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レーネは、そこから凄まじい勢いで、ダンジョンを登って行った。
だが、10層を超えた辺りから、疲労が目に見えるレベルになってきた。
「やっぱり、私たちにも手伝わせてちょうだい」
「レーネ疲れてるです!」
桜田とサリーが、レーネを心配する。
「心配は無用じゃ、皆はラスボスまで体力を残しておいてくれ。道中は妾だけで何とかなる」
だが、レーネは桜田達の申し出を断る。
レーネは、恐れていたのだ。周がいない間に、仲間を失ってしまうことを。
そうなってしまえば、もし周が目覚めたとしても、どう顔向けしていいか分からない。
それ故に、皆の死亡率を下げるために、1人で無茶をしていたのだ。
そのままレーネは、さらに10層登り、とうとう20層に到達した。
「やけに長いね、このダンジョン」
ここで、着いてきていただけのライオットが、口を開いた。
「だからなんだと言うのだ、妾は何層でも1人で登ってやる」
口ではこう言っているが、流石のレーネでも、SSランクダンジョンの敵を、これほどの量相手するのは、かなりの負担だ。
以前も自ら言っていたが、魔力は無限ではない。
レーネは、敵を倒せるギリギリの出力で、魔力を温存しながら戦ってたが、これまでの敵をを全て魔法で倒してきた。故に、レーネの魔力はそろそろ底をつきそうだった。
「僕も、魔法を主体に戦うから分かるんだよ。もう魔力が底をつきそうなんじゃないか?」
ライオットの発言は、それを見越した発言だった。
「小僧に心配されるほど、落ちぶれておらんわ」
「君が、仲間を大切に思うのは、これまでの行動で十分に分かった。でも、僕達が手伝うのなら話は別だろ?」
「何が言いたいのじゃ?」
「少しの間、僕達が担当するよ。その間に君は休んでくれ」
ライオットは、交代を申し出る。
強がってはいるが、レーネもボス層までに魔力を回復したいのは、事実だ。
「そこまで言うなら、少しの間任せてやらんことも無い」
こいつらに任せて大丈夫か、という不安は残るが、レーネは任せることにした。
「僕らとしても、戦力を残してボス層まで行きたいからね」
「だが、勘違いするなよ?妾は、お主らが危険に晒されようが、助けんからな」
「これは、気を引き締めて行かないとだね」
ライオットは、相方と目を合わせる。
特に返答はなかったが、二人の間に言葉は要らないのだろう。
「さっきから、気になっていたのだけどそちらの方は?」
桜田が、話の途切れ目でライオットに、気になっていたことを話す。
「私も気になってたのです!」
桜田につられて、サリーも話に乗っかる。
「そう言えば、まだ紹介してなかったね。こっちは、僕の相棒のルインだ。無口なもんで、あまり口を開かないが、良い奴だよ」
レーネは覚えていないだろうが、大会の時に相棒が居るということは、本人が言っていた。
きっと、その時話に出てきた人物だろう。
「じゃあ、ここからは僕達が相手させてもらうからね。しっかりと休んでおいてくれ」
そう言って、先頭がレーネからライオットに変わり、先に進む。
一階層ごとの進むペースは、レーネの時より、とても落ちたが、安定して層を進めていくライオットとルイン。
「ペースが落ちているぞ?」
「これでも精一杯なんだけどな~」
レーネからの厳しい言葉に、真面目に答えてくれるライオット。
だが、着々と進み、レーネが20層を上がる倍以上の時間をかけ10層を登り、30層まで辿り着いた。
「いくら何でも、長すぎるじゃろ!このダンジョンの主は何を考えてこのダンジョンを創ったんじゃ!」
「まあまあ。だけど、もう最後みたいだよ?」
ライオットは、レーネを宥めつつ前方を指さす。
ライオットの指の先には、初めにあった扉の倍の大きさ以上の扉が待ち構えていた。
「この感じ、とうとうボス部屋のようね」
「やっと、私達の出番ですか?!」
風音は、待ってましたと言わんばかりに、テンションを上げる。
「小僧のおかげで、妾の魔力も全開とは言えぬが、回復できた。」
「それは良かったよ」
「ここまで、誰かさんのせいでかなり時間がかかってしまった訳だが。とっととボスを倒して、周の元へ帰るぞ!」
皆のやる気も出しつつ、しっかりとライオットへの嫌味を忘れないレーネ。
「とことん、僕のことを下に見たいんだね」
流石のライオットも、そろそろ落ち込んできてしまう。
「頼りにしてるのです!ライオットさん!」
「皆で、無事に帰りましょう」
レーネのフォローを、忘れないサリーと桜田。
「よし、では開けるぞ!」
レーネが、扉に手をかけ開こうとした時だった。
後ろから、レーネを引き止める者がいたのだ。
「待て!私も連れてゆけ!」
それは、カルナだった。
皆は、初めに分断されたせいで、カルナの存在をすっかり忘れていた。
「そーいえば、うるさい小娘がおったの」
レーネは、カルナに話しかけられ、扉から1度手を離す。
「お前達!どうやってこの人数で、ここまで登ってきた!?」
レーネを無視し、自分の話を進めるカルナ。
「どうもこうも無いじゃろ。敵を倒してくる他ない」
「お前達程度の実力で、私よりも早くここまで到達したというのか?!」
「そういうことになるな」
「信じられん.......」
カルナは、事実を受け入れられずに、困惑している。
「そう言えば、他の人達は.......?」
時音は、冷静にこの状況の違和感に気付き、カルナへと質問を投げる。
「..............」
カルナは、時音からの質問に口を噤んでしまう。
「時音よ、妾はこの小娘がとても気に食わんが、そんな酷なことは聞いてやるな」
レーネが、カルナのことを庇う。
それが意味するのは、カルナの仲間達の死だった。
「私が着いていながら、こんな結果になってしまった.......」
「でも、ここまでの敵は、レーネとライオットさんが倒したはずです!」
「確かに、カルナさんが後から来たってことは、私達が通ってきた道を、来たんじゃないんですか?」
当然の疑問が、皆の頭には浮かぶ。
カルナは、ここに来るまでに敵に会うはずがないのだ。
「妾の推測じゃが、おそらく初めの分断から、逆の側を進んでいたのじゃろ」
レーネが説明するが、桜田達は誰もぴんときていない。
「2重螺旋状に、上まで続いていたってことだね」
皆のために、ライオットが簡単に説明してくれる。
その説明で、皆ピンとくる。
「皆の事を、守ってやれなかった自分が情けない.......」
カルナは、悔しさからか握った拳からは血が流れていた。
「じゃが、不可解じゃの?」
レーネの中で、何かが引っかかった。
「何がだい?」
ライオットが、レーネの発言を拾う。
「妾は、こやつの実力を直接的に見た訳では無いが、ライオットとやらの話では、相当強いのだろう?」
「少なくとも、僕達2人よりは強いはずだよ?」
「なら、ここまで2人でも倒せた敵に、なぜ全滅してしまったのじゃ?」
確かに、2つのルートの難易度が、同じダンジョン内でそれほどにも違うとは思えない。
「確かに、そう言われればそうね」
「何故なんですかね?」
皆、理由を考えるが、考えたところで答えは出ない。
皆が、思考に耽っているとカルナが口を開く。
「過去は変わらない。だから私は、散っていったものの為にも、このダンジョンをクリアせねばならない!」
それが、怒りから来るものなのか、それとも別の感情なのか、カルナでさえも分からない。
だが、今のカルナには、このダンジョンをクリアすると言う意思しか無かった。
「そうじゃの、その思考は正しいぞ小娘」
「うるさい、貴様に言われたくはない!」
言い争いながらも、2人は別々のドアへと手をかける。
「皆の思いを背負っておるのじゃ、死ぬでないぞ小娘よ」
「そんなことを言われなくても、私はこんな所で死ぬ気は無い!」
2人は、歪み合いながらも、同時にボス部屋の扉を開けた。
長かった、ダンジョン攻略もついにボス部屋だ。
皆の意思を背負った、カルナ。
皆の命を背負った、レーネ。
背負うものは違えど、同じ方向を向いた両者は、無事にボスを倒すことが出来るのだろうか.......。
