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神様もお元気で
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「はぁ。行っちゃったな。茜ちゃん」カッパは寂しそうに呟いた。
「うん・・・」と宇宙人。
「何を落ち込んどるんじゃ」神様は2人を見て言う。
「だって、茜ちゃんをお嫁さんにしたかったから・・・」宇宙人は茜たちが歩いて行った道をもう1度見た。
「なんで、お前のお嫁さんになるんだよ」不満げにカッパが言う。
「なんだと、ミドリムシ!」
「はぁ!?緑は関係ないだろ!お前だって全く振り向かれなかったくせに!」
「もういいよ!」神様は2人の間に入った。「お前たち2人がいくら頑張っても、茜ちゃんは石田が好きなんだから、勝ち目なんて最初から無いんだよ」
「そんな事言ってさ、神様だって茜ちゃんの事好きだって言ってたじゃないですか」宇宙人はふてくされながら言った。
「それは嫁に似てるからだよ」
「どれくらい似てるか知りませんけど、そうやってフラフラしてるから逃げられるんですよ!」カッパが攻撃した。
「なんだと!お前たちこうしてやる!」神様が杖を頭上に振り上げた。
「うわー!」
「あ、ダメだ」神様はボソッと呟きながら杖を下ろした。その声を聞いて、カッパと宇宙人は恐る恐る体勢を元の状態に戻した。
「力使うと帰れなくなっちゃう。今日帰らないと2度と有給貰えない。危なかったー」神様はおでこに手を当てて汗を拭う仕草をした。
「有給・・・?」宇宙人は首をかしげた。
「・・・。あ、力使えないんだったら、僕たちと対等じゃない?」カッパは宇宙人に向かって言った。
「本当だ。ニーイチだし、やっちゃう?」
「うん」カッパがそう返事をすると、2人は神様に向かって詰め寄っていく。
迫ってくる2人を見て神様は右手を前に出した。「待って!ごめんなさい!調子に乗りました!あ、アフロ!アフロ治しますから!」
「それは当たり前なんですけど」カッパは神様の目の前で止まり言った。
「やっぱり、アフロにされて精神的苦痛もあったわけですしねぇ。速さも奪われましたからねぇ」宇宙人もカッパに続く。
「わ、わかりました。お2人は、種族の最後のお1人でしたよね?」
「うん」2人は声を揃える。
「という事で、もう子孫を残せないんでしたよね?」
「うん」と2人。
「でも、お2人・・・。特にカッパさんは、ちょっと地球人には受け入れられにくいお顔と言いますか・・・お緑という事で・・・」
「なんだとこら!バカにしてんのか!」カッパは声を荒げた。
「いえ!決してそのような事は!」
「それで、どうするつもりなの」カッパを手で制しながら宇宙人は聞いた。
「はい。アレムさんも、少しお耳に特徴がございますので、お2人を地球人に変えて社会に溶け込んでもらい、地球人として子孫を残していただこうかと」
「ほう。モテる?」カッパは聞いた。
「それはもう、イケメンにさせて頂きます」
「爽やかイケメンがいいんだけど」
「はい。おっしゃる通りに」
「ふむ。いいんじゃないでしょうか」
「待ちたまえカッパ殿」宇宙人が横目でカッパを見て言った。
「どうしたアレム殿」カッパも同じようにして視線を合わせた。
「この者は嘘を言っておる」
「え?」
「もうMPが残っていないはず!俺達を騙して落ち着かせて隙を見て帰ろうとしているんだ!」
「なに!そういえばそうだ!」2人は神様をキッとにらんだ。
「いえ!違います!」
「違わない!」宇宙人が首を横に振る。
「違いますって!」
「違わない!」カッパも首を振る。
「いや、本当に・・・。あの、予約が出来るんですよ」
「予約?」2人は声を揃えた。
「はい。先に神の力をお2人にかけておいて、日付が変わり私に力が戻った瞬間に、神の力が発動するんです」
「本当かなぁ」宇宙人は腕を組んだ。
「本当です!私、神様ですよ!?神様が騙す事なんてする訳ないじゃないですか!」
