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食後
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私のせいで気まづくなった食事…。
彼女は、ほとんど食べていない。
小さなパン一口か二口分とスープ。
メインのお肉も一口程度。
視界がぼやけているなら、私が
食べさせてあげようか?と言う
意味合いを含ませて言ったがはずが…
「視界は、まだぼやけているのか?」
「あっ…ご、ごめんなさい。」
泣いているように、うつむき食事を
やめてしまった。
あれだけでは、足りない。
それでなくても、細い腰に折れそうな足だ。
美味しいって言ってくれたお肉…
フォークで、お肉刺すつもりが視点が
定まらないのか、お肉がないところを
何度か刺していたのだ。
気まづい食事は終わり一度は部屋に戻り、
執事長のアルコンと、メイド長のミーザに
説教をされながらも、ターカにお風呂の準備と
先程のお肉を使ったサンドウィッチなどの
軽食を準備してもらった。
コンコン
「ターカ…入ってもいいか?」
「は、はい。」
ぎこちないやりとりをしながら、
軽食?を私の分も追加してもらい
会話を、弾ませようと努力した。
「ターカは、きれいだ。漆黒の瞳に
艶やかな髪。はちみつをまぶした
ミルクのような肌色、なめらかな絹の
手触り、花のような赤い唇、小さな
か弱いからだに、大きな……。」
胸と言おうとしたが、自分のモノは
痛いくらい立ち上がり、ターカは
両手で顔を覆い恥ずかしがっていた。
「恥じらう君も可愛いが、食後
魔力を流したいんだが…いいか?」
「はい。お願いします。」
会話らしい会話もなく、私は食後に
軽食という名の、食事をしてかなり
お腹が苦しくなってしまった。
「た、食べすぎた…た、ターカは
少食だから、もう少したくさん食べた方がいい。
それとも、一人で食べた方が、気楽か?」
「……す、すみません。い、一緒が
…いいです。」
会話が止まってしまった。
女性を喜ばす方法……。
女性を褒める。
女性との会話を弾ませる方法……。
天気の話?経済や難しい話は避ける。
食べ物の話。
「タ、ターカは、お肉を美味しいと
言ってくれていたから、厨房の皆は
喜んでいたぞ。」
「そ、そうですか。」
「……。」
やばい、止まった。
早く、次…次の会話…。
「今日のメインは、火吹きホロホロチョウを
使ったものが、多かった。」
「火吹きほろほろ鳥?」
「そう、たまごのときは固くて割るのも大変だし、
素手で触れないくらい熱いから、水を温めるのに
使ってるんだ。丁度、お風呂に使われてる。」
「……。」
少しは、興味もってくれたのか?
沈黙が辛い……。
「たまごから孵化すると、専用の畑に移し
雑草を中心に食べながら土を耕し肥やしに
してくれる便利な幼虫になる。」
「…よ、幼虫?!鳥じゃなかったんですね…。」
「鳥、火吹きホロホロチョウは、姫、ターカの
国では鳥なんだな。」
「鳥ですが、火は吹かないですし、大きさは
このくらいです。」
ターカは、50cm位だろか?鳥の大きさを
教えてくれているのだが、私は手の間にある
ターカの胸に釘付けだった。
「大きい。見て、触りたい…。」
「ホロホロ鳥より、にわとりの方が
流通していて、養鶏されていました…。」
ダメだ。ターカの胸から目を逸らそうと
努力したが、離せなかった。
「そうか、ヨウケイ…?育てて増やすって
事かな?ヨウホウ、ホロホロチョウ?飼育場は、
幼虫時代は熱いし匂いがキツイから、
案内は、無理だがお風呂の時、たまごは
見れるぞ。」
「わぁ、見てみたいです。」
「わかった。楽しみにしてくれ。」
そう言いながら、ターカは軽食?の
サンドウィッチや、果物を摘んでいた。
彼女は、ほとんど食べていない。
小さなパン一口か二口分とスープ。
メインのお肉も一口程度。
視界がぼやけているなら、私が
食べさせてあげようか?と言う
意味合いを含ませて言ったがはずが…
「視界は、まだぼやけているのか?」
「あっ…ご、ごめんなさい。」
泣いているように、うつむき食事を
やめてしまった。
あれだけでは、足りない。
それでなくても、細い腰に折れそうな足だ。
美味しいって言ってくれたお肉…
フォークで、お肉刺すつもりが視点が
定まらないのか、お肉がないところを
何度か刺していたのだ。
気まづい食事は終わり一度は部屋に戻り、
執事長のアルコンと、メイド長のミーザに
説教をされながらも、ターカにお風呂の準備と
先程のお肉を使ったサンドウィッチなどの
軽食を準備してもらった。
コンコン
「ターカ…入ってもいいか?」
「は、はい。」
ぎこちないやりとりをしながら、
軽食?を私の分も追加してもらい
会話を、弾ませようと努力した。
「ターカは、きれいだ。漆黒の瞳に
艶やかな髪。はちみつをまぶした
ミルクのような肌色、なめらかな絹の
手触り、花のような赤い唇、小さな
か弱いからだに、大きな……。」
胸と言おうとしたが、自分のモノは
痛いくらい立ち上がり、ターカは
両手で顔を覆い恥ずかしがっていた。
「恥じらう君も可愛いが、食後
魔力を流したいんだが…いいか?」
「はい。お願いします。」
会話らしい会話もなく、私は食後に
軽食という名の、食事をしてかなり
お腹が苦しくなってしまった。
「た、食べすぎた…た、ターカは
少食だから、もう少したくさん食べた方がいい。
それとも、一人で食べた方が、気楽か?」
「……す、すみません。い、一緒が
…いいです。」
会話が止まってしまった。
女性を喜ばす方法……。
女性を褒める。
女性との会話を弾ませる方法……。
天気の話?経済や難しい話は避ける。
食べ物の話。
「タ、ターカは、お肉を美味しいと
言ってくれていたから、厨房の皆は
喜んでいたぞ。」
「そ、そうですか。」
「……。」
やばい、止まった。
早く、次…次の会話…。
「今日のメインは、火吹きホロホロチョウを
使ったものが、多かった。」
「火吹きほろほろ鳥?」
「そう、たまごのときは固くて割るのも大変だし、
素手で触れないくらい熱いから、水を温めるのに
使ってるんだ。丁度、お風呂に使われてる。」
「……。」
少しは、興味もってくれたのか?
沈黙が辛い……。
「たまごから孵化すると、専用の畑に移し
雑草を中心に食べながら土を耕し肥やしに
してくれる便利な幼虫になる。」
「…よ、幼虫?!鳥じゃなかったんですね…。」
「鳥、火吹きホロホロチョウは、姫、ターカの
国では鳥なんだな。」
「鳥ですが、火は吹かないですし、大きさは
このくらいです。」
ターカは、50cm位だろか?鳥の大きさを
教えてくれているのだが、私は手の間にある
ターカの胸に釘付けだった。
「大きい。見て、触りたい…。」
「ホロホロ鳥より、にわとりの方が
流通していて、養鶏されていました…。」
ダメだ。ターカの胸から目を逸らそうと
努力したが、離せなかった。
「そうか、ヨウケイ…?育てて増やすって
事かな?ヨウホウ、ホロホロチョウ?飼育場は、
幼虫時代は熱いし匂いがキツイから、
案内は、無理だがお風呂の時、たまごは
見れるぞ。」
「わぁ、見てみたいです。」
「わかった。楽しみにしてくれ。」
そう言いながら、ターカは軽食?の
サンドウィッチや、果物を摘んでいた。
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