だが、10層を超えた辺りから、疲労が目に見えるレベルになってきた。
「やっぱり、私たちにも手伝わせてちょうだい」
「レーネ疲れてるです!」
桜田とサリーが、レーネを心配する。
「心配は無用じゃ、皆はラスボスまで体力を残しておいてくれ。道中は妾だけで何とかなる」
だが、レーネは桜田達の申し出を断る。
レーネは、恐れていたのだ。周がいない間に、仲間を失ってしまうことを。
そうなってしまえば、もし周が目覚めたとしても、どう顔向けしていいか分からない。
それ故に、皆の死亡率を下げるために、1人で無茶をしていたのだ。
そのままレーネは、さらに10層登り、とうとう20層に到達した。
「やけに長いね、このダンジョン」
ここで、着いてきていただけのライオットが、口を開いた。
「だからなんだと言うのだ、妾は何層でも1人で登ってやる」
口ではこう言っているが、流石のレーネでも、SSランクダンジョンの敵を、これほどの量相手するのは、かなりの負担だ。
以前も自ら言っていたが、魔力は無限ではない。
レーネは、敵を倒せるギリギリの出力で、魔力を温存しながら戦ってたが、これまでの敵をを全て魔法で倒してきた。故に、レーネの魔力はそろそろ底をつきそうだった。
「僕も、魔法を主体に戦うから分かるんだよ。もう魔力が底をつきそうなんじゃないか?」
ライオットの発言は、それを見越した発言だった。
「小僧に心配されるほど、落ちぶれておらんわ」
「君が、仲間を大切に思うのは、これまでの行動で十分に分かった。でも、僕達が手伝うのなら話は別だろ?」
「何が言いたいのじゃ?」
「少しの間、僕達が担当するよ。その間に君は休んでくれ」
ライオットは、交代を申し出る。
強がってはいるが、レーネもボス層までに魔力を回復したいのは、事実だ。
「そこまで言うなら、少しの間任せてやらんことも無い」
こいつらに任せて大丈夫か、という不安は残るが、レーネは任せることにした。
「僕らとしても、戦力を残してボス層まで行きたいからね」
「だが、勘違いするなよ?妾は、お主らが危険に晒されようが、助けんからな」
「これは、気を引き締めて行かないとだね」
ライオットは、相方と目を合わせる。
特に返答はなかったが、二人の間に言葉は要らないのだろう。
「さっきから、気になっていたのだけどそちらの方は?」
桜田が、話の途切れ目でライオットに、気になっていたことを話す。
「私も気になってたのです!」
桜田につられて、サリーも話に乗っかる。
「そう言えば、まだ紹介してなかったね。こっちは、僕の相棒のルインだ。無口なもんで、あまり口を開かないが、良い奴だよ」
レーネは覚えていないだろうが、大会の時に相棒が居るということは、本人が言っていた。
きっと、その時話に出てきた人物だろう。
「じゃあ、ここからは僕達が相手させてもらうからね。しっかりと休んでおいてくれ」
そう言って、先頭がレーネからライオットに変わり、先に進む。
一階層ごとの進むペースは、レーネの時より、とても落ちたが、安定して層を進めていくライオットとルイン。
「ペースが落ちているぞ?」
「これでも精一杯なんだけどな~」
レーネからの厳しい言葉に、真面目に答えてくれるライオット。
だが、着々と進み、レーネが20層を上がる倍以上の時間をかけ10層を登り、30層まで辿り着いた。
「いくら何でも、長すぎるじゃろ!このダンジョンの主は何を考えてこのダンジョンを創ったんじゃ!」
「まあまあ。だけど、もう最後みたいだよ?」
ライオットは、レーネを宥めつつ前方を指さす。
ライオットの指の先には、初めにあった扉の倍の大きさ以上の扉が待ち構えていた。
「この感じ、とうとうボス部屋のようね」
「やっと、私達の出番ですか?!」
風音は、待ってましたと言わんばかりに、テンションを上げる。
「小僧のおかげで、妾の魔力も全開とは言えぬが、回復できた。」
「それは良かったよ」
「ここまで、誰かさんのせいでかなり時間がかかってしまった訳だが。とっととボスを倒して、周の元へ帰るぞ!」
皆のやる気も出しつつ、しっかりとライオットへの嫌味を忘れないレーネ。
「とことん、僕のことを下に見たいんだね」
流石のライオットも、そろそろ落ち込んできてしまう。
「頼りにしてるのです!ライオットさん!」
「皆で、無事に帰りましょう」
レーネのフォローを、忘れないサリーと桜田。
「よし、では開けるぞ!」
レーネが、扉に手をかけ開こうとした時だった。
後ろから、レーネを引き止める者がいたのだ。
「待て!私も連れてゆけ!」
それは、カルナだった。
皆は、初めに分断されたせいで、カルナの存在をすっかり忘れていた。
「そーいえば、うるさい小娘がおったの」
レーネは、カルナに話しかけられ、扉から1度手を離す。
「お前達!どうやってこの人数で、ここまで登ってきた!?」
レーネを無視し、自分の話を進めるカルナ。
「どうもこうも無いじゃろ。敵を倒してくる他ない」
「お前達程度の実力で、私よりも早くここまで到達したというのか?!」
「そういうことになるな」
「信じられん.......」
カルナは、事実を受け入れられずに、困惑している。
「そう言えば、他の人達は.......?」
時音は、冷静にこの状況の違和感に気付き、カルナへと質問を投げる。
「..............」
カルナは、時音からの質問に口を噤んでしまう。
「時音よ、妾はこの小娘がとても気に食わんが、そんな酷なことは聞いてやるな」
レーネが、カルナのことを庇う。
それが意味するのは、カルナの仲間達の死だった。
「私が着いていながら、こんな結果になってしまった.......」
「でも、ここまでの敵は、レーネとライオットさんが倒したはずです!」
「確かに、カルナさんが後から来たってことは、私達が通ってきた道を、来たんじゃないんですか?」
当然の疑問が、皆の頭には浮かぶ。
カルナは、ここに来るまでに敵に会うはずがないのだ。
「妾の推測じゃが、おそらく初めの分断から、逆の側を進んでいたのじゃろ」
レーネが説明するが、桜田達は誰もぴんときていない。
「2重螺旋状に、上まで続いていたってことだね」
皆のために、ライオットが簡単に説明してくれる。
その説明で、皆ピンとくる。
「皆の事を、守ってやれなかった自分が情けない.......」
カルナは、悔しさからか握った拳からは血が流れていた。
「じゃが、不可解じゃの?」
レーネの中で、何かが引っかかった。
「何がだい?」
ライオットが、レーネの発言を拾う。
「妾は、こやつの実力を直接的に見た訳では無いが、ライオットとやらの話では、相当強いのだろう?」
「少なくとも、僕達2人よりは強いはずだよ?」
「なら、ここまで2人でも倒せた敵に、なぜ全滅してしまったのじゃ?」
確かに、2つのルートの難易度が、同じダンジョン内でそれほどにも違うとは思えない。
「確かに、そう言われればそうね」
「何故なんですかね?」
皆、理由を考えるが、考えたところで答えは出ない。
皆が、思考に耽っているとカルナが口を開く。
「過去は変わらない。だから私は、散っていったものの為にも、このダンジョンをクリアせねばならない!」
それが、怒りから来るものなのか、それとも別の感情なのか、カルナでさえも分からない。
だが、今のカルナには、このダンジョンをクリアすると言う意思しか無かった。
「そうじゃの、その思考は正しいぞ小娘」
「うるさい、貴様に言われたくはない!」
言い争いながらも、2人は別々のドアへと手をかける。
「皆の思いを背負っておるのじゃ、死ぬでないぞ小娘よ」
「そんなことを言われなくても、私はこんな所で死ぬ気は無い!」
2人は、歪み合いながらも、同時にボス部屋の扉を開けた。
長かった、ダンジョン攻略もついにボス部屋だ。
皆の意思を背負った、カルナ。
皆の命を背負った、レーネ。
背負うものは違えど、同じ方向を向いた両者は、無事にボスを倒すことが出来るのだろうか.......。
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