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久しぶりの休日
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周が目覚めると、外はすっかり明るくなっており、時間帯で言うとお昼時だった。
久しぶりに、誰にも起こされずにぐっすり眠れ、周は大満足だ。
眠ったことにより、スッキリした頭でこれまでのことを考える。
ヴェルグェスによる、2度の襲撃。
恐らく、今後もレーネを狙った輩が襲ってくることが考えられる。
それに、ヴェルグェスがモンスター界で、どれほどの強さかがわからない以上、さらに強くなっておく必要がある。
「備えあれば憂いなしってやつだな!」
部屋で1人、気合を入れる周。
周も、カルナやリラと同じく、この休みを、只々体を休める期間に使うつもりは無いようだ。
「他の奴らは、何を考えてんだろーな?」
自分の予定が決まり、他のメンバーの予定が気になる周。
ふと携帯を開くと、メールの履歴が7件入っていることに気づく。
「そう言えば、全然携帯見てなかったな~」
7件の履歴は、メンバー全員からのメールだった。
因みに、周はまだカルナに、アドレスを教えていないのだが、どこから入手したのかは、怖いので考えないことにした。
周は、一つづつメールを確認する。
だが、内容は皆どれも同じようなものだった。
その内容は、この休暇期間に、何処かに出掛けようという内容だった。
「なんだこいつら?打ち合わせでもしたのか?」
あまりに同じ内容なので、少し疑う周。
だが、素直にカルナ以外の皆にメールを送る。
すると、即座に全員から返信が来る。
因みに、カルナには返信を送ってないのだが、返信が帰ってきた。
何とか、日程を上手くずらし全員と出かける予定を組む。
「めんどくせぇな~」
そんな事を言いながらも、心配を掛けてしまった事を悪いと思っている周は、そのお詫びとして、遊びに行くことにしたのだ。
「つっても、この世界に遊びに行くとこなんてあるのか?」
異世界に来てから、戦う事しかしてこなかった周には、遊ぶということが頭に無かった。
「まぁ、あいつらと遊ぶ以外の日は、適当なクエストでもこなすか!」
今日の予定が決まっていないので、早速クエストを受けようと、宿を出る。
冒険者連盟まで、適当に歩いていこうと、街をぶらつきながら向かう。
だが、街に出ると、全員から視線を向けられる。
「なんで、こんなに見られてるんだ?」
疑問に思いながらも、冒険者連盟に到着する。
そして、クエストを受注しようと、受付の人に話しかける。
「なんか、クエスト受けたいんだけど、手頃なクエストありますか?」
「夜ト神様じゃないですか!」
「そうですけど.......」
謎に、本人確認をされる。
これまで、そんな確認あったか?
疑問に思いながらも、待つしかない周。
「えっ!?夜ト神さん!?」
「うわぁー!!!本物だわ!?」
どうやら、周の名前を聞いた、他の受付が集まって来る。
「サイン下さい!」
「握手お願いします!!!」
続々と、冒険者連盟の、受付の中から女の人が雪崩出てくる。
「どうなってんだ?」
とりあえず、収集がつかなくなる前に、一旦冒険者連盟を出る。
だが、雪崩は止まらず、周を追いかけてくる。
「おいおい、どう言う自体だ?」
何とか、捕まらずに宿まで戻ってくる周。
「こんな状態じゃ、クエストなんて受けられないぞ?!」
周は気づいてはいないが、SSSランクになった今、周は世界的な有名人となったのだ。
そんな有名人が外に出れば、人が群がってくるのは、周が住んでいた世界でも同じことだ。
だが、周がこの事実に気づくのは、もう少し後のことになる。
結局周は、今日はもう外に出ないことにし、家でダラダラすることにした。
久しぶりに、誰にも起こされずにぐっすり眠れ、周は大満足だ。
眠ったことにより、スッキリした頭でこれまでのことを考える。
ヴェルグェスによる、2度の襲撃。
恐らく、今後もレーネを狙った輩が襲ってくることが考えられる。
それに、ヴェルグェスがモンスター界で、どれほどの強さかがわからない以上、さらに強くなっておく必要がある。
「備えあれば憂いなしってやつだな!」
部屋で1人、気合を入れる周。
周も、カルナやリラと同じく、この休みを、只々体を休める期間に使うつもりは無いようだ。
「他の奴らは、何を考えてんだろーな?」
自分の予定が決まり、他のメンバーの予定が気になる周。
ふと携帯を開くと、メールの履歴が7件入っていることに気づく。
「そう言えば、全然携帯見てなかったな~」
7件の履歴は、メンバー全員からのメールだった。
因みに、周はまだカルナに、アドレスを教えていないのだが、どこから入手したのかは、怖いので考えないことにした。
周は、一つづつメールを確認する。
だが、内容は皆どれも同じようなものだった。
その内容は、この休暇期間に、何処かに出掛けようという内容だった。
「なんだこいつら?打ち合わせでもしたのか?」
あまりに同じ内容なので、少し疑う周。
だが、素直にカルナ以外の皆にメールを送る。
すると、即座に全員から返信が来る。
因みに、カルナには返信を送ってないのだが、返信が帰ってきた。
何とか、日程を上手くずらし全員と出かける予定を組む。
「めんどくせぇな~」
そんな事を言いながらも、心配を掛けてしまった事を悪いと思っている周は、そのお詫びとして、遊びに行くことにしたのだ。
「つっても、この世界に遊びに行くとこなんてあるのか?」
異世界に来てから、戦う事しかしてこなかった周には、遊ぶということが頭に無かった。
「まぁ、あいつらと遊ぶ以外の日は、適当なクエストでもこなすか!」
今日の予定が決まっていないので、早速クエストを受けようと、宿を出る。
冒険者連盟まで、適当に歩いていこうと、街をぶらつきながら向かう。
だが、街に出ると、全員から視線を向けられる。
「なんで、こんなに見られてるんだ?」
疑問に思いながらも、冒険者連盟に到着する。
そして、クエストを受注しようと、受付の人に話しかける。
「なんか、クエスト受けたいんだけど、手頃なクエストありますか?」
「夜ト神様じゃないですか!」
「そうですけど.......」
謎に、本人確認をされる。
これまで、そんな確認あったか?
疑問に思いながらも、待つしかない周。
「えっ!?夜ト神さん!?」
「うわぁー!!!本物だわ!?」
どうやら、周の名前を聞いた、他の受付が集まって来る。
「サイン下さい!」
「握手お願いします!!!」
続々と、冒険者連盟の、受付の中から女の人が雪崩出てくる。
「どうなってんだ?」
とりあえず、収集がつかなくなる前に、一旦冒険者連盟を出る。
だが、雪崩は止まらず、周を追いかけてくる。
「おいおい、どう言う自体だ?」
何とか、捕まらずに宿まで戻ってくる周。
「こんな状態じゃ、クエストなんて受けられないぞ?!」
周は気づいてはいないが、SSSランクになった今、周は世界的な有名人となったのだ。
そんな有名人が外に出れば、人が群がってくるのは、周が住んでいた世界でも同じことだ。
だが、周がこの事実に気づくのは、もう少し後のことになる。
結局周は、今日はもう外に出ないことにし、家でダラダラすることにした。
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