「うーん。確かに。神様を信じないって良くないしなぁ」カッパは腰に手を当てた。
「日付が変わるって、それいつ?」宇宙人が聞いた。
「えっと・・・。あ、ここの時間の0時です」
「逆シンデレラか」
「シンデレラ?」カッパが宇宙人に聞いた。
「んー、0時に魔法がとけるっていう話さ」
「全然わかんない」
「それでいいよ。わかんなくても問題ないから」
「あの、予約してもいいですか?」神様が右手を少し上げて聞いた。
「あ、うん。お願いします」カッパが答えた。
「あ、アレムさんも爽やかイケメンでよろしいですか?」
「うーん。そうだな。俺はワイルドイケメンがいいかな。あ、ちなみに性別を変える事は出来るの?」
「それは出来ませんね。どうしても変えたい場合はご自分で病院行って下さい」
「いや、聞いてみただけだから。うん」
「じゃあ、予約するので並んで下さい」
神様の前に2人は並んだ。神様は杖をかざし、それぞれの前で指をパチンと鳴らした。2人の頭上でかすかに光りが瞬き、すぐに消えた。神の力の予約が完了し、神様は杖をゆっくりと下ろした。
「あ」杖の先が地面に振れる瞬間に神様は声を漏らした。
「え?」カッパたちも思わず声が出る。
「間違えた!」
「え!?」
「えっと」と言いながらカッパを指さして「爽やか」次に宇宙人を指さして「ワイルドですよね?」と神様はそれぞれに確認した。
「うん」2人は声を揃える。
「やっぱり!逆にしちゃった!」目を見開いて神様は言った。
「えー!」と宇宙人も目を見開いた。
「取り消し!取り消しは!?」カッパが騒ぐ。
「無理無理!今のワシにはキャンセル料払えるMP無いから!」
「・・・。ま、いっか」急に冷静になり宇宙人は言った。
「え、いいの?」戸惑いながらカッパが聞く。
「うん。どっちにしてもイケメンなんだし。」
「そうそう。イケメンはイケメン」神様も宇宙人に調子を合わせる。
「まぁ、アレムがいいなら、いっか」カッパも頷いた。
「では、0時を過ぎれば、街に出ていっても大丈夫ですので」神様は2人に言った。
「ありがとうございました。僕たちの事も茜ちゃんの事も」カッパがそう言うと、2人は頭を下げた。
「よいよい。神様はお前たちに感謝されるのが仕事じゃからな」
「急に威張りだした」カッパが笑って言うと、3人で笑った。
「それじゃあ、しばらく人に見つからない場所に隠れている事にします」周りを見ながら宇宙人は言った。
「うむ。もうお前たちに会う事は無いが、たまには様子を見る事にするからな。元気で暮らすんだぞ」
「はい」2人は声を揃えて返事をして、道ではない所に向けて歩き出した。大きな木の手前で、カッパはクルッと振り返り、「神様もお元気で」と手を振った。宇宙人も両手を振った。神様が杖を軽く上げると、2人は木の向こうに消えていった。
「ふぅ。疲れたー。帰るか」神様は溜め息混じりにひとり言を言うと滝に向けて歩き出した。ゆっくりと進み、滝の正面まで来ると立ち止まった。
「長らくの間、地球での活動ご苦労であった。帰るぞ」
神様がそう言うと、ガサガサッと草をかき分ける音がし、吉田が現れた。
「はっ」と返事をした吉田は水面を歩き神様と共に滝の中に消えていった。鳥も虫も黙っていて、ただ滝が落ちる音だけが辺りに響きわたっている。
数か月後――
鳥の声や虫の声は聞こえない。電車の音、車の音、人々の声が重なり合い、街の音がする。雲の無い空の色は、少しかすんで見える。
たくさんの人が行き交う道を、サングラスをかけたワイルドな男が歩いている。すれ違う女性はチラチラとその男を見ている。男は立ち止まり、荷物を置いてガードパイプにもたれかかるように座った。前のコンビニから出てくる人も、道を通る人も、みんなの視線は男に注がれる。少し辺りはざわついていて、そのざわつきも視線も男は気付いていた。置いてあったカバンのファスナーを開け、男は手を入れた。丸い物を出した。トマトだ。男はワイルドにそのトマトをかじった。完熟だった。汁が口元から垂れ、ボトボトと足元に落ちた。陽の光がトマトの汁をキラキラと反射している。もう男を誰も見ていない。
「うん・・・」と宇宙人。
「何を落ち込んどるんじゃ」神様は2人を見て言う。
「だって、茜ちゃんをお嫁さんにしたかったから・・・」宇宙人は茜たちが歩いて行った道をもう1度見た。
「なんで、お前のお嫁さんになるんだよ」不満げにカッパが言う。
「なんだと、ミドリムシ!」
「はぁ!?緑は関係ないだろ!お前だって全く振り向かれなかったくせに!」
「もういいよ!」神様は2人の間に入った。「お前たち2人がいくら頑張っても、茜ちゃんは石田が好きなんだから、勝ち目なんて最初から無いんだよ」
「そんな事言ってさ、神様だって茜ちゃんの事好きだって言ってたじゃないですか」宇宙人はふてくされながら言った。
「それは嫁に似てるからだよ」
「どれくらい似てるか知りませんけど、そうやってフラフラしてるから逃げられるんですよ!」カッパが攻撃した。
「なんだと!お前たちこうしてやる!」神様が杖を頭上に振り上げた。
「うわー!」
「あ、ダメだ」神様はボソッと呟きながら杖を下ろした。その声を聞いて、カッパと宇宙人は恐る恐る体勢を元の状態に戻した。
「力使うと帰れなくなっちゃう。今日帰らないと2度と有給貰えない。危なかったー」神様はおでこに手を当てて汗を拭う仕草をした。
「有給・・・?」宇宙人は首をかしげた。
「・・・。あ、力使えないんだったら、僕たちと対等じゃない?」カッパは宇宙人に向かって言った。
「本当だ。ニーイチだし、やっちゃう?」
「うん」カッパがそう返事をすると、2人は神様に向かって詰め寄っていく。
迫ってくる2人を見て神様は右手を前に出した。「待って!ごめんなさい!調子に乗りました!あ、アフロ!アフロ治しますから!」
「それは当たり前なんですけど」カッパは神様の目の前で止まり言った。
「やっぱり、アフロにされて精神的苦痛もあったわけですしねぇ。速さも奪われましたからねぇ」宇宙人もカッパに続く。
「わ、わかりました。お2人は、種族の最後のお1人でしたよね?」
「うん」2人は声を揃える。
「という事で、もう子孫を残せないんでしたよね?」
「うん」と2人。
「でも、お2人・・・。特にカッパさんは、ちょっと地球人には受け入れられにくいお顔と言いますか・・・お緑という事で・・・」
「なんだとこら!バカにしてんのか!」カッパは声を荒げた。
「いえ!決してそのような事は!」
「それで、どうするつもりなの」カッパを手で制しながら宇宙人は聞いた。
「はい。アレムさんも、少しお耳に特徴がございますので、お2人を地球人に変えて社会に溶け込んでもらい、地球人として子孫を残していただこうかと」
「ほう。モテる?」カッパは聞いた。
「それはもう、イケメンにさせて頂きます」
「爽やかイケメンがいいんだけど」
「はい。おっしゃる通りに」
「ふむ。いいんじゃないでしょうか」
「待ちたまえカッパ殿」宇宙人が横目でカッパを見て言った。
「どうしたアレム殿」カッパも同じようにして視線を合わせた。
「この者は嘘を言っておる」
「え?」
「もうMPが残っていないはず!俺達を騙して落ち着かせて隙を見て帰ろうとしているんだ!」
「なに!そういえばそうだ!」2人は神様をキッとにらんだ。
「いえ!違います!」
「違わない!」宇宙人が首を横に振る。
「違いますって!」
「違わない!」カッパも首を振る。
「いや、本当に・・・。あの、予約が出来るんですよ」
「予約?」2人は声を揃えた。
「はい。先に神の力をお2人にかけておいて、日付が変わり私に力が戻った瞬間に、神の力が発動するんです」
「本当かなぁ」宇宙人は腕を組んだ。
「本当です!私、神様ですよ!?神様が騙す事なんてする訳ないじゃないですか!」
「うーん。確かに。神様を信じないって良くないしなぁ」カッパは腰に手を当てた。
「日付が変わるって、それいつ?」宇宙人が聞いた。
「えっと・・・。あ、ここの時間の0時です」
「逆シンデレラか」
「シンデレラ?」カッパが宇宙人に聞いた。
「んー、0時に魔法がとけるっていう話さ」
「全然わかんない」
「それでいいよ。わかんなくても問題ないから」
「あの、予約してもいいですか?」神様が右手を少し上げて聞いた。
「あ、うん。お願いします」カッパが答えた。
「あ、アレムさんも爽やかイケメンでよろしいですか?」
「うーん。そうだな。俺はワイルドイケメンがいいかな。あ、ちなみに性別を変える事は出来るの?」
「それは出来ませんね。どうしても変えたい場合はご自分で病院行って下さい」
「いや、聞いてみただけだから。うん」
「じゃあ、予約するので並んで下さい」
神様の前に2人は並んだ。神様は杖をかざし、それぞれの前で指をパチンと鳴らした。2人の頭上でかすかに光りが瞬き、すぐに消えた。神の力の予約が完了し、神様は杖をゆっくりと下ろした。
「あ」杖の先が地面に振れる瞬間に神様は声を漏らした。
「え?」カッパたちも思わず声が出る。
「間違えた!」
「え!?」
「えっと」と言いながらカッパを指さして「爽やか」次に宇宙人を指さして「ワイルドですよね?」と神様はそれぞれに確認した。
「うん」2人は声を揃える。
「やっぱり!逆にしちゃった!」目を見開いて神様は言った。
「えー!」と宇宙人も目を見開いた。
「取り消し!取り消しは!?」カッパが騒ぐ。
「無理無理!今のワシにはキャンセル料払えるMP無いから!」
「・・・。ま、いっか」急に冷静になり宇宙人は言った。
「え、いいの?」戸惑いながらカッパが聞く。
「うん。どっちにしてもイケメンなんだし。」
「そうそう。イケメンはイケメン」神様も宇宙人に調子を合わせる。
「まぁ、アレムがいいなら、いっか」カッパも頷いた。
「では、0時を過ぎれば、街に出ていっても大丈夫ですので」神様は2人に言った。
「ありがとうございました。僕たちの事も茜ちゃんの事も」カッパがそう言うと、2人は頭を下げた。
「よいよい。神様はお前たちに感謝されるのが仕事じゃからな」
「急に威張りだした」カッパが笑って言うと、3人で笑った。
「それじゃあ、しばらく人に見つからない場所に隠れている事にします」周りを見ながら宇宙人は言った。
「うむ。もうお前たちに会う事は無いが、たまには様子を見る事にするからな。元気で暮らすんだぞ」
「はい」2人は声を揃えて返事をして、道ではない所に向けて歩き出した。大きな木の手前で、カッパはクルッと振り返り、「神様もお元気で」と手を振った。宇宙人も両手を振った。神様が杖を軽く上げると、2人は木の向こうに消えていった。
「ふぅ。疲れたー。帰るか」神様は溜め息混じりにひとり言を言うと滝に向けて歩き出した。ゆっくりと進み、滝の正面まで来ると立ち止まった。
「長らくの間、地球での活動ご苦労であった。帰るぞ」
神様がそう言うと、ガサガサッと草をかき分ける音がし、吉田が現れた。
「はっ」と返事をした吉田は水面を歩き神様と共に滝の中に消えていった。鳥も虫も黙っていて、ただ滝が落ちる音だけが辺りに響きわたっている。
数か月後――
鳥の声や虫の声は聞こえない。電車の音、車の音、人々の声が重なり合い、街の音がする。雲の無い空の色は、少しかすんで見える。
たくさんの人が行き交う道を、サングラスをかけたワイルドな男が歩いている。すれ違う女性はチラチラとその男を見ている。男は立ち止まり、荷物を置いてガードパイプにもたれかかるように座った。前のコンビニから出てくる人も、道を通る人も、みんなの視線は男に注がれる。少し辺りはざわついていて、そのざわつきも視線も男は気付いていた。置いてあったカバンのファスナーを開け、男は手を入れた。丸い物を出した。トマトだ。男はワイルドにそのトマトをかじった。完熟だった。汁が口元から垂れ、ボトボトと足元に落ちた。陽の光がトマトの汁をキラキラと反射している。もう男を誰も見ていない。
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