47 / 64
第47話 夢の中で(チマリ)
しおりを挟む
チマリは、また両親の夢を見ていました。
《笑うかな?それとも、泣くかなぁ?》
ん?両親は、いつもと違う感じでした。
いつもの夢なら、疲れた表情で、
帰ってくる両親。
目が合うと、なんでもないように、
笑顔になる、両親。
あの日も、笑顔で出かけて、作り笑顔だとしても、
笑顔で、疲れを取ろうとする両親。
玄関で、そのまま、眠ってしまった両親。
夢であって欲しかった。
倒れた両親は、むくっと、起き出した。
あれ?夢が、夢に?
お父さん?おかあ?あれ?えっ?なんで?
ストルグ王子が、お父さんの様な姿。
アラン隊長が、おかあさんのような、
女装姿でした。
《いい出来だと、思ったけど、こわいね。》
アラン隊長が、私のお母さん?
な、なに、いつもの、夢じゃないわ。
私、あれ?薄れる記憶の中で、たしか、
アラン隊長は、冷たくなっていた気が…。
私の両親のように、冷たくなって、
目を覚まさない、アラン隊長。
そんなはずは、ない。
アラン隊長が、亡くなるなんて、
そんなのは、嘘だよね。
アラン隊長、生きて。
アラン隊長が、好きです。
助けたい。
私が、代わりになるから。
蝶が、たくさん飛んでいる。
赤い空、赤い野原、目の前が、全て、
赤色に、染められました。
画面が切り替わるように、見えるようになると、
夢の中では、髪も、少し伸びて、赤茶色に、
なった髪の色の、アラン隊長。
強面は変わらないのに、なぜか、
ドレス姿のアラン隊長。
ストルグ王子は、お父さんの姿から、
だんだんと、若返り、リマーユ様より、
若返り10歳位?の、少年になりました。
でも、着ている服が、こんな衣装、
あるのかなって思うくらい、
カラフルな色の布で、作られた服を
着ていました。
ストルグ王子は、小さくなったら、
ドレスを着たら、似合うかもって、思うと、
自然と笑ってしまいました。
みんな、みんな、夢だったのかな。
《笑うかな?それとも、泣くかなぁ?》
ん?両親は、いつもと違う感じでした。
いつもの夢なら、疲れた表情で、
帰ってくる両親。
目が合うと、なんでもないように、
笑顔になる、両親。
あの日も、笑顔で出かけて、作り笑顔だとしても、
笑顔で、疲れを取ろうとする両親。
玄関で、そのまま、眠ってしまった両親。
夢であって欲しかった。
倒れた両親は、むくっと、起き出した。
あれ?夢が、夢に?
お父さん?おかあ?あれ?えっ?なんで?
ストルグ王子が、お父さんの様な姿。
アラン隊長が、おかあさんのような、
女装姿でした。
《いい出来だと、思ったけど、こわいね。》
アラン隊長が、私のお母さん?
な、なに、いつもの、夢じゃないわ。
私、あれ?薄れる記憶の中で、たしか、
アラン隊長は、冷たくなっていた気が…。
私の両親のように、冷たくなって、
目を覚まさない、アラン隊長。
そんなはずは、ない。
アラン隊長が、亡くなるなんて、
そんなのは、嘘だよね。
アラン隊長、生きて。
アラン隊長が、好きです。
助けたい。
私が、代わりになるから。
蝶が、たくさん飛んでいる。
赤い空、赤い野原、目の前が、全て、
赤色に、染められました。
画面が切り替わるように、見えるようになると、
夢の中では、髪も、少し伸びて、赤茶色に、
なった髪の色の、アラン隊長。
強面は変わらないのに、なぜか、
ドレス姿のアラン隊長。
ストルグ王子は、お父さんの姿から、
だんだんと、若返り、リマーユ様より、
若返り10歳位?の、少年になりました。
でも、着ている服が、こんな衣装、
あるのかなって思うくらい、
カラフルな色の布で、作られた服を
着ていました。
ストルグ王子は、小さくなったら、
ドレスを着たら、似合うかもって、思うと、
自然と笑ってしまいました。
みんな、みんな、夢だったのかな。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
29
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる