430 / 824
★ 彼がお酒を飲まなかった理由
しおりを挟む
「ですから、ご不快な思いをさせてしまうのではと……お可愛らしい貴方様から……口づけを賜れなくなってしまうのではと存じまして……」
「え」
思わず開いた口が塞がらない。告げられた真意を頭の中で、上手く咀嚼することが出来ない。
そのせいだ。俺は聞き返してしまっていた。鼻筋の通ったお顔どころか、引き締まった首まで真っ赤に染めた彼に向かって。
「俺と……キスする為に、ですか? お酒臭いと……俺がキスしてくれないと思ったから、飲まなかったってことですか?」
「はい……左様で、ございます……」
「っ……」
……かわいい。かわいいが過ぎる。確かに俺の為だったわ。そりゃあ、言い辛いわ。仕方がない。
踊り狂っている鼓動が煩い。とんでもない顔になっていそうだ。ニヤけ過ぎて。
取り敢えず、邪魔なグラスをテーブルへ。預けようとしたら先を越された。いまだにトマトさんなバアルさんが受け取り、置いてくれる。
「……ありがとうございます」
「……いえ」
顔を伏せ、スラリと伸びた背を曲げる彼に、大人な余裕は微塵も感じられない。照れまくっていらっしゃる。
……やっぱり、ここは俺が切り出すべきだよな。
「……えっと」
幅広の肩が、びくりと跳ねた。あからさまな反応に、発した声が震えてしまっていた。
「……じゃあ、し、しましょうか……キス……いっぱい……」
「……宜しいのでしょうか?」
ご丁寧に伺ってはくれたものの、彼の姿勢は前のめりだ。弾かれるようにこちらを向き、俺の両手をしっかと握って離さない。
一心に見つめてくる眼差しも、触覚も期待に揺れている。背中の羽も賑やかだ。ぱたぱたはためく度に、磨き上げられたガラスのような表面が、周囲にキラキラを振りまいている。
さっきまでの照れ照れバアルさんは何処へ行ったのか。すっかりいつもの調子を取り戻していらっしゃる。いや、それは何よりなんだけどさ。
「……よろしいで、んっ」
言い終わる前に奪われていた。吐息ごと。薄く開いたままの口に、すかさず濡れた熱が入ってくる。大きくて長い彼の舌が、俺の中を味わうみたいに動き出す。
「ふ、ん……んぅ……」
スイッチが入ったみたいだった。
舌先で、優しく上顎を撫でられただけ。それだけで背筋が甘く震えてしまう。
頭の中が、ドロリとボヤけていってしまう。気持ちいいってことしか、気持ちよくなることしか考えられなくなってしまう。
……まだ始まったばかりなのに……いっぱいキスするのに……したいのに……このままじゃ……
「んっ、ん、ぁ……ばある、ひゃ……」
下唇を軽く食んでから、バアルさんは離れていってしまった。
すっかり身体に力が入らなくなった俺を、筋肉質な彼の腕が抱き支えてくれる。目元にかかっていた前髪を優しくはらってくれながら、形のいい唇が艷やかに微笑んだ。
「誠にアオイはお可愛らしいですね……愛らしいお顔を、もうこんなに蕩けさせて……キスだけで気持ちよくなって頂けたのでしょうか?」
トーンの低い声が耳元で囁く。甘ったるいその響きだけで、俺はまた背筋を震わせてしまった。
なのに、優しく触れてくれるもんだから堪らない。頬、耳、首と柔らかい唇で、何度も何度も。
わざとらしいリップ音が鳴る度に、身体の奥がじくりと疼いて仕方がない。知らず知らずの内に俺は、彼の分厚い胸板に縋りつき、水色のシャツを握り締めてしまっていた。
「あっ……はぃ、気持ちい……です……んぁっ……ごめんなさ……んんっ……」
大きな手が、宥めるみたいに俺の頭を撫でてくれる。少し滲んだ目尻に優しいキスを送ってくれてから、バアルさんが笑みを深くする。
「大丈夫ですよ、気持ちよくなられて……その前に、お着替えしましょうか……いっぱい濡らしてしまってもいいように」
濡らすって……前提ってことか。俺が何度もイっちゃうのが。そんでもって、いたしてくれるつもりなのか。俺が何度もイっちゃっても。
