な少女に…。」
「……。」
サニーお前は呼んでないのに、なぜいるんだ?
しかも、なぜ泣いているんだ
「しかも意識ないですよね。」
アルモ、ち、違う、無意識のうちに
太ももまで舐めてしまっただけで…。
ん?俺が無意識で…彼女は意識を失っていたから…。
無意識同士…あれ?
「合意もなしに、襲うなんて。襲うなら、
僕を襲って下さい。早く。」
間違っても、お前だけは…サニーは襲わん。
男にするくらいなら、魔力を地面に
ぶつけて魔力を消費した方がマッシだ。
「ち、ちがう。」
説明、そう説明をしよう。
「ルグエン元帥、見損ないました。」
「アルモ…。」
「僕ならいつでもいいのに、ヤキモチ妬かせる
作戦ですか?いっぱい焼いてあげますから早く、
僕を抱いて下さい。」
うるさい。黙ってくれ。服を脱ぐな。
少女が目覚める。
とりあえずサニーは、威圧しとこう。
しばらく時間はかかったが、やっと
誤解もとけ、念の為アルモに少女を診てもらった。
俺の魔力で、ほぼ完治していた。
「ルグエン元帥、この少女は妖精にしては、
手のひらサイズではないので、新種か
違う種族だと、思いますが、
どうするおつもりですか?」
「何者だろうか?これで、敵ならみごとな
腕前だろうな。」
なんだか、気分がいい。
かわいい子になら、騙されてもいいかもしれん。
「まさか、ルグエン元帥好みに、この少女…
育てるおつもりですか?」
「いや~ん。そんなの僕がいるのに…。ムグッ。」
口を塞ごうとしたアルモの指が、
サニーの口に入ってしまった。
「アルモ大佐まで、俺の魅力がすごいからって、
ごめんなさい、ボクはルグエン元帥一筋だから、
アルモ大佐の気持ちには…。」
ドガッ。
「一応、上司だぞ、それ。」
「すみません、仕事では、まあまあ尊敬してます。」
「まあまあ、か。」
「まあまあです。」
「ルグエン元帥も、アルモ大佐も照れ屋さん。
もぉ~素直じゃないのね。」
「……。」
「話を進めよう。」
「頭の花飾りは角隠しじゃないですよね?」
「わからん。複雑な付け方だし、
魔力は感じないが、靴の事もあるから、
たぶん虐待や逃げないように、
この拷問靴を履かされていたかもしれん。
子ども、しかも貴重な女の子だからな。」
「逃げ出したのでしょうか?高魔力を
感じますが、何の魔力か特定
出来ないようになってますね。」
「天上界が絡んでるかもしれん。」
「面倒ごとですか?」
「まだわからん。言葉も聞き取れなかった。」
「言葉…。」
「意思疎通の指輪を使う手もありますが、
別の意味もありますから…誤解受けますよね。」
「俺は構わんが、この少女がな…。」
「あとは、地道に言葉を教えていくとかですね。
サニー中将が、指輪反対しますよねー。」
「ああ。理由を言って仮申請はする。
言葉通じないのは不安だろう。」
「赤ちゃんじゃないし子どもだから、
ある程度は言葉話せそうですもんね。」
「1.5メートル位は身長あるし、
俺の半分の大きさだ。かわいい。」
「たしかに、かわいいですね。」
「指輪、複数つけるのもいいかもしれませんね。
ルグエン元帥の魔力なら数本簡単に作れますよね。」
「単純な物なら作れる。」
一人はなぜか半泣き。
もう一人は冷ややかな目をしていた。
「ノックくらいしろ。一応、俺はお偉いさんだ。」
「「しました。」」
したのか?
「聞こえなかったぞ。」
「二回しました。」
「うっ。しかも、入っていいとは言ってない。」
この2人どっか飛ばすぞ。
「ルグエン元帥、僕っていうものがありながら、
こんな幼気な少女に…。」
「……。」
サニーお前は呼んでないのに、なぜいるんだ?
しかも、なぜ泣いているんだ
「しかも意識ないですよね。」
アルモ、ち、違う、無意識のうちに
太ももまで舐めてしまっただけで…。
ん?俺が無意識で…彼女は意識を失っていたから…。
無意識同士…あれ?
「合意もなしに、襲うなんて。襲うなら、
僕を襲って下さい。早く。」
間違っても、お前だけは…サニーは襲わん。
男にするくらいなら、魔力を地面に
ぶつけて魔力を消費した方がマッシだ。
「ち、ちがう。」
説明、そう説明をしよう。
「ルグエン元帥、見損ないました。」
「アルモ…。」
「僕ならいつでもいいのに、ヤキモチ妬かせる
作戦ですか?いっぱい焼いてあげますから早く、
僕を抱いて下さい。」
うるさい。黙ってくれ。服を脱ぐな。
少女が目覚める。
とりあえずサニーは、威圧しとこう。
しばらく時間はかかったが、やっと
誤解もとけ、念の為アルモに少女を診てもらった。
俺の魔力で、ほぼ完治していた。
「ルグエン元帥、この少女は妖精にしては、
手のひらサイズではないので、新種か
違う種族だと、思いますが、
どうするおつもりですか?」
「何者だろうか?これで、敵ならみごとな
腕前だろうな。」
なんだか、気分がいい。
かわいい子になら、騙されてもいいかもしれん。
「まさか、ルグエン元帥好みに、この少女…
育てるおつもりですか?」
「いや~ん。そんなの僕がいるのに…。ムグッ。」
口を塞ごうとしたアルモの指が、
サニーの口に入ってしまった。
「アルモ大佐まで、俺の魅力がすごいからって、
ごめんなさい、ボクはルグエン元帥一筋だから、
アルモ大佐の気持ちには…。」
ドガッ。
「一応、上司だぞ、それ。」
「すみません、仕事では、まあまあ尊敬してます。」
「まあまあ、か。」
「まあまあです。」
「ルグエン元帥も、アルモ大佐も照れ屋さん。
もぉ~素直じゃないのね。」
「……。」
「話を進めよう。」
「頭の花飾りは角隠しじゃないですよね?」
「わからん。複雑な付け方だし、
魔力は感じないが、靴の事もあるから、
たぶん虐待や逃げないように、
この拷問靴を履かされていたかもしれん。
子ども、しかも貴重な女の子だからな。」
「逃げ出したのでしょうか?高魔力を
感じますが、何の魔力か特定
出来ないようになってますね。」
「天上界が絡んでるかもしれん。」
「面倒ごとですか?」
「まだわからん。言葉も聞き取れなかった。」
「言葉…。」
「意思疎通の指輪を使う手もありますが、
別の意味もありますから…誤解受けますよね。」
「俺は構わんが、この少女がな…。」
「あとは、地道に言葉を教えていくとかですね。
サニー中将が、指輪反対しますよねー。」
「ああ。理由を言って仮申請はする。
言葉通じないのは不安だろう。」
「赤ちゃんじゃないし子どもだから、
ある程度は言葉話せそうですもんね。」
「1.5メートル位は身長あるし、
俺の半分の大きさだ。かわいい。」
「たしかに、かわいいですね。」
「指輪、複数つけるのもいいかもしれませんね。
ルグエン元帥の魔力なら数本簡単に作れますよね。」
「単純な物なら作れる。」
0
お気に入りに追加
102
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~
ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。
2021/3/10
しおりを挟んでくださっている皆様へ。
こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。
しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗)
楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。
申しわけありません。
新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。
修正していないのと、若かりし頃の作品のため、
甘めに見てくださいm(__)m
Honey Ginger
なかな悠桃
恋愛
斉藤花菜は平凡な営業事務。唯一の楽しみは乙ゲーアプリをすること。ある日、仕事を押し付けられ残業中ある行動を隣の席の後輩、上坂耀太に見られてしまい・・・・・・。
※誤字・脱字など見つけ次第修正します。読み難い点などあると思いますが、ご了承ください。
マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる