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33、おっチャンとメイ神
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ナオキはメイ神(女神)と向かいあっていた。
「お久しぶり!でもないわね。昨日ぶり。うふっ。」
「…そうですね。」
「え~と今回は、うふっ。」
「や、うふっ、じゃなくてなんでか
説明してください。」
「でもぉ、ナオキさんなんとなく
わかるでしょ。」
「ええ、たぶん。女神様は俺に対してご好意で
してくれたんだと思いたいんですが…。
そうじゃなかったら、なんなんやろなー
って思いまして、あくまでも確認です。」
「あくまって、私は神。」
「メ、イ、シ、ンですもんね。」
「あらやだ。なんだか迷信って
聞こえるのは気のせいかしら。」
「あの~、ええかげん説明してくれ。」
「言葉遣い悪いわね。しょうがないわね。
ナオキさんに、経験値2倍~5倍キャンペーンを
実施して差し上げようと、心優しい
ピュアでか弱くておしとやかな私が
したのよ。」
「で、なんで俺はここに?」
「ここは、生と死の間。ちょっと生寄りの
空間なのよね。あはっ。」
「……。」
「ごめんなさい。一時的に身体が……。
急激なレベルアップで、魔力やその他
もろもろが耐えれなくて意識どころか、
その、ごめんなさい。」
「だから…何が…まさか。」
「ええ。ナオキさんは今……。」
「今?」
「仮死状態なの。あはっ。」
「……でやねん。」
「だから、見た目年齢は人間で言えば
17歳、この世界では15歳位かもうちょっと
幼く見える年齢。実際には生まれたての
4日目。身体が体力、魔力、魂との結合
色々落ち着いていない所に、スライムと
ボアボアの経験値が来たのよ。」
「ボアボアって強いんか?」
「強いと言えば強いかしら?スライムが
一体100の経験値としたら、ボアボアは
2000、だから18体のスライム分の
1800とボアボア一体2000、合わせると
3800の経験値なのよ。 」
「それは……。」
「そう、ナオキさん特別仕様、通常の
レベルアップなの。今なら簡単にS S S
ランクになれるわ。」
メイ神の説明によると以下の通り。
Sランク→100万経験値
Aランク→80万経験値
Bランク→50万経験値
Cランク→10万経験値
Dランク→5万経験値
Eランク→1万経験値
Fランク→5千経験値
メイ神は経験値を初回特別サービスという事で
5倍にしてい為19000という
素晴らしくも恐ろしい経験値が
一気に不安定な身体に流れたそうだ。
Fランクから一気にDランク。
ナオキ用、甘々設定なら
スライムなら1万体、
ボアボアならたったの500体で
Sランクになれるそうだ。
通常の冒険者、この世界の冒険者なら
どんなもんなんだろうか?
これは、チートっていうやつだよな……。
そのせいで、俺は2度目の死…いや、
死にかけたのだった。
「で、どうなるんだ?」
「うふっ。ほんと。あせっちゃったわ。
あなたが危なかったのでレベルは8で
止めちゃったの。本当なら19か20位の
レベルにしたかったのよ。」
「では、あとは……。」
「という事で、ハイこれ。プレゼント。」
疑いの眼差しでナオキは、メイ神と
手の平に置かれたプレゼントとやらを
交互に見ていた。
「あ、ありがとうございます。って
意味がわかりません。これは、何?」
「えへっ。」
またまた、女神様のグダグタ説明によると、
寝る前に付けるのがおすすめとの事だった。
名付けて、"睡眠不足も解消出来る画期的
魔道具、気を失うように基本4~8時間睡眠
設定付き、レベル補正用シークレット指輪"
だそうだ。……アホほど長い名前を略して
"4カラ指輪"。
なぜか黒と赤の小さな石、魔石が使われていた。
赤は4時間、黒は8時間だそうだ。
11~12レベル分を最大24回
一回使用に付き最低4時間睡眠で
レベルアップ出来る指輪だそうだ。
身体の成長が追いつくまで99レベルに
なるまで、経験値を貯めておけるそうだ。
あとは、今お昼すぎだが念の為
翌朝まで俺は仮死状態だそうだ。
魂はここだもんなぁ。
ハロルドさんたち、心配してるだろうなぁ。
「お久しぶり!でもないわね。昨日ぶり。うふっ。」
「…そうですね。」
「え~と今回は、うふっ。」
「や、うふっ、じゃなくてなんでか
説明してください。」
「でもぉ、ナオキさんなんとなく
わかるでしょ。」
「ええ、たぶん。女神様は俺に対してご好意で
してくれたんだと思いたいんですが…。
そうじゃなかったら、なんなんやろなー
って思いまして、あくまでも確認です。」
「あくまって、私は神。」
「メ、イ、シ、ンですもんね。」
「あらやだ。なんだか迷信って
聞こえるのは気のせいかしら。」
「あの~、ええかげん説明してくれ。」
「言葉遣い悪いわね。しょうがないわね。
ナオキさんに、経験値2倍~5倍キャンペーンを
実施して差し上げようと、心優しい
ピュアでか弱くておしとやかな私が
したのよ。」
「で、なんで俺はここに?」
「ここは、生と死の間。ちょっと生寄りの
空間なのよね。あはっ。」
「……。」
「ごめんなさい。一時的に身体が……。
急激なレベルアップで、魔力やその他
もろもろが耐えれなくて意識どころか、
その、ごめんなさい。」
「だから…何が…まさか。」
「ええ。ナオキさんは今……。」
「今?」
「仮死状態なの。あはっ。」
「……でやねん。」
「だから、見た目年齢は人間で言えば
17歳、この世界では15歳位かもうちょっと
幼く見える年齢。実際には生まれたての
4日目。身体が体力、魔力、魂との結合
色々落ち着いていない所に、スライムと
ボアボアの経験値が来たのよ。」
「ボアボアって強いんか?」
「強いと言えば強いかしら?スライムが
一体100の経験値としたら、ボアボアは
2000、だから18体のスライム分の
1800とボアボア一体2000、合わせると
3800の経験値なのよ。 」
「それは……。」
「そう、ナオキさん特別仕様、通常の
レベルアップなの。今なら簡単にS S S
ランクになれるわ。」
メイ神の説明によると以下の通り。
Sランク→100万経験値
Aランク→80万経験値
Bランク→50万経験値
Cランク→10万経験値
Dランク→5万経験値
Eランク→1万経験値
Fランク→5千経験値
メイ神は経験値を初回特別サービスという事で
5倍にしてい為19000という
素晴らしくも恐ろしい経験値が
一気に不安定な身体に流れたそうだ。
Fランクから一気にDランク。
ナオキ用、甘々設定なら
スライムなら1万体、
ボアボアならたったの500体で
Sランクになれるそうだ。
通常の冒険者、この世界の冒険者なら
どんなもんなんだろうか?
これは、チートっていうやつだよな……。
そのせいで、俺は2度目の死…いや、
死にかけたのだった。
「で、どうなるんだ?」
「うふっ。ほんと。あせっちゃったわ。
あなたが危なかったのでレベルは8で
止めちゃったの。本当なら19か20位の
レベルにしたかったのよ。」
「では、あとは……。」
「という事で、ハイこれ。プレゼント。」
疑いの眼差しでナオキは、メイ神と
手の平に置かれたプレゼントとやらを
交互に見ていた。
「あ、ありがとうございます。って
意味がわかりません。これは、何?」
「えへっ。」
またまた、女神様のグダグタ説明によると、
寝る前に付けるのがおすすめとの事だった。
名付けて、"睡眠不足も解消出来る画期的
魔道具、気を失うように基本4~8時間睡眠
設定付き、レベル補正用シークレット指輪"
だそうだ。……アホほど長い名前を略して
"4カラ指輪"。
なぜか黒と赤の小さな石、魔石が使われていた。
赤は4時間、黒は8時間だそうだ。
11~12レベル分を最大24回
一回使用に付き最低4時間睡眠で
レベルアップ出来る指輪だそうだ。
身体の成長が追いつくまで99レベルに
なるまで、経験値を貯めておけるそうだ。
あとは、今お昼すぎだが念の為
翌朝まで俺は仮死状態だそうだ。
魂はここだもんなぁ。
ハロルドさんたち、心配してるだろうなぁ。
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