認めちゃうのは恥ずかしい。けれども、それ以上に魅力的だった。
「は、はい……お願い、します……」
だって、好きな人にたっぷり可愛がってもらえるんだから。
「畏まりました……では、失礼致します」
まず此方を、と彼の手が俺の襟元へ。リボンタイの中心で咲き誇る緑のバラに触れた。宝石よりも煌めく一輪を丁寧に外すと、自分の胸元で淡く輝くヒマワリも恭しく手に取った。
すると、どこからともなく透明なケースが現れた。
彼の側で浮かんでいる細長いドーム型。それの下の丸い板が外れ、俺とバアルさんの魔力の花が浮かんで吸い込まれるように収められていく。寄り添い合うように二輪が並ぶと板によって栓がされた。
完成した、世界に一つだけのオブジェ。緑とオレンジに煌めくドームが部屋の奥へと向かっていく。多分、ベッドサイドに飾ってくれるんだろう。
ぼんやり見送っていると頬を撫でられた。今度は、貴方様の番ですよ、と言わんばかりに。
「っ……」
妖しい熱のこもった瞳に射抜かれて、息を呑む。
そのたおやかな手で脱がされるのかと思ったけど、違うみたい。ふわりと身体を柔らかい風が駆け抜けていく。いつもの術だ。瞬間早着替えの。
思っていた通りだった。デート用にバアルさんに選んでもらった空色ジャケットが、部屋着用のトレーナーへ。それから下のズボンも……ってあれ? なんか、スースーするんですけど?
まさかと思い、視線を落とす。
やっぱりない。丈の長いトレーナーの裾からは、バッチリ素脚が。見事に下だけスッポンポンになってしまっているじゃないか!
「えっと……バアルさん? ズボンとパンツは……」
「不要かと。すぐに脱がさせて頂きますので。邪魔でしょう? 今から愛しい貴方様を、存分に愛でさせて頂くのですから」
「う……じゃあ、何で上は?」
「必要かと。ベッドへお運びする前に素肌を晒してしまうのは、お嫌でしょう?」
「うぅ……じゃ、じゃあ早く連れて行ってくださいよ……」
曇りなき眼で答える彼の言い分は正しい。でも、これはこれで恥ずかしいんですけど? そりゃあ、素っ裸よりはマシだけどさ。
「畏まりました」
嬉しそうに微笑む彼は、ちゃっかりしている。ゆったりめの白いカッターシャツに、黒のズボン。いつものリラックススタイルに着替えている。なんか、ズルい。
ご機嫌そうに触覚を弾ませ、羽をはためかせながら俺を軽々と抱き上げる。
しなやかで長い足は、ダンスのステップを踏んでいるかのように軽やかに絨毯の上を進み、あっという間に部屋の奥へ。ドッシリと鎮座している、キングサイズよりも大きくて広いベッドへと腰掛けた。
いつの間にか靴を脱いでいた彼が、器用に俺を抱えたまま、真っ白なシーツの上を膝立ちで進んでいく。真ん中辺りで俺を膝の上へ、向き合う形で抱き直した。
「え」
思わず開いた口が塞がらない。告げられた真意を頭の中で、上手く咀嚼することが出来ない。
そのせいだ。俺は聞き返してしまっていた。鼻筋の通ったお顔どころか、引き締まった首まで真っ赤に染めた彼に向かって。
「俺と……キスする為に、ですか? お酒臭いと……俺がキスしてくれないと思ったから、飲まなかったってことですか?」
「はい……左様で、ございます……」
「っ……」
……かわいい。かわいいが過ぎる。確かに俺の為だったわ。そりゃあ、言い辛いわ。仕方がない。
踊り狂っている鼓動が煩い。とんでもない顔になっていそうだ。ニヤけ過ぎて。
取り敢えず、邪魔なグラスをテーブルへ。預けようとしたら先を越された。いまだにトマトさんなバアルさんが受け取り、置いてくれる。
「……ありがとうございます」
「……いえ」
顔を伏せ、スラリと伸びた背を曲げる彼に、大人な余裕は微塵も感じられない。照れまくっていらっしゃる。
……やっぱり、ここは俺が切り出すべきだよな。
「……えっと」
幅広の肩が、びくりと跳ねた。あからさまな反応に、発した声が震えてしまっていた。
