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★ 俺ばっかり楽しんじゃったような
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滅茶苦茶堪能してしまった……いつの間にか気を失ってしまうくらいに。
回数なんて覚えている訳がない。覚えているのは、ただただ嬉しくて、幸せで。スゴく気持ちがよくて……やっぱり、バアルさんが大好きだなって思ったことくらいだ。
今更ながら、不安がこみ上げてきてしまう。いくら許可をもらえたからって求めすぎちゃったんじゃないか、とか。喜んでくれてはいたけれど、俺ばっかり気持ちよくなっちゃってたんじゃないか、とか。
身を清めてもらえ、新しいパンツ一丁の俺を抱き締めてくれている彼。バアルさんは、触覚を揺らし、羽をはためかせている。
俺の頭を、背中を撫で回してくれながら、喜びにあふれた唇で、息をするみたいに何度も俺に口づけてくれている。口は勿論、額に目尻、頬に首と余すことなく。
とはいえ、えっちの時みたいに気持ちを昂らせたり、心地よさを引き出したりするようなものじゃない。じゃれるような感じだから、気持ちいいっていうよりは擽ったいんだ。嬉しさは、変わらないんだけどさ。
ご機嫌そう……だよな。
都合よく取ってしまう俺の主観ではなく、客観的に冷静に見ても。それでもやっぱり気になって、聞いてしまった俺の不安は瞬く間に掻き消されることになる。
「あの……良かった、ですか? 俺はスゴく良かったっていうか……俺ばっかり……楽しんじゃった気がするんですけど」
「ええっ、私の手によって愛らしく蕩け……乱れる貴方様の御姿を拝見出来、尚且つお可愛らしい甘い声で何度も私を求めて頂けたのですから……これ以上の喜びはございませんっ」
「ひぇ……」
ごくごく自然に手を取られて、繋がれて。煌めく宝石のように美しい緑の瞳に見つめられながら、期待していた以上のお言葉の数々を頂いてしまったんだ。
回数なんて覚えている訳がない。覚えているのは、ただただ嬉しくて、幸せで。スゴく気持ちがよくて……やっぱり、バアルさんが大好きだなって思ったことくらいだ。
今更ながら、不安がこみ上げてきてしまう。いくら許可をもらえたからって求めすぎちゃったんじゃないか、とか。喜んでくれてはいたけれど、俺ばっかり気持ちよくなっちゃってたんじゃないか、とか。
身を清めてもらえ、新しいパンツ一丁の俺を抱き締めてくれている彼。バアルさんは、触覚を揺らし、羽をはためかせている。
俺の頭を、背中を撫で回してくれながら、喜びにあふれた唇で、息をするみたいに何度も俺に口づけてくれている。口は勿論、額に目尻、頬に首と余すことなく。
とはいえ、えっちの時みたいに気持ちを昂らせたり、心地よさを引き出したりするようなものじゃない。じゃれるような感じだから、気持ちいいっていうよりは擽ったいんだ。嬉しさは、変わらないんだけどさ。
ご機嫌そう……だよな。
都合よく取ってしまう俺の主観ではなく、客観的に冷静に見ても。それでもやっぱり気になって、聞いてしまった俺の不安は瞬く間に掻き消されることになる。
「あの……良かった、ですか? 俺はスゴく良かったっていうか……俺ばっかり……楽しんじゃった気がするんですけど」
「ええっ、私の手によって愛らしく蕩け……乱れる貴方様の御姿を拝見出来、尚且つお可愛らしい甘い声で何度も私を求めて頂けたのですから……これ以上の喜びはございませんっ」
「ひぇ……」
ごくごく自然に手を取られて、繋がれて。煌めく宝石のように美しい緑の瞳に見つめられながら、期待していた以上のお言葉の数々を頂いてしまったんだ。
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