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38、おっチャン、団長の行方
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様子のおかしくなったハロルドさんが
心配で俺は落ち着かなかった。
やはりオレなんかが作ったスライムの核の
お守りなんかじゃ安っぽいし、
小さなビー玉っぽいから、お礼には
ならなかったかも……。
何か別のもの探さなきゃなあ。
俺のほとんどの持ち物は、魔道具になってるが
ボールペンとかの方が良かったかな?
魔道具扱いのボールペン。
護身用なのか攻撃出来るペンになっていた。
ボール状の炎や水で攻撃し、
魔力補充などは敵からする3色ペン。
もちろん普通のボールペンとして
使用できる優れ物。
見た目は至ってシンプルな、
赤、青、黒の3色のボールペンだ。
まとめ買いしたボールペンとか
文具類ならたくさんあるし、
お世話になってる皆さんに
プレゼントしようかな?
普通のシンプルな黒のボールペンは
たくさんある。
ハロルドさん、シンさん、オスカルさんには
その方がいいかもな。
そんな事を考えていると、シンさんと
ハロルドさんが来ていた。
早速、渡そう。いつも優しく接っしてくれたり
良くしてくれる2人に、黒のボールペンを
手渡したのだった。
2人は驚いていた。
「あっ、ありがとうございます。」
「ありがとうございます、ナオキさん、
あの~失礼ですが、これはどういった事
いえ、大変うれしんですが、ほんのに、
渡していいものなんでしょうか?」
「ん?いつもお世話になってるから
感謝の気持ちを込めて、ただの
シンプルなボールペンです。」
「ありがたく頂くよ。」
「ありがとう、大切にする。」
他の隊長さん青の竜騎士団団長ピロロさんや
黄の竜騎士団団長ナバナさんたちにも
渡したいけど無理だよね。
「不可能ではない。」
「無理ではいよ。」
「だが、団長がスネルのは確実だな。」
「だな。」
「ハロルドさんには、俺が作った黒のお守りを
あげたら、喜んで(泣いて)何か準備するとか
行っててでいっちゃったんよ。」
「石?黒い?」
「この3色ボールペンじゃないのか?」
「それはまだ、渡してないというか
渡しそびれたようなかんじ。」
おれが説明する度、2人は表情がコロコロ
変わっていた。
「ちょっと、そこ、詳しく丁寧に話してくれ。」
ピロロ団長にしては、真剣で少し
険しい顔をしていた。
いつもは、存在そのものが癒し系の
麗しいお方のピロロ団長。
優しさがにじみ出るような雰囲気で、
ふわぁーと包み込んでくれそうなお方
(残念ながら男性。)
ピロロ団長が女性なら即プロポーズして
色々、むふふな事がしたいくらいだ。
アイスクリームが好きだというピロロ団長の
為に、冷やすのが得意な
ジャー・コー・テーンさんの料理人に
俺の知ってる限りのスイーツのレシピを
渡し、アイス系から冷やし系のスイーツを
準備してもらった。
そんな癒し系のピロロ団長、甘い物を食べてくれた
ピロロ団長の食べる姿は、まさしく天使。
神は性別を間違えたのか?
俺が美少年の段階でなんか違うのか?
ピロロ団長は、見ていて飽きないし、
…可愛い。
なぜ2人とも俺たちは、男なんだろうか?
俺が女ならいいのか?
声はかけまくるがなぜか、いつも……。
うぐっ、この国はほぼ男だから悪いんだ。
女性ばかりの国と、交換留学みたいに
したらどうなんだろうか?
あと、国境ギリギリまでに難民キャンプ
孤児院建設。あれた広大な大地を耕して
農作物を作れば……。
夢物語にはなりたくない。
誰の土地かわかるようにしたり、
収益、利権、戸籍をはっきりさせたり
うまくいかないなあ。
ナバナさん、ピロロさん、ハロルド
どうしよう?
あとハロルド団長どこいったんだろ?
心配で俺は落ち着かなかった。
やはりオレなんかが作ったスライムの核の
お守りなんかじゃ安っぽいし、
小さなビー玉っぽいから、お礼には
ならなかったかも……。
何か別のもの探さなきゃなあ。
俺のほとんどの持ち物は、魔道具になってるが
ボールペンとかの方が良かったかな?
魔道具扱いのボールペン。
護身用なのか攻撃出来るペンになっていた。
ボール状の炎や水で攻撃し、
魔力補充などは敵からする3色ペン。
もちろん普通のボールペンとして
使用できる優れ物。
見た目は至ってシンプルな、
赤、青、黒の3色のボールペンだ。
まとめ買いしたボールペンとか
文具類ならたくさんあるし、
お世話になってる皆さんに
プレゼントしようかな?
普通のシンプルな黒のボールペンは
たくさんある。
ハロルドさん、シンさん、オスカルさんには
その方がいいかもな。
そんな事を考えていると、シンさんと
ハロルドさんが来ていた。
早速、渡そう。いつも優しく接っしてくれたり
良くしてくれる2人に、黒のボールペンを
手渡したのだった。
2人は驚いていた。
「あっ、ありがとうございます。」
「ありがとうございます、ナオキさん、
あの~失礼ですが、これはどういった事
いえ、大変うれしんですが、ほんのに、
渡していいものなんでしょうか?」
「ん?いつもお世話になってるから
感謝の気持ちを込めて、ただの
シンプルなボールペンです。」
「ありがたく頂くよ。」
「ありがとう、大切にする。」
他の隊長さん青の竜騎士団団長ピロロさんや
黄の竜騎士団団長ナバナさんたちにも
渡したいけど無理だよね。
「不可能ではない。」
「無理ではいよ。」
「だが、団長がスネルのは確実だな。」
「だな。」
「ハロルドさんには、俺が作った黒のお守りを
あげたら、喜んで(泣いて)何か準備するとか
行っててでいっちゃったんよ。」
「石?黒い?」
「この3色ボールペンじゃないのか?」
「それはまだ、渡してないというか
渡しそびれたようなかんじ。」
おれが説明する度、2人は表情がコロコロ
変わっていた。
「ちょっと、そこ、詳しく丁寧に話してくれ。」
ピロロ団長にしては、真剣で少し
険しい顔をしていた。
いつもは、存在そのものが癒し系の
麗しいお方のピロロ団長。
優しさがにじみ出るような雰囲気で、
ふわぁーと包み込んでくれそうなお方
(残念ながら男性。)
ピロロ団長が女性なら即プロポーズして
色々、むふふな事がしたいくらいだ。
アイスクリームが好きだというピロロ団長の
為に、冷やすのが得意な
ジャー・コー・テーンさんの料理人に
俺の知ってる限りのスイーツのレシピを
渡し、アイス系から冷やし系のスイーツを
準備してもらった。
そんな癒し系のピロロ団長、甘い物を食べてくれた
ピロロ団長の食べる姿は、まさしく天使。
神は性別を間違えたのか?
俺が美少年の段階でなんか違うのか?
ピロロ団長は、見ていて飽きないし、
…可愛い。
なぜ2人とも俺たちは、男なんだろうか?
俺が女ならいいのか?
声はかけまくるがなぜか、いつも……。
うぐっ、この国はほぼ男だから悪いんだ。
女性ばかりの国と、交換留学みたいに
したらどうなんだろうか?
あと、国境ギリギリまでに難民キャンプ
孤児院建設。あれた広大な大地を耕して
農作物を作れば……。
夢物語にはなりたくない。
誰の土地かわかるようにしたり、
収益、利権、戸籍をはっきりさせたり
うまくいかないなあ。
ナバナさん、ピロロさん、ハロルド
どうしよう?
あとハロルド団長どこいったんだろ?
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