「……じゃあ、し、しましょうか……キス……いっぱい……」
「……宜しいのでしょうか?」
ご丁寧に伺ってはくれたものの、彼の姿勢は前のめりだ。弾かれるようにこちらを向き、俺の両手をしっかと握って離さない。
一心に見つめてくる眼差しも、触覚も期待に揺れている。背中の羽も賑やかだ。ぱたぱたはためく度に、磨き上げられたガラスのような表面が、周囲にキラキラを振りまいている。
さっきまでの照れ照れバアルさんは何処へ行ったのか。すっかりいつもの調子を取り戻していらっしゃる。いや、それは何よりなんだけどさ。
「……よろしいで、んっ」
言い終わる前に奪われていた。吐息ごと。薄く開いたままの口に、すかさず濡れた熱が入ってくる。大きくて長い彼の舌が、俺の中を味わうみたいに動き出す。
「ふ、ん……んぅ……」
スイッチが入ったみたいだった。
舌先で、優しく上顎を撫でられただけ。それだけで背筋が甘く震えてしまう。
頭の中が、ドロリとボヤけていってしまう。気持ちいいってことしか、気持ちよくなることしか考えられなくなってしまう。
……まだ始まったばかりなのに……いっぱいキスするのに……したいのに……このままじゃ……
「んっ、ん、ぁ……ばある、ひゃ……」
下唇を軽く食んでから、バアルさんは離れていってしまった。
すっかり身体に力が入らなくなった俺を、筋肉質な彼の腕が抱き支えてくれる。目元にかかっていた前髪を優しくはらってくれながら、形のいい唇が艷やかに微笑んだ。
「誠にアオイはお可愛らしいですね……愛らしいお顔を、もうこんなに蕩けさせて……キスだけで気持ちよくなって頂けたのでしょうか?」
トーンの低い声が耳元で囁く。甘ったるいその響きだけで、俺はまた背筋を震わせてしまった。
なのに、優しく触れてくれるもんだから堪らない。頬、耳、首と柔らかい唇で、何度も何度も。
わざとらしいリップ音が鳴る度に、身体の奥がじくりと疼いて仕方がない。知らず知らずの内に俺は、彼の分厚い胸板に縋りつき、水色のシャツを握り締めてしまっていた。
「あっ……はぃ、気持ちい……です……んぁっ……ごめんなさ……んんっ……」
大きな手が、宥めるみたいに俺の頭を撫でてくれる。少し滲んだ目尻に優しいキスを送ってくれてから、バアルさんが笑みを深くする。
「大丈夫ですよ、気持ちよくなられて……その前に、お着替えしましょうか……いっぱい濡らしてしまってもいいように」
濡らすって……前提ってことか。俺が何度もイっちゃうのが。そんでもって、いたしてくれるつもりなのか。俺が何度もイっちゃっても。
認めちゃうのは恥ずかしい。けれども、それ以上に魅力的だった。
「は、はい……お願い、します……」
だって、好きな人にたっぷり可愛がってもらえるんだから。
「畏まりました……では、失礼致します」
まず此方を、と彼の手が俺の襟元へ。リボンタイの中心で咲き誇る緑のバラに触れた。宝石よりも煌めく一輪を丁寧に外すと、自分の胸元で淡く輝くヒマワリも恭しく手に取った。
すると、どこからともなく透明なケースが現れた。
彼の側で浮かんでいる細長いドーム型。それの下の丸い板が外れ、俺とバアルさんの魔力の花が浮かんで吸い込まれるように収められていく。寄り添い合うように二輪が並ぶと板によって栓がされた。
完成した、世界に一つだけのオブジェ。緑とオレンジに煌めくドームが部屋の奥へと向かっていく。多分、ベッドサイドに飾ってくれるんだろう。
ぼんやり見送っていると頬を撫でられた。今度は、貴方様の番ですよ、と言わんばかりに。
「っ……」
妖しい熱のこもった瞳に射抜かれて、息を呑む。
そのたおやかな手で脱がされるのかと思ったけど、違うみたい。ふわりと身体を柔らかい風が駆け抜けていく。いつもの術だ。瞬間早着替えの。
思っていた通りだった。デート用にバアルさんに選んでもらった空色ジャケットが、部屋着用のトレーナーへ。それから下のズボンも……ってあれ? なんか、スースーするんですけど?
まさかと思い、視線を落とす。
やっぱりない。丈の長いトレーナーの裾からは、バッチリ素脚が。見事に下だけスッポンポンになってしまっているじゃないか!
「えっと……バアルさん? ズボンとパンツは……」
「不要かと。すぐに脱がさせて頂きますので。邪魔でしょう? 今から愛しい貴方様を、存分に愛でさせて頂くのですから」
「う……じゃあ、何で上は?」
「必要かと。ベッドへお運びする前に素肌を晒してしまうのは、お嫌でしょう?」
「うぅ……じゃ、じゃあ早く連れて行ってくださいよ……」
曇りなき眼で答える彼の言い分は正しい。でも、これはこれで恥ずかしいんですけど? そりゃあ、素っ裸よりはマシだけどさ。
「畏まりました」
嬉しそうに微笑む彼は、ちゃっかりしている。ゆったりめの白いカッターシャツに、黒のズボン。いつものリラックススタイルに着替えている。なんか、ズルい。
ご機嫌そうに触覚を弾ませ、羽をはためかせながら俺を軽々と抱き上げる。
しなやかで長い足は、ダンスのステップを踏んでいるかのように軽やかに絨毯の上を進み、あっという間に部屋の奥へ。ドッシリと鎮座している、キングサイズよりも大きくて広いベッドへと腰掛けた。
いつの間にか靴を脱いでいた彼が、器用に俺を抱えたまま、真っ白なシーツの上を膝立ちで進んでいく。真ん中辺りで俺を膝の上へ、向き合う形で抱き直した。
49
お気に入りに追加
471
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
新しいパパは超美人??~母と息子の雌堕ち記録~
焼き芋さん
BL
ママが連れてきたパパは超美人でした。
美しい声、引き締まったボディ、スラリと伸びた美しいおみ足。
スタイルも良くママよりも綺麗…でもそんなパパには太くて立派なおちんちんが付いていました。
これは…そんなパパに快楽地獄に堕とされた母と息子の物語…
※DLsite様でCG集販売の予定あり
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
エロゲ世界のモブに転生したオレの一生のお願い!
たまむし
BL
大学受験に失敗して引きこもりニートになっていた湯島秋央は、二階の自室から転落して死んだ……はずが、直前までプレイしていたR18ゲームの世界に転移してしまった!
せっかくの異世界なのに、アキオは主人公のイケメン騎士でもヒロインでもなく、ゲーム序盤で退場するモブになっていて、いきなり投獄されてしまう。
失意の中、アキオは自分の身体から大事なもの(ち●ちん)がなくなっていることに気付く。
「オレは大事なものを取り戻して、エロゲの世界で女の子とエッチなことをする!」
アキオは固い決意を胸に、獄中で知り合った男と協力して牢を抜け出し、冒険の旅に出る。
でも、なぜかお色気イベントは全部男相手に発生するし、モブのはずが世界の命運を変えるアイテムを手にしてしまう。
ちん●んと世界、男と女、どっちを選ぶ? どうする、アキオ!?
完結済み番外編、連載中続編があります。「ファタリタ物語」でタグ検索していただければ出てきますので、そちらもどうぞ!
※同一内容をムーンライトノベルズにも投稿しています※
pixivリクエストボックスでイメージイラストを依頼して描いていただきました。
https://www.pixiv.net/artworks/105819552
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる